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しおりを挟む夜になると、シュゼルトがまた部屋に戻って来る。
基本、裸で寝たい、というシュゼルトは、入浴後は素肌にガウン1枚だけで過ごしている。
アマリエは軽装でゆったりとしたネグリジェの様なワンピースだ。
普段、アマリエは魔界で何もする事も無いので、本を読んだり、景色を描いたりしていて、何方かと言えば暇を持て余している。
「ふぁぁぁぁぁ………寝るか……」
「ね、眠そうね、シュゼルト……忙しいの?」
「…………まぁな……」
本当はシュゼルトは夜も余り眠れてはいない。
アマリエが眠っている時が心配で堪らないのだ。
またいつ起きなくなる日が来るのでは、とアマリエの横で寝顔を見ている。
「魔界人でも眠い時は寝ないと」
「分かってる…………ほら、寝るぞ来い」
「う、うん」
またこの夜も、抱き合うのだと思っていたが、シュゼルトはアマリエを抱き締めるだけで、瞼を綴る。
「シュゼルト…………シ、シない……の?」
本当に眠る気なのか、手付きも弄って来ないので、アマリエはシュゼルトの頬を擦った。
「あ?………今日はシないってお前が言ったんだろ?」
「ゔっ…………お、おやすみ!」
それがシュゼルトは揶揄って言ったのに気が付いたアマリエ。
揶揄われた事で、余計にアマリエは意地を見せる。
「…………プッ……」
「わ、笑う事ないでしょ!」
「俺は今そんな気は起きないんだよな………お前がその気にさせてみろよ」
「っ!」
「…………ほら……俺はまだ子供だぜ?とてもじゃないが、アマリエを抱けないぞ?如何するのかお前なら知ってるよな?………あぁ………俺が舐めるか如何かはその気にさせてからだから」
「っ!」
「準備俺にさせるなよ?」
いつもは、シュゼルトがアマリエの蜜を舐めないと、大人の姿にはならないのだ。
そう、濡らす為に蜜を出さなければならず、その準備はシュゼルトがしてくれている。
こう言われるという事は、アマリエが自分で濡らす必要があるという事。
「わ、分かってるわよ!」
アマリエはベッドの毛布を剥ぎ、シュゼルトのガウンの紐を解く。
子供サイズのシュゼルトの物は、可愛いくてアマリエをいつも魅了する太さや長さではない。
だが、触ればそれなりにお互い反応するだろう、とアマリエはシュゼルトの可愛いサイズを摘んだ。
---ゔっ………こ、これ……日本だったら絶対犯罪じゃないの………
摘んだは良いが、躊躇したアマリエ。
「何だよ、咥えてくれないのか?………というより、お前が子供サイズの俺のち○ぽ咥えんの、背徳感あり過ぎだな………子供に興味あるの?お姉さん………クククッ……」
「っ!か、揶揄わないでよ!」
「コレ咥えんのに戸惑ってんなら、先に自分の濡らせよ………勿論、自分の手でな」
「ゔっ………そ、そうなる……よね………」
「俺に見せなきゃ、蜜飲まねぇからな」
「っ!…………み、見せたくない!」
「じゃ、俺は寝るぞ…………ほら、ま○こ見せろよ………広げてクリ弄ってよ……」
「っ!」
自慰を見せないと、セックスしないとシュゼルトは譲らないだろう。
意地になったアマリエに付き合っている程、シュゼルトも頑固だった。
「足開けよ………見ててやる」
「…………ゔっ………」
ワンピースの裾を腰迄上げ、下着を脱ぐアマリエ。
「素直で良いぞ………ほら、俺の顔の前でヤれ」
「か、顔の前で!…………い、いや流石に……」
躊躇すると、シュゼルトは自分がアマリエの秘部前に顔を近付けて、寝ていた位置と姿勢を変えた。
「…………エロい匂いが足りねぇな………早くしろよ……俺が眠そうなの分かってたよな?寝ちまうぞ?」
「ヤ、ヤるわよ!」
膝を立て、シュゼルトに見える様に晒した秘部にアマリエは両手を使い、秘唇を開いた。
「なぁ………この行為は人間界で何て言うんだ?」
「っ!…………い、言わないからね!恥ずかしいもん!」
「じゃあ、咥える事は何て言う?」
「そ、それも言いたくない!」
「…………ふ~ん……それなら明日人間界に行って女引っ掛けて聞いてくるかな………」
「なっ!」
「如何する?他の女で俺は大人になれて、セックス出来たら………久し振りにアマリエ以外の女抱くってのもいいかもなぁ………」
「嫌よ!浮気なんて許さないから!シュゼルトは私のよ!」
「じゃ、教えろ」
「ゔっ………」
揶揄われたのも考えたら直ぐに分かるのに、アマリエは恥ずかしさから、喧嘩越しにシュゼルトを詰っていた。
「…………自分で………スるのは……オナニー……咥えるのは……フェラチオ……も、もう人間界での言葉言わせないでよ!結構恥ずかしいんだから!」
「…………良いな……オナニー……ねぇ………」
「い、言わせる気?」
「フェラチオも絶対にさせる………フフフ……手、止まってんぞ?オナニーしろよ」
「ゔっ………」
何故だろうか、アマリエが転生する前でシュゼルトと交わしたセックスの言葉より、佑美が人間界で使っていた言葉の方が卑猥な気がしてしまう。
そして、シュゼルトに見られている秘部は、恥ずかしさと共に、蜜が溢れるのを増幅していった。
「…………エロ汁美味そうだな……まだ舐めてやらねぇけど……」
「な、何でよ!」
「イッてねぇだろ?………イかなきゃ、俺は飲まねぇからな」
「じ、自分でイッた事無いんだけど!」
「…………それは、ユウミの時か?オナニーしてたのか?」
「っ!…………そ、そうよ!恋人だった人は……シュゼルトより下手だったから………」
「っ!…………あ、煽るなよ!今は!先にイって欲しいんだぞ、俺は!」
佑美の恋人だった仁と、シュゼルトを比べたくなかったが、断然にシュゼルトとのセックスの方が、気持ちが良くて酔わされているし、シュゼルト相手だと、欲求不満がアマリエには起きない。
「んっん………シュゼルトっ……私……シュゼルトだから………見せるんだからっ!」
「っ!…………ったく……」
シュゼルトは蜜を絡められていたアマリエの指を引抜き、口に含んだ。
チュパチュパと鳴る、アマリエの指とシュゼルトの口。
「あっ………シュゼルトっ……」
「美味い………だが……まだ足りねぇな………ほら、掬えよ………掻き出して俺に舐めさせろ……」
情熱的な目線をシュゼルトから贈られたアマリエは、無我夢中で自身を絶頂に導いた。
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