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#4 鮎原の弱み その2
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曽根は鮎原のビキニパンツの縁に手を掛け一気に引きずり降ろすと、無造作に部屋の隅に投げ捨てた。
「ああ……勘弁して下さい」
「動くんじゃない」
腰を引いて何とか逃れようとする鮎原のお尻をピシャリと叩いて動きを制すると、曽根は手早く棕櫚縄を鮎原の玉袋の付け根に巻き付けた。
「くうう…う」
何とも名状しがたい棕櫚縄独特の痛痒感に、鮎原の体からは反発する気力が瞬く間に抜け落ちていく。鮎原がおとなしくなったのを幸い、曽根は手早く棕櫚縄を鮎原の肉茎の根元、そして鎌首と締め上げて縄止めを済ませる。
「これでいい」
曽根は勝ち誇った声でそう言うと、急所縛りの縄尻を手に握りソファに戻った。
………玉袋、肉筒の根元、そして鎌首と三ヶ所を棕櫚縄でくびり上げられしまった鮎原。
最も鋭敏な感覚が集中するところを毛羽立った縄にチクチクと刺激され、鮎原の口からは堪えきれずにふと溜め息が漏れてしまう。そんな鮎原をからかうように、曽根は手にした縄尻を軽く引っぱった。
「あ…痛……」
「どうだ、鮎原。答えたくなったか?」
小気味良さげに曽根は尚も鮎原に施した急所縄をツンツンと引っぱり続ける。何ともおぞましく、また疼くような情感が鮎原の股間から全身に伝播していく。痛みはやがて妖しい快美感に倒錯し………遂に鮎原は押し広がる官能の昂まりの中で曽根に屈服するのであった。
「こ……この本は僕が万引きした本です」
「声が小さい!」
冷酷にも曽根は鮎原にもっと大きな声で答えるんだと、棕櫚縄を強く引き絞って命令する。
「うう……この本は僕が万引きした本です!ああ……縄を…急所縄を緩めて下さい」
半ば泣き声で鮎原は屈辱的な自白を繰り返した。
「素直に答えれば、痛い目に遭わずにすんだものを」
曽根が縄尻を緩め、鮎原は肩で大きく安堵の息をついた。
「もう二ヶ月くらい前になるかな……」
曽根は一口ビールを煽ると鮎原に向かい、そのときのことを語り始めた。
「新宿の成人書籍専門の店をぶらりと覗いたとき、俺は本当に驚いたよ。お前が店主に腕を掴まれて、怒鳴られていたんだものな」
鮎原の顔が歪む。鮎原にとっては、思い返したくもない出来事なのだ。
………その日、期末試験の勉強に疲れた鮎原は、気分を紛らせる為に新宿に遊びに出かけたのだ。そこで怪しげな書店に立ち入った彼は、何かに導かれるように一冊のビニール本に目を向けた。
その写真集を手にした途端、体の中を高圧電流のような痺れが走り抜けていったのを今でも鮎原は鮮やかに覚えている。
……この本の中はどうなっているのだろう…………今まで自分が知らなかった禁断の世界に心はざわめきたち………そして、気がついたとき………鮎原は店主に腕をつかまれていたのだった。
「ああ……勘弁して下さい」
「動くんじゃない」
腰を引いて何とか逃れようとする鮎原のお尻をピシャリと叩いて動きを制すると、曽根は手早く棕櫚縄を鮎原の玉袋の付け根に巻き付けた。
「くうう…う」
何とも名状しがたい棕櫚縄独特の痛痒感に、鮎原の体からは反発する気力が瞬く間に抜け落ちていく。鮎原がおとなしくなったのを幸い、曽根は手早く棕櫚縄を鮎原の肉茎の根元、そして鎌首と締め上げて縄止めを済ませる。
「これでいい」
曽根は勝ち誇った声でそう言うと、急所縛りの縄尻を手に握りソファに戻った。
………玉袋、肉筒の根元、そして鎌首と三ヶ所を棕櫚縄でくびり上げられしまった鮎原。
最も鋭敏な感覚が集中するところを毛羽立った縄にチクチクと刺激され、鮎原の口からは堪えきれずにふと溜め息が漏れてしまう。そんな鮎原をからかうように、曽根は手にした縄尻を軽く引っぱった。
「あ…痛……」
「どうだ、鮎原。答えたくなったか?」
小気味良さげに曽根は尚も鮎原に施した急所縄をツンツンと引っぱり続ける。何ともおぞましく、また疼くような情感が鮎原の股間から全身に伝播していく。痛みはやがて妖しい快美感に倒錯し………遂に鮎原は押し広がる官能の昂まりの中で曽根に屈服するのであった。
「こ……この本は僕が万引きした本です」
「声が小さい!」
冷酷にも曽根は鮎原にもっと大きな声で答えるんだと、棕櫚縄を強く引き絞って命令する。
「うう……この本は僕が万引きした本です!ああ……縄を…急所縄を緩めて下さい」
半ば泣き声で鮎原は屈辱的な自白を繰り返した。
「素直に答えれば、痛い目に遭わずにすんだものを」
曽根が縄尻を緩め、鮎原は肩で大きく安堵の息をついた。
「もう二ヶ月くらい前になるかな……」
曽根は一口ビールを煽ると鮎原に向かい、そのときのことを語り始めた。
「新宿の成人書籍専門の店をぶらりと覗いたとき、俺は本当に驚いたよ。お前が店主に腕を掴まれて、怒鳴られていたんだものな」
鮎原の顔が歪む。鮎原にとっては、思い返したくもない出来事なのだ。
………その日、期末試験の勉強に疲れた鮎原は、気分を紛らせる為に新宿に遊びに出かけたのだ。そこで怪しげな書店に立ち入った彼は、何かに導かれるように一冊のビニール本に目を向けた。
その写真集を手にした途端、体の中を高圧電流のような痺れが走り抜けていったのを今でも鮎原は鮮やかに覚えている。
……この本の中はどうなっているのだろう…………今まで自分が知らなかった禁断の世界に心はざわめきたち………そして、気がついたとき………鮎原は店主に腕をつかまれていたのだった。
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