リュウのケイトウ

きでひら弓

文字の大きさ
156 / 188

リュウのケイトウ レガシィ 24 新しい相棒

しおりを挟む
レイラはシミュレーターと同様の
新システムのコクピットに
乗り込むとシステムAIをコールする。

(アデル…。
慧人が私の為だけに用意してくれた
私の新しい相棒。)

『アデル、
レイラだ これから宜しく頼む。』

『イエス マスター。
システムAIのアデルと申します。
こちらこそ、よろしくお願いします
マイ マスター レイラ。』

『早速だが状況の確認を。』

『イエス マスター。
発進準備は全て完了
オール グリーン。
ウェポン パックはネイ システム基準
βーjCS4。』

βーjCS4 武装一覧
近接 78式 高周波ブレードx1
中距離 74式55mmハンドガン アルティマx1
            77G式75mm機銃x1
遠距離 92式90ガイナ キャノンx1
固定武装 Δー1 プレシエント ダガーx2
               Δー2 ロケット ランチャーx2
               Δー3 フォックス テール リーダーx2
※攻撃武装のみ表記

『光学、電子エネルギー、スキル兵装は
無しなんだな。
まあ、私の今の力量では仕方ないか。』

『マスター
メイン システムのコア純度が上がれば
光学、電子エネルギー兵装は
使用可能になります。
スキル兵装は龍真瑰のマナ解放状況に
準じますので精神鍛錬が必要になります。

それとは別に
マスターにお願いがあります。
宜しければ生まれ変わった
この機体に新しい名前を
付けて下さいませんか?。』

『名前か…
アデル…イサレガ………よし!。
アデウル イサレギオスにしよう!。
決めたっ!!。』

『イエス マスター。
ありがとうございます
伝説の勇者の名前みたいですね。』

『ああ。強そうで良いだろう。
名前も決まったところで
慧人の発進準備状況は…。』

慧人が
ネイ シーティス スプレマシーの
コクピットに乗り込み
発進準備が整ったころ
レイラより発進準備完了の
コールが入る。

『慧人、
こちらは発進準備完了した。
そちらも完了か?。』

『ああ、準備完了した。
それより外の状況なんだが。
30機のATEに包囲されている。
ステルスで何もせず、すり抜ける事も
可能だが。』

『いや、
殲滅して行こう。
慧人機の機体性能と
生まれ変わったこの機体の性能なら
可能だと思う。
自分の生い立ちを知ってしまって
この国に残ろうとは思わないが
後の事を姉上達に任せるにしても
訳の分からぬ輩共に
故郷を蹂躙されるのは
我慢ならんのでな。』

コクピットに乗り込み
気持ちを騎士然と切り替えた
レイラは颯爽とした表情で
ハッキリと慧人に
指標を伝えるのだった。
 
『了解だ。
自分が前衛で敵を燻りだす。
後衛頼めるか?。』

『ああ問題無い。
ヤツらの尻に熱いお灸を
据えてやるさ。
この設(しつらえ)て貰った
ガイナ キャノンでな。』

『良し出るぞ。
コールはスカーレットだ
レイラはスカーレット2
俺がスカーレット リーダー。

リーダー発進
スカーレット2
1秒後リーダーに続け!。』

『スカーレット2了解。

慧人ありがとう。』

リニア カタパルトで
先行発進する慧人機の機影を見つめ
緋色に塗り直された
新生アデウル イサレギオスを駆るレイラ。

レイラの高ぶる気合いを映すように
背部マニューバスラスターへと
重力制御光素子が次第に燃える青に
収束して行く。
今、アデウル イサレギオスは
リニア カタパルトで滑走する。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

処理中です...