絶対に笑える作者の日常・爆笑した話集

湯川仁美

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㉕今と昔の夫婦のホテル事情と個人的旦那のニュース

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海外旅行が趣味な湯川家
交際した時はリッチな良いホテルに泊まることが多かった

東京ディズニーランドに旅行に行くと。
ジュニアスイートinホテルオークラ
「わぁー!お風呂と部屋が窓で繋がってる!すけべ!」
「へへへへへ。すげぇーな、おい。まじか」
当時の夫は二ヘラ笑い。
はい。
我が夫(当時の彼)すけべ確定。


インターコンチネンタルin上海
「わぁー!お風呂が部屋とガラス張りだ!」
「うひょー!センス!え!センス!」

※当時の写真がなくよく似たホテルの写真です。
いや、うひょーなのは梨乃ですよ。
莉乃。

なんて二ヘラ笑いで楽しそうだったのは、過去の話。

結婚後はホテルにめっきり、お金をかけなくなった。
シンガポールに行った時は2人で1泊5千円とか。

昨年11月末にカルフォルニアディズニーに行った時は。
「おぉー!!!スワットが突入してきそう。やべぇ。隣は自由業の方が葉っぱを取引してなさってる?」

2回建てのマンションのようなホテルを利用する日本人はあまりいない。
「いやぁ。すげぇ!まーじーか!」
海外旅行は相変わらず行っているが、ホテルは寝れたらどこでも良いと言うスタンスの夫婦。
追加情報でいうと、500ミリの水のペットボトルが日本円にして700円という円高
「SWAT(警察特殊部隊)来そう。隣に泊まってるの、普通の人かな?」
本当にどこに泊まっても楽しめる夫は素晴らしい。
梨乃は心の中で拍手を送ったのはホテル滞在中。

***
カルフォルニアディズニーから帰国するため、スターウォーズでお馴染みのライトセーバー持って空港の手荷物検査。
「hi,no standard(規格外)」
2メートルほどのライトセーバーはスーツケースの中には入らず。
手荷物で持ってはいるのだが。
総一郎は検査官にライトセーバーを取り上げられる。

「え、あの。梨乃、梨乃」
178㎝で恰幅の良い旦那は155㎝の妻の肩をツンツンっと何度もノック。
「どうしたの?」
「ライトセーバー持っていかれた」
「検査じゃないの?何人も数万円叩いて、ライトセーバー買ってるから大丈夫よ。帰ってこなければ暴れてみたら?」
「え!そんな事をしたら刑務所に入れられるし。俺、英語もわからんから嫌や。穏便にライトセーバー、返してくれ」
「あはは」
笑っていると、職員に声をかけられる。

「(混むからさっさと流れなさい)」
「あっ。sorry. im watiing ライトセーバー。ででんでっででん」
英語と日本語交じりの出川イングリッシュ並みの梨乃。
「(了解。楽しめた?)OK.Did you enjoy it?」
「(すごく楽しめた。ライトセーバーが24999ドル。日本円で3万5千円。お財布が寂しい)
  yes! very exciting。ライトセーバーis249.99 $ 300000 in Japanese Yen。I miss my wallet」
そんな会話をしながら手荷物検査も終え出国検査。

「ウーバーのタクシー。全部フロントガラス割れてたな」
カルフォルニアディズニーにはいくには空港からシャトルバスがなく。
ツアーで行くか、現地のタクシーを使うしかない。
※日本語が使えるタクシーは片道5万円

有名なアメリカのタクシーといえば日本でもよく聞くウーバーイーツのウーバー。
「そうだね。割れてたね。流行ってるんじゃない?」
「いやいやいや。フロントガラス割るのが流行って危なすぎるだろう。もっと規制するべきだと思う」
「そうだねぇ・・・ごめん、フロントガラス割れての見てない」
「えぇぇ。死ぬよ?」
「あらぁ。大変。今の私は亡霊だったのね。墓場まで一緒に来てくれてありがとう」

ホテルはなんでも楽しめるが、それ以外は楽しめないのねと思った夫でした。

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