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24. 新しい生活
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「エレナ、昨日は良く眠れたかい?」
「ええ、とっても!
ジェオルジェの屋敷のベッドはフカフカなんだもの。布団の中にいつまでも入っていたいくらいだったわ!」
「ハハハ。それでも、布団の誘惑に勝って俺との朝食の時間に合わせてくれてありがとう。」
「だって、私だけ寝ているわけにはいかないじゃない?」
「そうか?別に無理しなくてもいいんだがね。
けれど、俺はエレナと一緒に食事を摂ると一人の食事よりも何倍も美味しく感じるから、来てくれて嬉しいよ。」
「私も、一人で食べるよりジェオルジェと一緒に食べる方が楽しいわ。だから、頑張って起きるのよ。」
「…!!
エレナ…あぁ、君はいつも本当に可愛いね。」
「もう、ジェオルジェ、いつも冗談は止めてって言ってるのに!
…!このチーズ、美味しい!こっちのと味が違うわ。いろんな種類があるのね!」
「あぁ…エレナは、チーズが大好きだよね。そっちは羊乳のチーズ、それは牛乳のチーズだよ。エレナはチーズが好きだから、料理長のニコラエに料理にできるだけ出すようにと言っておいたからね。エレナが気にいってくれてよかった。」
「え!そんな、わざわざ言わなくても…!あとでお礼を言ってこないと!」
「いいよ、彼らはそれが仕事なのだからね。さ、今日は出掛けるんだっただろう?忘れた?」
「そうだったわ!
あ、ジェオルジェも、チーズを料理に出すように言ってくれてありがとう!でも、ここの料理はどれでも美味しいから、そんな要望を言わなくてもいいのよ?」
「分かったよ。エレナは思慮深いなぁ。そこがまた良いところなんだけどね。」
ーーー
ーー
ー
エレナは、今アンドレイ邸で住んでいる。
エレナとジェオルジェの仲も軽口を叩きあえるくらいにはだんだんと親しくなっていった。
すでに〝終の山〟に住む人達に希望を聞きに行ってから三ヶ月が経っている。
その間に、終の山の改修計画も随分と進んでいった。
エレナは、あの調査のあと、ジェオルジェ達が帰る馬車を見送ろうとして、ミルチャに言われたのだ。
「あれ?エレナ様も一緒に帰りますよね?着てきた服も置いてありますし、リュセも淋しがりますよ。」
「あ、そうだったわ。でも…」
(私、ジェオルジェ様には意見を言う為に屋敷へ行ったのよ。
でも、ミルチャさんに言われたのも尤もだわ。服を着替えて、リュセに挨拶したら歩いて帰って来ればいいか!)
「エレナ。一緒に帰ろう。さぁ、乗って。」
「あ、はい。
じゃあいってきます。アンさん、服を着替えて、リュセに挨拶したら帰ってきますね。」
「「「「「え!?」」」」」
(え?ダメなの!?)
エレナは、そこにいる全員に驚かれた為に焦り始めた。
そして、そのエレナの言葉に慌てたジェオルジェはしかし、言葉を選びつつ口を開いだ。
「エレナ、しばらく屋敷に滞在して欲しい。その…いろいろとあるから。」
「ジェオルジェ様、いろいろ?でも、ご迷惑でしょ?
けど、私がここにいるのも迷惑…?」
エレナは帰る場所が無い。そういう意味では、この〝終の山〟にもう少しは居てもいいだろうと思ったのだが、違うのかと慌てたのだ。
(アンさんが前に言っていたように、街へ行けって事かな。確かに、ここは税金で賄ってるってさっきも言ってたわ。
でもまだ私お金も持って無いから…今すぐに街へ行っても家を借りるとか何も出来ないし。どうしよう…。)
「いや!迷惑ではない!エレナ…その、一緒に来て欲しい。俺の願いなんだ!」
「そうだよ、エレナ!私達だって迷惑だなんて誰も思っちゃいないよ!
でもね、これからここはいろいろ工事とかやってもらうから、エレナは領主様のお屋敷で住まわせてもらった方がいいよ。」
「そうね、エレナが居なくなるのは淋しいけど、そうした方がいいもの。ジェオルジェ様もそう言っていますから、そうした方がいいですよ。
いつでも会いに来てくれればいいのですよ。」
「そうですねぇ。エレナさん、領主様の元へ行った方がいいですよ。また遊びに来て下さいねぇ。」
そこにいた、マダリーナもアンもビアンカも、こぞってエレナへアンドレイ邸へ行くように勧めるものだから、ジェオルジェの顔をゆっくりとのぞき見る。と、ジェオルジェはニッコリと笑って手を差し伸べた。
「エレナ、帰ろう。」
「…はい。」
エレナは恐る恐る手を伸ばした。ジェオルジェは優しくエレナの手を掴むと、馬車へと丁寧にエスコートをした。
「エレナ、ちょっと強引だったかな?でもね、遠慮しないでうちに居て欲しいんだ。エレナとは、まだまだたくさん話したい事もあるからね。」
(話したい事…?
あ!〝終の山〟をどうしていくか、あとで話そうっていっていたわね。
そっか、それに働き方改革の事もあるもんね。確かにたくさんあるわ!)
「ありがとうございます!ジェオルジェ様。よろしくお願いしますね。」
「あぁ。
もし、もしできれば…遠慮しないでもっと砕けた話し方をしてくれてもいいんだが。」
「え?もっと、ですか?」
(偉い人相手に、充分していると思うのだけれど…。)
「あぁ。そうだな…友人、みたいなもうちょっとこう、親しい感じだと嬉しいんだが…。」
「えーでも領主様なのでしょう?」
「まぁそうなんだが…だからこそ心許せる間柄というか、エレナとは話していると楽しいし、その……」
エレナは、ジェオルジェが珍しく歯切れ悪く話していると思った。いつもははっきりと話すのに、言葉を選んでいるようだと思った。
(は!もしかして、恥ずかしいのね!?友達になって欲しい、なんて言い辛いものね。きっと、私は別の世界から来たから、領主様からすると今まで領地に住んで居なかった私は友人にし易いのかもしれない。
でも、話していると楽しいって言われるなんて嬉しい!私も、ジェオルジェ様と話すのは楽しいわ。領主様なのに偉ぶってなんかいないし。)
エレナはそう思いながら、きっと領主様という職業は大変なのだと思い、いいと向こうが言ったのだからと納得する事にした。
「分かった!私も、ジェオルジェ様と話していると楽しいもの。そうさせてもらうね!」
エレナはニッコリと笑ってジェオルジェに向かって言った。
その笑顔を見て、ジェオルジェが恥ずかしがりながらも心から喜んでいる事はエレナが気づく事は無かった。
「ええ、とっても!
ジェオルジェの屋敷のベッドはフカフカなんだもの。布団の中にいつまでも入っていたいくらいだったわ!」
「ハハハ。それでも、布団の誘惑に勝って俺との朝食の時間に合わせてくれてありがとう。」
「だって、私だけ寝ているわけにはいかないじゃない?」
「そうか?別に無理しなくてもいいんだがね。
けれど、俺はエレナと一緒に食事を摂ると一人の食事よりも何倍も美味しく感じるから、来てくれて嬉しいよ。」
「私も、一人で食べるよりジェオルジェと一緒に食べる方が楽しいわ。だから、頑張って起きるのよ。」
「…!!
エレナ…あぁ、君はいつも本当に可愛いね。」
「もう、ジェオルジェ、いつも冗談は止めてって言ってるのに!
…!このチーズ、美味しい!こっちのと味が違うわ。いろんな種類があるのね!」
「あぁ…エレナは、チーズが大好きだよね。そっちは羊乳のチーズ、それは牛乳のチーズだよ。エレナはチーズが好きだから、料理長のニコラエに料理にできるだけ出すようにと言っておいたからね。エレナが気にいってくれてよかった。」
「え!そんな、わざわざ言わなくても…!あとでお礼を言ってこないと!」
「いいよ、彼らはそれが仕事なのだからね。さ、今日は出掛けるんだっただろう?忘れた?」
「そうだったわ!
あ、ジェオルジェも、チーズを料理に出すように言ってくれてありがとう!でも、ここの料理はどれでも美味しいから、そんな要望を言わなくてもいいのよ?」
「分かったよ。エレナは思慮深いなぁ。そこがまた良いところなんだけどね。」
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エレナは、今アンドレイ邸で住んでいる。
エレナとジェオルジェの仲も軽口を叩きあえるくらいにはだんだんと親しくなっていった。
すでに〝終の山〟に住む人達に希望を聞きに行ってから三ヶ月が経っている。
その間に、終の山の改修計画も随分と進んでいった。
エレナは、あの調査のあと、ジェオルジェ達が帰る馬車を見送ろうとして、ミルチャに言われたのだ。
「あれ?エレナ様も一緒に帰りますよね?着てきた服も置いてありますし、リュセも淋しがりますよ。」
「あ、そうだったわ。でも…」
(私、ジェオルジェ様には意見を言う為に屋敷へ行ったのよ。
でも、ミルチャさんに言われたのも尤もだわ。服を着替えて、リュセに挨拶したら歩いて帰って来ればいいか!)
「エレナ。一緒に帰ろう。さぁ、乗って。」
「あ、はい。
じゃあいってきます。アンさん、服を着替えて、リュセに挨拶したら帰ってきますね。」
「「「「「え!?」」」」」
(え?ダメなの!?)
エレナは、そこにいる全員に驚かれた為に焦り始めた。
そして、そのエレナの言葉に慌てたジェオルジェはしかし、言葉を選びつつ口を開いだ。
「エレナ、しばらく屋敷に滞在して欲しい。その…いろいろとあるから。」
「ジェオルジェ様、いろいろ?でも、ご迷惑でしょ?
けど、私がここにいるのも迷惑…?」
エレナは帰る場所が無い。そういう意味では、この〝終の山〟にもう少しは居てもいいだろうと思ったのだが、違うのかと慌てたのだ。
(アンさんが前に言っていたように、街へ行けって事かな。確かに、ここは税金で賄ってるってさっきも言ってたわ。
でもまだ私お金も持って無いから…今すぐに街へ行っても家を借りるとか何も出来ないし。どうしよう…。)
「いや!迷惑ではない!エレナ…その、一緒に来て欲しい。俺の願いなんだ!」
「そうだよ、エレナ!私達だって迷惑だなんて誰も思っちゃいないよ!
でもね、これからここはいろいろ工事とかやってもらうから、エレナは領主様のお屋敷で住まわせてもらった方がいいよ。」
「そうね、エレナが居なくなるのは淋しいけど、そうした方がいいもの。ジェオルジェ様もそう言っていますから、そうした方がいいですよ。
いつでも会いに来てくれればいいのですよ。」
「そうですねぇ。エレナさん、領主様の元へ行った方がいいですよ。また遊びに来て下さいねぇ。」
そこにいた、マダリーナもアンもビアンカも、こぞってエレナへアンドレイ邸へ行くように勧めるものだから、ジェオルジェの顔をゆっくりとのぞき見る。と、ジェオルジェはニッコリと笑って手を差し伸べた。
「エレナ、帰ろう。」
「…はい。」
エレナは恐る恐る手を伸ばした。ジェオルジェは優しくエレナの手を掴むと、馬車へと丁寧にエスコートをした。
「エレナ、ちょっと強引だったかな?でもね、遠慮しないでうちに居て欲しいんだ。エレナとは、まだまだたくさん話したい事もあるからね。」
(話したい事…?
あ!〝終の山〟をどうしていくか、あとで話そうっていっていたわね。
そっか、それに働き方改革の事もあるもんね。確かにたくさんあるわ!)
「ありがとうございます!ジェオルジェ様。よろしくお願いしますね。」
「あぁ。
もし、もしできれば…遠慮しないでもっと砕けた話し方をしてくれてもいいんだが。」
「え?もっと、ですか?」
(偉い人相手に、充分していると思うのだけれど…。)
「あぁ。そうだな…友人、みたいなもうちょっとこう、親しい感じだと嬉しいんだが…。」
「えーでも領主様なのでしょう?」
「まぁそうなんだが…だからこそ心許せる間柄というか、エレナとは話していると楽しいし、その……」
エレナは、ジェオルジェが珍しく歯切れ悪く話していると思った。いつもははっきりと話すのに、言葉を選んでいるようだと思った。
(は!もしかして、恥ずかしいのね!?友達になって欲しい、なんて言い辛いものね。きっと、私は別の世界から来たから、領主様からすると今まで領地に住んで居なかった私は友人にし易いのかもしれない。
でも、話していると楽しいって言われるなんて嬉しい!私も、ジェオルジェ様と話すのは楽しいわ。領主様なのに偉ぶってなんかいないし。)
エレナはそう思いながら、きっと領主様という職業は大変なのだと思い、いいと向こうが言ったのだからと納得する事にした。
「分かった!私も、ジェオルジェ様と話していると楽しいもの。そうさせてもらうね!」
エレナはニッコリと笑ってジェオルジェに向かって言った。
その笑顔を見て、ジェオルジェが恥ずかしがりながらも心から喜んでいる事はエレナが気づく事は無かった。
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