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アンカサにて
友達とは
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オネットと近衛兵たちは広い部屋に着いた。いくつもの扉がある奇怪な部屋だ。
「連れてきました」
「ご苦労様です。あなたたちはさがってください」
部屋の中央から中性的な声が聞こえた。白いローブを羽織った銀髪の青年がいた。
「ルドか……」
オネットは忌々しげに青年の名前を口にした。
近衛兵たちが部屋を出てから、無数の見えない糸を部屋中に張り巡らせる。早くも”マリオネット”を発動させていた。オネットの視線には氷づけの少女がいる。その少女がマリアであると認識するまで時間は掛からなかった。
「やたらと人を氷づけにするなと言っておいただろう。覚悟は出来ているな」
「遠い昔の事は忘れてしまいますよ。それより、その服装は何ですか?」
ルドはオネットが着ている派手なシャツを指差す。
オネットは得意げに答える。
「友達がくれた」
「と、友達? 僕を差し置いて誰が友達となったのですか?」
「教える義理はない。俺とおまえは友達じゃないだろう」
オネットにとっては当然の指摘であった。ジャックの名前を出さないのは、出す必要がないと考えているからだ。
しかし、ルドにとっては残酷な告知であった。ショックを受け止めきれず、力なく氷づけのマリアに寄り掛かる。
「いつから僕たちの友情は途切れたのですか……?」
「最初から無かった」
「騙してきたのですか?」
「おまえが勘違いしていたのだろう。むしろ、俺とおまえが友達であると言えた理由を教えてほしい」
ルドはずり落ちて、しゃがみ込む。
「一緒に暗殺をしたでしょう?」
「仕事だろ」
「……」
ルドは静かに立ち上がる。雰囲気は大きく変化していた。
強烈な冷気をまとっている。いつでも氷の矢を呼び出せるだろう。
”マリオネット”の見えない糸で迎撃する準備はしてある。
しかし、ルドの恐ろしさは氷を自在に操る事だけではない。
「オネット、僕を怒らせるのは得策ではないのは分かりますね」
始まった。
オネットは心の中で呟いたが、黙って聞く事にした。
「身寄りのないあなたを拾い、マルドゥク様に紹介してあげたのは誰だと思っているのですか? あなたは幼いうちに死んでいたかもしれないのですよ。僕には感謝をするべきです。勝手に友達を作るべきではありません」
オネットにとって、ルドの氷は対処しようがある。
しかし、ダラダラとした説教には為す術がない。
その一方で、チャンスとも捉えていた。
ルドはオネットに注意がいっている。
マリアを助ける機会はすぐに来るだろう。
ルドがくどくど文句を言っている間にもこっそり”マリオネット”を発動させておく。
ルドは気づいていないようだ。
「オネット、聞いているのですか?」
返事はしない。聞こえていないふりをする。
「オネット!」
ルドが声を荒げている。
それでも聞こえないふりをする。
この後の行動を引き出すために。
ルドはオネットに近づく。詰め寄ろうとしているのだ。
その分、マリアから離れる。
「僕を無視するなど良い度胸ですね!」
ルドとマリアの距離が開く。
この時に、オネットは火源石を投げ、”マリオネット”の糸をマリアに集中させた。
次の瞬間に、氷づけの少女が浮かび上がる。氷が削られていく。
しかし、氷はすぐに生み出されて少女と床をつなぐ。火源石も凍りついていた。
ルドは不適に微笑んでいた。
「勝手なマネはよしてください。壊れたらどうするのですか?」
「マリア王女を解放しろ」
「あなたは僕に命令する権利はありますか?」
諭すような口調で語り掛ける。
「僕が気を悪くしたら、氷を壊すのは簡単な事です。あなたが氷を削るよりずっと早いでしょう。まずは僕の話を聞いてもらえますか?」
「……」
オネットは無言でマリアとルドの様子をうかがう。
マリアを救う機会は簡単には来ないようだ。
オネットがすぐには攻撃を仕掛けてこないと判断して、ルドは話を持ち出す。
「マルドゥク様の元に帰ってきませんか? フレイをかばった事ならうまく言っておきますよ」
「断る」
オネットは即答した。迷いがない。決意を固めているようだ。
ルドは溜め息を吐いた。
「聞き分けの良い子だと思っていたのですが、変わってしまいましたね」
「俺はもうマルドゥクの手下ではない」
「もう少し分かりやすくお話しましょう。マルドゥク様は”マスター”のスキルをお持ちです。僕たちのすべてのスキルを自在に使えます」
ルドはくすくすと愉快そうに笑う。
「あなたを殺すのは造作もない。殺されたあなたは、人形として利用され続ける事でしょう」
オネットの反応を窺う。表情はまったく動いていなかった。
本物の人形のようだとルドは思った。
「不気味なほど動揺しないのですね」
「何を言っているのかよく分からなかった。殺されたあとに利用されるとはどういう事だ?」
ルドは微笑んだ。
「”マリオネット”はもともと見えない糸であらゆるものを操るスキルです。死体となったあなたの身体は、決して動きを止める事のない、便利な殺戮人形となるでしょうね」
「脅しか」
「事実です」
ルドの表情は優しいままだ。
「本当の『マルドゥクの殺戮人形』が出来上がるのです。僕はそれはそれで楽しみです」
オネットは舌打ちをする。
「……相変わらず趣味が悪いな」
「感情が表に出るようになってしまったようですね。誉め言葉として受け取っておきますよ。ところで、マリア王女を助けたいとは思いませんか?」
ダメ押しをするような口調だった。
「彼女を解放できるかは、僕の一存ですよ」
「マリア王女を人質にして、俺に何をさせるつもりだ?」
「人質ではありません。本当は壊したくて仕方ありませんが、友達のあなたが大切にしている人物と聞いて我慢しているのです」
「要求を言え。話だけは聞いてやる」
「気が短いのですね。大した事ではありません。マーニ大陸に帰ってきてほしいだけです。みんな寂しがっていますよ」
「上っ面だけだな」
オネットは殺気を膨らませた。ルドを仕留めれば氷は自動的に溶けるし、要求を呑まなくてすむ。オネットの蹴りがルドの腹を捉える。同時に、ルドの首を一本の糸が締める。一瞬で刈り取るための、繊細かつ鋭利な刃が付いている。
しかし、凍って床に落ちる。
ルドは腹を押さえながら大幅に飛び退いた。
「攻撃を仕掛ける前に殺気を放つとは……暗殺が下手になりましたね。嫌なら良いのです。僕は氷を壊します。綺麗に散るんですよ」
「やめろ!」
「お願いをするならどうするべきか、きちんと教えたはずですよね」
ルドは穏やかだった。
オネットは震えながら口を開く。
「やめてください」
「お願いをするのなら、対価が必要であるとも教えましたね。何をしてくれますか?」
「……マーニ大陸に帰る。それでいいか?」
オネットの問いかけに、ルドはくすくすと笑った。
「氷を壊すのはやめましょう。氷を溶かしてほしいなら、他に対価が必要ですよ」
「マルドゥクに従えばいいのか?」
ルドは満足そうに頷いた。
「絶対に逆らわないようにしてくださいね」
「……」
オネットは頷いた。
マリアを包む氷が徐々に溶けていく。
ルドはぽんっと両手を軽く叩いた。
「言い忘れていましたが、マルドゥク様はカンカンでした。多少の罰は覚悟してくださいね」
「……分かった」
氷が溶けて床に広がり、ひとりでに消える。
マリアは力なく崩れ落ちる。
「連れてきました」
「ご苦労様です。あなたたちはさがってください」
部屋の中央から中性的な声が聞こえた。白いローブを羽織った銀髪の青年がいた。
「ルドか……」
オネットは忌々しげに青年の名前を口にした。
近衛兵たちが部屋を出てから、無数の見えない糸を部屋中に張り巡らせる。早くも”マリオネット”を発動させていた。オネットの視線には氷づけの少女がいる。その少女がマリアであると認識するまで時間は掛からなかった。
「やたらと人を氷づけにするなと言っておいただろう。覚悟は出来ているな」
「遠い昔の事は忘れてしまいますよ。それより、その服装は何ですか?」
ルドはオネットが着ている派手なシャツを指差す。
オネットは得意げに答える。
「友達がくれた」
「と、友達? 僕を差し置いて誰が友達となったのですか?」
「教える義理はない。俺とおまえは友達じゃないだろう」
オネットにとっては当然の指摘であった。ジャックの名前を出さないのは、出す必要がないと考えているからだ。
しかし、ルドにとっては残酷な告知であった。ショックを受け止めきれず、力なく氷づけのマリアに寄り掛かる。
「いつから僕たちの友情は途切れたのですか……?」
「最初から無かった」
「騙してきたのですか?」
「おまえが勘違いしていたのだろう。むしろ、俺とおまえが友達であると言えた理由を教えてほしい」
ルドはずり落ちて、しゃがみ込む。
「一緒に暗殺をしたでしょう?」
「仕事だろ」
「……」
ルドは静かに立ち上がる。雰囲気は大きく変化していた。
強烈な冷気をまとっている。いつでも氷の矢を呼び出せるだろう。
”マリオネット”の見えない糸で迎撃する準備はしてある。
しかし、ルドの恐ろしさは氷を自在に操る事だけではない。
「オネット、僕を怒らせるのは得策ではないのは分かりますね」
始まった。
オネットは心の中で呟いたが、黙って聞く事にした。
「身寄りのないあなたを拾い、マルドゥク様に紹介してあげたのは誰だと思っているのですか? あなたは幼いうちに死んでいたかもしれないのですよ。僕には感謝をするべきです。勝手に友達を作るべきではありません」
オネットにとって、ルドの氷は対処しようがある。
しかし、ダラダラとした説教には為す術がない。
その一方で、チャンスとも捉えていた。
ルドはオネットに注意がいっている。
マリアを助ける機会はすぐに来るだろう。
ルドがくどくど文句を言っている間にもこっそり”マリオネット”を発動させておく。
ルドは気づいていないようだ。
「オネット、聞いているのですか?」
返事はしない。聞こえていないふりをする。
「オネット!」
ルドが声を荒げている。
それでも聞こえないふりをする。
この後の行動を引き出すために。
ルドはオネットに近づく。詰め寄ろうとしているのだ。
その分、マリアから離れる。
「僕を無視するなど良い度胸ですね!」
ルドとマリアの距離が開く。
この時に、オネットは火源石を投げ、”マリオネット”の糸をマリアに集中させた。
次の瞬間に、氷づけの少女が浮かび上がる。氷が削られていく。
しかし、氷はすぐに生み出されて少女と床をつなぐ。火源石も凍りついていた。
ルドは不適に微笑んでいた。
「勝手なマネはよしてください。壊れたらどうするのですか?」
「マリア王女を解放しろ」
「あなたは僕に命令する権利はありますか?」
諭すような口調で語り掛ける。
「僕が気を悪くしたら、氷を壊すのは簡単な事です。あなたが氷を削るよりずっと早いでしょう。まずは僕の話を聞いてもらえますか?」
「……」
オネットは無言でマリアとルドの様子をうかがう。
マリアを救う機会は簡単には来ないようだ。
オネットがすぐには攻撃を仕掛けてこないと判断して、ルドは話を持ち出す。
「マルドゥク様の元に帰ってきませんか? フレイをかばった事ならうまく言っておきますよ」
「断る」
オネットは即答した。迷いがない。決意を固めているようだ。
ルドは溜め息を吐いた。
「聞き分けの良い子だと思っていたのですが、変わってしまいましたね」
「俺はもうマルドゥクの手下ではない」
「もう少し分かりやすくお話しましょう。マルドゥク様は”マスター”のスキルをお持ちです。僕たちのすべてのスキルを自在に使えます」
ルドはくすくすと愉快そうに笑う。
「あなたを殺すのは造作もない。殺されたあなたは、人形として利用され続ける事でしょう」
オネットの反応を窺う。表情はまったく動いていなかった。
本物の人形のようだとルドは思った。
「不気味なほど動揺しないのですね」
「何を言っているのかよく分からなかった。殺されたあとに利用されるとはどういう事だ?」
ルドは微笑んだ。
「”マリオネット”はもともと見えない糸であらゆるものを操るスキルです。死体となったあなたの身体は、決して動きを止める事のない、便利な殺戮人形となるでしょうね」
「脅しか」
「事実です」
ルドの表情は優しいままだ。
「本当の『マルドゥクの殺戮人形』が出来上がるのです。僕はそれはそれで楽しみです」
オネットは舌打ちをする。
「……相変わらず趣味が悪いな」
「感情が表に出るようになってしまったようですね。誉め言葉として受け取っておきますよ。ところで、マリア王女を助けたいとは思いませんか?」
ダメ押しをするような口調だった。
「彼女を解放できるかは、僕の一存ですよ」
「マリア王女を人質にして、俺に何をさせるつもりだ?」
「人質ではありません。本当は壊したくて仕方ありませんが、友達のあなたが大切にしている人物と聞いて我慢しているのです」
「要求を言え。話だけは聞いてやる」
「気が短いのですね。大した事ではありません。マーニ大陸に帰ってきてほしいだけです。みんな寂しがっていますよ」
「上っ面だけだな」
オネットは殺気を膨らませた。ルドを仕留めれば氷は自動的に溶けるし、要求を呑まなくてすむ。オネットの蹴りがルドの腹を捉える。同時に、ルドの首を一本の糸が締める。一瞬で刈り取るための、繊細かつ鋭利な刃が付いている。
しかし、凍って床に落ちる。
ルドは腹を押さえながら大幅に飛び退いた。
「攻撃を仕掛ける前に殺気を放つとは……暗殺が下手になりましたね。嫌なら良いのです。僕は氷を壊します。綺麗に散るんですよ」
「やめろ!」
「お願いをするならどうするべきか、きちんと教えたはずですよね」
ルドは穏やかだった。
オネットは震えながら口を開く。
「やめてください」
「お願いをするのなら、対価が必要であるとも教えましたね。何をしてくれますか?」
「……マーニ大陸に帰る。それでいいか?」
オネットの問いかけに、ルドはくすくすと笑った。
「氷を壊すのはやめましょう。氷を溶かしてほしいなら、他に対価が必要ですよ」
「マルドゥクに従えばいいのか?」
ルドは満足そうに頷いた。
「絶対に逆らわないようにしてくださいね」
「……」
オネットは頷いた。
マリアを包む氷が徐々に溶けていく。
ルドはぽんっと両手を軽く叩いた。
「言い忘れていましたが、マルドゥク様はカンカンでした。多少の罰は覚悟してくださいね」
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