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24. 隠し扉
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夜になって、目が覚めると私は、今度こそお医者様に診てもらった。そこで特に異常はないと言われたので、食事をとって寝る準備をした。
ロッテにも、もう寝るからと自室に下がってもらい、私は窓の外を見ていた。
(あの助けた子、大丈夫だったのかしら。それに、なぜあそこにいたの?)
私が助けた子供が話していた言葉は、異国語を話していた。
マクスウェル大国から北西の方向の、国の言葉だった。
私は、一応、どこに嫁がせてもいいようにといろんな国の言葉を学んでいた。そうでなくても観光業もさかんなヴァイロン国だったから、知っていて損はない国の言葉だったのだ。北西の国は行った事がないから分からないけれど、ヴァイロン国よりもかなり寒いらしい。だから、温暖なヴァイロン国にはよく旅行に来ている人がいたのだ。
兄妹は、みたところ七歳位と二歳位だった。親は見当たらなかったし、迷子だったのかしら?
あの池は、本棟の真ん中に位置する。
だから、王宮に用があった人の子供だったのかしら?でもそれにしては着ているものが割と高級そうだったわ。
そう考えていると、衣装部屋の方からコンコンと音がした。
(え?な、何かしら…。)
ネズミでもいるの?でも、怖いというよりもなぜかとても気になったので衣装部屋の奥の、音のする方へ行くと、ローチェストの隣に、取っ手がついた扉があった。
(え?こんなのあった?)
コンコンコンコン
「アリーシャ。起きているか?」
なんと、その声はジャーヴィス様だった。
「ジャーヴィス様!?」
「しー!あまり大きな声を立てるな。ロッテが起きるだろう。どうだ、体調が悪くないなら、こちらへ来ないか?」
「す、すみません…!えと、ですが、そちらとは?」
「俺の部屋だ。本当は、まだここを使わないでおこうと思っていたんだがな、アリーシャはいつ何時何をしでかすか分からんからな。話せる時に、話をしようと思ったのだ。今少しどうだ?」
ジャーヴィス様の部屋…!まぁ、そうよね、私はジャーヴィス様と夫婦になるのだもの。
それに、なかなか話す機会もなく、私も確かに話をしたかった。
「では、行ってもいいですか?」
「あぁ。おいで。」
カチャリ
扉を開けるとすぐ近くにジャーヴィス様がいて、手を引いてくれた。
「寒くなるといけないから、こちらへおいで。」
そう言われ、ソファに隣同士で座った。膝掛けも掛けてくれて。
なんだか初対面の謁見の時とは印象が違うわ。とても優しく接してくれているように感じるの。
「昼間は助かった。アリーシャも、大丈夫だったか?」
「はい。あの子達は…?」
ロッテにも、もう寝るからと自室に下がってもらい、私は窓の外を見ていた。
(あの助けた子、大丈夫だったのかしら。それに、なぜあそこにいたの?)
私が助けた子供が話していた言葉は、異国語を話していた。
マクスウェル大国から北西の方向の、国の言葉だった。
私は、一応、どこに嫁がせてもいいようにといろんな国の言葉を学んでいた。そうでなくても観光業もさかんなヴァイロン国だったから、知っていて損はない国の言葉だったのだ。北西の国は行った事がないから分からないけれど、ヴァイロン国よりもかなり寒いらしい。だから、温暖なヴァイロン国にはよく旅行に来ている人がいたのだ。
兄妹は、みたところ七歳位と二歳位だった。親は見当たらなかったし、迷子だったのかしら?
あの池は、本棟の真ん中に位置する。
だから、王宮に用があった人の子供だったのかしら?でもそれにしては着ているものが割と高級そうだったわ。
そう考えていると、衣装部屋の方からコンコンと音がした。
(え?な、何かしら…。)
ネズミでもいるの?でも、怖いというよりもなぜかとても気になったので衣装部屋の奥の、音のする方へ行くと、ローチェストの隣に、取っ手がついた扉があった。
(え?こんなのあった?)
コンコンコンコン
「アリーシャ。起きているか?」
なんと、その声はジャーヴィス様だった。
「ジャーヴィス様!?」
「しー!あまり大きな声を立てるな。ロッテが起きるだろう。どうだ、体調が悪くないなら、こちらへ来ないか?」
「す、すみません…!えと、ですが、そちらとは?」
「俺の部屋だ。本当は、まだここを使わないでおこうと思っていたんだがな、アリーシャはいつ何時何をしでかすか分からんからな。話せる時に、話をしようと思ったのだ。今少しどうだ?」
ジャーヴィス様の部屋…!まぁ、そうよね、私はジャーヴィス様と夫婦になるのだもの。
それに、なかなか話す機会もなく、私も確かに話をしたかった。
「では、行ってもいいですか?」
「あぁ。おいで。」
カチャリ
扉を開けるとすぐ近くにジャーヴィス様がいて、手を引いてくれた。
「寒くなるといけないから、こちらへおいで。」
そう言われ、ソファに隣同士で座った。膝掛けも掛けてくれて。
なんだか初対面の謁見の時とは印象が違うわ。とても優しく接してくれているように感じるの。
「昼間は助かった。アリーシャも、大丈夫だったか?」
「はい。あの子達は…?」
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