寵愛を受けなければ生きていけません【完結】

私、縛られてます。

　カルナが目を覚めた時はベッドだった。
　気を失って、何分経っただろう。

「やっと気が付いたか。…………そんな体力では商品にするには時間掛かるな。………やれ。」
「……………え？」

　周りを見ると数人の男。
　意識がはっきりしてくると、男達の手がカルナに伸びてきている。
　腕は縛られて動かせない。

「…………な、何？」

　カルナの胸やお尻、耳、首筋、脇等性感帯になる箇所を舐めたり撫でたりしてきたのだ。
　しかし、秘所は触られてこない。

「…………あ…………あっ！！」
「さぁ、掻き出すか。」

　男はカルナの腰の下にクッションを、置き指をカルナの中に入れ、ぐちゅぐちゅと、中に溜まった男の精液と、カルナの液を掻き出し始める。
　指が何本入ってるか分からないぐらい掻き出してくる。

「ああああっ！！」
「……………掻き出してもまだ出てくるが、精液はもう無いな。」

　すると男は濡れた外部をタオルで拭き取った。

(………もうやらない？)

　一安心したのも束の間。
　男はカルナの突起とヒダ、入り口を自分の舌と指で弄り始めた。

「イク時はイク、と言うんだぞ？出なきゃ、疼く身体はそのままだ。」

「……………！！！やっ！………吸っちゃっ！！あっ、指っ！！…………キャ～～！！！」

　ぐちゅ、ジュルルル………。

「ああああああああああああああああ！！！……イクッイクッイク～～ッ！！！イクからやめて～～！！」

　男の舌で転がされる突起と、3本の指で中をグリグリと掻き回され、手のひらでヒダを広げられ、尻の穴に迄指で弄り、中の壁を両方から摘まれた。
　少しの時間なのに、潮を吹き、中からドロドロと溢れる液。

「…………派手にイッた褒美をやろう。」

　正常位から一気に押し込まれるカルナ。

「…………や、イッたばっかっ！！！……………んんんんん！！」
「イキ地獄にまた堕ちろ。」

　バンバンッ
　ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ

　部屋中に響く音と、喘ぎ声。
　我慢なんてもう出来なかった。
　何度も何度も注ぎ込まれながら、胸や他の性感帯を刺激されたカルナ。
　気絶すると、突起に刺激を与えられ、起こされる事数回。
　
「…………もういいぞ、後は待機している女達を好きにしてこい。あいつらも待ってる筈だ。」
「………。」

　一礼して部屋を出て行く男達をぼんやり眺めるしか出来ないぐらい、ぐったり力尽きているカルナ。

「さぁ、メインにしようか……。啼きまくれ。」
「……………な………はぁ…………に…………を………はぁはぁ……。」

　男は麻紐を持ってくる。

「！！！……………い、い………………や。」
「ふっ…………これは病みつきになるぞ？」

　力も入らないのと腕も縛られている為、されるがままに更に縛られてしまう。
　胸を強調され、腕の自由はなく、今度は足をベッドに繋がれた状態。
　そして、玩具を秘所に………。
　先程入れられた物より太いサイズ。

「…………ひぃぃぃぃぃぃ！！！」

　振動も激しく、喘ぐしか無くなる。

「…………いい音を奏でる穴だ。ここに先端当てるとどう啼く？」

　男は、カルナの腹側の最奥をゴリゴリと玩具の先端を押し当てる。

「！！！！……………………ははぁん！……………ぃくっ！ああああ！！！」
「…………いいぞ、ではココだ。」
「！！！！……や、やぁああああ！！」

　秘所からは一向に液は止まらい。
　次々と、押し当てられる場所を変えられ、その都度達するカルナ。

「……………………。」
「声も枯れたか……………フフフ。」

　ビクビクと何処を触られても反応し、液を垂らした状態にされ、拘束を解いても動く事は無理になった。

「まだ相手になってもらうぞ。」

　男はカルナを持ち上げ、再度肉棒を下から侵れた。
　胸の先端を舌で転がし、腰を上下に動かす。

「…………………ああああああああああああ。」
「まだ締めれる元気があるとはな。これはいい。最高級の名器にしてやれる。」