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◎二年目、五月の章
■明里は晴をクランから除名する
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晴は明里と近くのハンバーガーショップで朝食を摂っていた。
晴はハンバーガーを口にしつつ、ちらりちらりと明里に視線を向ける。
明里は意地悪い笑みを浮かべて、晴が話しだすのを待ってくれていた。
「……どうして、俺は除名されたんすか?」
晴は自分のプロフィールカードを開く。そこには彼の東京迷宮でのステータスなどが掲載されている。
しかし、クランの欄は空白で所属なしとなっている。
「あたしの弟子なら、これからどうすべきかわかるはずだよ」
晴はスンと澄ました表情になる。
「あいつらと合流して俺に緑葉士団とのパイプ役をやれってんでしょ」
「よくわかってんじゃないか」
明里は愉快そうに笑う。
「あいつらが気に入ったってのもある。あんたも嫌いじゃないだろ?」
「そりゃまあ、そうっすけど」
「光さんのことは感謝してもしきれないだろ。光さんの分もあんたが体で払ってやりな」
この場合、晴に選択肢が一切なくなっているのが問題である。
「俺のこと引き受けてくれますかね?」
「真面目そうなのばっかなんだよねぇ。何ていうかノリが違うっていうか」
断られたら許せと明里は軽いノリだ。
「俺にとっちゃ死活問題っすけどね」
責任くらいはとってほしいものである。
「……俺から一ついいですか?」
「何だい?」
「俺の気持ちを知ってるなら答えをください」
晴は深々と明里に頭を下げる。
明里はポテトを手に取り半分食べると、残りの半分を晴の口に放りこむ。
「ま、これが答えってヤツさ」
「つまり……?」
椅子に背中を預けて、晴から心なしか距離をとる。
「アンタとはここまでってことさ。もっと男を磨きな」
「俺はあきらめませんよ」
「そういうのは行動で示すんだよ」
明里は厳しかった。
晴としても正直なところ明里が好きなのかはわからなかった。半分以上は憧れが占めているという自覚があるからだ。
朝食が終える頃に光から里奈がきたと連絡がくる。
「頑張んな」
明里が手を振って晴は送りだされるのであった。
晴はハンバーガーを口にしつつ、ちらりちらりと明里に視線を向ける。
明里は意地悪い笑みを浮かべて、晴が話しだすのを待ってくれていた。
「……どうして、俺は除名されたんすか?」
晴は自分のプロフィールカードを開く。そこには彼の東京迷宮でのステータスなどが掲載されている。
しかし、クランの欄は空白で所属なしとなっている。
「あたしの弟子なら、これからどうすべきかわかるはずだよ」
晴はスンと澄ました表情になる。
「あいつらと合流して俺に緑葉士団とのパイプ役をやれってんでしょ」
「よくわかってんじゃないか」
明里は愉快そうに笑う。
「あいつらが気に入ったってのもある。あんたも嫌いじゃないだろ?」
「そりゃまあ、そうっすけど」
「光さんのことは感謝してもしきれないだろ。光さんの分もあんたが体で払ってやりな」
この場合、晴に選択肢が一切なくなっているのが問題である。
「俺のこと引き受けてくれますかね?」
「真面目そうなのばっかなんだよねぇ。何ていうかノリが違うっていうか」
断られたら許せと明里は軽いノリだ。
「俺にとっちゃ死活問題っすけどね」
責任くらいはとってほしいものである。
「……俺から一ついいですか?」
「何だい?」
「俺の気持ちを知ってるなら答えをください」
晴は深々と明里に頭を下げる。
明里はポテトを手に取り半分食べると、残りの半分を晴の口に放りこむ。
「ま、これが答えってヤツさ」
「つまり……?」
椅子に背中を預けて、晴から心なしか距離をとる。
「アンタとはここまでってことさ。もっと男を磨きな」
「俺はあきらめませんよ」
「そういうのは行動で示すんだよ」
明里は厳しかった。
晴としても正直なところ明里が好きなのかはわからなかった。半分以上は憧れが占めているという自覚があるからだ。
朝食が終える頃に光から里奈がきたと連絡がくる。
「頑張んな」
明里が手を振って晴は送りだされるのであった。
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