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リュウのケイトウ レガシィ 39 龍真瑰
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エルニの話しがひと段落して
レイラが何時も以上に
慧人に甘えて来ると
その場も少し和み
和気あいあいとした雰囲気が
流れる。
慧人もリラックスして
ティーカップに
もう一口付ける。
(なんと芳しい。
この香りを何時迄も
味わっていたい。
この香りの中に何時迄も
浸っていたい。
時の流れがゆっくりと
そう、スローな竪琴(たてごと)の調べ
に身を委ねているようだ。
懐かしさ。
なんだろう夢に揺蕩(たゆた)って
いる様で
それでいてハッキリと
知覚している。)
慧人がリラックスを超えて
瞑想に近い感覚に
とらわれた時
ゆっくり瞼を開くと
自分を俯瞰(ふかん)で
見下ろしているのに
気が付いた。
こんな風に
自分を客観的に
捉える事など
あるのだろうか。
ふと、自分を呼ぶ声に
気が付く。
(慧人、
あの場から離れられた
ようですね。
せっかく会えたのです。
少し私と二人の時間を
楽しみましょう。
此方へ。)
エルニの導きの声のままに
空中を漂うように追ていく。
すると目の前に
映画館のスクリーンに
投影されるように
一つの物語の再生が
始まったのだった。
(これは…。)
(貴方の龍真瑰に記録されて
いるものですが
まだ封が開いていない部分を
ここでお見せしています。
貴方の成り立ちを
ご覧いただきます。)
そうそれは
龍真瑰のはじまりの物語。
何種類かの
伝説に出て来るような生物が
巨体なシリンダーに
一頭づつ入れられている。
まだ輝きを知らない
小さな緋(あか)い結晶体。
それを生物の体内へと
埋め込む。
結晶体を埋め込まれた生物は
少しの時間を置いて
死んで行く。
どの生物へその結晶体を
埋め込んでも
時間が経てば
みな死んでしまう。
そこへ一際(ひときわ)体の大きな生物。
そうこれは龍
大きな翼をもつ翼龍。
西洋物語では
ワイバーンと呼ばれている
種類のものだろうか。
その龍へ結晶体を埋め込む。
龍は時間が経っても死ななかった。
それどころか
活力が増してるように見える。
そしてその龍は
知性をも手に入れる。
こうした龍を何体も実験している。
その中の一頭から
結晶体を抜き取ってみる。
結晶体は最初の燻(くす)んだ色から
輝く緋いアーモンド大のサイズの
結晶体へと成長していた。
これが龍真瑰の生成のプロセス。
様々な生物も
その為に一から作られたものだったのだ。
(こうして龍真瑰は作られて
行ったんですね。
ワイバーンは龍真瑰の生成で
異能にも似た力を手に入れて
知性までも持つように成長していますが
私の世界ではラボの奥に
眠るように数頭が存在するに過ぎません。
繁栄には至らなかったのですか?。)
慧人がエルニにもっともな質問を
投げ掛ける。
(そうですね。
龍は素晴らしい成功例なのですが
時間が地球時間で100年も経過し成長すると
とある問題を発生させて
しまいました。)
話しの続きが再生され始める。
知性を持ちエルニ達と
コミニュケーションを取る
龍の姿。
龍がいろいろなスキルを
使う様子。
時間経過が表示される。
和やかに暮らす龍達。
しかし100年を超えた頃から
徐々に違和感が現れる。
龍は知性を徐々に失い
暴力的になって行く。
その力とスキルを使い暴れまわる様子。
暴君とも眼に映る行いの数々。
(龍は時間の経過と共に
暴走して行きました。
龍のイメージはこの部分を多く
映してしまっているのでしょう。
私達は龍から龍真瑰を取り除く事を
決めました。
暴走に至らなかった個体のみ
そのまま龍真瑰を取り除く事なく
生存させることにしました。
それがラボに眠る個体なのです。)
レイラが何時も以上に
慧人に甘えて来ると
その場も少し和み
和気あいあいとした雰囲気が
流れる。
慧人もリラックスして
ティーカップに
もう一口付ける。
(なんと芳しい。
この香りを何時迄も
味わっていたい。
この香りの中に何時迄も
浸っていたい。
時の流れがゆっくりと
そう、スローな竪琴(たてごと)の調べ
に身を委ねているようだ。
懐かしさ。
なんだろう夢に揺蕩(たゆた)って
いる様で
それでいてハッキリと
知覚している。)
慧人がリラックスを超えて
瞑想に近い感覚に
とらわれた時
ゆっくり瞼を開くと
自分を俯瞰(ふかん)で
見下ろしているのに
気が付いた。
こんな風に
自分を客観的に
捉える事など
あるのだろうか。
ふと、自分を呼ぶ声に
気が付く。
(慧人、
あの場から離れられた
ようですね。
せっかく会えたのです。
少し私と二人の時間を
楽しみましょう。
此方へ。)
エルニの導きの声のままに
空中を漂うように追ていく。
すると目の前に
映画館のスクリーンに
投影されるように
一つの物語の再生が
始まったのだった。
(これは…。)
(貴方の龍真瑰に記録されて
いるものですが
まだ封が開いていない部分を
ここでお見せしています。
貴方の成り立ちを
ご覧いただきます。)
そうそれは
龍真瑰のはじまりの物語。
何種類かの
伝説に出て来るような生物が
巨体なシリンダーに
一頭づつ入れられている。
まだ輝きを知らない
小さな緋(あか)い結晶体。
それを生物の体内へと
埋め込む。
結晶体を埋め込まれた生物は
少しの時間を置いて
死んで行く。
どの生物へその結晶体を
埋め込んでも
時間が経てば
みな死んでしまう。
そこへ一際(ひときわ)体の大きな生物。
そうこれは龍
大きな翼をもつ翼龍。
西洋物語では
ワイバーンと呼ばれている
種類のものだろうか。
その龍へ結晶体を埋め込む。
龍は時間が経っても死ななかった。
それどころか
活力が増してるように見える。
そしてその龍は
知性をも手に入れる。
こうした龍を何体も実験している。
その中の一頭から
結晶体を抜き取ってみる。
結晶体は最初の燻(くす)んだ色から
輝く緋いアーモンド大のサイズの
結晶体へと成長していた。
これが龍真瑰の生成のプロセス。
様々な生物も
その為に一から作られたものだったのだ。
(こうして龍真瑰は作られて
行ったんですね。
ワイバーンは龍真瑰の生成で
異能にも似た力を手に入れて
知性までも持つように成長していますが
私の世界ではラボの奥に
眠るように数頭が存在するに過ぎません。
繁栄には至らなかったのですか?。)
慧人がエルニにもっともな質問を
投げ掛ける。
(そうですね。
龍は素晴らしい成功例なのですが
時間が地球時間で100年も経過し成長すると
とある問題を発生させて
しまいました。)
話しの続きが再生され始める。
知性を持ちエルニ達と
コミニュケーションを取る
龍の姿。
龍がいろいろなスキルを
使う様子。
時間経過が表示される。
和やかに暮らす龍達。
しかし100年を超えた頃から
徐々に違和感が現れる。
龍は知性を徐々に失い
暴力的になって行く。
その力とスキルを使い暴れまわる様子。
暴君とも眼に映る行いの数々。
(龍は時間の経過と共に
暴走して行きました。
龍のイメージはこの部分を多く
映してしまっているのでしょう。
私達は龍から龍真瑰を取り除く事を
決めました。
暴走に至らなかった個体のみ
そのまま龍真瑰を取り除く事なく
生存させることにしました。
それがラボに眠る個体なのです。)
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