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背徳♡
しおりを挟むスィートルームの扉を開け、雫を押し込むと扉を背に立たせ、ドレスの裾を捲った。
「………やぁ……お願……い……抜いて……」
足を開かせ立たせた雫からは、ポタポタと足の真ん中へ蜜が落ちている。太腿には蜜の痕が滴り、ストッキングも濡らしている。ガーターベルトで止められているストッキング、紐の下着は、弥と尊の趣味で履かせた物だ。
「エロっ」
「尊、覗いてばかりいないで、俺にも見せろ………雫を抑えていて俺は見えない」
「舐めさせろよ、少しはさ」
「少しな………雫……今日も可愛く啼かせてやる」
「………んんッ……あゝ………やぁ……汚っ……からっ………」
「我慢して頑張ったな、雫………尊に舐められて……声も抑える必要ももうない………俺達を楽しませろ」
尊に花芽を噛じられながら、舌でコロコロと転がされている雫。ローターの振動は未だ止められる事なく、じゅぶじゅぶと卑猥な音が雫を刺激した。弥に腕を持たれていて、尊には足を捕まえられている雫。隙だらけの雫はもう弥と尊に落ちていた。そう思った瞬間、弥の手は乱暴にドレスの背中のファスナーが下ろされ、尊の頭にドレスが落ち、昨夜弄ばれたうっ血痕が残る胸が外気を感じる。胸だけがキスマークが付いたやらしい身体は、既に胸の頂点は硬く勃っている。
「雫……口開けてろ」
「………あぁっ………んんッ………」
弥が雫にキスを落とし、口内を探る。ちゅるちゅる、と舌を絡め取った後、舌を吸い上げる弥。苦しく吸われてしまい、息する事がなかなか出来ない。
「んんッ………!!」
唾液を流し込まれ、覆いかぶさる様に口を塞がれてしまった雫。流し込まれた唾液は弥の舌によって、掻き回され雫の唾液と共に飲み込まされた。唇を話せば、糸を引き、またその糸を貪る為に、唇を奪う弥。キスだけでイッてしまいそうなのに、そうはならず尊の花芽への愛撫で、意識を取り戻されるぐらいキツく強引に押しつぶされそうな刺激を与えられていた。派手に尊の口の中に潮を撒き散らしても、尊はそれをものともせず、飲み込む行為が雫には恥ずかしくて仕方がない。そういう物は飲む物ではないからだ。ガクガクと、腰が砕けそうに何度あっても、弥と尊は許してくれない。しかし、弥からの刺激で雫は力尽きる。胸の蕾を強く引っ張られ、胸と花芽の刺激がほぼ同時だった為、派手にイッてしまった。
倒れるように、膝から落ち、弥と尊に支えられた雫。
「シャワー浴びようぜ、雫」
「いっぱい汚れたしな……まだ汚すけど」
「…………あぁっ………ぁぁぁ……」
「意識飛んだな………」
「まだエロくなる」
弥に抱きかかえられ、バスルームに行くと、尊によりストッキングを優しく脱がされた雫。尊も服を脱ぐと、既にはち切れそうな尊の肉棒が見えた。
「ほら、雫………おいで……弥が脱げないからな」
「………もう………無理………」
「無理じゃない、雫………今日はお前の中に挿入するんだからな」
「………やぁ………お願い………怖いっ……」
弥が服を脱ぎ終えると、雫の髪を撫でて汗ばむ雫の額にキスをした。
「怖くない……昨日はバイブ……今日はローター、入れてるだろ?」
「そ、そうじゃ…………背徳的ですよね!?こういう行為は一対一でしょ!?」
「俺達は気にしないけど?」
「雫は俺達2人の妻になるからな」
「…………なっ!………ま、間違ってる!法律に重婚なんて許されない!!」
「籍を入れるのはどっちでもいいのさ、親父達も知ってるからな」
「…………下ろして!………帰らせて!!」
「…………尊……」
「OK」
暴れる雫を抱き抱える尊に、抱かれ方を変えられ、対面姿勢にさせられた。少しでも下であれば尊の杭を受け入れてしまうぐらいに近く、尊の先が雫の花芽に当たる。
「あっん!!」
「このまま入れるなよ、尊」
「入れねぇよ、まだローター入ってるし、流石に雫には負担あるだろ……まだそれは無理」
「雫………力抜けよ………ローター抜きたいだろ?」
弥は、雫の蜜蕾と後ろ孔に同時に指を入れる。
「♤♧♡♢#♭…………あゝぁぁぁぁ!!」
声にならない声が脱衣所に響く。コロン、と弥の手から落ちたローターは、乾いた箇所がないぐらいべっとり蜜が絡まっていた。
「…………抜いてもイッたか、雫」
「風呂で綺麗にしようぜ、な?」
ピクピクと脱力し、尊にしがみついた雫は真っ白だった。昨夜同様に、弥と尊で全身を洗われ、蜜壺や後ろ孔に迄指を入れ、ボディーソープで洗われてしまい、雫の思考回路が追いつかない。湯船に入っていても、挟まれるように抱き締められては、弥と尊にキスをされまくる。双子でもキスの違いも、雫は理解出来てしまう程、それぞれのキスに溺れた。背徳的な関係になってしまうのは、どうしても許せない雫だが、弥と尊に挿入されていなくとも、それ以外の部分はもう、弥と尊の手で雫の身体は喜びを感じてしまっていたのだ。
「雫、今度は俺の番」
「んふっ………はぁ……」
「やらしいな雫………キスだけで蕩けて」
尊にキスされている間も、弥は雫の性感帯を刺激し、弥にキスされている間も尊に刺激されてしまえば、もうどうでもよくなってしまうのは何故なのか、を考える暇なんて与えられなかった。
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