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第二十六話 再び試練はやってくる
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モンスターがどんなに強くても、戦う策は変わらない。
逆にこの状況で『戦い方を変える』と急に言えば、連携は取れず、行動は独立し、そのまま行けば勝利することなく、カケルただ一人だけが生き残るだろう。
フォーメーションはギル、スーフが前衛。
カケル、セレス、ディアが後衛となってる。
ギルに向かってミノタウロスは咆哮を出しながら、手に持つ巨大な大剣を振り下ろす。
ただ、大剣を振り下ろしただけで『ブォン!』と常識では考えられない音を放つ。
ギルは攻撃を鉄剣で受け止める。がその直後『ピキッ』と剣から小さな悲鳴がギルの耳には届いていた。剣を横から縦に状態を移し、何とか攻撃を地面に逃がすことに成功した。
「スーフ!この大剣は一人では受け止めれねぇ!だから手伝ってくれ」
「分かった!」
やはりあのミノタウロス亜種が持つ大剣から繰り出される薙払いや、縦斬りは相当な重みがあるようで、二人係ではないと受け止めれなかった。
カケル達はミノタウロス亜種の剣の攻撃を警戒しすぎているせいからなのか、距離を取りすぎていた。普通のモンスター〔下位階層〕の場合だと突進してくるか、そのまま何もしないかだが、このイレギュラーの塊のミノタウロス亜種が分かり切っている行動を起こすわけがない。
そして、カケルの予感は見事に的中した。
口を大きく開けると、赤く炎、いやマグマのような物体がどんどん溜まっていく。セレス達は何が起きるか分からなかったが、カケルただ一人は分かっている。
観察眼を使ったのだ。
そして、見えたのは口の中には魔力の塊がどんどん大きくなっていく様子だ。
これらの状況で考えられるのはだた一つ。魔法を使用しようとしているのだ。
だが、気が付いた頃には皆を避けさせる時間も無い。
カケルは神速を使いつつ、盾を出現させる詠唱を行う。盾の種類は世界で一番硬い鉱石“オリハルコン”の盾だ。
剣を持ってない腕を右から左へ振り、盾を皆を守れる範囲まで拡げる。
その直後にミノタウロス亜種の口から魔法が放たれる。
赤いレーザーは一般の魔法より何倍の速さで盾に直撃する。恐らくあの速さのレーザーを避けるのはほぼ不可能。
盾の御陰で何とか防げたが、盾はボロボロの状態である。相手はあのレーザー攻撃は二連続で撃つことは出来ないと思うが、もし来たとしたら盾は破れ皆骨も残らず御陀仏だろう。
あのレーザー攻撃を観察眼で調べたところ、相当な熱があり、約1000度ぐらいだろう。これはモンスター専用魔法(オリジナルスキル)の一つで名前は無いので、仮の名前で熱線としておこう。
「カケル助かったぜ。ありがとな」
「カケル君。それは何?」
「カケルさん、すみません!警戒が足りませんでした」
「カケルくん凄かった……」
「ありがとう。でも今は戦いに集中して。少しの油断も許されないから」
前の世界で戦闘経験も無く、この世界に来ても戦闘経験はそこまで深くはない。だが本能で分かるのだ。
『このモンスターは強い。中途半端な考えでは死ぬ』と。
その証拠にさっきのミノタウロス亜種専用魔法(オリジナルスキル)を知らないのに、警戒しなかった結果がこれだ。今回はカケルが居たから助かったが、居なかったら即死からは逃れないだろう。
こんな状況だからこそ冷静になり、異常事態にも臨機応変に対応する必要がある。
カケル達は魔法使用区域から抜け出すために、モンスターとの間を縮めた。
まだ詳しい距離は分かってはないが、大体三十メートルまで近づくと魔法から大剣モードに移ることが分かった。
「フォーメーション変えるよ!スーフ、ギルは後衛に回って。自分が前衛を務めるよ」
ギル、スーフ、ディアは『自殺行為よ!ダメだよ!』と批判したが、この際力のことを隠す必要もない。ミノタウロス亜種から意識が移せないので、セレスに視線を送り、混乱しないよう力のことを簡単に説明してくれ、と伝える。
視線の意味に気が付いたのかセレスはミノタウロス亜種から視線は外さず、三人に説明した。
驚きはしたが、闘技場の出来事、そしてさっき見た出来事ですぐに納得した。
一人でこの化け物モンスターを手に負えるか分からないな。
力はまだ完全に使いこなせてないしな。今使える力でなんとか倒すしかないか。
てかクラウソラスで斬りつければ、もしかしたらワンパンなんじゃ。
そう考えたカケルは神速を使い、モンスターの懐に入ると刀を抜刀するように左の腰より低い所から右上に向かって斬りつけるが、『ギンッ』と明らかに肉を切った感触もなく、音は重く鈍い音がした。剣先を見ると、先ほどまではそこになかった大剣で防がれていた。移動から斬りつけるまで、時間は殆ど無い状態で防いだのだ。これにはカケルも驚嘆したが、すぐさま後ろに飛び、次の攻撃を警戒する。
流石異常事態(イレギュラー)の亜種ボス。一筋縄では上手くいかない。
攻撃パターンは最初やったのとは大きく変更し、カケルとミノタウロス亜種が一対一で戦い、僅かでも隙が見えたら後衛の四人が魔法で攻撃するようになっていたが、魔法はセレスの風属性の中級魔法以外は初級魔法だ。当然撃ってとしても足止めにもならず、何も出来なかった。
一定の距離離れるとあの魔法が来る。接近戦ではあの大剣で薙払われるか、地面に叩きつぶされるか。
そのようなマイナス思考をしていると、四人の頭の片隅にある言葉が現れ、それはだんだん大きくなるように支配していく。『カケル一人で勝てるのではないか』という言葉だ。
別にカケルがただ強いと妬んでいるわけではない。
寧ろ尊敬しているのだ。
圧倒的な力を持っておきながらそれを悪事には使わず、他人、助けを求めている人、仲間のために使っているのだ。悪事に力を使わないのは当たり前だが、この世界だ。力を持つと天狗になり、どうしても自分勝手に力を使い他人を支配しようと考えるのだ。
こう考えるとカケルに尊敬するのも分かる。
自分たちは戦わなくて良いと思ったのか、張りつめていた緊張感が解れてしまった。
気が緩んだ瞬間をミノタウロス亜種は見逃がさなかった。
カケルの剣を弾くと巨体には似合わない脚力で飛び、セレス達四人の前で着地した。
ミノタウロス亜種は専用魔法(オリジナルスキル)の咆哮大(ハイパーボイス)を放ち、一時的に行動を封じた。相手は大剣から轟音を発しながら横に薙払い、四人は壁に飛ばされた。
四人の元に駆けつけ、盾を敵を弾く盾に変え、敵にぶつけることで距離を取ることに成功した。
動きが封じられたと言っても、腕は動けていたらしく剣で腹を守り重傷にはならなかった。魔法を使えば完璧に守れていたが、気が緩み、魔法の詠唱の準備が出来ていなかったのだ。
四人とも死んではなかったが、意識がないディア、スーフの口元に手を当てると、呼吸が浅い。ギル、セレスは意識はあるが足、腕、肋骨が何本か折れており身動きがとれない状態。
ギル、セレスは命の別状はないが、ディア、スーフはそのままにしたら死んでしまうだろう。
「カケルさん。ごめんなさい。私たち何も出来ませんでした。本当にごめんなさい……」
「もう良いですよ。セレスさんはそこでじっとしてください」
「俺一人であいつを倒します」
もうこれ以上大切な人を傷つけたくはない。
守るために、この力を手に入れたんだ。
四人を助けるためにも、早く倒さないと……。
お前絶対に許さない……ぶっ殺す!!
逆にこの状況で『戦い方を変える』と急に言えば、連携は取れず、行動は独立し、そのまま行けば勝利することなく、カケルただ一人だけが生き残るだろう。
フォーメーションはギル、スーフが前衛。
カケル、セレス、ディアが後衛となってる。
ギルに向かってミノタウロスは咆哮を出しながら、手に持つ巨大な大剣を振り下ろす。
ただ、大剣を振り下ろしただけで『ブォン!』と常識では考えられない音を放つ。
ギルは攻撃を鉄剣で受け止める。がその直後『ピキッ』と剣から小さな悲鳴がギルの耳には届いていた。剣を横から縦に状態を移し、何とか攻撃を地面に逃がすことに成功した。
「スーフ!この大剣は一人では受け止めれねぇ!だから手伝ってくれ」
「分かった!」
やはりあのミノタウロス亜種が持つ大剣から繰り出される薙払いや、縦斬りは相当な重みがあるようで、二人係ではないと受け止めれなかった。
カケル達はミノタウロス亜種の剣の攻撃を警戒しすぎているせいからなのか、距離を取りすぎていた。普通のモンスター〔下位階層〕の場合だと突進してくるか、そのまま何もしないかだが、このイレギュラーの塊のミノタウロス亜種が分かり切っている行動を起こすわけがない。
そして、カケルの予感は見事に的中した。
口を大きく開けると、赤く炎、いやマグマのような物体がどんどん溜まっていく。セレス達は何が起きるか分からなかったが、カケルただ一人は分かっている。
観察眼を使ったのだ。
そして、見えたのは口の中には魔力の塊がどんどん大きくなっていく様子だ。
これらの状況で考えられるのはだた一つ。魔法を使用しようとしているのだ。
だが、気が付いた頃には皆を避けさせる時間も無い。
カケルは神速を使いつつ、盾を出現させる詠唱を行う。盾の種類は世界で一番硬い鉱石“オリハルコン”の盾だ。
剣を持ってない腕を右から左へ振り、盾を皆を守れる範囲まで拡げる。
その直後にミノタウロス亜種の口から魔法が放たれる。
赤いレーザーは一般の魔法より何倍の速さで盾に直撃する。恐らくあの速さのレーザーを避けるのはほぼ不可能。
盾の御陰で何とか防げたが、盾はボロボロの状態である。相手はあのレーザー攻撃は二連続で撃つことは出来ないと思うが、もし来たとしたら盾は破れ皆骨も残らず御陀仏だろう。
あのレーザー攻撃を観察眼で調べたところ、相当な熱があり、約1000度ぐらいだろう。これはモンスター専用魔法(オリジナルスキル)の一つで名前は無いので、仮の名前で熱線としておこう。
「カケル助かったぜ。ありがとな」
「カケル君。それは何?」
「カケルさん、すみません!警戒が足りませんでした」
「カケルくん凄かった……」
「ありがとう。でも今は戦いに集中して。少しの油断も許されないから」
前の世界で戦闘経験も無く、この世界に来ても戦闘経験はそこまで深くはない。だが本能で分かるのだ。
『このモンスターは強い。中途半端な考えでは死ぬ』と。
その証拠にさっきのミノタウロス亜種専用魔法(オリジナルスキル)を知らないのに、警戒しなかった結果がこれだ。今回はカケルが居たから助かったが、居なかったら即死からは逃れないだろう。
こんな状況だからこそ冷静になり、異常事態にも臨機応変に対応する必要がある。
カケル達は魔法使用区域から抜け出すために、モンスターとの間を縮めた。
まだ詳しい距離は分かってはないが、大体三十メートルまで近づくと魔法から大剣モードに移ることが分かった。
「フォーメーション変えるよ!スーフ、ギルは後衛に回って。自分が前衛を務めるよ」
ギル、スーフ、ディアは『自殺行為よ!ダメだよ!』と批判したが、この際力のことを隠す必要もない。ミノタウロス亜種から意識が移せないので、セレスに視線を送り、混乱しないよう力のことを簡単に説明してくれ、と伝える。
視線の意味に気が付いたのかセレスはミノタウロス亜種から視線は外さず、三人に説明した。
驚きはしたが、闘技場の出来事、そしてさっき見た出来事ですぐに納得した。
一人でこの化け物モンスターを手に負えるか分からないな。
力はまだ完全に使いこなせてないしな。今使える力でなんとか倒すしかないか。
てかクラウソラスで斬りつければ、もしかしたらワンパンなんじゃ。
そう考えたカケルは神速を使い、モンスターの懐に入ると刀を抜刀するように左の腰より低い所から右上に向かって斬りつけるが、『ギンッ』と明らかに肉を切った感触もなく、音は重く鈍い音がした。剣先を見ると、先ほどまではそこになかった大剣で防がれていた。移動から斬りつけるまで、時間は殆ど無い状態で防いだのだ。これにはカケルも驚嘆したが、すぐさま後ろに飛び、次の攻撃を警戒する。
流石異常事態(イレギュラー)の亜種ボス。一筋縄では上手くいかない。
攻撃パターンは最初やったのとは大きく変更し、カケルとミノタウロス亜種が一対一で戦い、僅かでも隙が見えたら後衛の四人が魔法で攻撃するようになっていたが、魔法はセレスの風属性の中級魔法以外は初級魔法だ。当然撃ってとしても足止めにもならず、何も出来なかった。
一定の距離離れるとあの魔法が来る。接近戦ではあの大剣で薙払われるか、地面に叩きつぶされるか。
そのようなマイナス思考をしていると、四人の頭の片隅にある言葉が現れ、それはだんだん大きくなるように支配していく。『カケル一人で勝てるのではないか』という言葉だ。
別にカケルがただ強いと妬んでいるわけではない。
寧ろ尊敬しているのだ。
圧倒的な力を持っておきながらそれを悪事には使わず、他人、助けを求めている人、仲間のために使っているのだ。悪事に力を使わないのは当たり前だが、この世界だ。力を持つと天狗になり、どうしても自分勝手に力を使い他人を支配しようと考えるのだ。
こう考えるとカケルに尊敬するのも分かる。
自分たちは戦わなくて良いと思ったのか、張りつめていた緊張感が解れてしまった。
気が緩んだ瞬間をミノタウロス亜種は見逃がさなかった。
カケルの剣を弾くと巨体には似合わない脚力で飛び、セレス達四人の前で着地した。
ミノタウロス亜種は専用魔法(オリジナルスキル)の咆哮大(ハイパーボイス)を放ち、一時的に行動を封じた。相手は大剣から轟音を発しながら横に薙払い、四人は壁に飛ばされた。
四人の元に駆けつけ、盾を敵を弾く盾に変え、敵にぶつけることで距離を取ることに成功した。
動きが封じられたと言っても、腕は動けていたらしく剣で腹を守り重傷にはならなかった。魔法を使えば完璧に守れていたが、気が緩み、魔法の詠唱の準備が出来ていなかったのだ。
四人とも死んではなかったが、意識がないディア、スーフの口元に手を当てると、呼吸が浅い。ギル、セレスは意識はあるが足、腕、肋骨が何本か折れており身動きがとれない状態。
ギル、セレスは命の別状はないが、ディア、スーフはそのままにしたら死んでしまうだろう。
「カケルさん。ごめんなさい。私たち何も出来ませんでした。本当にごめんなさい……」
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