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59大会2彼女
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◇大会開幕◇
学長、理事、関係者
各所からの挨拶で始まり
対戦開始は午前9:30~
最初の対戦クラスは
A組対B組
C組の出番は
この組み合わせの
終了後、
B組対C組の
対戦予定
になっている。
A組一番手
犬養 敦
B組一番手
新道 雅美
C組の面々は
夏の対戦相手である
雅美の試合運びも
気になる所ではあるが
クラスメイト以外の
操縦機動を殆ど
見学する機会が無かった為
其方にも大きな関心があり
全員で観戦席に
出向いていた。
『A組の
犬養 敦って強い人なの?』
康太がクラスメイト
特に慧人に向かい尋ねる。
『ああ、
なかなかの実力者らしいな。
この学園の中でも成績上位に
何時も入っている。
シミュレーション評価も
かなり高い。
A組のアマツカゼの
軽快な機動をモノにして
自身の剣術を活かした
闘いを得意としているそうだ。』
『なかなか
調べているじゃないか。
新道と同じスタイルだが
果たして何方が上か
面白い事になりそうだな。』
慧人の犬養の評価に
ミゥが関心を寄せるも
夏の対戦相手の
新道と同じスタイルである
近接戦同士の
打ち合いを想像し
更にこの試合を
楽しみにしているようだ。
もっともこの試合に
一番注目しているのは
他ならぬ夏なのだろうが。
『お、
始まるぜ。
おーすげぇ すげぇ
チャンバラだなこりゃ
あーにめじゃない
あーにめじゃないってか。』
智が二人の打ち合いを
少し茶化し気味に
観戦している。
『二人共
なかなかヤルな。
新道 良く追て行ってる。
トキツヅルでも
あれだけ動ける物なんだな。
いや、これは面白いぞ。』
ミゥが腕組みしながら
新道の動きに関心を
寄せ興味深そうに
うなづいている。
(やはり、
フットワークは
アマツカゼに
分があるようだな。
しかし、
良くいなしている。
新道が
同じアマツカゼに乗って
いたら完全に機動で
上回っているところだ。
これは言っても詮無い事か。
………
だが、
俺としてはあまり関心出来ん
試合運びだ。
二人共、
剣術の打ち合いに集中し過ぎて
機動兵器を使っての試合だと
言う事を考慮に入れていない。
これでは機動兵器を使っての試合を
している意味が無い。
お、
新道が少し距離を
取ろうとした。
犬養はぴったり付いて
其れを許さんな。
新道は気が付いたようだな。
犬養は
恐らく長刀での打ち合いでのみ
自力を発揮出来るのであって
中距離や機銃での撃ち合いは
苦手としているのだろう。)
新道が長刀での受けに
見切りをつけて
肘のガードで
長刀を弾いた。
そのまま左の
ショルダーを当て
犬養の体勢を崩す。
新道が一瞬で
体を切り替えし
脇腹を薙ぐ。
『試合終了
勝者B組 新道 雅美。』
『夏、
今の最後の体捌き
あれは…。』
慧人が
夏に新道の崩しに
ついて質問する。
『古武術の
体捌きですね。
剣術にも崩しは
有りますが、
肩を当てに
行く為の物でしたので。
幼い頃に私が
古武術を少しだけ
手解きしたのを
今でも鍛練していたの
でしょうね……。』
『雅美は
更に手強い相手に
成長しているようだな。
観ておいて良かったな。』
『はい、
しかし私は
雅美ちゃんが
一度教わった事を
剣術で無くとも
自分なりに昇華して
身に付けてしまう事を
知っていましたので。』
『そうか。
其処まで雅美の事を
熟知しているなら
俺からは
もう何も言う事は無い。
目一杯
思い通りに
ぶつかって来い。』
『はい。
練習の成果を
とことんまで
発揮したいと思います。』
機動で上回る
アマツカゼをも巧みに下す
相当に手練れの新道 雅美。
恐らく
トキツヅルを使っている
者の中で一二を争う
実力者だろう。
夏は今の試合で
雅美に対し更なる
静かな闘志を燃やす。
慧人は其れを
我が事のように
見守り
B組との一番を
心待ちにするのであった。
学長、理事、関係者
各所からの挨拶で始まり
対戦開始は午前9:30~
最初の対戦クラスは
A組対B組
C組の出番は
この組み合わせの
終了後、
B組対C組の
対戦予定
になっている。
A組一番手
犬養 敦
B組一番手
新道 雅美
C組の面々は
夏の対戦相手である
雅美の試合運びも
気になる所ではあるが
クラスメイト以外の
操縦機動を殆ど
見学する機会が無かった為
其方にも大きな関心があり
全員で観戦席に
出向いていた。
『A組の
犬養 敦って強い人なの?』
康太がクラスメイト
特に慧人に向かい尋ねる。
『ああ、
なかなかの実力者らしいな。
この学園の中でも成績上位に
何時も入っている。
シミュレーション評価も
かなり高い。
A組のアマツカゼの
軽快な機動をモノにして
自身の剣術を活かした
闘いを得意としているそうだ。』
『なかなか
調べているじゃないか。
新道と同じスタイルだが
果たして何方が上か
面白い事になりそうだな。』
慧人の犬養の評価に
ミゥが関心を寄せるも
夏の対戦相手の
新道と同じスタイルである
近接戦同士の
打ち合いを想像し
更にこの試合を
楽しみにしているようだ。
もっともこの試合に
一番注目しているのは
他ならぬ夏なのだろうが。
『お、
始まるぜ。
おーすげぇ すげぇ
チャンバラだなこりゃ
あーにめじゃない
あーにめじゃないってか。』
智が二人の打ち合いを
少し茶化し気味に
観戦している。
『二人共
なかなかヤルな。
新道 良く追て行ってる。
トキツヅルでも
あれだけ動ける物なんだな。
いや、これは面白いぞ。』
ミゥが腕組みしながら
新道の動きに関心を
寄せ興味深そうに
うなづいている。
(やはり、
フットワークは
アマツカゼに
分があるようだな。
しかし、
良くいなしている。
新道が
同じアマツカゼに乗って
いたら完全に機動で
上回っているところだ。
これは言っても詮無い事か。
………
だが、
俺としてはあまり関心出来ん
試合運びだ。
二人共、
剣術の打ち合いに集中し過ぎて
機動兵器を使っての試合だと
言う事を考慮に入れていない。
これでは機動兵器を使っての試合を
している意味が無い。
お、
新道が少し距離を
取ろうとした。
犬養はぴったり付いて
其れを許さんな。
新道は気が付いたようだな。
犬養は
恐らく長刀での打ち合いでのみ
自力を発揮出来るのであって
中距離や機銃での撃ち合いは
苦手としているのだろう。)
新道が長刀での受けに
見切りをつけて
肘のガードで
長刀を弾いた。
そのまま左の
ショルダーを当て
犬養の体勢を崩す。
新道が一瞬で
体を切り替えし
脇腹を薙ぐ。
『試合終了
勝者B組 新道 雅美。』
『夏、
今の最後の体捌き
あれは…。』
慧人が
夏に新道の崩しに
ついて質問する。
『古武術の
体捌きですね。
剣術にも崩しは
有りますが、
肩を当てに
行く為の物でしたので。
幼い頃に私が
古武術を少しだけ
手解きしたのを
今でも鍛練していたの
でしょうね……。』
『雅美は
更に手強い相手に
成長しているようだな。
観ておいて良かったな。』
『はい、
しかし私は
雅美ちゃんが
一度教わった事を
剣術で無くとも
自分なりに昇華して
身に付けてしまう事を
知っていましたので。』
『そうか。
其処まで雅美の事を
熟知しているなら
俺からは
もう何も言う事は無い。
目一杯
思い通りに
ぶつかって来い。』
『はい。
練習の成果を
とことんまで
発揮したいと思います。』
機動で上回る
アマツカゼをも巧みに下す
相当に手練れの新道 雅美。
恐らく
トキツヅルを使っている
者の中で一二を争う
実力者だろう。
夏は今の試合で
雅美に対し更なる
静かな闘志を燃やす。
慧人は其れを
我が事のように
見守り
B組との一番を
心待ちにするのであった。
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