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さて、不思議に思ったよね。なぜ僕が護衛のことをいったのか?
気づいている人もいるかもだけど。僕、本当は知っていたんだよ。ごめんね。
僕の小さい頃からの秘密その5、知らない振りは得意だよ。性格悪くてごめんね。知らなかったは全部知っていたこと。
二人が、外に何か指示を出していたことも知らなかった。
二人の父方の一族が財閥で凄い権力持ちである事も美月さんも実はいい所のお嬢さまだなんて知らなかった。
実は父もそうだとは知らなかった。
母とは駆け落ちしたと嘘か本当か分からない話を冗談交じりで聞いたことがあってもそれが事実とは知らなかった。
僕にはこの土地に来た時から護衛が付いていたことも父が再婚して最近護衛が増えたことも全部知らなかった。
まさか、ギン爺とりっちゃんが、亡くなった母の両親で、僕のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんに当たる人だとは知らなかった。
子供の頃、周りに住んでいる近所の方が実は母の実家の退いた元幹部や護衛達だったことも知らなかった。
二人が親戚を黙らすために権力を得ようとして頑張っていることも知らなかった。
千春君と千秋君がずっと婚約を断り続けていたことも、僕との関係が気に入らないと、僕に危害を加えようとしていた人がたくさんいたことも、何も知らない僕を、疎ましく思っている人がいることも知らなかった。
僕の護衛の人達が本当は千春君と千秋君に付きたかったなんて知らなかった。
ずっと、千秋君と千春君が僕を巻き込まないように、動いていることも、でも、僕との関係に勘づく人もいて、千春君と千秋君が近くにいないうちに僕を貶めようとしている人がいることも知らなかった。
それに気づいた父さん達や智道さん達が僕を守っていたことも、爺友達が心配し僕を守っていたことも全部知らなかった。
これらは全部知っていて、気づいていて、知らないふりをしていたこと。
高校生の僕にはどうすることもできなかったから。僕ができた事は、波風立てず、勝手に動かず、いつも通り護衛さん達に守られることだった。僕が勝手に動くことで二人や、周りが危険な目に合うのは極力避けたかった。
でも、表立っては、大人しくしていたけど、裏でこっそりと準備はしていた。
そして、動き出すタイミングを見ていたんだ。
だから、今日の昼前に仕事から戻ってきた美月母さんが手紙を発見し、父さんを呼び、護衛達が慌てることも予測できた。千春君と千秋君はきっと、手紙を読んで笑うかもだけど。
でも、皆、海外を闇雲に探すことはしないと予測している。
だって僕は、すべて気づかれないように情報が漏れないように、行動して来たから。
同じ鞄を持った同じ学校の少年が学校に行く通り道の建物から出て、表通りに出ていくことも、知っていたし、護衛達が油断していることも知っていた。だから、表通りに出てくる瞬間に入れ替わらせて貰った。
その少年と僕は、同じ背丈なので護衛が僕と間違えてついていくことも、予測できていたんだ。
だって、僕はその子が何時に家を出るかを知っていて合わせることができたし、その子の服装なども知っていて、似せることができていたから。
ギン爺とりっちゃんが僕の祖父母だと知っていたというより、そうじゃないかなって思っていた。だって、りっちゃん、お母さんに似ているもの。
周りに住んでいたおじいちゃんおばあちゃん達は、りっちゃんと会うまで僕は闇の組織の人達かもしれないと思っていたけどね。今思えば、かなりスパルタだったよ。でも、今、その知識がとても役に立っている。
護衛の人達の名前もすべて知っているよ。お世話になっているからね。
千秋君と千春君を僕は守りたい。だから、もう知らないふりはおしまい。
千春君と千秋君の傍に居たいから、僕の持てる全てを使って二人を幸せにする。
さてここから、僕の悪徳弁護士、違った、悪徳国際弁護士人生の始まりである。
だからなんでそこで悪徳をつけるんだという担任の呆れた声が聞こえた気がした。空耳かな。
僕は近くに担任がいないかキョロキョロ確認し、町へと駆け出した。
気づいている人もいるかもだけど。僕、本当は知っていたんだよ。ごめんね。
僕の小さい頃からの秘密その5、知らない振りは得意だよ。性格悪くてごめんね。知らなかったは全部知っていたこと。
二人が、外に何か指示を出していたことも知らなかった。
二人の父方の一族が財閥で凄い権力持ちである事も美月さんも実はいい所のお嬢さまだなんて知らなかった。
実は父もそうだとは知らなかった。
母とは駆け落ちしたと嘘か本当か分からない話を冗談交じりで聞いたことがあってもそれが事実とは知らなかった。
僕にはこの土地に来た時から護衛が付いていたことも父が再婚して最近護衛が増えたことも全部知らなかった。
まさか、ギン爺とりっちゃんが、亡くなった母の両親で、僕のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんに当たる人だとは知らなかった。
子供の頃、周りに住んでいる近所の方が実は母の実家の退いた元幹部や護衛達だったことも知らなかった。
二人が親戚を黙らすために権力を得ようとして頑張っていることも知らなかった。
千春君と千秋君がずっと婚約を断り続けていたことも、僕との関係が気に入らないと、僕に危害を加えようとしていた人がたくさんいたことも、何も知らない僕を、疎ましく思っている人がいることも知らなかった。
僕の護衛の人達が本当は千春君と千秋君に付きたかったなんて知らなかった。
ずっと、千秋君と千春君が僕を巻き込まないように、動いていることも、でも、僕との関係に勘づく人もいて、千春君と千秋君が近くにいないうちに僕を貶めようとしている人がいることも知らなかった。
それに気づいた父さん達や智道さん達が僕を守っていたことも、爺友達が心配し僕を守っていたことも全部知らなかった。
これらは全部知っていて、気づいていて、知らないふりをしていたこと。
高校生の僕にはどうすることもできなかったから。僕ができた事は、波風立てず、勝手に動かず、いつも通り護衛さん達に守られることだった。僕が勝手に動くことで二人や、周りが危険な目に合うのは極力避けたかった。
でも、表立っては、大人しくしていたけど、裏でこっそりと準備はしていた。
そして、動き出すタイミングを見ていたんだ。
だから、今日の昼前に仕事から戻ってきた美月母さんが手紙を発見し、父さんを呼び、護衛達が慌てることも予測できた。千春君と千秋君はきっと、手紙を読んで笑うかもだけど。
でも、皆、海外を闇雲に探すことはしないと予測している。
だって僕は、すべて気づかれないように情報が漏れないように、行動して来たから。
同じ鞄を持った同じ学校の少年が学校に行く通り道の建物から出て、表通りに出ていくことも、知っていたし、護衛達が油断していることも知っていた。だから、表通りに出てくる瞬間に入れ替わらせて貰った。
その少年と僕は、同じ背丈なので護衛が僕と間違えてついていくことも、予測できていたんだ。
だって、僕はその子が何時に家を出るかを知っていて合わせることができたし、その子の服装なども知っていて、似せることができていたから。
ギン爺とりっちゃんが僕の祖父母だと知っていたというより、そうじゃないかなって思っていた。だって、りっちゃん、お母さんに似ているもの。
周りに住んでいたおじいちゃんおばあちゃん達は、りっちゃんと会うまで僕は闇の組織の人達かもしれないと思っていたけどね。今思えば、かなりスパルタだったよ。でも、今、その知識がとても役に立っている。
護衛の人達の名前もすべて知っているよ。お世話になっているからね。
千秋君と千春君を僕は守りたい。だから、もう知らないふりはおしまい。
千春君と千秋君の傍に居たいから、僕の持てる全てを使って二人を幸せにする。
さてここから、僕の悪徳弁護士、違った、悪徳国際弁護士人生の始まりである。
だからなんでそこで悪徳をつけるんだという担任の呆れた声が聞こえた気がした。空耳かな。
僕は近くに担任がいないかキョロキョロ確認し、町へと駆け出した。
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