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自白へのカウントダウン
しおりを挟む「んあぁぁっあっっ」
ブブブ、ブブブ、と機械音とそこから聞こえる水音。そして、瑠璃の喘ぎ啼く声を、裕と城崎が見て聞いている。
「吐いたか?」
傍観しながら、裕が城崎に聞く。
「いや、始めたばっか………珍しいな拘束させて迄聞きたいとは」
瑠璃にバイブとアナルビーズを挿入し、高揚感漂いながら、裕に答える。
「当たり前だ、お前なら許せるが、コイツは別の男を庇ってる」
「ヤっときゃ良かったのに」
「1度は許す………2度は許さん」
「瑠璃の事になると甘いよなぁ、お前は」
「お前もだろ」
「まぁ……そりゃ……」
結局のところ、裕も城崎も瑠璃に惚れているからこその行為だが、一向に一方通行。
「瑠璃、あの男の事を教えろ」
「と………止め………て……」
「話したら止めてやる」
「…………嘘………だ………」
裕の問いに答える気はない瑠璃。拓夢の話したら何をされるか分からない。
「じゃあ、助けを呼ぶか?ソイツに」
「………こ……な……いわ……」
「さて、如何かな?」
裕は部屋に何かを持ち込んだらしく、箱にびっしり入った小瓶を1本取り出した。すると、瑠璃の顔を持ち上げ、口を開かせると小瓶の中身を流し込んだ。
「んんっんんんんっ!!」
「飲み込む迄息させんぞ」
口を押さえられ、苦しくて飲み込む液体。
「何だ、それ」
「即効性持続性のある媚薬だ………序でに取引で買っといた………あと、その同成分のローションもある」
「へぇ~、お前がソレ買うとはね」
裕の趣味ではない物ばかりに、城崎は感心を寄せる。
「瑠璃が従順で貞淑じゃなくなってきたからな」
「なるほど………じゃ、ローションも塗り込むか」
「好きにしろ……今の瑠璃にローションは必要ないぐらい濡れまくってるけどな」
「…………あの状態で突っ込むと、エロいよな」
「ふっ………」
裕と城崎は瑠璃の秘唇を眺め、昂ぶりを抑えきれなくなっている。もう1本だけ取り出し、瑠璃に見せながらもう1度聞く。
「瑠璃、アイツとはどういう関係だ?寂しくないか?…………ん?欲しいだろ……アイツのち○ぽ」
「…………言わ…………な………ああっっ……イっちゃ………んんんんっ!!」
スポン、とバイブとアナルビーズ、クリップを外す裕。
「城崎、ローション塗ってくれ、俺はも1本飲ませる」
「OK」
「っ…………やぁ……やめ…………んぐっ………ぐっ………っ」
瑠璃は疼くのを我慢しているのに、これ以上飲まされたら、理性が保てないのは想像出来る。先程飲まされた媚薬の効果も効き始め、最奥に欲しくて欲しくて堪らない。ぐちゅぐちゅに突かれて、たっぷりと注がれて満たして欲しくなるのに、その相手が裕と城崎しか目の前に居ない。逃げて助けを求めたい拓夢は何処に居るのかさえ分からないのだ。
拓夢との連絡用スマホは、ワシントンの日本大使館の前で服を脱ぎ捨てた時に一緒に置いてきた。持っていたら、絶対に裕に見つかるからだ。
「あぁっ…………つ……いっ…………助け……」
「………効いてきたな……外すぞ」
「おお」
拘束具を外され、目の前に居る裕と城崎の前に倒れた瑠璃。少し触れられただけでも喘ぎ、足にも力が入らない。
「俺達なら助けてやれる………だが、助けて欲しいのはアイツだろ?なら名前を叫べ………叫んで助けを呼べ」
「………ひ………ろ……む………助け……」
「ひろむ、だな?」
裕は聞きたかった名前を聞けてほくそ笑む。
「拓夢………拓夢ぅ………」
「もっと呼べ…………どんなヤツだ?」
「…………好き………好きなのぉ……拓夢……」
「「っ………!!」」
裕は、床に瑠璃を倒し、服を全部脱ぐ。城崎も同様だった。そうなると、いち早く脱げた裕が、瑠璃の蜜壺に先に入った。
「あ!くそっ!先越された!」
「夫だぜ?俺は」
「…………ちっ!」
「んあぁぁぁぁっっ…………」
「拓夢が中に居たらお前は如何するんだ?」
「キス………キスしたいっ……拓夢っ!」
裕の首を掴み、瑠璃は唇を重ねる。
「「!!」」
裕や城崎がキスをしようとしても、顔を背ける事が多いのに、自分から求めるキスはされた事がなかった瑠璃。求めるのは拓夢だけだと、知らしめる。
「裕、ケツに入る!持ち上げろよ!」
「……………」
キス中の瑠璃と裕。
裕は瑠璃を持ち上げ、尻の割れ目を広げると、城崎も瑠璃を挟む様に入っていった。
「瑠璃、待たせたな………拓夢だぞ……来てやった」
「!!………拓夢!拓夢!」
裕を押し退けて迄、拓夢と言った城崎に抱き着こうと後に向く瑠璃。
「こら!こっちが拓夢だ」
瑠璃は戸惑いながら、2人が拓夢では無い事は一瞬で我に返った。
「違っ………拓夢は……拓夢居ないっ!」
「瑠璃!!今お前ん中は俺達だ!」
「い、いやぁっ!!」
挟まれて圧迫され苦しい下腹部にズブズブと揺さぶられ逃してくれないのに、身体は正直に反応して喘ぎまくる瑠璃。
「さぁ、瑠璃…………拓夢の事を教えろ……どうやってお前を抱き、お前はどうやって求めた」
「拓夢はこういう状況でも、助けに来るのか?」
瑠璃は答えないと、媚薬を追加で飲まされ理性を飛ばされていく。気絶しても直ぐに貫かれた衝撃で、意識を取り戻され、拓夢の事を語らせられた。言いたくないのに、意識が朦朧とした中で、いつまでも続けられた悦楽。代わる代わる入れ替わり、白濁と媚薬を飲まされた瑠璃の精神は壊れつつあった。
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