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リチェルリット王国幹部 治癒専門部隊団長 ラブマルージュ 乙女に推参。
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馬車に乗り迎えにグラスとオカマが座っている。ため息一つに自己紹介でもするかと、オカマと目線を合わせる。
「改めて紹介するわ、あたしはリチェルリット王国幹部治癒専門部隊団長 ラブマルージュ。可愛いお嬢ちゃんのお名前はなにかしらぁん?」
「名前もってない」
護衛といいながら、大層な肩書きをもつオカマと馬車を動かす兵士だけしかいない。この中で結局グラス守れるの私しかいないんじゃないか?っと不安に思う。それに拍車を掛けているのは緊張感も欠片も感じない口調と表情に余計に不安を煽られる。名前を持っていないとの日本だと重くなる言葉でも動じずに「あら~なら、私が可愛いの考えちゃおうかしら♪」と逆に名前を付ける気満々にされた。
「可愛いのがいいわよね~シャルル・メンドッチーノとか?あーでも、やっぱ女の子はラブリーがいいわよね~ラブリー・コシクラッシャーとか可愛くて強そうじゃないかしらぁん うっふん」
「そんな名前になるくらいなら私はここで死んでやる!」
「ぷっふふ、失礼しました」
「わらったなぁぁぁ!私の名前の危機にわ・ら・いやがったなぁぁぁぁ!」
自分でも感じられるくらい拗ねた顔になっていく私の顔を見て、あの鉄面皮グラスが吹き出したのをきっかけに私は精神はいい歳だけどこの世界では子供なので、盛大に頬をくるらませてグラスを睨みつけるも、クスクスと綺麗にグラスは笑い続ける。初めて見た笑い顔がすごく綺麗なのがさらに恨めしい。
(……貴族と同じ王子に蔑まれ、産まれてから心が凍てつき、氷魔術の才も相まって永遠に氷解しない王子と呼ばれた子を……ね。面白いじゃないの、んふふ)
ラブマルージュは柔らかくその光景を見て眼を細めた。彼とは自分や他の幹部を含め王すらも完全には心を開いてはくれなかった。未来自分の国の民としてやってくる王子の楽しんでいる姿は確かに感慨深いものがある。これは彼女がどう思おうが、国として見過ごすことのできない少女だ。それとなにより、多少ふざけて隠してはいるが僅かに透けて見える歳不相応の知性……。んふふ、面白いわ。ラブマルージュはやはり柔らかく笑った。
「ハイハイ、二人のラブリーキャワイイ話を聞いていたいところだけどね。これからのことを話すわよん」
「誰のせいだと……むぅ。それで、王子はともかく私はどんな立場にされるの」
「話が早くて助かるわ♪ 少なくとも城に属して貰うのは確かよ」
「そう」
兵士にされるとかならまだしも、王子の恩人として飼い慣らされるはゴメン願いたい。日本人感覚で申し訳ないが必要悪の町を作る程度の王だからボンクラかもしれない、会うなら一対一の対話に持ち込んで色々丸め込んで飼い殺しだけは避けなければならない。私はせっかく異世界なのだから冒険したいし色々食べて着て自由に暮らしたい。もし、王には会えずに交渉の得意なやつにあてられたら、望み薄だけど一旦受け入れ時間をかけて都合のいい状況に持って行こう。
そうと決まればと、意識を現実に引き上げられると、グラスの手が目の、前に
ー少し、お休みになられてくださいー
「改めて紹介するわ、あたしはリチェルリット王国幹部治癒専門部隊団長 ラブマルージュ。可愛いお嬢ちゃんのお名前はなにかしらぁん?」
「名前もってない」
護衛といいながら、大層な肩書きをもつオカマと馬車を動かす兵士だけしかいない。この中で結局グラス守れるの私しかいないんじゃないか?っと不安に思う。それに拍車を掛けているのは緊張感も欠片も感じない口調と表情に余計に不安を煽られる。名前を持っていないとの日本だと重くなる言葉でも動じずに「あら~なら、私が可愛いの考えちゃおうかしら♪」と逆に名前を付ける気満々にされた。
「可愛いのがいいわよね~シャルル・メンドッチーノとか?あーでも、やっぱ女の子はラブリーがいいわよね~ラブリー・コシクラッシャーとか可愛くて強そうじゃないかしらぁん うっふん」
「そんな名前になるくらいなら私はここで死んでやる!」
「ぷっふふ、失礼しました」
「わらったなぁぁぁ!私の名前の危機にわ・ら・いやがったなぁぁぁぁ!」
自分でも感じられるくらい拗ねた顔になっていく私の顔を見て、あの鉄面皮グラスが吹き出したのをきっかけに私は精神はいい歳だけどこの世界では子供なので、盛大に頬をくるらませてグラスを睨みつけるも、クスクスと綺麗にグラスは笑い続ける。初めて見た笑い顔がすごく綺麗なのがさらに恨めしい。
(……貴族と同じ王子に蔑まれ、産まれてから心が凍てつき、氷魔術の才も相まって永遠に氷解しない王子と呼ばれた子を……ね。面白いじゃないの、んふふ)
ラブマルージュは柔らかくその光景を見て眼を細めた。彼とは自分や他の幹部を含め王すらも完全には心を開いてはくれなかった。未来自分の国の民としてやってくる王子の楽しんでいる姿は確かに感慨深いものがある。これは彼女がどう思おうが、国として見過ごすことのできない少女だ。それとなにより、多少ふざけて隠してはいるが僅かに透けて見える歳不相応の知性……。んふふ、面白いわ。ラブマルージュはやはり柔らかく笑った。
「ハイハイ、二人のラブリーキャワイイ話を聞いていたいところだけどね。これからのことを話すわよん」
「誰のせいだと……むぅ。それで、王子はともかく私はどんな立場にされるの」
「話が早くて助かるわ♪ 少なくとも城に属して貰うのは確かよ」
「そう」
兵士にされるとかならまだしも、王子の恩人として飼い慣らされるはゴメン願いたい。日本人感覚で申し訳ないが必要悪の町を作る程度の王だからボンクラかもしれない、会うなら一対一の対話に持ち込んで色々丸め込んで飼い殺しだけは避けなければならない。私はせっかく異世界なのだから冒険したいし色々食べて着て自由に暮らしたい。もし、王には会えずに交渉の得意なやつにあてられたら、望み薄だけど一旦受け入れ時間をかけて都合のいい状況に持って行こう。
そうと決まればと、意識を現実に引き上げられると、グラスの手が目の、前に
ー少し、お休みになられてくださいー
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