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どの笑顔?
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切り立った崖、鬱蒼とした森を背に桃色の髪とサイドテールの少女と、青年のわりにはくたびれた中年のようなオーラを放つ青色の髪とオールバックの男が、雇われの殺し屋に襲われている4人を見て、ケラケラと笑う。桃色の少女が笑う度に、シャラシャラと自分の首と手を繋ぐ手錠の鎖が音を立てる。
「やっぱり、早々に私たちが殺せばいじゃーん。臆病者!」
「しょうがないだろ。万が一で負けたら俺らの国が終わる。国の命運がかかってんだから、慎重に分析して……確実にあいつらの首を落とす」
一人を覗いて大物揃いの強豪だがなと、自傷君に笑ってみるものの横の馬鹿ピンクは戦いたいのに!!! とガキらしく地団駄を踏む。何度かたしなめてみるもののコイツが、俺の言うことなんて聞くわけがなく。
「あー腹立った!!! 空飛べ………………オッサン!!!!」
「誰がおっさ、ああああああああああああああああ!!! お前、デキュナスおぼえてろおおおおおお」
腹立ったの一言で切り立った崖に突き落とされた。風と水魔法の混合でうまく中に浮かび上がり怒りのままに浮かび上がる。自身の青筋と血管がブチブチと切れる音が響く、やらかした元凶のデキュナスは浮かび上がったと同時に腹を抱えて、「マジで空とんだ。オッサンウケる」と声たかだかに笑い始めた。
「あいつらよりお前を先に殺すぞ馬鹿が」
ーーー
血肉が踊るというのはこういうことを言うのだろうか。
「あはははははははははははははははははははははははははははは」
「……。ここはウィーンママに任せて行こうか、ママ先に行ってるね」
いろんな者を血祭りに上げているウィーンママに断ってから、グラスの左腕を繋いで先へ進む。後に続いてスケイスがカコカコと付いてくる。グラスも突然始まった血祭りに流石に動揺したのか、返事の言葉はない。怖くはないかと、グラスの顔を見るために後ろを見ると、グラスは後ろを向いていて、やれやれと首を振ってから、こちらを見てにっこりと笑った。どうやら血祭りは平気みたい。
「主はん、以外と冷静やな」
突然始まった真っ青血祭りにいち早く行動したことが、冷静と見られたらしい。冷静? どこが? ただたんに、あの反精霊の洞窟の惨状を彷彿とさせるような光景は見たくないがためである。そんな私の遠い目を察したスケイスが、バツの悪そうに後ろを掻いてから、ポンポンと頭を軽く撫でてくれた。
「一度、目的の確認でもしましょうか」
「はーい」
気晴らしと気を引き締める為に今回の旅の目的をもう一度グラスが話してくれることとなった。手を繋ぎながら道を塞がない程度に横に並んで、スケイスは一歩引いて従者のようにしている。法王って言う割には大分……。まぁ、節制とか慈悲とか必要と聞いたから、他人に奉仕するってのは法王の場合には慣れたものなのか? 疑問に思うも、流石にここまで踏み込めるほどには、交友は浅いので聞かないでおく。今はグラスの確認を聞かないと。
ラブマルージュ様の内密の依頼により、私達は知識の国アダムスに決死の覚悟で向かいます。長年鎖国を経て冒険者や商人のみ国へと入ることが出来ていましたが……そのアダムスの国に入ったものは今まで誰一人国から戻っていません。
死んだ、利用された、アダムスの国が良すぎて帰ってこない、いろんな憶測が飛び交いましたが、結局どれも確証は得られずに居ます。まぁ、帰ってくる者が誰一人居ないのだからあたりまえですが、そんな中で、ディザ様……いえ、ディザがアダムスの国を危険視のちに調査と、数人精鋭を送りました。
その精鋭の中に、カロフィーネ様に忠誠を誓い、ラブマルージュ様の手塩に育てた騎士一人を紛れ込ませたのです。その騎士……キースハルト様からの緊急要請がラブマルージュ様のところに届きました。内容は【アダムスの国から忘却の治療ができる科学者を発見したが脱出が困難、緊急要請を求む】です。
現在は国から直接動くことはできないが、生半可な冒険者に依頼しても逆にこの事態を深刻化させるだけ、ならば、あえてカリスティア……や、私を動かすことで撹乱させる目的でしょう。
「流石に、虚偽の報告だけじゃ、もうやってけなくなったみたいだから丁度よかったわね」
「ぴゃ!」
「ウィーン様、お疲れ様です」
グラスの話しが一段落してすぐに、後ろからひょっこりと血の香りを纏ったウィーンママが現れる。服には血が全く付いてはないのだけど、血の香りがぷんぷん漂ってくるので、殺ることはやったのだろう。それよりも虚偽の報告?
「はい、カロフィーネ様とリュピア様など、私達の捜索の結果をすり替えたりして、守ってくださったのですけど……そろそろ限界でした」
「六年ももったんやから、上出来やんけ。あと、この先の村よるやろ? スルーするで、あんまいい予知見えてこんかった」
さっくりと胸に刺さる心の刃、本当にこんなに皆に尽力してもらっているのに、私の剣術は未だに苦手と言うグラスに素手で受け止められるし、強度じゃウィーンママには勝てないし、能力も予知能力のが使いどころあるし……。いや、たしかに具現化って凄いけど、消費が凄くて……うん。
嬉しい反面自分の無能さが浮き出てくる。できることなら、具現化を駆使して皆の野宿や生活を整えることくらいだ。幸い、今までの職歴の経験で、食べ物関係や、どうすれば人間はギリギリの食料で3日間無理して動けるかも、分かるのだから。
「野宿する? それなら具現化で色々整えられるし」
「そうしましょ、それに宿よりも野宿のほうが契約の内容話しやすいわ」
「そ、そうですか。契約はともかくカリスティアの提案通りに野宿の方向で行きましょう」
野宿の為のテントやライター類を具現化するか、このメンバーだから、もう惜しみなく使ってしまおう。正直弱くて役に立たないお荷物なりの貢献だ。皆のお荷物にだけは極力なりたくない。頑張らないと、まだ、私は働ける。頑張れる。
「カリスティア?」
「うん? そうだ、料理とか具現化で道具作れるし色々言ってね」
グラスが心配そうな顔をするものだから、思わず大丈夫という意味を込めて笑って返す。うまく笑えたから大丈夫だというのは気づいてくれるだろう。弱いのは嘆いても仕方ないから、今回の旅を利用して強くなればいい。そう結論付けて、笑う。笑ってるはずなのに、グラスが腑に落ちないような顔で引いてくれた。うまく笑えたはずなのにおかしいな。
「じゃ、行きましょうか」
おかしくても進まねば、笑顔一つ違うくらいでは事態は動かない。動かせない。ウィーンママの行きましょうかの声に合わせて、笑顔を消す。そうだ、最初から私無表情なのだから、自分でもどの笑顔をグラスに向けて居るのかわからない。歪で他人を心配させるくらいならば……。
「うん、具現化で色々なもの作れるから、草原の中にベットでも作る?」
「目立ちすぎや! 布でええ!」
わざとグラスに顔を見られない位置に移動をする。繋いだ手は放してくれないから多少歩きにくい形になってしまったが。
(頑張ろう、今は……身の丈に合わない才能に振り回される凡人の私にはそれしかできない)
「やっぱり、早々に私たちが殺せばいじゃーん。臆病者!」
「しょうがないだろ。万が一で負けたら俺らの国が終わる。国の命運がかかってんだから、慎重に分析して……確実にあいつらの首を落とす」
一人を覗いて大物揃いの強豪だがなと、自傷君に笑ってみるものの横の馬鹿ピンクは戦いたいのに!!! とガキらしく地団駄を踏む。何度かたしなめてみるもののコイツが、俺の言うことなんて聞くわけがなく。
「あー腹立った!!! 空飛べ………………オッサン!!!!」
「誰がおっさ、ああああああああああああああああ!!! お前、デキュナスおぼえてろおおおおおお」
腹立ったの一言で切り立った崖に突き落とされた。風と水魔法の混合でうまく中に浮かび上がり怒りのままに浮かび上がる。自身の青筋と血管がブチブチと切れる音が響く、やらかした元凶のデキュナスは浮かび上がったと同時に腹を抱えて、「マジで空とんだ。オッサンウケる」と声たかだかに笑い始めた。
「あいつらよりお前を先に殺すぞ馬鹿が」
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血肉が踊るというのはこういうことを言うのだろうか。
「あはははははははははははははははははははははははははははは」
「……。ここはウィーンママに任せて行こうか、ママ先に行ってるね」
いろんな者を血祭りに上げているウィーンママに断ってから、グラスの左腕を繋いで先へ進む。後に続いてスケイスがカコカコと付いてくる。グラスも突然始まった血祭りに流石に動揺したのか、返事の言葉はない。怖くはないかと、グラスの顔を見るために後ろを見ると、グラスは後ろを向いていて、やれやれと首を振ってから、こちらを見てにっこりと笑った。どうやら血祭りは平気みたい。
「主はん、以外と冷静やな」
突然始まった真っ青血祭りにいち早く行動したことが、冷静と見られたらしい。冷静? どこが? ただたんに、あの反精霊の洞窟の惨状を彷彿とさせるような光景は見たくないがためである。そんな私の遠い目を察したスケイスが、バツの悪そうに後ろを掻いてから、ポンポンと頭を軽く撫でてくれた。
「一度、目的の確認でもしましょうか」
「はーい」
気晴らしと気を引き締める為に今回の旅の目的をもう一度グラスが話してくれることとなった。手を繋ぎながら道を塞がない程度に横に並んで、スケイスは一歩引いて従者のようにしている。法王って言う割には大分……。まぁ、節制とか慈悲とか必要と聞いたから、他人に奉仕するってのは法王の場合には慣れたものなのか? 疑問に思うも、流石にここまで踏み込めるほどには、交友は浅いので聞かないでおく。今はグラスの確認を聞かないと。
ラブマルージュ様の内密の依頼により、私達は知識の国アダムスに決死の覚悟で向かいます。長年鎖国を経て冒険者や商人のみ国へと入ることが出来ていましたが……そのアダムスの国に入ったものは今まで誰一人国から戻っていません。
死んだ、利用された、アダムスの国が良すぎて帰ってこない、いろんな憶測が飛び交いましたが、結局どれも確証は得られずに居ます。まぁ、帰ってくる者が誰一人居ないのだからあたりまえですが、そんな中で、ディザ様……いえ、ディザがアダムスの国を危険視のちに調査と、数人精鋭を送りました。
その精鋭の中に、カロフィーネ様に忠誠を誓い、ラブマルージュ様の手塩に育てた騎士一人を紛れ込ませたのです。その騎士……キースハルト様からの緊急要請がラブマルージュ様のところに届きました。内容は【アダムスの国から忘却の治療ができる科学者を発見したが脱出が困難、緊急要請を求む】です。
現在は国から直接動くことはできないが、生半可な冒険者に依頼しても逆にこの事態を深刻化させるだけ、ならば、あえてカリスティア……や、私を動かすことで撹乱させる目的でしょう。
「流石に、虚偽の報告だけじゃ、もうやってけなくなったみたいだから丁度よかったわね」
「ぴゃ!」
「ウィーン様、お疲れ様です」
グラスの話しが一段落してすぐに、後ろからひょっこりと血の香りを纏ったウィーンママが現れる。服には血が全く付いてはないのだけど、血の香りがぷんぷん漂ってくるので、殺ることはやったのだろう。それよりも虚偽の報告?
「はい、カロフィーネ様とリュピア様など、私達の捜索の結果をすり替えたりして、守ってくださったのですけど……そろそろ限界でした」
「六年ももったんやから、上出来やんけ。あと、この先の村よるやろ? スルーするで、あんまいい予知見えてこんかった」
さっくりと胸に刺さる心の刃、本当にこんなに皆に尽力してもらっているのに、私の剣術は未だに苦手と言うグラスに素手で受け止められるし、強度じゃウィーンママには勝てないし、能力も予知能力のが使いどころあるし……。いや、たしかに具現化って凄いけど、消費が凄くて……うん。
嬉しい反面自分の無能さが浮き出てくる。できることなら、具現化を駆使して皆の野宿や生活を整えることくらいだ。幸い、今までの職歴の経験で、食べ物関係や、どうすれば人間はギリギリの食料で3日間無理して動けるかも、分かるのだから。
「野宿する? それなら具現化で色々整えられるし」
「そうしましょ、それに宿よりも野宿のほうが契約の内容話しやすいわ」
「そ、そうですか。契約はともかくカリスティアの提案通りに野宿の方向で行きましょう」
野宿の為のテントやライター類を具現化するか、このメンバーだから、もう惜しみなく使ってしまおう。正直弱くて役に立たないお荷物なりの貢献だ。皆のお荷物にだけは極力なりたくない。頑張らないと、まだ、私は働ける。頑張れる。
「カリスティア?」
「うん? そうだ、料理とか具現化で道具作れるし色々言ってね」
グラスが心配そうな顔をするものだから、思わず大丈夫という意味を込めて笑って返す。うまく笑えたから大丈夫だというのは気づいてくれるだろう。弱いのは嘆いても仕方ないから、今回の旅を利用して強くなればいい。そう結論付けて、笑う。笑ってるはずなのに、グラスが腑に落ちないような顔で引いてくれた。うまく笑えたはずなのにおかしいな。
「じゃ、行きましょうか」
おかしくても進まねば、笑顔一つ違うくらいでは事態は動かない。動かせない。ウィーンママの行きましょうかの声に合わせて、笑顔を消す。そうだ、最初から私無表情なのだから、自分でもどの笑顔をグラスに向けて居るのかわからない。歪で他人を心配させるくらいならば……。
「うん、具現化で色々なもの作れるから、草原の中にベットでも作る?」
「目立ちすぎや! 布でええ!」
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