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10話
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「おいあれ見ろよ!」
「なんだあれは……!」
「飛行機だ……」
「おい飛行機だぞぉお!!」
「避難しろぉおお!!!」
ああ乗客たちが騒ぎ始めた。だがもう遅い……お前らが助かるすべはないのだ!! 私もコクピットからおりた、そして私はこの瞬間を待っていたのだ!!さあ行くぞ……!! バァアンン!! ドガアアア! ドッカアアアアアンンン!! 一斉に私の周囲にいた人間どもを射殺していく……!ああたまらないこの感覚……!!もう最高だよぉお!!!
「うぎゃあああああ」「ひぎいい!!」「ぐわああ!」「きゃあああ!!」
……もう全員殺したかな。乗客はこれで全員殺害したか、じゃあそろそろ私もこの飛行機を降りよう。
私は機長の亡骸を抱えてコクピットから降りた。そしてそのまま機体も無事に墜落して炎上したのだった……。
「あ~楽しかった!!本当に最高のフライトだったよ!!」
私は機長の亡骸を抱えながら燃え盛る炎の中でそう叫んだ。さてこれからどうしようかな、とりあえず どこか遠くへ行こうと思う。この身が朽ち果てるまでこの世の地獄を味わいつくしてからこの世を去ると しようか……そう誓ったのだった。
「お前ら全員ぶっ殺してやるよ!!」
ああ、ただひとつ残念だったのは機長の亡骸から血が流れ始めたことだ……まあそれもじきに止まるだろう。
私はそんなことお構いなしで歩き始めることにしたのだった。そしてやがて私は人知れずどこかでひっそりと生涯を終えたのである……。
こうして一人の悪女が死にましたとさ。めでたしめでたし! とはなりませんでした。
「お前まだ生きとるやんけ!!さっさと死ね!!」
ああ私は天国にいけるはずがなかった……。あの世に逝った先にいた閻魔大王とやらにそう言われたのだった。
「え?なんでですか?」
「だってお前、さっき飛行機の墜落事故起こしたやろが!あれのせいで死んだ人間たくさんおるで」
「いやあれは私がやったんじゃなくてですね……」
「じゃあ誰がやったんや?」
「……私です。」
あ~あ正直に言っちゃたなあ……。
「やっぱりそうやないか!!お前自分がやったことの責任とって死ね!」
「いやおかしいでしょ!なんで私が責任取らなきゃいけないんですか!?」
「だってお前がやったんやろ?」
「……それはそうですけど……。」
まずい……このままでは本当に死んでしまうぞ私……。なんとか説得して思いとどまらせなければ……!!
「お願いします、どうか私にもう一度チャンスをください……!」
「あのな~わしはお前を甘やかす気はサラサラないんやで?他のやつがどれだけ犠牲になろうともお前は絶対許さへんからな」
「そんなあ……!!」
こうして私は生き返ってもう一度やり直すことになったのでした。だがこの先に待ち受けていたのは地獄なんてものじゃなかったのです……。
「……ん?ここは……?」
ああそっか、私また死んだんだ。じゃあまた生き返らなきゃいけないのか……めんどくさいなあ。でももうあんな思いするのは嫌だから今度はもっとうまくやろうと思う。そして今度こそはちゃんと機長を幸せにしてあげたいと強く願ったのだった。
第一部完
「なんだあれは……!」
「飛行機だ……」
「おい飛行機だぞぉお!!」
「避難しろぉおお!!!」
ああ乗客たちが騒ぎ始めた。だがもう遅い……お前らが助かるすべはないのだ!! 私もコクピットからおりた、そして私はこの瞬間を待っていたのだ!!さあ行くぞ……!! バァアンン!! ドガアアア! ドッカアアアアアンンン!! 一斉に私の周囲にいた人間どもを射殺していく……!ああたまらないこの感覚……!!もう最高だよぉお!!!
「うぎゃあああああ」「ひぎいい!!」「ぐわああ!」「きゃあああ!!」
……もう全員殺したかな。乗客はこれで全員殺害したか、じゃあそろそろ私もこの飛行機を降りよう。
私は機長の亡骸を抱えてコクピットから降りた。そしてそのまま機体も無事に墜落して炎上したのだった……。
「あ~楽しかった!!本当に最高のフライトだったよ!!」
私は機長の亡骸を抱えながら燃え盛る炎の中でそう叫んだ。さてこれからどうしようかな、とりあえず どこか遠くへ行こうと思う。この身が朽ち果てるまでこの世の地獄を味わいつくしてからこの世を去ると しようか……そう誓ったのだった。
「お前ら全員ぶっ殺してやるよ!!」
ああ、ただひとつ残念だったのは機長の亡骸から血が流れ始めたことだ……まあそれもじきに止まるだろう。
私はそんなことお構いなしで歩き始めることにしたのだった。そしてやがて私は人知れずどこかでひっそりと生涯を終えたのである……。
こうして一人の悪女が死にましたとさ。めでたしめでたし! とはなりませんでした。
「お前まだ生きとるやんけ!!さっさと死ね!!」
ああ私は天国にいけるはずがなかった……。あの世に逝った先にいた閻魔大王とやらにそう言われたのだった。
「え?なんでですか?」
「だってお前、さっき飛行機の墜落事故起こしたやろが!あれのせいで死んだ人間たくさんおるで」
「いやあれは私がやったんじゃなくてですね……」
「じゃあ誰がやったんや?」
「……私です。」
あ~あ正直に言っちゃたなあ……。
「やっぱりそうやないか!!お前自分がやったことの責任とって死ね!」
「いやおかしいでしょ!なんで私が責任取らなきゃいけないんですか!?」
「だってお前がやったんやろ?」
「……それはそうですけど……。」
まずい……このままでは本当に死んでしまうぞ私……。なんとか説得して思いとどまらせなければ……!!
「お願いします、どうか私にもう一度チャンスをください……!」
「あのな~わしはお前を甘やかす気はサラサラないんやで?他のやつがどれだけ犠牲になろうともお前は絶対許さへんからな」
「そんなあ……!!」
こうして私は生き返ってもう一度やり直すことになったのでした。だがこの先に待ち受けていたのは地獄なんてものじゃなかったのです……。
「……ん?ここは……?」
ああそっか、私また死んだんだ。じゃあまた生き返らなきゃいけないのか……めんどくさいなあ。でももうあんな思いするのは嫌だから今度はもっとうまくやろうと思う。そして今度こそはちゃんと機長を幸せにしてあげたいと強く願ったのだった。
第一部完
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