78 / 93
第二章 冒険出発の篇

49 村での日々 3(アカリ&アユミ) ♡

しおりを挟む
 その夜はアユミとナオが牛肉のかたまりを薄く切って焼いた。

 醬油しょうゆ辛子からしを付けて食べる肉は硬く動物くさかったクマの肉とは全く違う味で、全員が久しぶりの肉の味に舌鼓したづつみを打つ。

モア「あ~、もう幸せだー…」
アカリ「ホントに(笑)…」
アユミ「喜んでもらえたらうれしいよ…ねぇ、ナオ。」
ナオ「ホントに、頑張がんばって肉を切った甲斐があるよ。」

 食事が落ち着いたところでアイがみんなに聞く。

アイ「…で、明日はどうする?」
ルカ「みんなが手伝ってくれたおかげで、洗濯も大体終わったよね…」
アカリ「またき木ひろい?」

 これからのことを考えあぐねているみんなの顔をソラが見回す。

ソラ「あのさ…可能なら誰かに散髪してほしいんだけど…」
アイ「わかる…髪、結構伸びてきたんだよね…」
アカリ「私も伸びすぎてる感じで、どうしようかなって思ってるから…」

 アイやソラの言葉を聞いて、アユミとルカとナオは浮かない顔をした。

ルカ「う~ん、私も『理髪・美容』っていう能力はあるんだけど…」
ナオ「みんな、あんまりレベルが高くないから…自信ないよ…」
アユミ「他人ひとの髪をいじるって、結構責任重大だから…」

ソラ「だったらさ、すそと前髪だけでもいいんだけど…」
アイ「切り過ぎた時はバッサリ切ってくれていいよ。ベリーショートってことで…」
アカリ「よっ、この男前!(笑)」
全員「(笑)…」

 アイとアカリの掛け合いのおかげで、アユミたちの緊張も少しだけゆるんだ。

アイ「まあ、半分は冗談だけど(笑)…でも少しやってみてどんな感じか試してもらっていいよ…」
アユミ「じゃあ分かった…とりあえずどんなふうに能力が使えるのかだけ試させて…
 それでいいでしょ…」
ソラ「オーケー、大丈夫だよ…」

 話が途切とぎれてツグミとタクミが食器を片付けようとするのを見て、ナオが「明日洗うから」と言ってそれらを自分のストレージにしまう。
 とりあえず明日は散髪をすることにして、この日は全員が眠りについた。

 そして次の日。
 朝食を終えると、全員が早速散髪の準備を始めた。
 椅子はタクミが小屋から持ってきたものをストレージから出し、大きな姿見の鏡をその椅子の前に置く。

 手始めにルカが、言い出したアイを相手にカットを始めた。アユミとナオはおそるおそるルカの様子を見ている。

アユミ「ルカ、どんな感じ?」
ルカ「う~ん、意外と手が勝手に動いてくれる感じ…裾と前髪ぐらいなら大丈夫だと思う…」

 それでもルカは切り過ぎないように慎重にハサミを動かしていき、何度も実際のアイと鏡にうつるアイの姿を確かめる。

ルカ「アイ、どう、どんな感じ…」
アイ「うん、こんな感じじゃない…ちょっと量も調整してくれたし…」
ルカ「みんなはどう?見た目大丈夫?」
ソラ「全然大丈夫だよ…」

 切る側、切られる側がそれぞれに交代しながら今日はお試しという感じで少しずつ切っていった。
 アユミやナオ、ルカもカットをしているうちにだんだんとコツをつかんでくる。

 とりあえず今日はそれぞれの前髪、裾、そして後ろの伸びすぎたところを少しずつカットして終わりにした。

アユミ「みんな、ホントに大丈夫だった?」
ソラ「大丈夫、大丈夫…後ろも気にならなくなったし…」
ルカ「よかった…上手くいって…」
アユミ「タクミ君もどう?大丈夫?」
タクミ「ああ、襟元えりもとと耳のところと前だけだから、これで全然いいよ…」

ナオ「男の人なんてしたことないから…」
ルカ「ホントにそうだね…」
タクミ「でも、長いのも気にならなくなったし、みんなから見てどう?」
アイ「どうって…」
ソラ「そんなもんだよ。」
アカリ「別におかしいとこはないかな…」
タクミ「じゃあ、大丈夫…」
ルカ「よかった…」

 散髪をした3人はぐったりして地べたに座り込んだ。

ナオ「まさか散髪までするなんて…」
アイ「3人はお疲れ様…とりあえず少し休憩して…」
ツグミ「ありがとうね…」
ナオ「そう言ってもらえて、ホントよかった…」

 今日はモアがしまっていたリンゴジュースをみんなにに配り、アイとアカリ、ソラが昨日の夜と今朝使った食器を洗う。

アイ「で、今日は誰がタクミとするの?」
ソラ「それ聞いてなかったね…」
アユミ「私でもいい?…」

 アユミはちょっと遠慮しながら尋ねる。

ルカ「全然いいんじゃない…」
アカリ「私もまだなんだけど…いいかな?」
ナオ「いいんじゃないの…」
アイ「ナオはいいの?」
ナオ「私は明日でもいいよ…タクミが逃げてくわけじゃないし…」

アカリ「タクミ、本心はもう逃げ出したいんじゃない(笑)…」
タクミ「…え~と…」
ナオ「大丈夫…逃がさないから(笑)…」
アユミ「こらこら、また怖いこと言ってる(笑)…」

 それでも昼からはアユミとアカリの順番だと決まった。

 昼食が終わって、タクミはすぐに洗い場へ行った。
 そこにアユミとアカリがやってきて、3人は早速裸になって身体を洗っていく。

 アカリは長い髪がれないようにタクミに背中を向けながらその髪をまとめていくが、その姿勢しせいが背の高い彼女の細い腰と大きなお尻をさらに強調する。
 アユミは対照たいしょう的にミニマムな身体ながらおっぱいとお尻がしっかりと突き出て主張していた。

 相変わらず2人の女の子の裸を見ながらなのでタクミの股間はすぐに大きくなって、アユミもアカリも笑いながら代わりばんこにそのおちんちんを洗う。
 アカリは入念にゅうねんに自分の股間も洗った。

アユミ「アカリ、何か気になるの?」
アカリ「そうじゃなくて、今日はなんかムラムラするから、ここタクミにいっぱいめて欲しいの…」
アユミ「じゃあ、私もしっかり洗っとこ…」
タクミ「………」

 タクミは始まる前から2人のヤル気を見せられたようで複雑な気分になるが、アカリはすぐにそんな空気を感じ取る。

アカリ「ん?舐めるのイヤなの?」
タクミ「うん?イヤイヤそんなことないよ…舐めるの好きだよ…」
アユミ「えー、ダメだよ…一生懸命してくれなきゃ…」
アカリ「そうそう、お仕事SEXが一番ダメだから…じゃあ心を込めていっぱい舐めてね…」
タクミ「……ハイ……」

 3人はタオルでそれぞれの身体をくと、昨日、一昨日のことを思い出してすぐに毛布をかぶってお互いに身体を寄せ合う。

 冷たくなっていた身体が温まってくるだけでなく、女の子の柔らかい感触でタクミのものはさらにビンビンになってきた。
 2人はタクミをはさんでおちんちんを握りながら、熱い息をタクミにかけてくる。

アカリ「こっちはもうビンビンだけど…いっぱい楽しんでから挿入れようね…」
アユミ「タクミ君ばっかり気持ちよくなってっちゃダメだよ…
 私たちもいっぱい気持ちよくしてね…」
タクミ「…う~ん…」
アカリ「…ウフフ(笑)…」
アユミ「…フフフ(笑)…」

 口ではそんなことを言ってるが、2人はタクミのものをしごきながらその乳首もずっといじってくる。
 早速快感の攻撃を受けてタクミは身体をもぞもぞふるわせる。

 その様子を見て2人はタクミから離れる。アカリが横になるとタクミはその股間へ行って、手探りで彼女の股間をまさぐった。
 あそこを探ろうとする指が敏感な突起に触れるとアカリの身体が大きく反応する。

アカリ「…んんん、やさしく触って…」

 タクミが舌を伸ばしてクリを舐めると、アカリはさらに大きく身体を震わせた。
 タクミはそのまま舌でアカリの溝をなぞると膣穴からはもうはしたない汁があふれている。

 タクミは穴の中まで舌を伸ばして味わうと、すぐに舌をわせたまたクリを舐めた。もう愛液がダラダラとしたたっている。

アカリ「…ううっ、ううっ、あああ、ダメ…」

 アユミはアカリのあそこを舐めるタクミに後ろからおおいかぶさって、背中から手を回して乳首を責めながらタクミの背中や首筋を舐めた。
 アカリの愛液の味とアユミの責めのせいでタクミはもう我慢できない。

タクミ「…アカリさん、もう挿入れるね…」
アカリ「…お願い、いっぱい挿入れて、いっぱい突いて…」

 タクミが身体を起こそうとしてアユミは離れるが、タクミがアカリに挿入れようとしてもずっとその乳首を責めるのだけは止めない。
 タクミは乳首からやってくる快感を改めて送り込むように、アカリの膣中なかへ自分のものをグイッと押し込んだ。

アカリ「…あん、あん、んんん…」
タクミ「…ううう…」

 タクミのものを挿入れると、アカリのグチョグチョした膣中が一気にくわえてきて飲み込まれるように奥へと進んでいく。
 亀頭の先が奥へたどり着くとアカリは手を伸ばしてタクミに抱きついてきた。
 膣中でも外でもギューと締めつけられながらタクミは激しく腰を動かす。

アカリ「…ああ、ああ、うううううう…」
タクミ「…ア、アカリさん…」

 アカリは唇をめて何とか声を出さないようにするが、逆に我慢の声がうめき声のように響いてしまう。

 タクミは一度動きを止めようとするが、抱きついたアカリがぐいぐいと腰を押しつけて動きを止めさせない。
 膣中も入り口から奥までギュンギュンに締めつけ、タクミの精力を全て飲み干そうとしているようだ。

タクミ「…あああ、ダ、ダメだよ…」
アカリ「…あ~ん、あ~ん、ダメ、もっと…」

 アカリが全身の全てでタクミを求めるのに、タクミももうこらえ切れず腰が勝手に動いてしまう。
 いつの間にかアカリはタクミから手を離しているが、今度はタクミがアカリを押さえて彼女の奥へと自分のものを何度も出し入れする。
 毛布の中にグチョグチョという淫音が響いた。

アカリ「…うう、うう、ああんっ、キテ!お願い、いっぱいキテ!…」
タクミ「…オレももうダメだ、射精ク!…」

 タクミがアカリの奥へ自分のものを押しつけた瞬間、大量の精子が彼女の膣中に放出された。ドクドクという感触がいつまでも止まらない。

 アカリもその間ずっと身体をビクビクさせた。長い射精が終わってタクミが自分のものを抜いても、アカリはまだ息が激しく動けない。

 タクミとアカリが毛布をめくって息をついているところにアイとツグミが来て2人の身体を拭いた。
 その横でアユミが毛布から顔だけ出す。

アユミ「まだ全然元気だよね、待ってるから…」
アイ「り(了解)、すぐ拭いちゃうから…」

 タクミは息を整えながらアユミとアイのやり取りに苦笑いする。
 だがアユミはそんなことは気にせずにアイが拭いたばかりのおちんちんに手を伸ばしてにぎにぎしてくる。
 タクミの意に反して、股間は少しずつ大きくなってきた。

アユミ「すごいねー、もう元気になってる(笑)…」
アイ「こっちはいつも自己主張してるんだけど…」
アユミ「…フフフ(笑)…」
タクミ「いや~、もうちょっと休ませて…」

 タクミは身体を拭いてもらって毛布の中にもぐり込む。アユミは待ってましたとばかりにタクミに抱きついてキスをした。
 冷たくなった身体に熱くなっているアユミの身体は心地よく、そのちょうどいい肉づきのフワフワ感が股間を一層刺激する。

 アユミもその変化に気づいて、手を伸ばしてタクミのものを握る。
 お互いの舌をからめて、アユミのスベスベの肌をでるともう股間はギンギンになった。

アユミ「…あ~ん、うれしい…こんなに元気になってくれて…」
タクミ「…アユミさんはあそこ、舐めなくてもいい?…」
アユミ「…ううん、いっぱい舐めて欲しいな…」

 アユミの言葉を聞いて、タクミはアカリの時と同じようにアユミの股間のところへ行く。
 アユミは毛布の中で大きく脚を広げてタクミが触りやすいようにする。

 タクミが探ると、ずっとおあずけを食っていたせいか、アユミのあそこはびしょびしょになるほど濡れていた。
 タクミは穴の周りを指で撫でながらアユミのクリトリスへと舌を伸ばす。

アユミ「…うう、うう、ダメ、やっぱ我慢できない…」
タクミ「…アユミさんの膣中なかに指、入れるよ…」
アユミ「…いいよ、でも、やさしくしてね…」

 タクミはクリを舐めながらアユミの膣中へ人差し指を入れていく。
 膣中は汁でいっぱいになっていて、ヌルヌルの粘膜ねんまくが指にからみついてくる。指を前後に動かすだけで、アユミは身体を震わせた。

アユミ「…うん、うん、あー、あ~ん…」
タクミ「…ダメ、もう少しだけ、声我慢して…」

 アユミが大きな声を出したので、タクミは膣中から指を抜く。だが、タクミももう我慢の限界に達している。

タクミ「アユミさん、もう挿入れるね…」

 タクミはそう言うと身体を起してアユミの愛液で自分のものを濡らし、膣穴へとあてがう。
 先っちょが穴の濡れているのを感じると、タクミはその中に一気に進めていった。

アユミ「…ううっ、ううっ、ああっ、ああああ…」
タクミ「…やっぱり気持ちいい…」

 タクミはアユミの奥へと自分のものを進めると、今度は上から彼女のおっぱいを同時に揉みしだく。
 アカリの引き締まった身体とはまた違う、アユミの身体の柔らかさとフワフワ感でタクミのものは膣中でさらに硬さを増す。

 そのおちんちんを奥に押しつけながら、タクミは身体を倒して勃起してきたアユミの乳首をめる。
 すると今度はアユミの膣中がキュンキュンとまってきた。

アユミ「…あ~ん、もっと、もっと舐めて…ああ…」
タクミ「…ダメだよ、そんなに締めたら…」

 アユミのフワフワのおっぱいをひとしきりみしだくと、タクミは本格的に腰を動かす。
 タクミのものがアユミの奥を突くたびに、膣中がギューと締まって亀頭もけいも刺激してくる。
 その刺激を味わいたくて、タクミはさらに激しく腰を振った。

アユミ「…あっ、あっ、あ~ん、ダメ、もうダメだよ…」
タクミ「…すごい、ギュンギュンに締まってくる…」
アユミ「…あ~ん、もうイっちゃうよー!…」
タクミ「…あー、オレもまた射精ク!…」

 アユミの膣中がギューと強く締まって、タクミはそこに射精した。
 ビュービューという感覚がずっと続いて、タクミは腰を動かさずにアユミの身体を支える。アユミはのけ反るような格好かっこうで身体を痙攣けいれんさせた。

 タクミはしばらくアユミの身体を支えてからゆっくりと自分のものを抜いた。
 そして毛布をめくってアユミが息をしやすいようにする。今度はモアとルカがそばにくる。

ルカ「…アユミちゃん、大丈夫…」
アユミ「…大丈夫…ありがとう…気持ちよかったよ…」
モア「今度は一回が濃いからねー…」

 タクミとアユミが身体を拭いてもらいながら小屋の中を見渡すと、そばでアカリらしき人が毛布をかぶって眠っている以外、他の女の子たちはいない。

アユミ「アイたちはどこか行ったの?」
ルカ「アイはソラとかといっしょに焚き木拾いに行ったよ。」
モア「ナオは焚き木を拾いながら夕飯に何を作るか考えるって…」
アユミ「そう(笑)…」
ルカ「2人もちょっと横になってたらいいよ…」
タクミ「ありがとう…そうするよ…」

 タクミとアユミが小一時間ほど眠って目覚めると、アイたちがちょうど帰ってきた。

ソラ「あー、ちょっと一服。」
ルカ「お疲れー。紅茶でいいかな?…」
アイ「ありがとう…お願いしていい…」
ルカ「もちろんだよ…」

 ちょうどアカリも起き出し、3人とも着替えて全員そろって思い思いの飲み物でのどうるおす。
 すると、誰かがドアを叩く音がした。

ルカ「ハーイ!」
ソラ「誰だろう?」
ナオ「ニコさんかもしれない…」

 アイとルカがドアを開けると、そこにギリアとミギアが立っていた。
 ミギアは大ぶりの鳥の丸焼きが二羽も乗っている木の板を持っている。

ギリア「突然にやって来て申し訳ない。今日は猟が上手くいき、鳥がたくさん捕れたのでこれまでの礼として持ってきた。」
ミギア「ただ焼いただけですが、どうか受け取ってください…」
ルカ「ギリアさん、ミギアさん…」

 ミギアはにっこりして鳥を差し出すが、そのあまりの立派さにアイとルカは顔を見合わせた。 
 いつの間にか他のみんなも小屋の入り口に集まってきた。

アイ「こんなたくさんいただいたら…」
ギリア「いや、今日は本当に大猟で自分たちの分もあるのだ。それに怪我のことも合わせて、何か礼をしたい…どうか受け取ってほしい…」

 ミギアはギリアの言葉に何度もうなずく。

ミギア「ニコに聞いて、鳥の血抜きもしっかりしています。お口にも合うと思いますが…」

 アイとルカは目を合わせてうなずくとミギアから鳥の丸焼きを受け取った。

アイ「本当にありがとうございます。」
ルカ「こんなおっきな鳥、二羽も頂いて…」
ミギア「皆様はたくさんおられるので、もしかしたら少ないぐらいかもしれませんが…」
アカリ「そんな…」

 ギリアとミギアは改めてアイたちに頭を下げる。

ギリア「お礼というにはとても十分な量ではないが、少しでも返せてよかった…」
アユミ「全然、そんなことないです。」
アイ「こんなに頂いて、すいません。」
ミギア「そんなことはありません。この度は本当にありがとうございました。」

 ギリアとミギアは何度も頭を下げて帰っていった。
 2人が持ってきた鳥の丸焼きはまだ十分に温かい。本当に焼きたてのようだ。

ナオ「夕食はこれだけど…」
ソラ「これって、どうやって食べるの?」
ルカ「ただ焼いただけって、ミギアさんは言ってたけど…」

 アイたちは全員がそれぞれ顔を見合わせる。
 タクミは以前にしたことがあるのか、手真似てまねで丸焼きの鳥を切り分けるようなしぐさをした。

タクミ「ナイフでバラバラにしたらいいと思う…羽と脚のところを外して、真ん中から割ればいいんじゃないかな…」
ツグミ「そう言えば子供の頃クリスマスでとりの丸焼きが出て、お母さんが切り分けてくれた…
 タクミ君が言うみたいに羽と脚を切って、それから背中から切ってたと思うけど…」
アカリ「私も思い出した…羽と脚は関節を外すようにするんだって…」
アユミ「じゃあ、とにかく一羽をやってみよう。」

 アユミは一羽の鳥をまな板の真ん中に置く。全員が鳥を切る様子をのぞき込む。
 鳥がだんだんと切り分けられて、焼けたいいにおいが辺りにただようと、何人かのお腹が鳴った。

モア「これって味付けは?…」
ナオ「昨日といっしょでいいんじゃない…お醬油もあるし、お酢もあるし…」
ソラ「辛子を付けてもいいし…」
アイ「そういうこと…」
ルカ「じゃあ私は野菜切るね…」
ナオ「パンに挟んでもいいんじゃない?」
アイ「みんなで手伝おう…」
アカリ「オーケー。」

 鳥の丸焼きがやってきて、みんな大騒ぎで夕食の用意が始まった。







*楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、ブックマークや評価をいただければ励みになります。
 また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます

neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。 松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。 ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。 PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。 ↓ PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

処理中です...