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学園生活
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猫さんも俺も満足するまで遊び、気がつくと時間ギリギリになっていて先輩と慌てて別れて教室に向かった。
初日から遅刻は流石にまずい。俺の平凡ライフが!
京くんからも連絡が来てたから急いで返したけど、自分がなんて打ってるかなんて見てなかったから心配だ。
多分、大丈夫だとは思うけど…!
「っは、ま、間に合った…!」
教室の扉の前で少し息を整えて、扉を開く。
…みんなもうわいわいしてる。仲良くなるの早いなぁ。
まあ俺が外部生だからっていうのもあるんだろうけど…仲良くできるかな…。
これからの平凡ライフのためにも、当たり障りのない存在にならなきゃ。
「あ、京くんおはよ。」
「佳乃ちゃん、おはよ。」
にこりと笑って挨拶を返してくれる京くんにどこからか、きゃっと歓声が起こる。…やっぱり、人気者なんだね。
「…相変わらずの人気だねぇ…。」
「はは、そうでもないよ。」
そんなご謙遜を。俺にはそんなの通用しないからね!!!
今日は学力テストが少しあって、体育祭の種目決めとかがあるって聞いた。誰にって、そりゃ京くんしかいないんだけど。
テストかぁ~!頭が悪いわけではないけど、ここ結構頭のいい学校らしいし、赤点なんてとったらどうしよう…。
…そうなったら次のクラス替えで絶対京くんと離れるじゃん…そんなのつらい…ぼっちは流石に今の俺は無理…。
「そういえば佳乃ちゃん、中学はどこまで勉強進んでたの?」
「中学?」
「そ。今日の学力テストは中学の復習みたいな感じだから、外部生の子も割とすんなり解いてるみたいだよ。」
「そうなんだ!そうだよね!た、たぶん大丈夫じゃないかな!」
自信はないけどね!
「もし分からないところあったら、分かる範囲でなら教えれるけど…。」
「え、本当?じゃあちょっとだけ教えてもらおうかな…。」
そう言って少しの間だけ教えてもらった。
後から聞いたけど、京くんいつも学年で5位以内には入ってるらしい。…すご。
初日から遅刻は流石にまずい。俺の平凡ライフが!
京くんからも連絡が来てたから急いで返したけど、自分がなんて打ってるかなんて見てなかったから心配だ。
多分、大丈夫だとは思うけど…!
「っは、ま、間に合った…!」
教室の扉の前で少し息を整えて、扉を開く。
…みんなもうわいわいしてる。仲良くなるの早いなぁ。
まあ俺が外部生だからっていうのもあるんだろうけど…仲良くできるかな…。
これからの平凡ライフのためにも、当たり障りのない存在にならなきゃ。
「あ、京くんおはよ。」
「佳乃ちゃん、おはよ。」
にこりと笑って挨拶を返してくれる京くんにどこからか、きゃっと歓声が起こる。…やっぱり、人気者なんだね。
「…相変わらずの人気だねぇ…。」
「はは、そうでもないよ。」
そんなご謙遜を。俺にはそんなの通用しないからね!!!
今日は学力テストが少しあって、体育祭の種目決めとかがあるって聞いた。誰にって、そりゃ京くんしかいないんだけど。
テストかぁ~!頭が悪いわけではないけど、ここ結構頭のいい学校らしいし、赤点なんてとったらどうしよう…。
…そうなったら次のクラス替えで絶対京くんと離れるじゃん…そんなのつらい…ぼっちは流石に今の俺は無理…。
「そういえば佳乃ちゃん、中学はどこまで勉強進んでたの?」
「中学?」
「そ。今日の学力テストは中学の復習みたいな感じだから、外部生の子も割とすんなり解いてるみたいだよ。」
「そうなんだ!そうだよね!た、たぶん大丈夫じゃないかな!」
自信はないけどね!
「もし分からないところあったら、分かる範囲でなら教えれるけど…。」
「え、本当?じゃあちょっとだけ教えてもらおうかな…。」
そう言って少しの間だけ教えてもらった。
後から聞いたけど、京くんいつも学年で5位以内には入ってるらしい。…すご。
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