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96微睡みの追憶4眼前の悪夢
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ダダダダダダダッ
ドドドドドドドドッ
ダダダダダダダッ
『なんだこの施設は
本当に俺達を脅かすような
存在が育成されてんのか?。』
『確かに。
俺もなんか違和感を覚えて来たな。
ハイ スキルの実験体施設だとは
聞いていたが、実験自体が失敗
してるんじゃねーか?。
まともな実験体なんかいねーよ。
死にぞこないばかりだ。』
『おい、この施設、
もしかして罠だったんじゃねーか?。』
『待て、まだ最深部まで
辿り着いてねーんだ
結論を出すのは早いだろ。』
『其れにしたって、
トラップが多過ぎやしねーか?。』
『馬鹿野朗っ!
この程度のトラップ如きで
ビビってんじゃねー。
オメェは修羅場 潜って来てねーのか?。』
『お前ら ゴチャゴチャうるせーんだ。
此処の区画は片がついた。
次、行くぞ。
テメエら、もう少しプロの意識を持てや。
仕事しねぇなら、一人で帰れっ!。
プリンスが匿われてるのは確実なんだ
何としても見つけ出すぞ。』
『お、おお。分かった、次行こうぜ。』
トラップに掛かり頭数が減って行く中、
目当ての慧人も見つけられず
徐々に焦りが滲んでくる夜襲部隊。
連携も崩れつつ有ったが、
手練れたベテランの傭兵が
指揮を立て直し先導して行く。
ティタと迩椰が潜む部屋へと
銃声がジワジワと近づきつつあった。
『『御魂を護る聖なる心よ
どうか私を守護したまえ
その名も慧人
お護り下さい。』』
(けいとくんに どうか届いて
あたしの声。
デザイナーのスキルで
どこまで ごまかせるか。
にやの しょうへきが
どこまで もちこたえられるか。
お願い!。けいとくんっ!。)
(けーと けーと あたしの声聞こえる?。
にやと てぃたはココだよ。
はやく はやく 来て。お願い。)
分厚い隔壁で遮られた慧人の
元へ二人の願いを乗せた声が
届く。
慧人と言うワードを王龍真瑰が
捉える。
そして、ティタと迩椰の
直面する危機を察知する。
(二人は迩椰の部屋か。
そして箱の中に偽装している。
このままでは、奴らに
発見されてしまう。
隔壁を破るか。)
慧人は王龍真瑰の施術を終え
直ぐにアカシックレコード並みの
情報の書き込みを脳、
そして身体各所の龍真瑰へと
行われた。
今、必要とされるスキルを
額の王龍真瑰が検索し
弾き出す。
解体エクスフィオー
爆縮フェリア
(とりあえず、解体エクス フィオーで
隔壁を破るか。)
『此処が最後の区画のようだな。
慎重に行くぞ。
トラップも今までより
見つけづらいはずだ。』
『おう。ゲート開けるぞ。』
『この先、今までの場所と
造りが違うな。
おそらく、この奥に
プリンスが居るはずだ。』
『て、事は
今までの部分は全部囮だった
可能性があるな。
あんたのサーチのスキルが
無けりゃ、ココには
辿り着けなかったかもな。』
『他の小隊にもココの位置を
送った。
しばらくすれば 皆
集まって来るだろう。』
『おい、この部屋
セキュリティが他より
頑丈だぜ。
ビンゴじゃねーか?。』
『セキュリティー ブレイカー
持って来い。』
『開いたか?。』
『おお。』
カチッ
『子供部屋だな。』
『もぬけの殻か?。』
『違うな。
スキルで偽装してるんだ。
あのぬいぐるみ、
中にガキが二人潜んでる。』
『引きずり出すか?。』
『いや
お前、スキルでバラされたいか?。』
『ふざけんな。
マシンガンで蜂の巣が良いか?。』
『ガイナ徹甲弾12㎜の
超貫通マガジンパックを使え。
スキル障壁でも抜けるヤツだ。』
『おう。』
ダダダダダダダッ………………
ドドドドドドドドッ…………
ダダダダダダダッ………………
三丁の超貫通弾を
発射するマシンガンが火花を吹く。
一斉射の終わったぬいぐるみの
有った場所にはその姿は無く
無数の穴が穿たれた1.5mの
正方形の箱があり
子供の好みそうな星や月の
装飾が施されていた。
その箱からは
帯ただしい量の血液が
流れ出ており
中にいた人間が確実に
死に至っている事が
伺い知れる程だった。
『おい、中のガキ確認するか?。』
『ああ、だがそりゃ無意味だ。』
『おいっ!お前っ!
うしろっ………………』
『ひーーーーっ!。
てめぇ なにしやがっ…………』
マシンガンを撃ち終えた
男達の背後に突然一人の
子供が現れ、
一瞬のうちに二人の大人を
足と腕を残して消し去っていた。
『このガキっ………………』
そしてこの部屋に居た
三人のうちの最後の一人も
今、この世界から消えて無くなった。
世界全体を焼き尽くしそうな
憤怒の形相をした慧人が
爆縮フェリアのスキルにより
三人の傭兵を一瞬で消し去ったのだ。
爆縮フェリアは空中に
30~500㎝までの
球状爆縮空間を形成し
中の物質を文字通り
爆縮する。
後には、球状空間に
入らなかった部分が
綺麗に切り落とした様な
切り口で転がっているばかりだ。
慧人は100m周囲の
進入者を感知すると
片っ端から消し去って行った。
当面の脅威が無い事を
覚ると血濡れ
穴だらけになった
思い出まだ浅い箱へ
近付き中の二人を
一人づつゆっくり優しく抱え
部屋の中央まで運び出す。
幸い、二人共 頭と胸には
弾痕が無く弱々しくではあったが
まだ息をしていたのだ。
しかし、このままでは
持って数分と言う程の
失血と怪我の状態であった。
ドドドドドドドドッ
ダダダダダダダッ
『なんだこの施設は
本当に俺達を脅かすような
存在が育成されてんのか?。』
『確かに。
俺もなんか違和感を覚えて来たな。
ハイ スキルの実験体施設だとは
聞いていたが、実験自体が失敗
してるんじゃねーか?。
まともな実験体なんかいねーよ。
死にぞこないばかりだ。』
『おい、この施設、
もしかして罠だったんじゃねーか?。』
『待て、まだ最深部まで
辿り着いてねーんだ
結論を出すのは早いだろ。』
『其れにしたって、
トラップが多過ぎやしねーか?。』
『馬鹿野朗っ!
この程度のトラップ如きで
ビビってんじゃねー。
オメェは修羅場 潜って来てねーのか?。』
『お前ら ゴチャゴチャうるせーんだ。
此処の区画は片がついた。
次、行くぞ。
テメエら、もう少しプロの意識を持てや。
仕事しねぇなら、一人で帰れっ!。
プリンスが匿われてるのは確実なんだ
何としても見つけ出すぞ。』
『お、おお。分かった、次行こうぜ。』
トラップに掛かり頭数が減って行く中、
目当ての慧人も見つけられず
徐々に焦りが滲んでくる夜襲部隊。
連携も崩れつつ有ったが、
手練れたベテランの傭兵が
指揮を立て直し先導して行く。
ティタと迩椰が潜む部屋へと
銃声がジワジワと近づきつつあった。
『『御魂を護る聖なる心よ
どうか私を守護したまえ
その名も慧人
お護り下さい。』』
(けいとくんに どうか届いて
あたしの声。
デザイナーのスキルで
どこまで ごまかせるか。
にやの しょうへきが
どこまで もちこたえられるか。
お願い!。けいとくんっ!。)
(けーと けーと あたしの声聞こえる?。
にやと てぃたはココだよ。
はやく はやく 来て。お願い。)
分厚い隔壁で遮られた慧人の
元へ二人の願いを乗せた声が
届く。
慧人と言うワードを王龍真瑰が
捉える。
そして、ティタと迩椰の
直面する危機を察知する。
(二人は迩椰の部屋か。
そして箱の中に偽装している。
このままでは、奴らに
発見されてしまう。
隔壁を破るか。)
慧人は王龍真瑰の施術を終え
直ぐにアカシックレコード並みの
情報の書き込みを脳、
そして身体各所の龍真瑰へと
行われた。
今、必要とされるスキルを
額の王龍真瑰が検索し
弾き出す。
解体エクスフィオー
爆縮フェリア
(とりあえず、解体エクス フィオーで
隔壁を破るか。)
『此処が最後の区画のようだな。
慎重に行くぞ。
トラップも今までより
見つけづらいはずだ。』
『おう。ゲート開けるぞ。』
『この先、今までの場所と
造りが違うな。
おそらく、この奥に
プリンスが居るはずだ。』
『て、事は
今までの部分は全部囮だった
可能性があるな。
あんたのサーチのスキルが
無けりゃ、ココには
辿り着けなかったかもな。』
『他の小隊にもココの位置を
送った。
しばらくすれば 皆
集まって来るだろう。』
『おい、この部屋
セキュリティが他より
頑丈だぜ。
ビンゴじゃねーか?。』
『セキュリティー ブレイカー
持って来い。』
『開いたか?。』
『おお。』
カチッ
『子供部屋だな。』
『もぬけの殻か?。』
『違うな。
スキルで偽装してるんだ。
あのぬいぐるみ、
中にガキが二人潜んでる。』
『引きずり出すか?。』
『いや
お前、スキルでバラされたいか?。』
『ふざけんな。
マシンガンで蜂の巣が良いか?。』
『ガイナ徹甲弾12㎜の
超貫通マガジンパックを使え。
スキル障壁でも抜けるヤツだ。』
『おう。』
ダダダダダダダッ………………
ドドドドドドドドッ…………
ダダダダダダダッ………………
三丁の超貫通弾を
発射するマシンガンが火花を吹く。
一斉射の終わったぬいぐるみの
有った場所にはその姿は無く
無数の穴が穿たれた1.5mの
正方形の箱があり
子供の好みそうな星や月の
装飾が施されていた。
その箱からは
帯ただしい量の血液が
流れ出ており
中にいた人間が確実に
死に至っている事が
伺い知れる程だった。
『おい、中のガキ確認するか?。』
『ああ、だがそりゃ無意味だ。』
『おいっ!お前っ!
うしろっ………………』
『ひーーーーっ!。
てめぇ なにしやがっ…………』
マシンガンを撃ち終えた
男達の背後に突然一人の
子供が現れ、
一瞬のうちに二人の大人を
足と腕を残して消し去っていた。
『このガキっ………………』
そしてこの部屋に居た
三人のうちの最後の一人も
今、この世界から消えて無くなった。
世界全体を焼き尽くしそうな
憤怒の形相をした慧人が
爆縮フェリアのスキルにより
三人の傭兵を一瞬で消し去ったのだ。
爆縮フェリアは空中に
30~500㎝までの
球状爆縮空間を形成し
中の物質を文字通り
爆縮する。
後には、球状空間に
入らなかった部分が
綺麗に切り落とした様な
切り口で転がっているばかりだ。
慧人は100m周囲の
進入者を感知すると
片っ端から消し去って行った。
当面の脅威が無い事を
覚ると血濡れ
穴だらけになった
思い出まだ浅い箱へ
近付き中の二人を
一人づつゆっくり優しく抱え
部屋の中央まで運び出す。
幸い、二人共 頭と胸には
弾痕が無く弱々しくではあったが
まだ息をしていたのだ。
しかし、このままでは
持って数分と言う程の
失血と怪我の状態であった。
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