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四十三話 父親
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「まあ、クロードなの? すっかりいい男になって!」
一年振りに実家に戻ったセルジュは、両親に改めてクロードを紹介することとなった。
(エミールがいなくなったのは寂しいけど、結婚もしてないのに一歳の子供をいきなり連れてくることにならずに済んでかえって良かったのかもしれない……)
「ご無沙汰しております」
「何だか長いことうちの子がお世話になったみたいね。セルジュはもう大丈夫なの?」
「うん、俺はもう……」
「それで、今日は改まって何の話なのかしら」
セルジュの母親は息子の話など全く聞いていない様子で、ソワソワとスカートの裾を弄っていた。
(母さん……)
「実はこの度、結婚……」
「やっぱりね! そうだと思ってたの!」
母親はクロードの話も途中で遮って、いきなりクロードに抱きついた。
「ちょっと母さん! せめてクロードの話くらい最後まで聞いてくれよ!」
「だってずっと心配してたのよ。ちょっと身分が違いすぎるけど、あなたたち子供の頃から仲が良かったし、きっと一緒になるものとばかり思ってたのに、貴方が勝手にクロードと絶交するとか言い出したもんだから。ねえ、あなた」
「ステヴナン伯爵、本当に身分が違いすぎるのですが、よろしいのですか?」
母親とは正反対に表情の固い父親に向かって、クロードは静かに頭を下げた。
「決して苦労はさせません。必ず幸せにしてみせます」
「頭を上げて下さい」
父親は慌ててそう言うと、セルジュに向き直った。
「いいか、伯爵はこう仰っているが、ステヴナン家に嫁ぐならお前が伯爵を支えなければならないんだぞ」
「分かってる」
セルジュがクロードを引っ張るようにして実家を後にした後、ウキウキと夕飯の準備を始めた母親はふと思いついたように夫に声をかけた。
「そういえば、お城で変な噂を聞いたんだけど」
「噂?」
「何でも騎士の一人が出産して、長いこと休んでいたそうなのだけど、結局そのまま辞めてしまったそうなの」
「女性の騎士か」
「それがどうも男性らしいのよ。あの子以外にもオメガで騎士になれた人なんていたのかしらね」
父親は興味なさそうに豆の筋を取り始めた。
「きっといるんじゃないのか」
◇◆◇
聖樹祭を終え、実家への挨拶も済ませたセルジュとクロードは、馬車で北方への帰途に就いていた。
「そういえば、マルクはどうなったんだ?」
「王都に戻るそうだ」
フランソワと内通しており、ステヴナン家の後継者に手を掛けようとしたマルクは重罪人であるため、北方からの追放程度で済まされたのはひとえにセルジュの取りなしのおかげであった。
「本当は俺の権限でもっと厳罰に処しても良かったんだが……」
「もういいだろ。エミールが無事だったんだから。内通者がマルクじゃなかったら、あの時エミールは早々に琥珀に閉じ込められて、花の餌食になってたかもしれないんだぞ」
それからセルジュは、王都を去る前にローランと話した事を思い出した。
「弟が大変な迷惑をかけた事、心よりお詫び申し上げる」
「お顔をあげて下さい」
悲痛な表情で謝罪するローランに慌てて手を振りながら、セルジュはふと気になることがあって聞いてみた。
「そういえば、聖職者であるローラン様は俺が連れていた子供がフェアリーだと気付いておられたはずですよね? どうして知らないふりをされたのですか?」
「フランソワが知らないふりをしていたから、何か事情があるのではないかと思ったのだ。真実の球の提案をしたのは悪かった。まさかステヴナン伯爵が本当に受けられるとは思わなくて……」
ローランはクロードの焼け爛れた手を思い出したのかのように顔をしかめた。
「弟は、君のことを都合のいい駒だと言っていたそうだな」
「あ、はい……」
「確かにあれは昔から要領が良くずる賢い所があった。君のことを利用していたのも事実だろう」
ローランは少し躊躇した後、真っ直ぐセルジュに向き直った。
「でも、君のことを最も信頼する部下だと言ったのは、本心からだったのだと思う。何の下心も無く純粋な気持ちで弟を慕ってくれていたのは、きっと君だけだったはずだ。だから俺はあの時、フランソワの事情を思って、子供がフェアリーであることに触れなかったのだ」
遠い目で馬車の窓から空を見上げているセルジュを、クロードが心配そうに覗き込んだ。
「寂しいのか?」
「何が?」
「子供がいなくなって」
クロードの瞳の中に光を見たセルジュは、挑発するようにギリギリまで自分の顔をクロードの顔に近づけた。
「寂しいよ」
クロードはそのまま馬車の床にセルジュを押し倒した。ガタガタと騒々しい音を立てながら走る馬車の中では、多少睦み合ったところで御者に気づかれることはないだろう。
「っん……」
何度も顔の向きを変えながら、クロードは貪るように奥へ奥へと口付けを深めていく。性急にセルジュの秘部へ指を這わせたクロードは、そこが濡れていることに気がついてはっと顔を上げた。
「発情期か?」
「いや、まだだよ。でももうすぐのはずだ」
セルジュは挑戦的な表情でニヤリと笑いながらクロードを見上げた。二人分の唾液で濡れた唇が、劣情に赤く染まった目尻が、少し荒い吐息が、それら全てから醸し出される色気が、クロードの正気を徐々に失わせていった。
「本当か?」
「ああ、でも本当はそろそろ抑制剤を飲み始めないといけないんだが……今回はまだ飲んでない」
濡れているそこへ指を入れると、セルジュの体がビクンッと跳ねた。
「あっ」
「お前、本当に初めてなんだろうな?」
クロードの肩にしがみついて喘ぎ声を抑えながら、セルジュは必死に声を絞り出した。
「初めて、だよ。お前こそ……」
「当然だ」
クロードははぁっと荒く息を吐き出しながら、硬く勃ち上がった自身をセルジュの入り口へあてがった。
「妄想もお前でしかしたことはない」
「いっ!」
初めて中を抉られる感覚に、セルジュは思わず身を捩った。
「痛いのか?」
「いいよ! 痛くたっていいから、早く!」
これがオメガの本能、本来あるべき姿なのだろう。
「っ!」
クロードが一気に体を沈めると、濡れたその部分が彼を迎え入れ、子種を搾り取ろうとするかのように包み込んでキツく締め付けた。
「あぁっ!」
「セルジュ」
クロードが苦しそうにセルジュの耳元で囁いた。
「締め付けすぎだ。すぐ出てしまうぞ」
「いいから、早く出せよ」
セルジュは両足をクロードの腰の後ろで交差させて、ギュッと下半身をさらに密着させた。
「何回でも出せばいいだろ。俺は子供が欲しいんだから」
「後悔するなよ」
クロードは二、三度セルジュに腰を打ちつけると、全身を震わせながら最初の射精を行った。
(後悔なんかしないさ)
体位を変えて二度目の射精を行った時、クロードがセルジュのうなじに噛みついた。
「あぁんっ!」
クロードとの性行為の快楽に飲まれて、セルジュは徐々に遠のく意識の中で、これだけは確かなことだと確信していた。
(だって俺は、既にお前がどういう父親になるか知ってるんだから)
一年振りに実家に戻ったセルジュは、両親に改めてクロードを紹介することとなった。
(エミールがいなくなったのは寂しいけど、結婚もしてないのに一歳の子供をいきなり連れてくることにならずに済んでかえって良かったのかもしれない……)
「ご無沙汰しております」
「何だか長いことうちの子がお世話になったみたいね。セルジュはもう大丈夫なの?」
「うん、俺はもう……」
「それで、今日は改まって何の話なのかしら」
セルジュの母親は息子の話など全く聞いていない様子で、ソワソワとスカートの裾を弄っていた。
(母さん……)
「実はこの度、結婚……」
「やっぱりね! そうだと思ってたの!」
母親はクロードの話も途中で遮って、いきなりクロードに抱きついた。
「ちょっと母さん! せめてクロードの話くらい最後まで聞いてくれよ!」
「だってずっと心配してたのよ。ちょっと身分が違いすぎるけど、あなたたち子供の頃から仲が良かったし、きっと一緒になるものとばかり思ってたのに、貴方が勝手にクロードと絶交するとか言い出したもんだから。ねえ、あなた」
「ステヴナン伯爵、本当に身分が違いすぎるのですが、よろしいのですか?」
母親とは正反対に表情の固い父親に向かって、クロードは静かに頭を下げた。
「決して苦労はさせません。必ず幸せにしてみせます」
「頭を上げて下さい」
父親は慌ててそう言うと、セルジュに向き直った。
「いいか、伯爵はこう仰っているが、ステヴナン家に嫁ぐならお前が伯爵を支えなければならないんだぞ」
「分かってる」
セルジュがクロードを引っ張るようにして実家を後にした後、ウキウキと夕飯の準備を始めた母親はふと思いついたように夫に声をかけた。
「そういえば、お城で変な噂を聞いたんだけど」
「噂?」
「何でも騎士の一人が出産して、長いこと休んでいたそうなのだけど、結局そのまま辞めてしまったそうなの」
「女性の騎士か」
「それがどうも男性らしいのよ。あの子以外にもオメガで騎士になれた人なんていたのかしらね」
父親は興味なさそうに豆の筋を取り始めた。
「きっといるんじゃないのか」
◇◆◇
聖樹祭を終え、実家への挨拶も済ませたセルジュとクロードは、馬車で北方への帰途に就いていた。
「そういえば、マルクはどうなったんだ?」
「王都に戻るそうだ」
フランソワと内通しており、ステヴナン家の後継者に手を掛けようとしたマルクは重罪人であるため、北方からの追放程度で済まされたのはひとえにセルジュの取りなしのおかげであった。
「本当は俺の権限でもっと厳罰に処しても良かったんだが……」
「もういいだろ。エミールが無事だったんだから。内通者がマルクじゃなかったら、あの時エミールは早々に琥珀に閉じ込められて、花の餌食になってたかもしれないんだぞ」
それからセルジュは、王都を去る前にローランと話した事を思い出した。
「弟が大変な迷惑をかけた事、心よりお詫び申し上げる」
「お顔をあげて下さい」
悲痛な表情で謝罪するローランに慌てて手を振りながら、セルジュはふと気になることがあって聞いてみた。
「そういえば、聖職者であるローラン様は俺が連れていた子供がフェアリーだと気付いておられたはずですよね? どうして知らないふりをされたのですか?」
「フランソワが知らないふりをしていたから、何か事情があるのではないかと思ったのだ。真実の球の提案をしたのは悪かった。まさかステヴナン伯爵が本当に受けられるとは思わなくて……」
ローランはクロードの焼け爛れた手を思い出したのかのように顔をしかめた。
「弟は、君のことを都合のいい駒だと言っていたそうだな」
「あ、はい……」
「確かにあれは昔から要領が良くずる賢い所があった。君のことを利用していたのも事実だろう」
ローランは少し躊躇した後、真っ直ぐセルジュに向き直った。
「でも、君のことを最も信頼する部下だと言ったのは、本心からだったのだと思う。何の下心も無く純粋な気持ちで弟を慕ってくれていたのは、きっと君だけだったはずだ。だから俺はあの時、フランソワの事情を思って、子供がフェアリーであることに触れなかったのだ」
遠い目で馬車の窓から空を見上げているセルジュを、クロードが心配そうに覗き込んだ。
「寂しいのか?」
「何が?」
「子供がいなくなって」
クロードの瞳の中に光を見たセルジュは、挑発するようにギリギリまで自分の顔をクロードの顔に近づけた。
「寂しいよ」
クロードはそのまま馬車の床にセルジュを押し倒した。ガタガタと騒々しい音を立てながら走る馬車の中では、多少睦み合ったところで御者に気づかれることはないだろう。
「っん……」
何度も顔の向きを変えながら、クロードは貪るように奥へ奥へと口付けを深めていく。性急にセルジュの秘部へ指を這わせたクロードは、そこが濡れていることに気がついてはっと顔を上げた。
「発情期か?」
「いや、まだだよ。でももうすぐのはずだ」
セルジュは挑戦的な表情でニヤリと笑いながらクロードを見上げた。二人分の唾液で濡れた唇が、劣情に赤く染まった目尻が、少し荒い吐息が、それら全てから醸し出される色気が、クロードの正気を徐々に失わせていった。
「本当か?」
「ああ、でも本当はそろそろ抑制剤を飲み始めないといけないんだが……今回はまだ飲んでない」
濡れているそこへ指を入れると、セルジュの体がビクンッと跳ねた。
「あっ」
「お前、本当に初めてなんだろうな?」
クロードの肩にしがみついて喘ぎ声を抑えながら、セルジュは必死に声を絞り出した。
「初めて、だよ。お前こそ……」
「当然だ」
クロードははぁっと荒く息を吐き出しながら、硬く勃ち上がった自身をセルジュの入り口へあてがった。
「妄想もお前でしかしたことはない」
「いっ!」
初めて中を抉られる感覚に、セルジュは思わず身を捩った。
「痛いのか?」
「いいよ! 痛くたっていいから、早く!」
これがオメガの本能、本来あるべき姿なのだろう。
「っ!」
クロードが一気に体を沈めると、濡れたその部分が彼を迎え入れ、子種を搾り取ろうとするかのように包み込んでキツく締め付けた。
「あぁっ!」
「セルジュ」
クロードが苦しそうにセルジュの耳元で囁いた。
「締め付けすぎだ。すぐ出てしまうぞ」
「いいから、早く出せよ」
セルジュは両足をクロードの腰の後ろで交差させて、ギュッと下半身をさらに密着させた。
「何回でも出せばいいだろ。俺は子供が欲しいんだから」
「後悔するなよ」
クロードは二、三度セルジュに腰を打ちつけると、全身を震わせながら最初の射精を行った。
(後悔なんかしないさ)
体位を変えて二度目の射精を行った時、クロードがセルジュのうなじに噛みついた。
「あぁんっ!」
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