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しおりを挟む「…………」
リアンが、目線と合図を侍女達に何やら送ると、侍女達は下がって行った。
「…………皇太子殿下?」
「…………ティア………もう敬語使わなくていいぞ」
「…………何で下がらせたの?」
「2人っきりになりたいからに決まってるじゃないか」
「っ!」
ソファに向かい合わせで座っていたのに、リアンがルティアの横に座ると、ルティアを押し倒した。
「リ、リアン!」
「ティアは俺が欲しくない?」
「っ!」
ドレスが皺になろうとも、お構い無しに、リアンがルティアを抱き締めてくるので、ルティアは抵抗をしようと試みるが、リアンはビクともしない。
「欲しくないのか?」
「ち、違うけど………ゆ、夕飯一緒に食べるんじゃ………」
「うん、後でね………事済んだら、呼ぶからそれから食べようか………本当は夕飯後、ゆっくりシたいんだけど、帰りたいんだろ?名残り惜し過ぎて、帰らせたくなくなるだろうし、疲れさせちゃうとさ……」
「だ、だからって……」
「結婚する迄待て、と言われたらそれ迄なんだけど、ティアを前抱いた後、全然足りなかったし」
「ドレス皺に………」
「代わりのドレスも用意させるって………」
「んっ………」
もう、お喋りは終わり、とばかりにリアンの唇がルティアに重なると、ドレスの裾から手が這われる。
唇の重なる熱で、息も荒くなり始め、太腿にゴツッと当たった、リアンの杭が手と共にリアンが行きたい場所に突き進む。
「っ!」
下着の上から擦られてしまうと、ルティアは腰が浮いた。
そうなると、すかさずドレスの裾を腰迄上げられてしまう。
「リ、リアンっ………ほ、本当に………?」
「嫌とは言ってないだろ?ティアの此処」
「っ!」
滲む下着を擦り上げ、リアンは下着を留めていた紐迄解いてしまった。
「舐めて良い?」
「…………え……だ、駄目っ………き、汚いから……」
「舐めてみたかったんだよ……拒否は受け付けないよ、ティア」
「あ………ま、待って………っあぁっんっ」
太腿を捕まれ、リアンがルティアの股に顔を埋めると、間髪入れず秘蕾を啄んだ。
一度悦楽を与えられるとルティアは拒否が出来ない程、リアンが好きだから嫌ではなくなってしまう。
抵抗しないままでいると、秘壺に指が差し込まれ、秘蕾を外と中から挟まれ、ルティアは甘い声を出し続ける事となる。
コポッ、とルティアから溢れ始めた蜜を、リアンは啜るのも厭わない。
「リアン………終わっ………てぇ……」
いつしか、ルティアはリアンの頭に手を添えていたが、それは嫌だとは思える筈もなく、リアンは躊躇等しなかった。
最奥を抉られる様になると、ルティアも疼くのか、腰を揺らしている。
「嘘つきな唇だな………ティア……此処は正直に欲しがってるのに……今日は時間も取れないからシないけど、今度俺のも舐めてよ。ティアと舐め合いたいからさ」
「…………へ?……舐める、て何処を?」
リアンは身体を起こすと、スラックスを下ろし、張り裂けそうな杭を握った。
「ん?コレだけど?」
「っ!」
「ティアとやってみたい想像が尽きないんだ。勿論、ティアが無理そうなら無理強いしないし、沢山飽きさせない様に考えてるから」
「飽きさせない………って……わ、私出来るか…………えっ………リアン?」
ルティアも一応の閨作法の知識は入れさせられてはいるが、一般的な正常位の方法ぐらいしか知らない。
そう、先日の始めてリアンと抱き合った体位しか知らなかった。
それなのに、リアンはルティアを立たせ、ソファの背凭れにルティアを掴ませると、リアンは後ろに立ったのだ。
「今日は後ろから獣の様に貪らせて」
「んあぁぁっ………」
「あは………凄っ………一気に締まった」
パンッ、と打ち付けられる衝撃で、ルティアはソファの背凭れにしがみつき、ビクビクと全身震わせる姿をリアンが嬉しそうな声を挙げた。
「あぁぁぁっ、あっ、ゆ、ゆっく……り……」
「ゆっくり?………こう………とか?」
「あ………あぁ……」
リズミカルな動きだったのが、ゆっくりとリアンは秘壺の入り口迄引くと、ルティアの呻きと共に、リアンの杭を自身で締め付けていたのだと知る。
「ヌルヌルだろ?気持ち良い、て言ってる……っと!」
「ひぃうっ!」
「…………ティア……可愛い……でも、俺もイキたいから、射精させて貰うよ………」
痙攣が止まらないルティアの頭上で、リアンの甘い声が遠くから聞こえる様に囁かれると、またリズミカルな律動に合わせて、ルティアは喘ぐ事を止められなかった。
「っく…………ティア……はぁっ、はぁ……」
「っ!」
この日も、ルティアは外に射精すと思っていた。
だが、ルティアの秘壺に熱いモノが迸り、それがリアンの白濁だと思った時点で判断は遅かった。
「リアンっ………外に出してない………の?」
「うん、避妊薬も用意してるから」
シャリーア国には男女共に避妊薬が売られている。
性行為の前後に飲めば、回避出来る優れた薬だ。
あるならある、とリアンから予め言われていれば、驚く事は無かったのに、教えられていなかったので、ルティアは直ぐに冷静になれた。
「持ってるなら持ってる、て言ってよ………」
「ごめん、伝えるの忘れてた………待ってて、今持ってくる」
種を出してしまった以上、飲まなければならないのはルティアになる。
リアンがルティアから出ると、着崩した服のまま、隣の部屋に行き、錠剤が入った小瓶を持って戻ってきた。
「ティア、水と薬」
「う、うん………」
ルティアも着崩れたドレスを直そうとしていたが、外出用のドレスの上、着飾っていたので整えられないでいた。
「ドレスなら代わりを用意させてるから、そのままで良いよ」
「で、でも着崩れてる理由が理由だから、恥ずかしいよ」
「可愛いなぁ、ティアは………気にしなくて良いのに」
「気にする!」
避妊薬も飲むと、リアンは侍女達を呼んでくれて、リアンも着替えてくる、と言い、隣の部屋へ入って行った。
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