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豹変。
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ホットミルクを飲んだ真那は、眠くなってきたのかうとうとし始めた。
その様子を見た私はダッシュで歯磨きを済まさせ、寝る支度を整えた。
「真那、圭吾さんにおやすみなさいして?いっぱい遊んでもらったでしょう?」
「んー・・・。」
眠たすぎるのか、真那は目を擦り始めた。
仕方なく抱いて寝室に連れて行こうと思ったその時・・・
「けーたん、いっしょにねんね・・・。」
「え・・・?俺?」
「!!・・・ちょ・・真那、変なこと言わないのっ。圭吾さんも明日仕事があるんだから・・。」
「やぁだぁ・・けーたんとねんねするぅ・・。」
目を擦りながら首を横に振る真那。
泣かせてしまってでも『だめ』と言おうとしたとき、圭吾さんが口を開いた。
「那智、俺も横になれるだけスペースある?」
「へっ・・・?それは・・あるけど・・・・。」
「じゃあ真那、一緒に寝ようか。」
「!?!?」
驚きの発言に困っていると、圭吾さんは真那を抱っこして二階に上がっていってしまった。
その二人を追いかけるようにして私も二階に上がる。
「ママぁ・・・。」
「はぁー・・・。」
どうやら真那は自分を挟んで寝てもらいたいようで、私を呼んだ。
仕方なく寝室の扉を開け、布団を敷く。
すると圭吾さんは真那をそっと布団に寝かせ、隣に寝ころんだ。
「ほら、那智?」
「~~~~っ。」
呼ばれた私は真那を挟んで反対側に寝ころんだ。
すると、真那は満足したのかすぐに寝息を立て始めたのだ。
「こんなに早く寝ちゃうなんて・・・よっぽど疲れたか安心したのかのどっちかね。」
肘をつき、真那を少し上から見下ろすようにして私は少し体を起こした。
「真那も、俺が父親でも大丈夫そうでよかったよ。」
「・・・。」
その言葉に、私はもう一度圭吾さんの気持ちを確かめることにした。
「ねぇ、本当にいいの?」
「何が?」
「散々言ったと思うし、わかってると思うけど私は子持ちだよ?」
「それが?」
「普通の人たちとの『お付き合い』とは違うでしょ?だって、この子は圭吾さんの子どもじゃないんだし・・。」
大切にしてくれるのはうれしいけど、いつか嫌になる日がくるかもしれない。
それは圭吾さんのほうかもしれないし、真那のほうかもしれないのだ。
「たしかに、血は繋がってないけど、那智の子どもなら俺の子どもでもあるよ。だって俺が好きになった人の子どもなんだから。」
「~~~~っ。」
「本当はずっと・・・何回も言いたかった。でも、真那がいるから言わない方がいいかと思ってセーブしてたんだ。」
「?・・・何を?」
そう聞くと、圭吾さんは手を伸ばしてきて私の頬に触れた。
そして、うれしそうに笑って・・・
「好きだよ。自分のことも真那のことも、周りも大切に考えれる那智が好きだ。」
「へっ・・・?」
「あんまり『好き好き』言ってたら、真那が覚えちゃうだろう?でも本当は言いたかった。・・・で、こうやって顔を赤くする那智も見たかった。」
「~~~~っ。」
「那智、知ってる?今・・・『母親』じゃなくて『那智』の顔してる。顔を赤くしながらもうれしさと困惑が混ざった目をしてる。」
「そんなこと・・・・」
「『ない』?本当に?確かめて・・・いい?」
そう言うと、圭吾さんは少し体を起こして顔を近づけてきた。
あまりにもまっすぐな視線に動けないでいると、そのまま彼の唇と私の唇が重なってしまったのだ。
「んっ・・・」
「やば・・・かわいい・・。もっといい・・?」
その質問に答えなんてなく、私たちは何度も唇を重ねた。
それは決して激しいものではなく、圭吾さんの『好き』という気持ちが伝わってくるような優しいもので、『体には相性がある』という言葉に納得させられてしまうものだった。
「好き・・・好きだよ、那智。」
「わ・・私も・・・好き・・。」
こっそり気持ちを伝え合った私たちは、この日を境に真那の目が届かないところでスキンシップをするようになったのだった。
そして、年は暮れて新しい1年が始まった。
圭吾さんと深田さんは、年始恒例(?)の餅をのどに詰まらせた高齢者を救急車で病院に運ぶ仕事に追われ、私は柚香さんに頼まれた和服の仕上げにかかっていた。
デザインや寸法なんかの調整を何度もし、合間にネットの仕事も進めていく。
SNSで拡散されたあとに殺到した注文は、その大半が冷やかしだった。
日数がかかることを伝えると、8割ほどの人が引いたのだ。
「まぁ、リピーターがちょっと増えたってとこは感謝だね。」
ほんの少しだけ増えた仕事に感謝しながら柚香さん依頼の和服を縫っていく。
そのとき、柚香さんからビデオ電話がかかってきたのだ。
『もしもしー?那智さーん?』
「はいはい、おはようっ。柚香さん。」
『いつもお世話になっております。急かすようで申し訳ないのですが、進捗状況は・・・。』
恋人へのプレゼントだったら、早く渡したいはずだ。
そう思って私はスマホを持って着物を映して見せた。
「どうかしら?ちょっと余裕ができたから一気にしたの。あとは全体のチェックしたらもう送れると思うんだけど・・・。」
そう言うと、柚香さんは驚いた表情を見せた。
『もうできたんですか!?・・・ほんっとすごいですぅっ!私のデザイン通り!!』
「まぁ、柚香さんとは長い付き合いだしね、わかるよー。」
『ありがとうございますっ!』
「あ、扇子とか雪駄はどうするの?用意しようか?」
小物を用意するのも大変かと思って声をかけた。
私だったら、どれも知り合いから取り寄せることができる。
『あ、それはもう別で手配してありますので・・・!』
「オーケー。じゃああとで配送手配するけど・・・時間と日にち指定にする?バレたくないよね?」
『!!』
プレゼントするものを本人が受け取ってしまっては意味がない。
柚香さん宛てで送るから開けることはないだろうけど、送り主の私の名前を見たら中身を気にするかもしれないのだ。
柚香さんにも渡したいタイミングがあるだろう。
『し・・指定がいいですっ!』
かわいい答えに思わず笑ってしまいそうになるのをぐっと堪えた。
「だよね。じゃあ日にちと時間、あと場所も決まったらメールしてくれる?それで手配するから・・・。」
『はいっ!何から何まですみませんー・・・。』
こうして電話を切った私は、柚香さんが言ってきそうな日を予測した。
「もうほぼ完成なことはわかってるし、来週か再来週あたりに指定してくるかな?そうなると、配送の業者さんが週1でうちに来てくれるから、それに合わせることになるからー・・・。」
指を折りながら配送日を逆算していく私。
しかしここでとんでもない事実に気がつく。
「え・・・待って?もしかして業者さんが来る日とずれちゃうんじゃ・・・。」
私が着物を仕立て上げ、それらを包んだあと梱包し、発送手続きまで済ませるにはまだ少し時間がかかってしまう。
柚香さんもそれを見越して日にちを指定してくるはずだ。
そして、その作業が終わるまでに配送業者が来てしまう可能性が高いのだ。
「全部終わった状態で業者が来ても、日にち指定でどうにかなるけど・・・準備が終わってない状態なら無理・・・!」
私は真那を連れ、ある相談をしに消防署に向かったのだった。
ホットミルクを飲んだ真那は、眠くなってきたのかうとうとし始めた。
その様子を見た私はダッシュで歯磨きを済まさせ、寝る支度を整えた。
「真那、圭吾さんにおやすみなさいして?いっぱい遊んでもらったでしょう?」
「んー・・・。」
眠たすぎるのか、真那は目を擦り始めた。
仕方なく抱いて寝室に連れて行こうと思ったその時・・・
「けーたん、いっしょにねんね・・・。」
「え・・・?俺?」
「!!・・・ちょ・・真那、変なこと言わないのっ。圭吾さんも明日仕事があるんだから・・。」
「やぁだぁ・・けーたんとねんねするぅ・・。」
目を擦りながら首を横に振る真那。
泣かせてしまってでも『だめ』と言おうとしたとき、圭吾さんが口を開いた。
「那智、俺も横になれるだけスペースある?」
「へっ・・・?それは・・あるけど・・・・。」
「じゃあ真那、一緒に寝ようか。」
「!?!?」
驚きの発言に困っていると、圭吾さんは真那を抱っこして二階に上がっていってしまった。
その二人を追いかけるようにして私も二階に上がる。
「ママぁ・・・。」
「はぁー・・・。」
どうやら真那は自分を挟んで寝てもらいたいようで、私を呼んだ。
仕方なく寝室の扉を開け、布団を敷く。
すると圭吾さんは真那をそっと布団に寝かせ、隣に寝ころんだ。
「ほら、那智?」
「~~~~っ。」
呼ばれた私は真那を挟んで反対側に寝ころんだ。
すると、真那は満足したのかすぐに寝息を立て始めたのだ。
「こんなに早く寝ちゃうなんて・・・よっぽど疲れたか安心したのかのどっちかね。」
肘をつき、真那を少し上から見下ろすようにして私は少し体を起こした。
「真那も、俺が父親でも大丈夫そうでよかったよ。」
「・・・。」
その言葉に、私はもう一度圭吾さんの気持ちを確かめることにした。
「ねぇ、本当にいいの?」
「何が?」
「散々言ったと思うし、わかってると思うけど私は子持ちだよ?」
「それが?」
「普通の人たちとの『お付き合い』とは違うでしょ?だって、この子は圭吾さんの子どもじゃないんだし・・。」
大切にしてくれるのはうれしいけど、いつか嫌になる日がくるかもしれない。
それは圭吾さんのほうかもしれないし、真那のほうかもしれないのだ。
「たしかに、血は繋がってないけど、那智の子どもなら俺の子どもでもあるよ。だって俺が好きになった人の子どもなんだから。」
「~~~~っ。」
「本当はずっと・・・何回も言いたかった。でも、真那がいるから言わない方がいいかと思ってセーブしてたんだ。」
「?・・・何を?」
そう聞くと、圭吾さんは手を伸ばしてきて私の頬に触れた。
そして、うれしそうに笑って・・・
「好きだよ。自分のことも真那のことも、周りも大切に考えれる那智が好きだ。」
「へっ・・・?」
「あんまり『好き好き』言ってたら、真那が覚えちゃうだろう?でも本当は言いたかった。・・・で、こうやって顔を赤くする那智も見たかった。」
「~~~~っ。」
「那智、知ってる?今・・・『母親』じゃなくて『那智』の顔してる。顔を赤くしながらもうれしさと困惑が混ざった目をしてる。」
「そんなこと・・・・」
「『ない』?本当に?確かめて・・・いい?」
そう言うと、圭吾さんは少し体を起こして顔を近づけてきた。
あまりにもまっすぐな視線に動けないでいると、そのまま彼の唇と私の唇が重なってしまったのだ。
「んっ・・・」
「やば・・・かわいい・・。もっといい・・?」
その質問に答えなんてなく、私たちは何度も唇を重ねた。
それは決して激しいものではなく、圭吾さんの『好き』という気持ちが伝わってくるような優しいもので、『体には相性がある』という言葉に納得させられてしまうものだった。
「好き・・・好きだよ、那智。」
「わ・・私も・・・好き・・。」
こっそり気持ちを伝え合った私たちは、この日を境に真那の目が届かないところでスキンシップをするようになったのだった。
そして、年は暮れて新しい1年が始まった。
圭吾さんと深田さんは、年始恒例(?)の餅をのどに詰まらせた高齢者を救急車で病院に運ぶ仕事に追われ、私は柚香さんに頼まれた和服の仕上げにかかっていた。
デザインや寸法なんかの調整を何度もし、合間にネットの仕事も進めていく。
SNSで拡散されたあとに殺到した注文は、その大半が冷やかしだった。
日数がかかることを伝えると、8割ほどの人が引いたのだ。
「まぁ、リピーターがちょっと増えたってとこは感謝だね。」
ほんの少しだけ増えた仕事に感謝しながら柚香さん依頼の和服を縫っていく。
そのとき、柚香さんからビデオ電話がかかってきたのだ。
『もしもしー?那智さーん?』
「はいはい、おはようっ。柚香さん。」
『いつもお世話になっております。急かすようで申し訳ないのですが、進捗状況は・・・。』
恋人へのプレゼントだったら、早く渡したいはずだ。
そう思って私はスマホを持って着物を映して見せた。
「どうかしら?ちょっと余裕ができたから一気にしたの。あとは全体のチェックしたらもう送れると思うんだけど・・・。」
そう言うと、柚香さんは驚いた表情を見せた。
『もうできたんですか!?・・・ほんっとすごいですぅっ!私のデザイン通り!!』
「まぁ、柚香さんとは長い付き合いだしね、わかるよー。」
『ありがとうございますっ!』
「あ、扇子とか雪駄はどうするの?用意しようか?」
小物を用意するのも大変かと思って声をかけた。
私だったら、どれも知り合いから取り寄せることができる。
『あ、それはもう別で手配してありますので・・・!』
「オーケー。じゃああとで配送手配するけど・・・時間と日にち指定にする?バレたくないよね?」
『!!』
プレゼントするものを本人が受け取ってしまっては意味がない。
柚香さん宛てで送るから開けることはないだろうけど、送り主の私の名前を見たら中身を気にするかもしれないのだ。
柚香さんにも渡したいタイミングがあるだろう。
『し・・指定がいいですっ!』
かわいい答えに思わず笑ってしまいそうになるのをぐっと堪えた。
「だよね。じゃあ日にちと時間、あと場所も決まったらメールしてくれる?それで手配するから・・・。」
『はいっ!何から何まですみませんー・・・。』
こうして電話を切った私は、柚香さんが言ってきそうな日を予測した。
「もうほぼ完成なことはわかってるし、来週か再来週あたりに指定してくるかな?そうなると、配送の業者さんが週1でうちに来てくれるから、それに合わせることになるからー・・・。」
指を折りながら配送日を逆算していく私。
しかしここでとんでもない事実に気がつく。
「え・・・待って?もしかして業者さんが来る日とずれちゃうんじゃ・・・。」
私が着物を仕立て上げ、それらを包んだあと梱包し、発送手続きまで済ませるにはまだ少し時間がかかってしまう。
柚香さんもそれを見越して日にちを指定してくるはずだ。
そして、その作業が終わるまでに配送業者が来てしまう可能性が高いのだ。
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