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デート。
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玄関のドアを開けると、弓弦さんが立っていた。
弓弦「用意できた?」
ほたる「はい・・・。」
弓弦「車でいけるとこだったらいいんだけど・・・。」
アパートの前に止められてた車。
助手席のドアを開けてくれた。
弓弦「車でも・・いい?」
ほたる「はいっ・・・大丈夫ですっ。」
そんなの断れるわけもなく、私は弓弦さんの車に乗せてもらった。
弓弦「で、どこいくつもりだったの?」
ほたる「・・・笑いません?」
弓弦「それは返答によるかな。」
笑顔で私を見てくる弓弦さん。
ほたる「・・・おもちゃ屋さん。」
弓弦「・・・・うん?」
ほたる「おもちゃ屋さんなんですー、今日行こうかと思ってたとこ・・。」
弓弦「おもちゃ?最近できた店なら知ってるんだけど・・・そこでいい?」
ほたる「え・・いいんですか?」
弓弦「うん。ほたるちゃんが行きたいとこ、知りたいし。」
弓弦さんは車を走らせ出した。
窓の向こうに広がる景色を眺める。
普段は電車かバスか歩きだから、車は新鮮だ。
弓弦「・・・たのしい?」
ほたる「はいっ。」
弓弦「なんでおもちゃなのか聞いてもいい?」
ほたる「あー、子供たちがハマってるおもちゃの調査に行きたくて・・・。」
弓弦「子供たち?」
ほたる「もー、すごいんです。テレビの曲歌いたいとか、変身ごっこに付き合ってとか・・・。だから内容知っときたくて。」
弓弦「なるほど。」
そんな話をしてるうちについたおもちゃ屋さん。
すっごい大きいところで私は唖然と見てしまった。
ほたる「こんな大きいとこ初めてきた・・・。」
弓弦「俺もこんな大きいとは思わなかった。」
2人で中に入って、端から端まで歩いて見た。
中は小さな子供から大人の人まででごった返してる。
弓弦「すごい人だな・・・あ、あの辺じゃない?幼稚園児ぐらいの子がたくさんいてる。」
指をさされた方を見ると、この前子供たちが言ってたキャラクターのおもちゃがたくさん並んでた。
ほたる「あ、そうです!そうです!」
私は売り場で子供たちの様子を眺めた。
テーマ曲を歌いながら歩いてる子供。
特定のキャラクターにしか興味のない子。
みんな様々だったけど、色々知ることができた。
ほたる「あの曲の楽譜ってどうやったら手に入るんだろー。」
悩みながらも他の売り場もチェックする。
ほたる「決め台詞はーーーーで、ーーーーが悪者で・・・。」
ぶつぶつ言いながら売り場を歩いてると、弓弦さんと来てたことを思い出した。
ほたる「あっ・・・!」
弓弦「どうかした?」
後ろから聞こえた弓弦さんの声。
ほたる「一緒についてきてくれてたんですか?」
弓弦「?・・・そうだけど?」
ほたる「つきあってもらってすみません・・・。」
弓弦「結構楽しいよ?俺も小さい頃はハマってたし(笑)」
弓弦さんは、棚にある商品を手にとって、眺め出した。
ほたる「ありがとうございます。」
そのあともしばらく見て、私たちはお店を出た。
弓弦「お昼でも食べに行く?」
ほたる「はい。」
弓弦「お、即答。」
ほたる「ここまで連れてきてもらったお礼をさせてください。」
こんな遠くまで車で連れてきてもらったお礼になるかわからないけど、何かしたかった。
弓弦「・・・それは違う形がいいな。」
ほたる「ご飯じゃ・・・ダメですか?」
弓弦「ご飯はいこう。食べたあとに言うから聞いてくれる?」
ほたる「もちろんっ。」
弓弦さんは、車を走らせた。
30分ぐらいで、なんだか小洒落たカフェレストランに着いた。
ほたる「ここですか?」
弓弦「そう。女の子が好きそうな感じでしょ?」
ほたる「好きですー。」
落ち着いた色味のレストランで、私たちはランチを食べた。
ーーーー
ほたる「・・・私はお礼に何をしたらいいですか?」
ご飯を食べ終わって、私は弓弦さんに聞いた。
弓弦「あぁ、薬、飲んでくれる?」
ほたる「?・・・飲んだら教えてくれますか?」
弓弦「?・・・『薬を飲む』ってことがお礼に欲しいんだけど。」
え・・・それは『しなきゃいけないこと』だから確実にするんだけど・・・。
ほたる「そんなのお礼になりません。」
弓弦「そう?じゃあ先に薬を飲んで?」
ほたる「飲みますけど・・・。」
弓弦「ほら、出して。」
私は鞄から薬の入ったポーチを取り出した。
今日の日付が書いてある薬の袋を出す。
錠剤が一つ。
弓弦「あれ?粉薬じゃないの?」
ほたる「粉は夜だけなんです。量が多いから。朝と昼は錠剤。」
ぱくっと口に放り込んで、水を流し入れた。
弓弦「その薬って予備をもらってるよね?」
ほたる「?・・・はい。」
弓弦「予備を1つ、俺にくれる?」
ーーーー
弓弦「用意できた?」
ほたる「はい・・・。」
弓弦「車でいけるとこだったらいいんだけど・・・。」
アパートの前に止められてた車。
助手席のドアを開けてくれた。
弓弦「車でも・・いい?」
ほたる「はいっ・・・大丈夫ですっ。」
そんなの断れるわけもなく、私は弓弦さんの車に乗せてもらった。
弓弦「で、どこいくつもりだったの?」
ほたる「・・・笑いません?」
弓弦「それは返答によるかな。」
笑顔で私を見てくる弓弦さん。
ほたる「・・・おもちゃ屋さん。」
弓弦「・・・・うん?」
ほたる「おもちゃ屋さんなんですー、今日行こうかと思ってたとこ・・。」
弓弦「おもちゃ?最近できた店なら知ってるんだけど・・・そこでいい?」
ほたる「え・・いいんですか?」
弓弦「うん。ほたるちゃんが行きたいとこ、知りたいし。」
弓弦さんは車を走らせ出した。
窓の向こうに広がる景色を眺める。
普段は電車かバスか歩きだから、車は新鮮だ。
弓弦「・・・たのしい?」
ほたる「はいっ。」
弓弦「なんでおもちゃなのか聞いてもいい?」
ほたる「あー、子供たちがハマってるおもちゃの調査に行きたくて・・・。」
弓弦「子供たち?」
ほたる「もー、すごいんです。テレビの曲歌いたいとか、変身ごっこに付き合ってとか・・・。だから内容知っときたくて。」
弓弦「なるほど。」
そんな話をしてるうちについたおもちゃ屋さん。
すっごい大きいところで私は唖然と見てしまった。
ほたる「こんな大きいとこ初めてきた・・・。」
弓弦「俺もこんな大きいとは思わなかった。」
2人で中に入って、端から端まで歩いて見た。
中は小さな子供から大人の人まででごった返してる。
弓弦「すごい人だな・・・あ、あの辺じゃない?幼稚園児ぐらいの子がたくさんいてる。」
指をさされた方を見ると、この前子供たちが言ってたキャラクターのおもちゃがたくさん並んでた。
ほたる「あ、そうです!そうです!」
私は売り場で子供たちの様子を眺めた。
テーマ曲を歌いながら歩いてる子供。
特定のキャラクターにしか興味のない子。
みんな様々だったけど、色々知ることができた。
ほたる「あの曲の楽譜ってどうやったら手に入るんだろー。」
悩みながらも他の売り場もチェックする。
ほたる「決め台詞はーーーーで、ーーーーが悪者で・・・。」
ぶつぶつ言いながら売り場を歩いてると、弓弦さんと来てたことを思い出した。
ほたる「あっ・・・!」
弓弦「どうかした?」
後ろから聞こえた弓弦さんの声。
ほたる「一緒についてきてくれてたんですか?」
弓弦「?・・・そうだけど?」
ほたる「つきあってもらってすみません・・・。」
弓弦「結構楽しいよ?俺も小さい頃はハマってたし(笑)」
弓弦さんは、棚にある商品を手にとって、眺め出した。
ほたる「ありがとうございます。」
そのあともしばらく見て、私たちはお店を出た。
弓弦「お昼でも食べに行く?」
ほたる「はい。」
弓弦「お、即答。」
ほたる「ここまで連れてきてもらったお礼をさせてください。」
こんな遠くまで車で連れてきてもらったお礼になるかわからないけど、何かしたかった。
弓弦「・・・それは違う形がいいな。」
ほたる「ご飯じゃ・・・ダメですか?」
弓弦「ご飯はいこう。食べたあとに言うから聞いてくれる?」
ほたる「もちろんっ。」
弓弦さんは、車を走らせた。
30分ぐらいで、なんだか小洒落たカフェレストランに着いた。
ほたる「ここですか?」
弓弦「そう。女の子が好きそうな感じでしょ?」
ほたる「好きですー。」
落ち着いた色味のレストランで、私たちはランチを食べた。
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ほたる「・・・私はお礼に何をしたらいいですか?」
ご飯を食べ終わって、私は弓弦さんに聞いた。
弓弦「あぁ、薬、飲んでくれる?」
ほたる「?・・・飲んだら教えてくれますか?」
弓弦「?・・・『薬を飲む』ってことがお礼に欲しいんだけど。」
え・・・それは『しなきゃいけないこと』だから確実にするんだけど・・・。
ほたる「そんなのお礼になりません。」
弓弦「そう?じゃあ先に薬を飲んで?」
ほたる「飲みますけど・・・。」
弓弦「ほら、出して。」
私は鞄から薬の入ったポーチを取り出した。
今日の日付が書いてある薬の袋を出す。
錠剤が一つ。
弓弦「あれ?粉薬じゃないの?」
ほたる「粉は夜だけなんです。量が多いから。朝と昼は錠剤。」
ぱくっと口に放り込んで、水を流し入れた。
弓弦「その薬って予備をもらってるよね?」
ほたる「?・・・はい。」
弓弦「予備を1つ、俺にくれる?」
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