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体育祭
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その後やってきた京くんに颯くんから、べりっと剥がされ抱き着かれなんだなんだと思っているうちにドッジが始まった。
えっちょっと待って!!離れて!!!
「きょ、京くん!?離れようか!?」
「えー?別に俺が守るし大丈夫でしょー。」
「いやいやそういう問題じゃなくてね?」
「ははっ京がそんなになってるの初めて見たわ!」
「颯うっさーい。」
「はやっ颯くんも笑ってないで助けて!?」
「いやぁ俺には無理だ!諦めろ!」
そんな爽やかな笑顔で言う台詞じゃない!!
半泣きのまま逃げ惑っていると、敵チームはここぞとばかりに俺に狙いを定めた。
あ、詰んだ。
ぎゅっと目をつぶったけど、特に衝撃はこない。
不思議に思って目を開けると京くんがボールを受け止めていた。
…いつの間に前に移動したの…?
「動けない佳乃ちゃんを狙うなんて、いい度胸じゃん。」
「京くん、それは誰のせいだろう。」
確実に今俺の目の前にいる人のせいだと思うんだよね。
むすっとした顔で京くんを見つめる。この思いよ届け。
颯くんは何がツボだったのか笑いを堪えきれず膝から崩れ落ちた。
…笑い上戸?
こんなんで大丈夫なのかなぁ、体育祭。
俺全く動ける自信ないんだけど…。
軽く現実逃避をしつつまた京くんを見ると、持っていたボールが物凄い速さで敵チームの陣地にいっていた。
はっや!すごい!
あ、当たった!…い、痛そう…。
「京くんすごーい…。」
「ふふん、そうでもないよ。」
「わぁ、完璧なドヤ顔。」
イケメンのドヤ顔は何故か腹が立たない。学びました。
***
短くてすみません(;_;)
お気に入りが250を超えました!!!
拙い文章をお気に入りして下さったり、しおりを挟んで下さったり、感謝感激雨あられです。
今書いてる分の登場人物の身長、誕生日追加しました。
お祝い小説とか書けたらいいなと思います(◜௰◝)
(早く全部追加しろよとは思ってるんですが、めんどここで途切れている)
今こっちの更新もままならないのに、新しい話を書いているところです。
公開はいつになるかは未定ですが、そちらもいつかお楽しみいただければと思います~。
えっちょっと待って!!離れて!!!
「きょ、京くん!?離れようか!?」
「えー?別に俺が守るし大丈夫でしょー。」
「いやいやそういう問題じゃなくてね?」
「ははっ京がそんなになってるの初めて見たわ!」
「颯うっさーい。」
「はやっ颯くんも笑ってないで助けて!?」
「いやぁ俺には無理だ!諦めろ!」
そんな爽やかな笑顔で言う台詞じゃない!!
半泣きのまま逃げ惑っていると、敵チームはここぞとばかりに俺に狙いを定めた。
あ、詰んだ。
ぎゅっと目をつぶったけど、特に衝撃はこない。
不思議に思って目を開けると京くんがボールを受け止めていた。
…いつの間に前に移動したの…?
「動けない佳乃ちゃんを狙うなんて、いい度胸じゃん。」
「京くん、それは誰のせいだろう。」
確実に今俺の目の前にいる人のせいだと思うんだよね。
むすっとした顔で京くんを見つめる。この思いよ届け。
颯くんは何がツボだったのか笑いを堪えきれず膝から崩れ落ちた。
…笑い上戸?
こんなんで大丈夫なのかなぁ、体育祭。
俺全く動ける自信ないんだけど…。
軽く現実逃避をしつつまた京くんを見ると、持っていたボールが物凄い速さで敵チームの陣地にいっていた。
はっや!すごい!
あ、当たった!…い、痛そう…。
「京くんすごーい…。」
「ふふん、そうでもないよ。」
「わぁ、完璧なドヤ顔。」
イケメンのドヤ顔は何故か腹が立たない。学びました。
***
短くてすみません(;_;)
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今書いてる分の登場人物の身長、誕生日追加しました。
お祝い小説とか書けたらいいなと思います(◜௰◝)
(早く全部追加しろよとは思ってるんですが、めんどここで途切れている)
今こっちの更新もままならないのに、新しい話を書いているところです。
公開はいつになるかは未定ですが、そちらもいつかお楽しみいただければと思います~。
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