僕に双子の義兄が出来まして

サク

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初めまして、あ弁護士のユウキ・カンノです。(悪徳って言いそうになったよ。セーフ)

○○視点改めリーチェ視点

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「おっ、ショーンとシード以外から連絡が来た。早いな。あいつらも暇を持て余してるみたいだな」
「ショーンか。最近,連絡つかないよな?」

「あいつは臆病風ふかしていただろう?」
「ああ、犯した女に呪いをかけられたってな」
「あ?ああ、あれか。あいつ揉み消すのにかなり大金はらっていたよな」
「何があったんだ?」

「あいつな、犯していた女の口の中に一物を入れて楽しんでいたんだと、気持ちよくフィニッシュを決め込んだ時、噛み千切られそうになって、痛みをこらえながら、女を引き離したらしいが、その時、女があいつのナイフを奪って、自分の首に突き刺したんだよ。末代まで呪ってやるなんて言ってさ。あいつ、その日から下痢が続き、外に出られなくなってさ、おむつしないと洩れるんだと。そしたら、あいつの家族まで腹が緩くなってしまい、大変になってさ。あいつ自身、それから可笑しくなってしまったらしい。可笑しな言葉を呟き始め、そして、ある日突然いなくなったらしい。今じゃ、誰も連絡が付かなくて行方不明だと。あいつがいなくなってから家族のお腹は治ったそうで、あいつが帰ってきて、また、お腹が緩くなったら大変だと、あいつのことは探さない方針で動いているらしいぞ?」
「詳しいな?」

「あいつの親父さんに会ったんだ」
「へー。ショーンの奴は手を出す女を間違えたな。しかし、シードが連絡寄越さないのは珍しいな。こういった遊びが好きな奴だろう?」
「あいつもあいつで、忙しいんだろう?」

その話を聞き、ある女性が思い浮かんだ
【あいつはあたしも復讐したいの。だから、手出ししないでくれる?】
ショーンを殺そうと計画を立てていた時、そう、一人の女性に声を掛けられた。
黒髪に黒い瞳、白い肌、優し気な雰囲気を持つその女性は日本人で巫女をしていたと言っていた。海外に新婚旅行に行った親友が奴に捕まり、かなりひどい目に合わされたらしい。
詳しいことは教えてくれなかった。

【あたしを唯一理解してくれた大事な親友。あたしがすることに親友は反対しているけど、今も絶対に駄目って隣で叫んでいる】

そう言っていたが、女性は一人しかいなかった。

【人を呪うとね。魂が汚れるの。汚れた魂は天国にはいけないから。でもね。あたしから、親友を奪った奴をあたしは許せない。親友の幸せを崩した奴を・・・。だから手出しは無用よ。あいつはあたしが、地獄へと引きずり落とすから。でも、そうね。もし、計画に失敗してしまったら、あたしの代わりに奴を潰していいから。その時は頼んでもいいかしら】

そう言っていた。
計画は成功したのかは分からなかったが、話を聞く限り成功したのだろうか


そして、ユウキという日本人。その言葉に引っ掛かりを覚える。弟が言っていた不思議な子の事だろうか?

双子の弟が僕のふりをしている時に不思議な日本人にあったと言っていた。

調べて、近づいてみる価値があるかもしれない。

奴らが去る前に会計を済ませ、店を出る。弟に、連絡をいれ、その待ち合わせ場所に向かった。

一年前にマークとその幼馴染を殺したのは僕達だ。登山に来ていた少女を犯す計画を聞いて、そこに向かう奴らを探し出した。奴らは楽しそうに一人の少女を崖近くに追いやり、襲おうと自身のペニスを取り出していた。大木の陰で音をたて、こちらに気をとられた奴らのその隙をついた少女が逃げ出した後、あいつらを崖から突き落とした。

シードも、あいつが死んだあの日、片割れが殺している。あいつは自分より業績が上に上がりそうな新人を自殺するまで追い込み、それを仲間内で何時まで持つかをかけ、それを何年も繰り返していた。ろくでもない奴らの集まりだな。

「リーチェ?」
「レイチル、いや、なんでもない」

ただ、思ってしまっただけ。もし、警察がしっかりと機能して動いてくれたなら、もし、そいつらの親がしっかりと更生する様に仕向けてくれたなら、もし、そいつらが、まともな人物だったなら、多くの人が苦しまずに済んだのにと。

「僕もそう思うよ」

何も言っていないのに通じるものがあったのかそう言葉を返してきたレイチルの瞳は悲し気に揺れていた。




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