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初めまして、あ弁護士のユウキ・カンノです。(悪徳って言いそうになったよ。セーフ)
事件の始まり ○○視点2
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「ざまあないわ、地獄に落ちろ、この屑」
起きた最愛の恋人からの言葉、目を開き固まる彼の口からナイフを抜く。この世界に赤色はたくさんある。彼女の周りにある赤は彼女の血ではない。別のものだ。
「だってさ」
一瞬で殺すなんて、もったいない。少しでも長く、苦しんでほしい
彼にしたら最愛の恋人の裏切り。でも違う。彼は幸せ絶頂の彼女の幸せを壊し、彼女を手に入れたのだから、彼の最愛で愛し合っている恋人は彼が作り出した一人よがりの幻想。彼女はずっと、彼を恨んでいた。そして、復讐の機会を探していた。ただそれだけだ。
「お前のせいで、お前のせいで」
死にゆく時を彼女に蹴られ踏まれながら、見送られる彼は今、喜びに満ちているのかな?だって、最愛の彼女の手によって、最後は死ぬことができるのだから。
お前たちが与えた苦しみに絶望し耐えきれず誰にも見送られる事無く孤独に亡くなった人が何人もいるというのに。
一心不乱に彼を蹴り続けるその光景を一目見て、その場を去った。
彼女は、復讐できる時を精神を削りながら耐え忍んでいた。限界を迎えていた彼女は一人でも彼を殺そうとしていた。返り討ちに合おうとも世に知られればと、でもきっと、その思惑は彼の仲間たちに潰され、彼は彼女を殺したとしても、罪に問われる事無く、自由気ままに生き続けるだけだ。
今までだって、多くの犯罪を仕出かしても、罪を問われていないのだから。
僕達の目的は達成した。でも、何も感じない、心が動かない。やっぱり、憎しみや恨みが積もり溜まった心は、まだ、喜びに満ちてくれないみたいだ。やはりあの時いた12人を潰さなきゃいけないのかな?
「終わった?」
「ああ、そっちは?」
「終わったよ」
「そう」
待ち合わせ場所に先に着いていたらしい片割れに声を掛けられ、隣に並び歩き出しながら返事を返した。とりあえず、片割れが無事なことに安堵する。
「「あと、八人」」
顔を見合わせて、笑った顔は笑みが浮かんでいたがどこかくらい。でも、きっと俺も同じ顔をしていることだろう。
そのことに苦笑すると、同じく苦笑している片割れがいた。
起きた最愛の恋人からの言葉、目を開き固まる彼の口からナイフを抜く。この世界に赤色はたくさんある。彼女の周りにある赤は彼女の血ではない。別のものだ。
「だってさ」
一瞬で殺すなんて、もったいない。少しでも長く、苦しんでほしい
彼にしたら最愛の恋人の裏切り。でも違う。彼は幸せ絶頂の彼女の幸せを壊し、彼女を手に入れたのだから、彼の最愛で愛し合っている恋人は彼が作り出した一人よがりの幻想。彼女はずっと、彼を恨んでいた。そして、復讐の機会を探していた。ただそれだけだ。
「お前のせいで、お前のせいで」
死にゆく時を彼女に蹴られ踏まれながら、見送られる彼は今、喜びに満ちているのかな?だって、最愛の彼女の手によって、最後は死ぬことができるのだから。
お前たちが与えた苦しみに絶望し耐えきれず誰にも見送られる事無く孤独に亡くなった人が何人もいるというのに。
一心不乱に彼を蹴り続けるその光景を一目見て、その場を去った。
彼女は、復讐できる時を精神を削りながら耐え忍んでいた。限界を迎えていた彼女は一人でも彼を殺そうとしていた。返り討ちに合おうとも世に知られればと、でもきっと、その思惑は彼の仲間たちに潰され、彼は彼女を殺したとしても、罪に問われる事無く、自由気ままに生き続けるだけだ。
今までだって、多くの犯罪を仕出かしても、罪を問われていないのだから。
僕達の目的は達成した。でも、何も感じない、心が動かない。やっぱり、憎しみや恨みが積もり溜まった心は、まだ、喜びに満ちてくれないみたいだ。やはりあの時いた12人を潰さなきゃいけないのかな?
「終わった?」
「ああ、そっちは?」
「終わったよ」
「そう」
待ち合わせ場所に先に着いていたらしい片割れに声を掛けられ、隣に並び歩き出しながら返事を返した。とりあえず、片割れが無事なことに安堵する。
「「あと、八人」」
顔を見合わせて、笑った顔は笑みが浮かんでいたがどこかくらい。でも、きっと俺も同じ顔をしていることだろう。
そのことに苦笑すると、同じく苦笑している片割れがいた。
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