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大山大輔視点2
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帰り道
「見つかったぜ」
そういった美濃前に皆、足を止めた。
「きっと、悠暉君はそれを望まないでしょうね」
「「「ああ、そうだな」」」
「そうですね、きっと」
望まないことは知っていても、いづれ、また悠暉君を傷つけに現れるかもしれない存在をそのまま野放しにしておくほど、俺たちは甘くない。
「木下悠暉。彼らも、その存在を探しているらしい」
だろうな。爪を加工してピアスにするくらい執着心の激しい奴らがいなくなった悠暉君を探さないわけがない。
「悠暉君があいつらに狙われるようになった理由、教えてやるよ。元々は別の奴が目をつけられていたんだ。当時、その地区最強と言われるヤンキーで、そいつには、幼い幼稚園児の弟がいたんだ。それを知った奴らは、弟を盾に、そいつを潰そうと考え、実行した。やり口もやり方も残酷で、弟もその不良も危なくなった時、悠暉君が割り込んで、相手をすべて倒したらしい」
「それから、ターゲットが悠暉君に変った。その人はターゲットを自分に戻そうとしたが、僕は大丈夫だから、弟君が狙われなくなってよかったって言われ、止められたらしい。そして、その人は親の都合で引っ越しが決まって、その土地を離れることになった。引っ越し間際に会った悠暉君はこれで、安心だね。良かったと笑っていたみたいだ。どうしても気になって、一回悠暉君に、会いに行ったことがあるらしいがその時は、もう悠暉君も引っ越していたらしい」
悠暉君、君は本当、俺の涙腺をじんわりと刺激してくる。
しかし、ずいぶんと詳しいな、そう思った時、ノリノリが聞いた。
「ん?ずいぶん詳しく知っているんですね」
「ああ、その、最強と言われた人、俺達のチームがお世話になっている喫茶店のオーナーだったんだよ」
「俺たちが木下悠暉を探していた時、チームの仲間が喫茶店でしゃべっているのを聞いたらしい。あの日の帰り、喫茶店に寄ったんだ。見つかったという報告と共に、奴らの情報を集めてもらおうとな。その時、問い詰められて、こっちも色々聞いた」
「会わせるかどうかは、今回のことが終わってからだな。千秋達、複雑そうな顔していたし」
「そういえば、千春達には知らせたのですか?」
「いや、まだだ」
「伝えるのは、今日が終わってからだな」
「誕生日の今日は幸せな気持ちで過ごしてほしいなって悠暉君、呟いてましたね」
「というか、お前らも参加でいいのかよ」
「もちろん」
「そんな、当たり前なこと聞かないでくださいよ」
「そうです」
「あ、孝則は駄目ですよ。僕が許しません」
「え?ちょっ兄さん」
「そうだな。ノリノリは駄目だな」
「俺達に任せて、大人しく、勉強に励めよ。ノリノリ」
「ノリノリ、諦めろ」
「孝則がいたら、僕が本気を出せませんですから」
紀藤と美濃前がノリノリ君に禁止と宥めているとき、ぼそりと石田から聞こえた声に怖っと思ったのは
内緒だ。
「見つかったぜ」
そういった美濃前に皆、足を止めた。
「きっと、悠暉君はそれを望まないでしょうね」
「「「ああ、そうだな」」」
「そうですね、きっと」
望まないことは知っていても、いづれ、また悠暉君を傷つけに現れるかもしれない存在をそのまま野放しにしておくほど、俺たちは甘くない。
「木下悠暉。彼らも、その存在を探しているらしい」
だろうな。爪を加工してピアスにするくらい執着心の激しい奴らがいなくなった悠暉君を探さないわけがない。
「悠暉君があいつらに狙われるようになった理由、教えてやるよ。元々は別の奴が目をつけられていたんだ。当時、その地区最強と言われるヤンキーで、そいつには、幼い幼稚園児の弟がいたんだ。それを知った奴らは、弟を盾に、そいつを潰そうと考え、実行した。やり口もやり方も残酷で、弟もその不良も危なくなった時、悠暉君が割り込んで、相手をすべて倒したらしい」
「それから、ターゲットが悠暉君に変った。その人はターゲットを自分に戻そうとしたが、僕は大丈夫だから、弟君が狙われなくなってよかったって言われ、止められたらしい。そして、その人は親の都合で引っ越しが決まって、その土地を離れることになった。引っ越し間際に会った悠暉君はこれで、安心だね。良かったと笑っていたみたいだ。どうしても気になって、一回悠暉君に、会いに行ったことがあるらしいがその時は、もう悠暉君も引っ越していたらしい」
悠暉君、君は本当、俺の涙腺をじんわりと刺激してくる。
しかし、ずいぶんと詳しいな、そう思った時、ノリノリが聞いた。
「ん?ずいぶん詳しく知っているんですね」
「ああ、その、最強と言われた人、俺達のチームがお世話になっている喫茶店のオーナーだったんだよ」
「俺たちが木下悠暉を探していた時、チームの仲間が喫茶店でしゃべっているのを聞いたらしい。あの日の帰り、喫茶店に寄ったんだ。見つかったという報告と共に、奴らの情報を集めてもらおうとな。その時、問い詰められて、こっちも色々聞いた」
「会わせるかどうかは、今回のことが終わってからだな。千秋達、複雑そうな顔していたし」
「そういえば、千春達には知らせたのですか?」
「いや、まだだ」
「伝えるのは、今日が終わってからだな」
「誕生日の今日は幸せな気持ちで過ごしてほしいなって悠暉君、呟いてましたね」
「というか、お前らも参加でいいのかよ」
「もちろん」
「そんな、当たり前なこと聞かないでくださいよ」
「そうです」
「あ、孝則は駄目ですよ。僕が許しません」
「え?ちょっ兄さん」
「そうだな。ノリノリは駄目だな」
「俺達に任せて、大人しく、勉強に励めよ。ノリノリ」
「ノリノリ、諦めろ」
「孝則がいたら、僕が本気を出せませんですから」
紀藤と美濃前がノリノリ君に禁止と宥めているとき、ぼそりと石田から聞こえた声に怖っと思ったのは
内緒だ。
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