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第一部 第一章 異世界転移の篇
3 謎の本
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開いた窓から入ってくる光がだんだんと朝の光へと変わってきた。
鳥の声もひっきりなしに聞こえてくる。
タクミたちは壁にもたれたれたまま、ぼんやりとしていた。ここがどこかすら分からない。外に出れそうもない。
誰ひとり声を発しなかった。
タクミは何気なく部屋の右奥に目をやった。
さっきまでは真っ暗で分からなかったが、窓が開いて何となく様子が分かる。
どうやら部屋の隅に机が置かれているようで、その前には椅子もあるが、どちらも学校にあるようなものではない。タクミは立ち上がって机のところへ行った。
机はヨーロッパの書斎とかにあるような、装飾が彫られている豪華なやつだ。椅子も背もたれに同じような装飾が彫られていて、たぶんいっしょに作られたものだろう。
そして、その机の上の本立てに本が一冊置かれている。すごく分厚くて、『広辞苑』よりも分厚そうだ。
本も上等そうで全体が革で覆われているのだが、表紙にはタイトルも何も書かれていない。
タクミが気になって本を手に取り机の上で開いてみると、薄明かりの中で文字がぼんやりと浮かび上がった。
タクミ「うわっ!!!」
タクミの突然の大声に全員が身体を起こして彼の方を見る。タクミは後ずさりして机から離れる。手が小刻みに震えていた。
アイ「どうした⁉」
ナオ「どうしたの?」
タクミ「いや、ここに本があるんだけど…中に何か書いてあって、それが見たこともない文字なんだけど…」
アイ「外国語の本だったら、見たこともない字が書いてあるんじゃない?」
タクミ「いや、それが……見たことないんだけど……何が書かれてるのか……読めるんだ……」
「えっ⁈」
全員が改めて立ち上がってタクミのそばまで行く。
タクミが本を広げて最初のページを見せようとするが、そこでは暗くて中身がよく見えない。
ソラの「本持って、もっとこっち来なよ」という言葉に促され、タクミは本を抱えて光が入ってくる部屋の真ん中辺りへ移動した。
明るいところで見ると、本にはここにいる誰もが知らない紋様のような文字が並ぶ。だが、全員がその不思議な文字を読めることにお互い顔を見合わせる
ナオ「…ツグミ、分かる?」
ツグミ「…分かる。これって私たちの名前じゃない…」
アカリ「でしょ!私もそう思う。」
アユミ「…この文字、読めるね…」
アイ「…とにかく、何かが書いてるんだから、タクミ、ちょっと声出して読んでよ。」
タクミ「分かった……」
タクミはその書名もない本の最初のページを声に出して読み始めた。
『 アイ、アカリ、ソラ、アユミ、ツグミ、ナオ、モア、ルカ、そしてタクミ。お前たち9人は魔法によって召喚され、元居た世界からこの世界へとやって来た。
そして、もう二度と元の世界に戻ることはできない。 』
タクミが最後の言葉を口にすると、再び全員が黙ってしまう。
と、突然誰かが床に突っ伏して泣き始める。それにつられたように女の子たちはみな床に倒れ込んで泣き出した。
「ウソでしょー…」
「怖いよー…」
「帰してー…」
「いやー…」
さっきまで気丈に振る舞っていたアイまでが声を上げて泣き出したのを見て、タクミは本を抱えて部屋の隅に座り込んだ。
自分も泣きたい気がするのだが、どうしても涙が出てこない。
全員が絶対に認めたくなかった事実を突き付けられ、恐怖やショック、絶望に打ちひしがれる。
まだ何とかなる方法がある。かすかにしがみついていたそんな希望も打ち砕かれて、女の子たちは声を張り上げて泣いた。
すると、アイが勢いよく立ち上がってタクミに向かって怒鳴った。
アイ「タクミ!あんた、どうせ変なゲームでもして、こんな世界とか女の子と行ってみたいとか願ったんでしょう!
あんたがおかしなこと、考えたせいで……」
タクミ「……いや…オレだって変な妄想とかしないわけじゃないないけど、こんなこと願ったりしないよ!そんなこと言わないでくれよ……」
アイ「いや!全部お前のせいだ!」
アカリ「アイ、誰かのせいにしたい気持ちはわかるけど、それは言い過ぎだよ。」
アユミ「それはさすがに無理があるよ。こんなこと、真中君のせいにするなんておかしいよ。」
ルカ「アイ、とにかくちょっと落ち着こう。誰かのせいとか、そんなことはやめよう。」
アイ「…………」
ショックで取り乱したアイはみんなの言葉でしぶしぶタクミとは反対の隅に座り込む。
アカリがすぐにその背中をさすると、2人はまた声を抑えて泣き始める。誰もが声も出さずに泣いた。
しばらくの間誰もが黙り込んだまま時間が経ち、重苦しい空気が部屋を包み込んでいた。いつの間にかみんな泣き止んでいる。
やがて沈黙を破るように、アイが口を開いた。
アイ「…タクミ、その本ってまだ何か書いてるよね……」
タクミ「…ああ…」
アイ「…その…ショックで止めちゃったけど……続けて読んでくれない……」
タクミ「…ああ…うん…」
さっき名指しで言われたことがタクミにはまだ引っかかっていたが、一応不満を飲み込む。
タクミが本を読もうとするとアイが止めた。
アイ「さっきのところはもう読まなくていいから……」
タクミ「オレもそう思うんだけど、何となく続いてる感じなんだよね……」
アイ「…そう……じゃ仕方ないね……」
重苦しい空気の中、タクミは座ったまま声を出して読み始める。
『 アイ、アカリ、ソラ、アユミ、ツグミ、ナオ、モア、ルカ、そしてタクミ。お前たち9人は魔法によって召喚され、元居た世界からこの世界へとやって来た。
そして、もう二度と元の世界に戻ることはできない。
よって、お前たちにはこの世界で生きていけるように様々なものを与えよう。それらを使って、上手く生き抜いてほしい。
これから何が起こるのか、それはおいおい分かってくることだろう。』
アイ「何か、えらく高飛車な言い方……」
ソラ「…気に入らない……」
ナオ「…何様って感じだよね……」
女の子たちは本の語り口調が引っかかってそれぞれに口を尖らせるが、タクミはそのまま読み続ける。
『・パーティー全員に付与、供与されるもの。
1 ステイタス
「ステイタス」と心の中で唱えると、それぞれの現在の能力やレベル、ストレージに収納されている所持品などを確認することができる。
また、同一パーティーに所属する者は、パーティーのメンバー全員のステイタスを確認することができる。』
ソラ「完全にRPGの世界だよ。」
モア「なに?ゲームの中にいるってこと。ウケルって(笑)。」
『2 能力「言語」Lv.65
この世界のあらゆる言語をおおよそで読み、書き、聞き、話すことができるようなる。』
アユミ「それであの本の文字も読めたんだ。」
ナオ「え~と、確かにステイタス見たら『言語』Lv.65、付いてるよ……」
他の女の子も慌てて自分のステイタスを確認する。
「私もあるよ。」「って、全員に付けるって言ってんだからあって当然だよ。」「何かウケル~」。
口々にステイタスや能力のことを喋って、さっきまでの緊張感がやや薄れてきた。
『 3 ストレージ
それぞれ1人ずつに容量無限大のストレージを付与する。
ストレージを使いたい時は手にしたり、そばにあったりするものを意識しながらストレージに入れることを想像する。そうすればその物は自然とストレージに収納される。
逆に取り出したい時はストレージに入っている物を取り出すことを想像する。そうすれば勝手にストレージから出てくる。
ストレージ内は時間が止まっているので、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま保存される。同様に生ものも傷んだり、腐ったりせず保存される。
容量無限大なので、どれだけ大きいものも重いものも、大量のものもストレージに収納して持ち運ぶことができる。
ただし、取り出す時は大きいものはそのままの大きさで、沸騰していたものなどもそのままの状態で出てくるので注意しなければならない。
大量に収納したものは希望の数や量で取り出せるので、出す時に分量をちゃんと決めること。何も考えないと全て放出される場合がある。
またストレージには植物は収納できるが、生きている動物は収納できない。生きている動物を収納すると死んでしまうので注意すること。
逆に植物は水などをやらなくても枯れたりはしない。 』
ルカ「これって何気に凄くない?重い思いして持ち運びしなくていいんでしょ?」
ナオ「何でもって、おっきい岩とかそんなものでもOKってこと。」
アユミ「そんな岩をどうしたいのかわかんないけど(笑)」
タクミ「全員分はあと一個みたい。」
『 4 100ゴールド(それぞれ1人ずつに)』
アカリ「あっ、お金くれるんだ。」
アイ「じゃなくて、そこは食べ物と飲み物じゃない…」
タクミは読むのを止めて顔を上げた。
アイ「……便利っていや、便利だけど……」
ルカ「…ここから出るためのものが……」
ソラ「何もないじゃん!」
誰もがここから脱出する方法を期待していたので、少しイライラした言葉が出てくる。
タクミ「一応こっからはみんな、それぞれの能力になるんだけど…続ける?」
アカリ「もちろん!それが大事だよ。」
ツグミ「…だよね……」
*楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、「いいね」や「お気に入り」をいただければ励みになります。
また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします。
*2025年9月16日
読みやすさ改善のため、文章を大幅に変更しました。
一部の語句や文章の修正も行っていますが、内容は変更していません。
今後も文章の改変を随時行っていきます。ゆっくりマイペースで行いますので、どうかご理解下さい。
2025年10月2日。一部の文字にルビを付しました。
鳥の声もひっきりなしに聞こえてくる。
タクミたちは壁にもたれたれたまま、ぼんやりとしていた。ここがどこかすら分からない。外に出れそうもない。
誰ひとり声を発しなかった。
タクミは何気なく部屋の右奥に目をやった。
さっきまでは真っ暗で分からなかったが、窓が開いて何となく様子が分かる。
どうやら部屋の隅に机が置かれているようで、その前には椅子もあるが、どちらも学校にあるようなものではない。タクミは立ち上がって机のところへ行った。
机はヨーロッパの書斎とかにあるような、装飾が彫られている豪華なやつだ。椅子も背もたれに同じような装飾が彫られていて、たぶんいっしょに作られたものだろう。
そして、その机の上の本立てに本が一冊置かれている。すごく分厚くて、『広辞苑』よりも分厚そうだ。
本も上等そうで全体が革で覆われているのだが、表紙にはタイトルも何も書かれていない。
タクミが気になって本を手に取り机の上で開いてみると、薄明かりの中で文字がぼんやりと浮かび上がった。
タクミ「うわっ!!!」
タクミの突然の大声に全員が身体を起こして彼の方を見る。タクミは後ずさりして机から離れる。手が小刻みに震えていた。
アイ「どうした⁉」
ナオ「どうしたの?」
タクミ「いや、ここに本があるんだけど…中に何か書いてあって、それが見たこともない文字なんだけど…」
アイ「外国語の本だったら、見たこともない字が書いてあるんじゃない?」
タクミ「いや、それが……見たことないんだけど……何が書かれてるのか……読めるんだ……」
「えっ⁈」
全員が改めて立ち上がってタクミのそばまで行く。
タクミが本を広げて最初のページを見せようとするが、そこでは暗くて中身がよく見えない。
ソラの「本持って、もっとこっち来なよ」という言葉に促され、タクミは本を抱えて光が入ってくる部屋の真ん中辺りへ移動した。
明るいところで見ると、本にはここにいる誰もが知らない紋様のような文字が並ぶ。だが、全員がその不思議な文字を読めることにお互い顔を見合わせる
ナオ「…ツグミ、分かる?」
ツグミ「…分かる。これって私たちの名前じゃない…」
アカリ「でしょ!私もそう思う。」
アユミ「…この文字、読めるね…」
アイ「…とにかく、何かが書いてるんだから、タクミ、ちょっと声出して読んでよ。」
タクミ「分かった……」
タクミはその書名もない本の最初のページを声に出して読み始めた。
『 アイ、アカリ、ソラ、アユミ、ツグミ、ナオ、モア、ルカ、そしてタクミ。お前たち9人は魔法によって召喚され、元居た世界からこの世界へとやって来た。
そして、もう二度と元の世界に戻ることはできない。 』
タクミが最後の言葉を口にすると、再び全員が黙ってしまう。
と、突然誰かが床に突っ伏して泣き始める。それにつられたように女の子たちはみな床に倒れ込んで泣き出した。
「ウソでしょー…」
「怖いよー…」
「帰してー…」
「いやー…」
さっきまで気丈に振る舞っていたアイまでが声を上げて泣き出したのを見て、タクミは本を抱えて部屋の隅に座り込んだ。
自分も泣きたい気がするのだが、どうしても涙が出てこない。
全員が絶対に認めたくなかった事実を突き付けられ、恐怖やショック、絶望に打ちひしがれる。
まだ何とかなる方法がある。かすかにしがみついていたそんな希望も打ち砕かれて、女の子たちは声を張り上げて泣いた。
すると、アイが勢いよく立ち上がってタクミに向かって怒鳴った。
アイ「タクミ!あんた、どうせ変なゲームでもして、こんな世界とか女の子と行ってみたいとか願ったんでしょう!
あんたがおかしなこと、考えたせいで……」
タクミ「……いや…オレだって変な妄想とかしないわけじゃないないけど、こんなこと願ったりしないよ!そんなこと言わないでくれよ……」
アイ「いや!全部お前のせいだ!」
アカリ「アイ、誰かのせいにしたい気持ちはわかるけど、それは言い過ぎだよ。」
アユミ「それはさすがに無理があるよ。こんなこと、真中君のせいにするなんておかしいよ。」
ルカ「アイ、とにかくちょっと落ち着こう。誰かのせいとか、そんなことはやめよう。」
アイ「…………」
ショックで取り乱したアイはみんなの言葉でしぶしぶタクミとは反対の隅に座り込む。
アカリがすぐにその背中をさすると、2人はまた声を抑えて泣き始める。誰もが声も出さずに泣いた。
しばらくの間誰もが黙り込んだまま時間が経ち、重苦しい空気が部屋を包み込んでいた。いつの間にかみんな泣き止んでいる。
やがて沈黙を破るように、アイが口を開いた。
アイ「…タクミ、その本ってまだ何か書いてるよね……」
タクミ「…ああ…」
アイ「…その…ショックで止めちゃったけど……続けて読んでくれない……」
タクミ「…ああ…うん…」
さっき名指しで言われたことがタクミにはまだ引っかかっていたが、一応不満を飲み込む。
タクミが本を読もうとするとアイが止めた。
アイ「さっきのところはもう読まなくていいから……」
タクミ「オレもそう思うんだけど、何となく続いてる感じなんだよね……」
アイ「…そう……じゃ仕方ないね……」
重苦しい空気の中、タクミは座ったまま声を出して読み始める。
『 アイ、アカリ、ソラ、アユミ、ツグミ、ナオ、モア、ルカ、そしてタクミ。お前たち9人は魔法によって召喚され、元居た世界からこの世界へとやって来た。
そして、もう二度と元の世界に戻ることはできない。
よって、お前たちにはこの世界で生きていけるように様々なものを与えよう。それらを使って、上手く生き抜いてほしい。
これから何が起こるのか、それはおいおい分かってくることだろう。』
アイ「何か、えらく高飛車な言い方……」
ソラ「…気に入らない……」
ナオ「…何様って感じだよね……」
女の子たちは本の語り口調が引っかかってそれぞれに口を尖らせるが、タクミはそのまま読み続ける。
『・パーティー全員に付与、供与されるもの。
1 ステイタス
「ステイタス」と心の中で唱えると、それぞれの現在の能力やレベル、ストレージに収納されている所持品などを確認することができる。
また、同一パーティーに所属する者は、パーティーのメンバー全員のステイタスを確認することができる。』
ソラ「完全にRPGの世界だよ。」
モア「なに?ゲームの中にいるってこと。ウケルって(笑)。」
『2 能力「言語」Lv.65
この世界のあらゆる言語をおおよそで読み、書き、聞き、話すことができるようなる。』
アユミ「それであの本の文字も読めたんだ。」
ナオ「え~と、確かにステイタス見たら『言語』Lv.65、付いてるよ……」
他の女の子も慌てて自分のステイタスを確認する。
「私もあるよ。」「って、全員に付けるって言ってんだからあって当然だよ。」「何かウケル~」。
口々にステイタスや能力のことを喋って、さっきまでの緊張感がやや薄れてきた。
『 3 ストレージ
それぞれ1人ずつに容量無限大のストレージを付与する。
ストレージを使いたい時は手にしたり、そばにあったりするものを意識しながらストレージに入れることを想像する。そうすればその物は自然とストレージに収納される。
逆に取り出したい時はストレージに入っている物を取り出すことを想像する。そうすれば勝手にストレージから出てくる。
ストレージ内は時間が止まっているので、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま保存される。同様に生ものも傷んだり、腐ったりせず保存される。
容量無限大なので、どれだけ大きいものも重いものも、大量のものもストレージに収納して持ち運ぶことができる。
ただし、取り出す時は大きいものはそのままの大きさで、沸騰していたものなどもそのままの状態で出てくるので注意しなければならない。
大量に収納したものは希望の数や量で取り出せるので、出す時に分量をちゃんと決めること。何も考えないと全て放出される場合がある。
またストレージには植物は収納できるが、生きている動物は収納できない。生きている動物を収納すると死んでしまうので注意すること。
逆に植物は水などをやらなくても枯れたりはしない。 』
ルカ「これって何気に凄くない?重い思いして持ち運びしなくていいんでしょ?」
ナオ「何でもって、おっきい岩とかそんなものでもOKってこと。」
アユミ「そんな岩をどうしたいのかわかんないけど(笑)」
タクミ「全員分はあと一個みたい。」
『 4 100ゴールド(それぞれ1人ずつに)』
アカリ「あっ、お金くれるんだ。」
アイ「じゃなくて、そこは食べ物と飲み物じゃない…」
タクミは読むのを止めて顔を上げた。
アイ「……便利っていや、便利だけど……」
ルカ「…ここから出るためのものが……」
ソラ「何もないじゃん!」
誰もがここから脱出する方法を期待していたので、少しイライラした言葉が出てくる。
タクミ「一応こっからはみんな、それぞれの能力になるんだけど…続ける?」
アカリ「もちろん!それが大事だよ。」
ツグミ「…だよね……」
*楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、「いいね」や「お気に入り」をいただければ励みになります。
また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします。
*2025年9月16日
読みやすさ改善のため、文章を大幅に変更しました。
一部の語句や文章の修正も行っていますが、内容は変更していません。
今後も文章の改変を随時行っていきます。ゆっくりマイペースで行いますので、どうかご理解下さい。
2025年10月2日。一部の文字にルビを付しました。
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