聖女は鳥になって過去に2度戻り、夫を入れ替える【完結】

Lynx🐈‍⬛

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三つ巴♡

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【カチュア!……カチュア!】

 カチュアがシャルゼの呼び掛けに応えない。
 カチュアの意識が、夜会後途絶えてしまい、過去カチュアの思考と同化する鳥カチュアのを見ている。
 
『カチュア……結婚式迄は避妊する。だから、カチュアを味あわせてくれるかな?』
『………え?………あ、あの……まだ心の準備が……』
『カチュア、好きだ』

 ゴードンがカチュアを自分に向かせ、唇を奪う。

『………うっ……ふっ……』
『あ、ズルいなぁ、ゴードン………抜け駆けだぞ?カチュアの初めては俺にくれたっていいじゃないか』

 そう言うバッシュは、カチュアの背中のドレスを止めてあるボタンを外すと、背中からカチュアの胸に触れていく。

『………んふっ……や……っ』

 カチュアは、ゴードンの唇から解放しようと腕でゴードンを押すが、ビクともせずバッシュが触れて来る胸にある手を退かそうとする。
 だが、それさえも阻まれ、ゴードンに手首を掴まれてしまった。

『カチュア、可愛く啼くね………ココも気持ちよくなってきたんじゃない?』

 耳元で、バッシュから囁かれたカチュアはゾクゾクと身体を震わせた。
 まだ解放されない唇からは、バッシュとゴードンを誘う様に、ゴードンとカチュアの唾液を絡める音を鳴らし、甘い声を洩らしていく。
 カチュアはゴードンに集中すると、バッシュはドレスを腰迄下げて、カチュアの胸の蕾を摘み始めた。

『……んっ……んふっ!』
『………あぁ、可愛い……カチュア』

 カチュアはゴクン、と喉が鳴る。

『ゴードンの唾液でも飲んだ?カチュア………ゴードン、そろそろ俺にもカチュアとキスさせてくれよ』
『…………カチュア……後ろ振り向いてやれ』

 ゴードンがカチュアの唇を解放すると、バッシュは、カチュアの顔を横に向かせ、今度はバッシュがカチュアの唇を啄んだ。
 既に、ゴードンの舌で犯されたカチュアの口内はだらしなく、バッシュの舌も許した。
 ゴードンと違う舌の動きで翻弄されるカチュアだが、その都度身体を震わせていたカチュアは胸を揺らし、ゴードンを誘っていた。
 ゆさゆさと揺れる、カチュアの豊満な胸はゴードンも堪らず、蕾を咥え、唇を侵した舌はまたカチュアを快感に誘う。
 少し、甘噛みをすると、直ぐに硬くなった蕾は、ゴードンの舌でコロコロと転がされ、時折強く噛まれると、カチュアの足の付け根はモジモジと疼く。
 前と後ろに挟まれた状態では、カチュアの疼きは隠す事が出来ない。

『カチュア…………好きだ』
『………あぁ、ココも熟れてくるようにしないとな………』
『!!………やぁっ!そこは……っ』

 ドレスをいつの間にか捲し上げられており、下着をバッシュとゴードンに見られていた。
 腰にまとめられたドレスと、胸や足、背中、素肌を撫でられては、キスを落とされていく。
 小さな痛みもあるキスは、数えてられない程だった。

『カチュア………ベッドに行こうか』
『………え?』

 一瞬、何の事か分からず、きょとんとしたが、直ぐに返事も出来なかったカチュアは、ゴードンに抱き抱えられ、その拍子にバッシュからドレスをはぎ取られ、下着だけの姿でベッドに運ばれた。

『…………カチュアは身に着ける下着も可愛いな』

 ゴードンにベッドの中央に下ろされたカチュアは、背中からゴードンに抱き締められ、足でカチュアの足を開かせた。
 その姿を弛緩するバッシュは、カチュアの下着を見つめた。

『………み、見ないで………』

 手で顔を恥ずかしさから覆うカチュア。

『カチュア……恥ずかしいなら目隠ししようか?』

 ゴードンに背後から耳元で囁かれ、耳朶を甘噛みされたカチュア。
 
『んあっ!』

 ゾクッ、と全身を硬直させると、下腹部が熱くなり、何か熱いトロッとした液が下着に溢れ染みを作った。
 ゴードンに羽交い締められているカチュアを足元から見ていたバッシュは、嬉しさを隠せず、興奮してきたようだ。

『………あぁ、カチュア……何て愛くるしく欲しがるんだ………嬉しいよ……恥ずかしがって、目隠しされたいなんて………下着も今ので濡らしてくれて期待してくれて………いいよ、目隠ししようか』
『…………ち、違いますっ!………いやっ!怖いっ!』
『大丈夫だ、ずっと俺が後ろから抱き締めててやる』
『…………ゴードン様っ………んっ……んふっ……』

 バッシュは布を用意している間、ずっとカチュアの口を塞ぎ離さない。

『…………少しの間で、下着もこんなに濡らして………意味が無いから脱がせようね、カチュア………』
『んんっ!…………っ!』

 羽交い締めされた足だが、解放されたとしても、バッシュの手がカチュアの足を持つので、自由にはならずいとも簡単に剥ぎ取られてしまった。

『俺に子種があれば、ゴードンにも渡さなかっただろうけど、これはこれでいいな』
『…………俺は兄上の為に承知したんだ。でなきゃ、カチュアを兄上にだって渡すものか』
『すまないね、でも子種が無くても性欲はあるから、さ………カチュアの破瓜は俺が貰うよ?一応、俺が夫になるからね』
『仕方ないさ』
『…………あぁ、カチュア………美味しそうな蜜を溢して………沢山、舐めて解してあげるよ』
『…………バッシュ様っ……そこっ汚っ…………んんっ!』

 バッシュはゴードンに布を渡し、目隠しをさせるとカチュアの花弁を指で開き、ぬるぬるとした蜜を指で延ばして、カチュアの感度を確かめる。
 蕾を蜜で塗りたくり、指の腹で弄り始めると、カチュアの甘い声が出始めた。

『あぁっ……駄目っ………んんっ!』

 強く捏ねては、摘み、蜜壺から溢れ出る蜜を、蕾に塗って刺激すると、蜜の溢れ具合も増えていく。
 
『…………気持ちいいんだ、カチュア………ココ、硬くなって………蜜口も蜜が止まらず出てくるよ………舐め取ってあげようね……』
『…………んあぁぁっ!………やぁぁぁ……』
『カチュア……兄上だけの愛撫で気持ちよくなるな、俺も居る』

 背後からは、カチュアの耳朶を甘噛みし、唾液をねじ込むゴードンは、耳元でピチャピチャと水音をカチュアに聞かせては、両胸を揉んでいた。
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