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第3話
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「辛いでしょうけどフローラ元気を出して。良い恋を見つけましょう」
婚約破棄されたのにフローラが元気なのは理由があった。話し合いの数日前、テリーがアリスに寝取られ妊娠した事実を知り、かなりショックで泣いていたら友人がパーティに誘ってくれた。
そうしたら幼馴染のレオナルドに話を聞いてもらい慰められた。彼は昔からの知り合いで、アリスに嫌がらせされるフローラをずっと見てきた。
伯爵家の嫡男で温かい心を持ち、何かと心配してくれて穏やかな笑顔を向けてくれる人。フローラも彼のことは心のどこかで安らぎをくれる人だと好意を持って信頼していた。
「フローラが落ち込んでいるこんな時に卑怯かもしれないけど、これ以上泣くフローラを見ていられない」
「えっ?どういうこと?」
「ずっと好きだった」
正直、衝撃でテリーがアリスを妊娠させた悲しさとか全てが吹っ飛んだ。そして数日後に互いの家族で婚約破棄の話し合いをしてけど、フローラは全く落ち込んでなくて元気に明るくいられたのです。
ここからアリスと婚約したテリーは地獄のような生活が始まる。アリスは姉に異常な対抗心を燃やしているので、テリーを奪った。アリスはテリーに何の愛情もなく、他の異性と遊び回っていた。
そんなことは知らないテリーはアリスを溺愛して何でも我儘も許し贅沢もさせた。側近がテリーにアリスの素行の悪さを助言や注意を何度もしても聞く耳は持たない。
次第にテリーもアリスがあまのじゃくな性格だと気がつき始めて、アリスと別れたいと思うようになりフローラに復縁してくる。
「何で僕はフローラを裏切ってアリスを選んだのだろう……」
フローラと婚約破棄して正式にアリスと付き合いはじめて、一週間でもう無理だなと感じる。フローラと付き合っている時はたまに会うだけだったので、性格を掴みきれてなかった。自分勝手なアリスのことを可愛いとさえ思っていた。
テリーはどうにかしてアリスの性格を改善させようと努力したが無駄だった。まずは相手からの印象を変えるには、自分が変わらないとと思い、テリーはアリスのお願いをとことん聞いた。
自己犠牲の精神でテリーはアリスを重視するように接してきましたが、一向に変化がないどころを増長していくばかりで手に負えないと困り果てる。
「テリーはM気質があるのか?」
「僕は本来はSで我が強いほうだ!お前も知ってるだろう?でもアリスがそれ以上に身勝手でどうすることもできないんだ」
「それなら何で別れないんだ?」
「アリスは妊娠してるし、これはフローラを裏切った僕の罰で仕方ないんだよ」
友人からマゾに目覚めてしまったのかと、あざ笑いテリーにからかうような表情を向けてくる。
この頃はどこまでアリスのわがままに自分は耐えられるのか?とテリーは頭の中が壊れ始めて笑顔を浮かべて愉快な心境になっていた。
婚約破棄されたのにフローラが元気なのは理由があった。話し合いの数日前、テリーがアリスに寝取られ妊娠した事実を知り、かなりショックで泣いていたら友人がパーティに誘ってくれた。
そうしたら幼馴染のレオナルドに話を聞いてもらい慰められた。彼は昔からの知り合いで、アリスに嫌がらせされるフローラをずっと見てきた。
伯爵家の嫡男で温かい心を持ち、何かと心配してくれて穏やかな笑顔を向けてくれる人。フローラも彼のことは心のどこかで安らぎをくれる人だと好意を持って信頼していた。
「フローラが落ち込んでいるこんな時に卑怯かもしれないけど、これ以上泣くフローラを見ていられない」
「えっ?どういうこと?」
「ずっと好きだった」
正直、衝撃でテリーがアリスを妊娠させた悲しさとか全てが吹っ飛んだ。そして数日後に互いの家族で婚約破棄の話し合いをしてけど、フローラは全く落ち込んでなくて元気に明るくいられたのです。
ここからアリスと婚約したテリーは地獄のような生活が始まる。アリスは姉に異常な対抗心を燃やしているので、テリーを奪った。アリスはテリーに何の愛情もなく、他の異性と遊び回っていた。
そんなことは知らないテリーはアリスを溺愛して何でも我儘も許し贅沢もさせた。側近がテリーにアリスの素行の悪さを助言や注意を何度もしても聞く耳は持たない。
次第にテリーもアリスがあまのじゃくな性格だと気がつき始めて、アリスと別れたいと思うようになりフローラに復縁してくる。
「何で僕はフローラを裏切ってアリスを選んだのだろう……」
フローラと婚約破棄して正式にアリスと付き合いはじめて、一週間でもう無理だなと感じる。フローラと付き合っている時はたまに会うだけだったので、性格を掴みきれてなかった。自分勝手なアリスのことを可愛いとさえ思っていた。
テリーはどうにかしてアリスの性格を改善させようと努力したが無駄だった。まずは相手からの印象を変えるには、自分が変わらないとと思い、テリーはアリスのお願いをとことん聞いた。
自己犠牲の精神でテリーはアリスを重視するように接してきましたが、一向に変化がないどころを増長していくばかりで手に負えないと困り果てる。
「テリーはM気質があるのか?」
「僕は本来はSで我が強いほうだ!お前も知ってるだろう?でもアリスがそれ以上に身勝手でどうすることもできないんだ」
「それなら何で別れないんだ?」
「アリスは妊娠してるし、これはフローラを裏切った僕の罰で仕方ないんだよ」
友人からマゾに目覚めてしまったのかと、あざ笑いテリーにからかうような表情を向けてくる。
この頃はどこまでアリスのわがままに自分は耐えられるのか?とテリーは頭の中が壊れ始めて笑顔を浮かべて愉快な心境になっていた。
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