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第一章
黄昏の儀式
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駅前の商店街は活気を失い、ほとんどの店がシャッターを下ろしていた。現在営業しているのはわずか5つの店のみ。まるで時間の流れから取り残されたような光景だった。
街が活気があった頃の面影が所々に残り、過ぎ去った賑わいを静かに物語っている。
街の若者たちが、当時の音楽の最先端を求めて集まった電気店。古びたポスターは、大きなラジカセを肩に担ぎ、白い歯を見せて笑う若者のものだった。それは当時の熱気と音楽を今も静かに伝えていた。
その隣には、長いスカートにパーマの髪、目つきの鋭い少女が不敵に立つ美容室のポスター。それは単なる流行の紹介ではなく、世の中の常識に縛られない、自分らしいスタイルを追求する若者たちの心意気を象徴していた。
そんな街の様子を、田中実乃里は静かに見つめていた。彼女の脳裏には、活気に満ちていた頃の記憶が鮮明に甦った。
かつてのこの街は毎年5月25日になると、祭りの活気に包まれた。通りには色とりどりの出店が立ち並び、商店街の店でも、普段は売っていない焼きそば、たこ焼き、りんご飴などが店頭に並んだ。香ばしい匂いや甘い匂いが通りいっぱいに広がり、人々の食欲をそそった。
背中に「祭」の文字が書かれた法被を着て、ねじり鉢巻きを締めた大人たちが、重い神輿を威勢よく担いで練り歩いた。神輿に乗せられた神様を担ぐことで、災いを避け、街のさらなる繁栄と、田畑への大いなる実りを願う。そんな特別な行事さえも、人々にとってごく当たり前の日常の一部だった。
祭りの休憩所になっていた広場は、今や駐車場と自動販売機が立ち並ぶ場所になり、街の人々の記憶からもすっぽり抜け落ち、忘れられてしまった。
だが、実乃里は鮮明に思い出せる。大人が神輿を下ろし、汗をぬぐいながらビールを飲む姿。その横で、小さな子どもたちが目を輝かせ、神輿を担ぐ年上の子どもたちの後ろにくっついて歩いていた。いつか自分もあの神輿を担ぎたい、そんな憧れが、次の世代へと受け継がれていく。そして、神輿を担いだ子どもたちには、町内会からジュースやお菓子が振る舞われた。もらったジュースを誇らしげに飲み干す実乃里。
父や母、近所のおじさんたちが笑って見守ってくれた。
あのときの誇らしさも、遠い過去の記憶だ。
その思い出が、ふいに途切れる。
実乃里の視界に、再び目の前の景色が戻ってくる。夕焼けが、広がる田んぼの畦道を、茜色の薄衣のように染め上げていく。風がそっと吹き抜け、枯れた草の匂いがかすかに鼻をくすぐる。遠くで一日を終えた鳥たちがねぐらへと急ぐ声が聞こえるけれど、それはもう、この世界の音ではないようだった。
街の中心部から少し離れた幹線道路の脇には、人の手が完全に離れた広大な荒地が広がっていた。荒れ果てた土地だが、実乃里にとっては思い出の場所だった。
かつては田んぼや畑だったその土地は、不気味なほどの静けさに満ちていた。生き物の気配も、人の声も、何もかもが遠い過去に置き去りにされた場所だった。
それは、春休みに突如開催された「うさぎ探しゲーム」の会場だった。いつ、誰が始めたのか、その摩訶不思議な始まり方が、この街では有名だった。この催し物の告知は謎が多く、公園の掲示板や各町内会の回覧板に突然回ってくるのだ。『何月何日の土曜日に開催。地元の子どもたちよ、集まれ!形の決まっていないうさぎたちを見つけよう』と。この告知がされると、大人たちは一斉に慌ただしく準備を始めるのだった。
あまりに不思議な始まり方をするものだから、仕掛け人についての噂が絶えなかった。
事前に神様に選ばれた人間が告知をしているとか、敬老会の気まぐれとか、市内に住んでいる子どもの数が一定数に達したら開催されるのだとか、うさぎ神社の神主が開催を決めているとか、いろんな噂が流れていた。
しかし、当事者たちに尋ねてもみんな首を横に振るばかりで、いつしかこの街の謎の一つになった。
実乃里は、子供の頃のことを思い出し、誰もいないことを確認すると懐かしみながら全国的に有名な童謡「うさぎ」を歌い始めた。市内に住む者にとって、この童謡「うさぎ」は二つの意味を持っていた。一つは誰もが知る童謡としての顔。もう一つは、「うさぎ探しゲーム」のルール──ウサギを探すときは歌いながら探す、という暗黙の掟だった。
イベントは二つの地点に分かれており、一つは商店街編、もう一つは神社境内編だった。うさぎの隠し場所の前にはスタンプが置かれており、商店街内の店舗や神社の境内に隠された様々な形のうさぎの置物やぬいぐるみ、あるいは絵、氷で作ったうさぎの彫刻などが置かれていた。
商店街編のチェックポイントは、あのラジカセを担いでシャッターが閉まっていた電気店で、1枚目がクリアされているのを確認されると、2枚目の神社編の用紙が配布されていた。子どもの中には、商店街編のみで諦めてしまう子もいるため、リタイアのチェックと参加賞が配られた。
そして、神社編の用紙を受け取った子たちを待ち受けていたのは、難易度の高い最後の難関だった。用紙には「見えないウサギを探せ」と記されていた。子どもたちは歌を歌いながら見えないウサギを探すことに必死だ。しかし、中には偽物のウサギの前にスタンプも置かれており、それに気付かずゴールする子もいた。彼らは「大変よく頑張りました」の賞状とお菓子をもらい、家路に就いていった。
うさぎの歌が終わりを迎えた、まさにその瞬間。地面が、一瞬だけ、月光を浴びたように銀色に煌めいた。それは、日常の風景に突如として現れた、異質な光だった。光が消えるのを待って、彼女は今起きた出来事を他の誰にも見られていなかったかと心配して辺りを見回した。しゃがみ込んで、今しがた光を放った雑草や土にそっと触れてみた。
特別な何かが起こることを期待していたからだろうか、指先に伝わるいつもの土の感触に、実乃里は安堵と、わずかな失望を同時に感じた。
再び周囲に誰もいないことを確認すると、足早にその場を後にした。
夕焼けに染まる土地を背に、赤茶けたキツネが獣道を駆け抜けていった。その道は、小さな祠へと続いていた。祠は古く、苔むした小さな石造りの鳥居が立っていた。キツネは鳥居をくぐり、隣接する兎神社の本殿へと向かった。本殿の奥深く、月明かりが差し込む場所。そこに白兎の像が静かに鎮座していた。キツネは像の前に深々と頭を下げ、その日の出来事を心の中で像に伝えた。
「…我らの探す声が聞こえ、歌が光を呼びました。しかし、まだ、彼女は気づいていないようです」
報告が終わると、本殿の奥から、強めの風が吹き抜けた。その風を合図に、白兎の瞳は、まるで満月がその姿を現すかのように、金色に光を帯びて輝き始める。その光が静かに本殿の奥を照らすと同時に、キツネの頭に、深く澄んだ声が響いた。
「そうか、大地が応えてくれたか…。では、近いうちに娘を呼んでくれ。さあ、娘の記憶を開こう。」
役目を終えたキツネは、再び獣道を駆け戻り、自身の祠へと帰っていった。古びた祠の前にたどり着くと、その姿はまるで祠の奥へと吸い込まれるように静かに消えていった。
街が活気があった頃の面影が所々に残り、過ぎ去った賑わいを静かに物語っている。
街の若者たちが、当時の音楽の最先端を求めて集まった電気店。古びたポスターは、大きなラジカセを肩に担ぎ、白い歯を見せて笑う若者のものだった。それは当時の熱気と音楽を今も静かに伝えていた。
その隣には、長いスカートにパーマの髪、目つきの鋭い少女が不敵に立つ美容室のポスター。それは単なる流行の紹介ではなく、世の中の常識に縛られない、自分らしいスタイルを追求する若者たちの心意気を象徴していた。
そんな街の様子を、田中実乃里は静かに見つめていた。彼女の脳裏には、活気に満ちていた頃の記憶が鮮明に甦った。
かつてのこの街は毎年5月25日になると、祭りの活気に包まれた。通りには色とりどりの出店が立ち並び、商店街の店でも、普段は売っていない焼きそば、たこ焼き、りんご飴などが店頭に並んだ。香ばしい匂いや甘い匂いが通りいっぱいに広がり、人々の食欲をそそった。
背中に「祭」の文字が書かれた法被を着て、ねじり鉢巻きを締めた大人たちが、重い神輿を威勢よく担いで練り歩いた。神輿に乗せられた神様を担ぐことで、災いを避け、街のさらなる繁栄と、田畑への大いなる実りを願う。そんな特別な行事さえも、人々にとってごく当たり前の日常の一部だった。
祭りの休憩所になっていた広場は、今や駐車場と自動販売機が立ち並ぶ場所になり、街の人々の記憶からもすっぽり抜け落ち、忘れられてしまった。
だが、実乃里は鮮明に思い出せる。大人が神輿を下ろし、汗をぬぐいながらビールを飲む姿。その横で、小さな子どもたちが目を輝かせ、神輿を担ぐ年上の子どもたちの後ろにくっついて歩いていた。いつか自分もあの神輿を担ぎたい、そんな憧れが、次の世代へと受け継がれていく。そして、神輿を担いだ子どもたちには、町内会からジュースやお菓子が振る舞われた。もらったジュースを誇らしげに飲み干す実乃里。
父や母、近所のおじさんたちが笑って見守ってくれた。
あのときの誇らしさも、遠い過去の記憶だ。
その思い出が、ふいに途切れる。
実乃里の視界に、再び目の前の景色が戻ってくる。夕焼けが、広がる田んぼの畦道を、茜色の薄衣のように染め上げていく。風がそっと吹き抜け、枯れた草の匂いがかすかに鼻をくすぐる。遠くで一日を終えた鳥たちがねぐらへと急ぐ声が聞こえるけれど、それはもう、この世界の音ではないようだった。
街の中心部から少し離れた幹線道路の脇には、人の手が完全に離れた広大な荒地が広がっていた。荒れ果てた土地だが、実乃里にとっては思い出の場所だった。
かつては田んぼや畑だったその土地は、不気味なほどの静けさに満ちていた。生き物の気配も、人の声も、何もかもが遠い過去に置き去りにされた場所だった。
それは、春休みに突如開催された「うさぎ探しゲーム」の会場だった。いつ、誰が始めたのか、その摩訶不思議な始まり方が、この街では有名だった。この催し物の告知は謎が多く、公園の掲示板や各町内会の回覧板に突然回ってくるのだ。『何月何日の土曜日に開催。地元の子どもたちよ、集まれ!形の決まっていないうさぎたちを見つけよう』と。この告知がされると、大人たちは一斉に慌ただしく準備を始めるのだった。
あまりに不思議な始まり方をするものだから、仕掛け人についての噂が絶えなかった。
事前に神様に選ばれた人間が告知をしているとか、敬老会の気まぐれとか、市内に住んでいる子どもの数が一定数に達したら開催されるのだとか、うさぎ神社の神主が開催を決めているとか、いろんな噂が流れていた。
しかし、当事者たちに尋ねてもみんな首を横に振るばかりで、いつしかこの街の謎の一つになった。
実乃里は、子供の頃のことを思い出し、誰もいないことを確認すると懐かしみながら全国的に有名な童謡「うさぎ」を歌い始めた。市内に住む者にとって、この童謡「うさぎ」は二つの意味を持っていた。一つは誰もが知る童謡としての顔。もう一つは、「うさぎ探しゲーム」のルール──ウサギを探すときは歌いながら探す、という暗黙の掟だった。
イベントは二つの地点に分かれており、一つは商店街編、もう一つは神社境内編だった。うさぎの隠し場所の前にはスタンプが置かれており、商店街内の店舗や神社の境内に隠された様々な形のうさぎの置物やぬいぐるみ、あるいは絵、氷で作ったうさぎの彫刻などが置かれていた。
商店街編のチェックポイントは、あのラジカセを担いでシャッターが閉まっていた電気店で、1枚目がクリアされているのを確認されると、2枚目の神社編の用紙が配布されていた。子どもの中には、商店街編のみで諦めてしまう子もいるため、リタイアのチェックと参加賞が配られた。
そして、神社編の用紙を受け取った子たちを待ち受けていたのは、難易度の高い最後の難関だった。用紙には「見えないウサギを探せ」と記されていた。子どもたちは歌を歌いながら見えないウサギを探すことに必死だ。しかし、中には偽物のウサギの前にスタンプも置かれており、それに気付かずゴールする子もいた。彼らは「大変よく頑張りました」の賞状とお菓子をもらい、家路に就いていった。
うさぎの歌が終わりを迎えた、まさにその瞬間。地面が、一瞬だけ、月光を浴びたように銀色に煌めいた。それは、日常の風景に突如として現れた、異質な光だった。光が消えるのを待って、彼女は今起きた出来事を他の誰にも見られていなかったかと心配して辺りを見回した。しゃがみ込んで、今しがた光を放った雑草や土にそっと触れてみた。
特別な何かが起こることを期待していたからだろうか、指先に伝わるいつもの土の感触に、実乃里は安堵と、わずかな失望を同時に感じた。
再び周囲に誰もいないことを確認すると、足早にその場を後にした。
夕焼けに染まる土地を背に、赤茶けたキツネが獣道を駆け抜けていった。その道は、小さな祠へと続いていた。祠は古く、苔むした小さな石造りの鳥居が立っていた。キツネは鳥居をくぐり、隣接する兎神社の本殿へと向かった。本殿の奥深く、月明かりが差し込む場所。そこに白兎の像が静かに鎮座していた。キツネは像の前に深々と頭を下げ、その日の出来事を心の中で像に伝えた。
「…我らの探す声が聞こえ、歌が光を呼びました。しかし、まだ、彼女は気づいていないようです」
報告が終わると、本殿の奥から、強めの風が吹き抜けた。その風を合図に、白兎の瞳は、まるで満月がその姿を現すかのように、金色に光を帯びて輝き始める。その光が静かに本殿の奥を照らすと同時に、キツネの頭に、深く澄んだ声が響いた。
「そうか、大地が応えてくれたか…。では、近いうちに娘を呼んでくれ。さあ、娘の記憶を開こう。」
役目を終えたキツネは、再び獣道を駆け戻り、自身の祠へと帰っていった。古びた祠の前にたどり着くと、その姿はまるで祠の奥へと吸い込まれるように静かに消えていった。
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