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ーーーーー
陽太さんが私の『護衛』について1週間の時間が流れた。
私の仕事のことや、この家でしてることなんかを伝えたらすぐに覚えてくれ、圭一さんがいないときはずっと側にいてくれてる。
「柚香姐さん、今日は仕事場行きますか?」
「そうですね・・・ちょっとだけ行こうかな・・・?」
「車回してきます!」
私の行動パターンを把握してるのか、陽太さんはいろいろ声をかけてくれる。
仕事をはじめ、買い物や藤沼さんのエステ、茶々との遊びまで声をかけてくれるのだ。
(私の行動パターンが少ないのが問題かも・・・。)
そんなことを思いながらまた数日が流れ、私の買い物に陽太さんも一緒に付いてくることに・・・。
一平さんが運転する車の後部座席に座り、隣には陽太さんという変な光景の中、私は買い物リストを眺めていた。
「えっと・・・豚汁作ったらみんな食べるよね?具もいっぱい入るし・・・野菜を中心に買い物しようかな。」
家の冷蔵庫に残ってるものや、今日買うもので何を作るか献立を考えていく。
買い物に行けない時はみんなが適当に買ってきてくれるからそれで料理を作ってるけど、自分で献立を考えれるのも楽しいのだ。
「今日はホームセンターの方は寄らなくて大丈夫っスか?」
運転しながら一平さんが鏡越しに聞いてきた。
「まだいっぱいあるから大丈夫ー・・・あっ・・・!」
「どうかしました?」
「ちょっと大きいらくがき帳が欲しい・・かもしれない・・。」
一つ思いついたデザインがあったことを思い出した私。
いつもの大きさじゃちょっと描ききれそうになかったのだ。
「前と一緒で先にホームセンター行きましょうか。スーパーではあまり大きな紙は売って無さそうですし。」
「うぅ・・・ごめん・・・。」
「いや、いいっスよ。買い忘れのほうが組長に殺されますんで。」
「あはは・・・・」
前に買い物に来た通りに動くことになり、一平さんが駐車場に車を止めてから私たちはホームセンターに向かった。
そこで大きならくがき帳を一冊と、さらに大きな画用紙を1枚買い、スーパーに向かう。
するとこの前、渉くんに会った場所を通り過ぎたのだ。
(まぁ、二回も連続で会うなんてことはないよね。)
連絡先でも聞けばよかったと思いながら歩いていると、少し遠くから私の名前を呼ぶ声が聞こえてきたのだ。
その声に振り返って声の主を探すと、建物の柱のところで渉くんの姿が・・・
「え・・・!?渉くん・・・!?」
「柚香ー!また会ったな!」
本当に会えるとは思ってなかった私は開いた口が塞がらなかった。
「柚香姐さん、知り合いですか?」
渉くんに聞こえないようにか、こそっと聞いてきた陽太さん。
それに応えるように、私も小声で返す。
「えっと・・・施設にいたころの同級生で友達なんだけど、この前初めてここで再会したの。」
「へぇー・・・そうなんですか。」
渉くんが駆け寄ってくるのを見てか、一平さんと陽太さんは私から少し離れていった。
物陰に隠れながら私を視界から消えないようにしてるみたいだ。
「柚香、今日も買い物か?」
「え?・・・あ、うん。」
「この前会ったときにスマホの番号聞いとけばよかったなって思ってさ・・・今、聞いてもいいか?」
「うん、大丈夫だよ。」
私も聞きたかったことから、鞄からスマホを取り出して渉くんと番号を交換した。
これでいつでも連絡を取ることができるのだけど、私は渉くんのスマホを持つ『手』が気になった。
手首に何か・・・『刺青』のようなものがチラッと見えたのだ。
(このマーク・・どこかで・・・・)
見覚えがあるような内容な柄に記憶を手繰り寄せるけど、今はまだ思い出せそうになかった。
「どした?柚香。」
「・・・ううん、何でもない。」
お互いの電話番号を登録したあと、渉くんは『仕事があるから』と言って行ってしまった。
その後姿を見送り、私は自分の買い物に向かう。
「柚香姐さん、お話は終わりましたか?」
物陰にいてくれてた陽太さんが出てきて、いつの間にか私の半歩後ろを歩いていた。
そんな動きにもう慣れてしまっていた私は、前を向いたままさっきのことを話す。
「あ、渉くんとスマホの番号を交換したの。前は聞けなかったから・・・。」
そう言ったとき、私はふとあの刺青のことが気になった。
「・・・ねぇ、陽太さん。」
「はい。」
「あの・・ここに刺青とかって・・・結構したりするものなの?」
そう言って私は手の甲を指さした。
「!!」
「圭一さんは背中と腕にあるのは知ってるんだけど・・・あ、一平さんも背中にあるよね?陽太さんは・・・」
「自分は両肩から肘まで入ってますね。」
「手の甲って初めて見たから・・・普通なのかなって思ったんだけど・・・。」
渉くんの手にあった刺青はオシャレタトゥかもしれない。
でも何か引っかかることがある気がしたのだ。
「まぁ、どこにいれても自由ですからね。今は消える墨もありますし。」
「そんなのもあるの?」
「えぇ。・・・おススメはしませんよ?組長が絶対嫌がりますんで。」
「?・・・そうなの?」
「はい。それより姐さん、買い物しないと。」
「あっ・・・!そうだった!!」
陽太さんに言われ、私は買い物リストを眺めながらスーパーを回ったのだった。
ーーーーー
柚香が買い物をしてる頃、圭一は『A&a』の会社で仕事をしていた。
畑違いの場所から取引の連絡をもらい、秘書をしてる藤沼と頭を抱えてる真っ最中だ。
「社長、どうします?さっきの電話・・・」
「・・・。」
「うち、アパレルがメインの会社ですよね?」
「・・・わかってる。」
基本はアパレルがメインの会社だけど、他の事業も手掛けてる『A&a』。
雑貨や美容院、建設なんかもあることはあるけど、今回は初めての内容だったのだ。
「『廃業した遊園地を買い取ってくれ』って・・・土地が広大すぎるだろ・・・」
そう、取引の申し出をしてきたところは不動産屋。
それも『買い手がつかない廃業遊園地を丸ごと買ってくれないか』という話だったのだ。
「いつ閉園した遊園地だ?」
「5年前ですね。」
「結構草木は生えてそうだな・・・」
「動物も住み着いてるんじゃないですか?」
「・・・あり得る。立地は?」
「閑静な場所ですね。主要道路がありますけどさほど混まないようです。周りに飲食店が少ないのと、あと駅まで少し距離が。」
「どれくらいだ?」
「バスで30分ほどですかね。車だったら15分ほどかと。」
「微妙ー・・・。」
マンションを建てようにも土地が広大すぎてイマイチ案が浮かばない。
かといって商業施設を建てようにも、周りに住宅が少なすぎて集客は見込めない。
オフィスビルという手もあるが、それもこんなに広大な土地はいらないのだ。
「どうしたものか・・・。」
「まぁ、買い手が付いてない時点ですぐにどこかに売れると思えませんし、少し考えますか?」
「そうだな。先方にはそう答えておいてくれるか?」
「わかりました。」
藤沼が先方に連絡をしてる間、俺はその廃園した遊園地のマップを眺めていた。
ジェットコースターにメリーゴーラウンド、小さめな観覧車やお化け屋敷なんかがあったようで、昔は盛況だったのだろう。
園内をぐるっと回れる列車の線路もあり、親子連れなんかが一日かけて遊べるように作られていた。
「まぁ・・・子供はいづれ大きくなる。そうなって過疎になり、遊園地も潰れたんだろうな。」
営業側はきっと惜しみながら閉園を決めたに違いない。
できれば高値で買ってやりたいところだが、そうもいかないかもしれないのだ。
「切り売りすればどうにかなるか?」
そんなことを考えながら少し悩もうと思い、俺は資料たちをファイルに入れたのだった。
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陽太さんが私の『護衛』について1週間の時間が流れた。
私の仕事のことや、この家でしてることなんかを伝えたらすぐに覚えてくれ、圭一さんがいないときはずっと側にいてくれてる。
「柚香姐さん、今日は仕事場行きますか?」
「そうですね・・・ちょっとだけ行こうかな・・・?」
「車回してきます!」
私の行動パターンを把握してるのか、陽太さんはいろいろ声をかけてくれる。
仕事をはじめ、買い物や藤沼さんのエステ、茶々との遊びまで声をかけてくれるのだ。
(私の行動パターンが少ないのが問題かも・・・。)
そんなことを思いながらまた数日が流れ、私の買い物に陽太さんも一緒に付いてくることに・・・。
一平さんが運転する車の後部座席に座り、隣には陽太さんという変な光景の中、私は買い物リストを眺めていた。
「えっと・・・豚汁作ったらみんな食べるよね?具もいっぱい入るし・・・野菜を中心に買い物しようかな。」
家の冷蔵庫に残ってるものや、今日買うもので何を作るか献立を考えていく。
買い物に行けない時はみんなが適当に買ってきてくれるからそれで料理を作ってるけど、自分で献立を考えれるのも楽しいのだ。
「今日はホームセンターの方は寄らなくて大丈夫っスか?」
運転しながら一平さんが鏡越しに聞いてきた。
「まだいっぱいあるから大丈夫ー・・・あっ・・・!」
「どうかしました?」
「ちょっと大きいらくがき帳が欲しい・・かもしれない・・。」
一つ思いついたデザインがあったことを思い出した私。
いつもの大きさじゃちょっと描ききれそうになかったのだ。
「前と一緒で先にホームセンター行きましょうか。スーパーではあまり大きな紙は売って無さそうですし。」
「うぅ・・・ごめん・・・。」
「いや、いいっスよ。買い忘れのほうが組長に殺されますんで。」
「あはは・・・・」
前に買い物に来た通りに動くことになり、一平さんが駐車場に車を止めてから私たちはホームセンターに向かった。
そこで大きならくがき帳を一冊と、さらに大きな画用紙を1枚買い、スーパーに向かう。
するとこの前、渉くんに会った場所を通り過ぎたのだ。
(まぁ、二回も連続で会うなんてことはないよね。)
連絡先でも聞けばよかったと思いながら歩いていると、少し遠くから私の名前を呼ぶ声が聞こえてきたのだ。
その声に振り返って声の主を探すと、建物の柱のところで渉くんの姿が・・・
「え・・・!?渉くん・・・!?」
「柚香ー!また会ったな!」
本当に会えるとは思ってなかった私は開いた口が塞がらなかった。
「柚香姐さん、知り合いですか?」
渉くんに聞こえないようにか、こそっと聞いてきた陽太さん。
それに応えるように、私も小声で返す。
「えっと・・・施設にいたころの同級生で友達なんだけど、この前初めてここで再会したの。」
「へぇー・・・そうなんですか。」
渉くんが駆け寄ってくるのを見てか、一平さんと陽太さんは私から少し離れていった。
物陰に隠れながら私を視界から消えないようにしてるみたいだ。
「柚香、今日も買い物か?」
「え?・・・あ、うん。」
「この前会ったときにスマホの番号聞いとけばよかったなって思ってさ・・・今、聞いてもいいか?」
「うん、大丈夫だよ。」
私も聞きたかったことから、鞄からスマホを取り出して渉くんと番号を交換した。
これでいつでも連絡を取ることができるのだけど、私は渉くんのスマホを持つ『手』が気になった。
手首に何か・・・『刺青』のようなものがチラッと見えたのだ。
(このマーク・・どこかで・・・・)
見覚えがあるような内容な柄に記憶を手繰り寄せるけど、今はまだ思い出せそうになかった。
「どした?柚香。」
「・・・ううん、何でもない。」
お互いの電話番号を登録したあと、渉くんは『仕事があるから』と言って行ってしまった。
その後姿を見送り、私は自分の買い物に向かう。
「柚香姐さん、お話は終わりましたか?」
物陰にいてくれてた陽太さんが出てきて、いつの間にか私の半歩後ろを歩いていた。
そんな動きにもう慣れてしまっていた私は、前を向いたままさっきのことを話す。
「あ、渉くんとスマホの番号を交換したの。前は聞けなかったから・・・。」
そう言ったとき、私はふとあの刺青のことが気になった。
「・・・ねぇ、陽太さん。」
「はい。」
「あの・・ここに刺青とかって・・・結構したりするものなの?」
そう言って私は手の甲を指さした。
「!!」
「圭一さんは背中と腕にあるのは知ってるんだけど・・・あ、一平さんも背中にあるよね?陽太さんは・・・」
「自分は両肩から肘まで入ってますね。」
「手の甲って初めて見たから・・・普通なのかなって思ったんだけど・・・。」
渉くんの手にあった刺青はオシャレタトゥかもしれない。
でも何か引っかかることがある気がしたのだ。
「まぁ、どこにいれても自由ですからね。今は消える墨もありますし。」
「そんなのもあるの?」
「えぇ。・・・おススメはしませんよ?組長が絶対嫌がりますんで。」
「?・・・そうなの?」
「はい。それより姐さん、買い物しないと。」
「あっ・・・!そうだった!!」
陽太さんに言われ、私は買い物リストを眺めながらスーパーを回ったのだった。
ーーーーー
柚香が買い物をしてる頃、圭一は『A&a』の会社で仕事をしていた。
畑違いの場所から取引の連絡をもらい、秘書をしてる藤沼と頭を抱えてる真っ最中だ。
「社長、どうします?さっきの電話・・・」
「・・・。」
「うち、アパレルがメインの会社ですよね?」
「・・・わかってる。」
基本はアパレルがメインの会社だけど、他の事業も手掛けてる『A&a』。
雑貨や美容院、建設なんかもあることはあるけど、今回は初めての内容だったのだ。
「『廃業した遊園地を買い取ってくれ』って・・・土地が広大すぎるだろ・・・」
そう、取引の申し出をしてきたところは不動産屋。
それも『買い手がつかない廃業遊園地を丸ごと買ってくれないか』という話だったのだ。
「いつ閉園した遊園地だ?」
「5年前ですね。」
「結構草木は生えてそうだな・・・」
「動物も住み着いてるんじゃないですか?」
「・・・あり得る。立地は?」
「閑静な場所ですね。主要道路がありますけどさほど混まないようです。周りに飲食店が少ないのと、あと駅まで少し距離が。」
「どれくらいだ?」
「バスで30分ほどですかね。車だったら15分ほどかと。」
「微妙ー・・・。」
マンションを建てようにも土地が広大すぎてイマイチ案が浮かばない。
かといって商業施設を建てようにも、周りに住宅が少なすぎて集客は見込めない。
オフィスビルという手もあるが、それもこんなに広大な土地はいらないのだ。
「どうしたものか・・・。」
「まぁ、買い手が付いてない時点ですぐにどこかに売れると思えませんし、少し考えますか?」
「そうだな。先方にはそう答えておいてくれるか?」
「わかりました。」
藤沼が先方に連絡をしてる間、俺はその廃園した遊園地のマップを眺めていた。
ジェットコースターにメリーゴーラウンド、小さめな観覧車やお化け屋敷なんかがあったようで、昔は盛況だったのだろう。
園内をぐるっと回れる列車の線路もあり、親子連れなんかが一日かけて遊べるように作られていた。
「まぁ・・・子供はいづれ大きくなる。そうなって過疎になり、遊園地も潰れたんだろうな。」
営業側はきっと惜しみながら閉園を決めたに違いない。
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