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リュウのケイトウ レガシィ14 蹂躙される街
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慧人と夏は次々と
竜を無力化して行く。
しかし溢れる程に湧き出す小型の竜の進行は
(小型と言っても体長5~8mはある。)
止まるところを知らない。
街外れの資材置き場に穿たれた(うがたれた)
大きな穴より次々と溢れ出て来る。
大深度地下より進行して来た群体は
トンネルを形成しており
増援が後をたたないのだ。
(拉致があかんな。
ネイ 爆縮 フェリアだ。
個体を一つづつ無力化していては
収集がつかない。
コア採取は諦めよう。
爆縮 フェリアを効果最大で使用
一気に片を付けよう。)
(イエス マスター。)
『夏、スカーレット2
スレイブ チャンバーを
爆縮 フェリアに換装。
効果最大にて使用。
このままでは砦も危うい。』
『了解。
爆縮 フェリア 効果最大にて使用します。』
慧人と夏が
竜の数に手こずっている頃
サレヒュトはようやく砦へと
取り付いた。
『レイラ殿、戦況はどうだ?。
思わしくないのは見て分かるが。』
『ああ、お察しの通りだ。
とにかく数が多い、
全く捌ききれていない状況だ。
その上、大型のゼルバヒュドラと
ポアドスの生態エネルギー砲が
長距離から援護して来る。
砦のエネルギー反転フィールドで
凌いでいるが、
そのおかげでこちらは実体弾しか
使用出来ない。
まあ、私の機体と他二機以外は
エネルギー粒子砲を装備すら
していないから丁度良いがな。』
レイラはサブモニターに映る
ワイプのサレヒュトの不敵な髭面へ
冗談混じりのニヒルな笑顔を返した。
『なるほど状況は概ね理解した。
申し遅れたな、
シュェリ機構甲冑隊の
サレヒュト シュェリだ。
上空より援護射撃している
2機もうちの隊の所属機だ。』
両肩部の機銃を掃射しながら
サレヒュトはモニターへ向かって
軽く会釈した。
『私はガセア王国所属
第三機構甲冑連隊
隊長のレイラ エルラ ガセア。
よろしく頼む。』
(なんだよお姫様だったのかよ。
まあ、前線に出張ってるところを見るに
第二か第三王女なんだろうが…。
身分の事をどうこう
俺が言うのもおかしなもんか。)
サレヒュトも王族の血筋の者である。
双子の弟として生まれたサレヒュトは
昔からの信仰の慣わしとして忌み子とされ
遠縁の伯爵家シュェリへ養子として
出されたのだ。
しかし、自分の境遇を義父より
聞かされた時も取り立て
王家を恨む事もなかった。
それは実の兄であるアグレイトとは
親友、ライバルとして幼い頃より育ち
人柄としても尊敬する人物だったからである。
アグレイトは幼い頃に既に
サレヒュトの境遇を聞かされていた。
知っていて尚、憐れむ様な事も無く
良き友、ライバルとして接し
それに弟としても愛していたのだ。
二人の兄弟は周りから見ても
羨む程の仲の良さだったと言う。
竜を無力化して行く。
しかし溢れる程に湧き出す小型の竜の進行は
(小型と言っても体長5~8mはある。)
止まるところを知らない。
街外れの資材置き場に穿たれた(うがたれた)
大きな穴より次々と溢れ出て来る。
大深度地下より進行して来た群体は
トンネルを形成しており
増援が後をたたないのだ。
(拉致があかんな。
ネイ 爆縮 フェリアだ。
個体を一つづつ無力化していては
収集がつかない。
コア採取は諦めよう。
爆縮 フェリアを効果最大で使用
一気に片を付けよう。)
(イエス マスター。)
『夏、スカーレット2
スレイブ チャンバーを
爆縮 フェリアに換装。
効果最大にて使用。
このままでは砦も危うい。』
『了解。
爆縮 フェリア 効果最大にて使用します。』
慧人と夏が
竜の数に手こずっている頃
サレヒュトはようやく砦へと
取り付いた。
『レイラ殿、戦況はどうだ?。
思わしくないのは見て分かるが。』
『ああ、お察しの通りだ。
とにかく数が多い、
全く捌ききれていない状況だ。
その上、大型のゼルバヒュドラと
ポアドスの生態エネルギー砲が
長距離から援護して来る。
砦のエネルギー反転フィールドで
凌いでいるが、
そのおかげでこちらは実体弾しか
使用出来ない。
まあ、私の機体と他二機以外は
エネルギー粒子砲を装備すら
していないから丁度良いがな。』
レイラはサブモニターに映る
ワイプのサレヒュトの不敵な髭面へ
冗談混じりのニヒルな笑顔を返した。
『なるほど状況は概ね理解した。
申し遅れたな、
シュェリ機構甲冑隊の
サレヒュト シュェリだ。
上空より援護射撃している
2機もうちの隊の所属機だ。』
両肩部の機銃を掃射しながら
サレヒュトはモニターへ向かって
軽く会釈した。
『私はガセア王国所属
第三機構甲冑連隊
隊長のレイラ エルラ ガセア。
よろしく頼む。』
(なんだよお姫様だったのかよ。
まあ、前線に出張ってるところを見るに
第二か第三王女なんだろうが…。
身分の事をどうこう
俺が言うのもおかしなもんか。)
サレヒュトも王族の血筋の者である。
双子の弟として生まれたサレヒュトは
昔からの信仰の慣わしとして忌み子とされ
遠縁の伯爵家シュェリへ養子として
出されたのだ。
しかし、自分の境遇を義父より
聞かされた時も取り立て
王家を恨む事もなかった。
それは実の兄であるアグレイトとは
親友、ライバルとして幼い頃より育ち
人柄としても尊敬する人物だったからである。
アグレイトは幼い頃に既に
サレヒュトの境遇を聞かされていた。
知っていて尚、憐れむ様な事も無く
良き友、ライバルとして接し
それに弟としても愛していたのだ。
二人の兄弟は周りから見ても
羨む程の仲の良さだったと言う。
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