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第1章 『動き出す世界』
第8話 十二の種族
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「───というわけで、人間族|《ヒューム》をはじめとする獣人族|《ワーヒューム》、亜人族|《デミヒューム》、黒魔族|《フィーンド》、吸血族|《ヴァンパイア》、天使族|《ヴァルキュリア》、巨人族|《ジャイアント》、坑人族|《ドワーフ》、精霊族|《スピリット》、海族|《ディープシー》、機凱族|《エクスマキナ》、森精霊|《エルフ》は神へと昇格させる力、『星槍』をめぐって2000年にわたって争い続けて来ました。
私たちはそれを、十二傑大戦と呼んでいます」
ソランが学習室に入ってから、遅れること30分。
机の上に、書置きがあったため驚く事は無かったが、此処に入って来た時のリーダは少し暗い顔をしていた。
ソランの学習を担当しているリーダ=クリスティは、60歳くらいの男だ。
やや垂れ目気味の瞳は翡翠。その左目には片眼鏡がかけられている。
何か不幸なことがあったのなら、下手に聞くのは避けた方がいいか。
そう思ったソランは、リーダの暗い姿を気にすることなく授業に意識を傾けた。
「どうして2000年戦い続けているのに勝敗が付かないんだ?」
「どうしてと言われましても... 強いて言うなら誰も『星槍』の在処がわかっていないからでしょう。」
なぜ、在るかすら解らない物を巡って争っているのか。
ただの時間と命の無駄ではないのか。
ソランは自らの力でその答えに気づくことはできなかった。
「それでは、現在争いあっている十二種族についてお教えしましょう───」
ここリーパウガ大陸存在する種族は十二。
『人間族|《ヒューム》』
魔法適性は並みにあり、『剣印』の発現率が最も高い種族。平均的な戦闘能力で臨機応変に対応できるのが特徴。
種族魔法「限界突破」派生種族「聖人」など
『獣人族|《ワーヒューム》』
魔法適性が低いが物理攻撃力が高く、近接戦闘を得意とする。近接戦闘では十二種族の中で1、2を争う。獣の見た目や、人の見た目など、様々な派生種族がいる。
種族魔法「咆哮」派生種族「ワーキャット」「ワーウルフ」など
『亜人族|《デミヒューム》』
魔物の一部が身体に現れたような見た目の種族。その魔物の能力を使えることも特徴。ワーヒュームと間違えられることが多い。
種族魔法「魔物特性継承」派生種族「ラミア」「リザードマン」など
『坑人族|《ドワーフ》』
身長は成人でもヒュームの半分程度の大きさの種族。身長のわりに腕力があり、器用なので、鍛冶や前衛職を主としている。基本的に我を貫く性格をしている。
種族魔法「皮膚硬質化」派生種族「トールドワーフ」「エルダードワーフ」など
『森霊族|《エルフ》』
魔法精度が高く、魔法撃や弓での狙撃など後衛職が多い種族。整った顔立ちで身長が高く、素早い動きが出来る。草木を好む性格。
種族魔法「千里眼」派生種族「ハイエルフ」「ダークエルフ」など
『巨人族|《ジャイアント》』
平均身長が3メートルから4メートルと高く、魔力体制に優れた種族。額の魔石によって個々の使える魔法が変わる。
種族魔法「フィールドクラッシュ」
『海人族|《ディープシー》』
主に水中や水辺に棲んでいる。中立の立場をとっており、現在は戦争に参加していない。種族の割合としては、女性の割合が高い。
種族魔法「水唄」派生種族「マーメイド」など
種族魔法とは上位の魔法使いが使うことのできる魔法で、種族によって使えるものが異なる魔法だ。
それとは別に、固有魔法というのもある。
固有魔法はその名の通り個人特有の魔法で、ほとんどの固有魔法がその基本能力が高いという特徴がある。
リーダは淡々と黒板に種族をまとめ上げていく。
「まだまだ半分ですよ。ついてきてくださいね」
リーダはからかう様に微笑んだ。
これでまだ半分か。少しきついかもしれないな。
苦笑いを浮かべるソランに気にした様子もなくリーダは話を続けていく。
「次の種族は───」
『天使族|《ヴァルキュリア》』
十二種族一魔法適性が高い。光魔法に長けているが、その他の魔法が少し弱いところが少々ネックな種族。見た目的特徴としては翼が生えている。「神の子」とも言われている。
種族魔法「聖撃」派生種族「天魔族|《ネロ・ヴァルキュリア》」など
『吸血族|《ヴァンパイア》』
夜を好み、血を吸って魔力に変換することが出来る種族。肌が死者の様に白く、長く鋭く伸びた八重歯が特徴。
種族魔法「血因契約」派生種族「サキュバス」「ダンピール」など
『悪魔族|《フィーンド》』
ヴァルキュリアとは対照的に、闇魔法を得意とする。ヒュームと全く同じ見た目から、角や尾が生えていたりと様々な特徴がある。魔獣、魔族とは別物。
種族魔法「影操術」派生種族「不明」
『機凱族|《エクスマキナ》』
この世界には存在しない技術で作られた種族。「神の武具」とも。誰に作られたのか、何のために作られたのか全く以て不明の種族。
種族魔法「偽典模倣」派生種族
『精霊族|《スピリット》』
人間大の大きさから親指程度の大きさなど様々な大きさがある。詳しいことは分かっていない。
「十二種族はこれですべてです。これで今日の授業は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。」
私たちはそれを、十二傑大戦と呼んでいます」
ソランが学習室に入ってから、遅れること30分。
机の上に、書置きがあったため驚く事は無かったが、此処に入って来た時のリーダは少し暗い顔をしていた。
ソランの学習を担当しているリーダ=クリスティは、60歳くらいの男だ。
やや垂れ目気味の瞳は翡翠。その左目には片眼鏡がかけられている。
何か不幸なことがあったのなら、下手に聞くのは避けた方がいいか。
そう思ったソランは、リーダの暗い姿を気にすることなく授業に意識を傾けた。
「どうして2000年戦い続けているのに勝敗が付かないんだ?」
「どうしてと言われましても... 強いて言うなら誰も『星槍』の在処がわかっていないからでしょう。」
なぜ、在るかすら解らない物を巡って争っているのか。
ただの時間と命の無駄ではないのか。
ソランは自らの力でその答えに気づくことはできなかった。
「それでは、現在争いあっている十二種族についてお教えしましょう───」
ここリーパウガ大陸存在する種族は十二。
『人間族|《ヒューム》』
魔法適性は並みにあり、『剣印』の発現率が最も高い種族。平均的な戦闘能力で臨機応変に対応できるのが特徴。
種族魔法「限界突破」派生種族「聖人」など
『獣人族|《ワーヒューム》』
魔法適性が低いが物理攻撃力が高く、近接戦闘を得意とする。近接戦闘では十二種族の中で1、2を争う。獣の見た目や、人の見た目など、様々な派生種族がいる。
種族魔法「咆哮」派生種族「ワーキャット」「ワーウルフ」など
『亜人族|《デミヒューム》』
魔物の一部が身体に現れたような見た目の種族。その魔物の能力を使えることも特徴。ワーヒュームと間違えられることが多い。
種族魔法「魔物特性継承」派生種族「ラミア」「リザードマン」など
『坑人族|《ドワーフ》』
身長は成人でもヒュームの半分程度の大きさの種族。身長のわりに腕力があり、器用なので、鍛冶や前衛職を主としている。基本的に我を貫く性格をしている。
種族魔法「皮膚硬質化」派生種族「トールドワーフ」「エルダードワーフ」など
『森霊族|《エルフ》』
魔法精度が高く、魔法撃や弓での狙撃など後衛職が多い種族。整った顔立ちで身長が高く、素早い動きが出来る。草木を好む性格。
種族魔法「千里眼」派生種族「ハイエルフ」「ダークエルフ」など
『巨人族|《ジャイアント》』
平均身長が3メートルから4メートルと高く、魔力体制に優れた種族。額の魔石によって個々の使える魔法が変わる。
種族魔法「フィールドクラッシュ」
『海人族|《ディープシー》』
主に水中や水辺に棲んでいる。中立の立場をとっており、現在は戦争に参加していない。種族の割合としては、女性の割合が高い。
種族魔法「水唄」派生種族「マーメイド」など
種族魔法とは上位の魔法使いが使うことのできる魔法で、種族によって使えるものが異なる魔法だ。
それとは別に、固有魔法というのもある。
固有魔法はその名の通り個人特有の魔法で、ほとんどの固有魔法がその基本能力が高いという特徴がある。
リーダは淡々と黒板に種族をまとめ上げていく。
「まだまだ半分ですよ。ついてきてくださいね」
リーダはからかう様に微笑んだ。
これでまだ半分か。少しきついかもしれないな。
苦笑いを浮かべるソランに気にした様子もなくリーダは話を続けていく。
「次の種族は───」
『天使族|《ヴァルキュリア》』
十二種族一魔法適性が高い。光魔法に長けているが、その他の魔法が少し弱いところが少々ネックな種族。見た目的特徴としては翼が生えている。「神の子」とも言われている。
種族魔法「聖撃」派生種族「天魔族|《ネロ・ヴァルキュリア》」など
『吸血族|《ヴァンパイア》』
夜を好み、血を吸って魔力に変換することが出来る種族。肌が死者の様に白く、長く鋭く伸びた八重歯が特徴。
種族魔法「血因契約」派生種族「サキュバス」「ダンピール」など
『悪魔族|《フィーンド》』
ヴァルキュリアとは対照的に、闇魔法を得意とする。ヒュームと全く同じ見た目から、角や尾が生えていたりと様々な特徴がある。魔獣、魔族とは別物。
種族魔法「影操術」派生種族「不明」
『機凱族|《エクスマキナ》』
この世界には存在しない技術で作られた種族。「神の武具」とも。誰に作られたのか、何のために作られたのか全く以て不明の種族。
種族魔法「偽典模倣」派生種族
『精霊族|《スピリット》』
人間大の大きさから親指程度の大きさなど様々な大きさがある。詳しいことは分かっていない。
「十二種族はこれですべてです。これで今日の授業は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。」
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