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確かな一滴
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簡素だけれど、俺が必死に料理人をやって立てた家……俺とお袋が一緒に暮らせることを夢見て買ったマイホームに今はお袋が居る。嬉しくもあり、同時に……お袋と一緒に暮らすことはないという予期していた事実に悲しくもある複雑な気持ちだった。
俺は腕のないお袋の為に隣に座っていつでも、お袋が飲みたいときに飲み物が飲めるように待機していた。倒れにくく量の入る木のコップには、お袋が昔好んで飲んでいた紅茶に僅かに蜂蜜を入れたもの、今回の為に少し分発して買った蜂蜜は、お袋の口に合ったようで「高かったろうに、ありがとう」と、記憶よりも大分しわしわになった顔で精一杯笑ってくれた。
簡素で狭い室内の中で、お袋と親父のことについて話すお袋の声が響いて、気のせいだと思うが頭が二十に事実を切りつけてくるようで、まるで説明してくれる孤独なお袋の横に……親父も一緒のような気がしてきた。なんとなくお袋の隣を見ると、お袋が付けていたピアスがお袋の耳に、首には……親父のネックレスがお袋の呼吸に合わせてキラリとランプの光を反射していた。
「コレがお前の母親の罪であり……お前に知られたくなかったことさ」
ピアスとネックレスを見つめながら聞いていると、いつの間にか話しが終わっていた。一つの大作を聞いているようでいて、矢の過ぎるような短さのような気がした。どこかぼんやりした様子の俺を心配したのかお袋は、俺が風邪で寝込んだ時のように心配した目をしていて。大丈夫……っと笑う余裕はなかったが、もたれかかったイスから背を浮かせてお袋の目を見た。
「……ああ、話してくれて嬉しいけど、聞かせてくれ……本当に親父と一緒に……逝くのか」
「あぁ……、聞き返されようと、説得されようと……あたしゃあの人と逝くよ。お前を置いてね」
お袋を家に招いてからずっと分かっていた。話しを聞いているときも、ずっと、ずっと……結局、お袋はそんな選択をして、潔白かつ高潔な精神をもつお袋だからこそ、俺を置いて逝くと……口に出してくれて言ってくれたのだ。このこの数十年、30歳にもなって口が震えて、目が、視界が滲んでくる。滲んだ視界の向こうにはちゃんと、お袋が俺の言いたいことを言うまで待っていると言うように、別たれる前の母の顔で笑っていた。
「わかッ……、わかった。お袋……母さん」
「なんだい?」
嗚咽が、涙と積年の悲しみが邪魔をしているようにつっかえてしまった。いい年こいてこんな情けない俺に優しく聞き返してくれる。腕はないのに、言葉で子供の頃のように頭を撫でてくれているような気がして、俺の涙は余計こみ上げてくる。言わなければならない、もし、お袋と会うことがあればッ! もし、暮らすことはできなくてもこれだけは言いたかった言葉を言わなければ。
「今まで俺を育ててくれてありがとうございました!!!」
やっと言えた。やっと、何十年も何年も……これを俺は言いたかったんだ。親父が居なくなって、お袋と別離してからずっとこれだけは言いたかった。一緒に料理を作って、一緒に散歩しては、俺に護身術をと教えてくれた父と母の日常の感謝が、あの日のかけがえのない日々に……ありがとうとさよならを。
「俺がこうして、今を料理人として過ごせるのは母さんと、父さんが、おれ、俺を産んで育てて、美味しい美味しいって俺の料理食べてくれて、俺の為に高い肉や、野生でしか取れない木の実とかを取ってきてくれて………。いまぁ……こうして、カフェの料理人に成れました!!! 十数年だけでも……こうして、母さんと父さんが俺の為に……色々やってきてくれたおかげです……本当にあり、がとう……ございまし、たぁ……」
我が儘を言えるならば、腕なんて無くていい、親父が魔物でもいい、死なないで欲しい。俺を置いて逝かないで欲しい。俺が一番料理を食べて欲しい二人と一緒に居たい……。絶対に叶わない願いが、心から涙へと流れ出して自分の足に落ちてシミとなる。
顔も隠さずに泣き出す俺に呆れたように、お袋が笑いながら泣き出す俺の顔に近づいてコツンと額を重ねて来た。お袋は昔のように花のような香りではなく、どこか煤けた加齢臭になっていたけれど……この少し高めの温度はお袋のものだった。未だに嗚咽も漏らし続けている俺に至近距離でまた笑いながらお袋は言った。
「……一度しか言わないよ。ドロウ……、ありがとう。私も、あの人もお前をずっと、愛してる……。愛しい我が子、立派な子だ」
あやすように言うお袋も、泣いていた。無様な俺とは違い一滴落とすだけの静かなものだけれど……確かに俺の肌にお袋の涙が一粒落ちてきた。お袋はすぐに俺から離れてイスに座り治した、俺も一段落して泣きはらしたあとに顔が熱くなる。このいい歳した……子供からみたら大体おっさんの自分が泣いたあげくに親に慰めて貰うなんて……。
あぁぁぁぁぁ!!! 嬉しいけど恥ずかしい。親離れ出来ていない子供そのものの行動をしてしまったが故に、今度は呻きながら、当てつけのように空になった木のコップを掴みあげ、これでもかっというくらいに綺麗に洗う。
「いい歳こいてピーピー泣いたのを恥ずかしがるほうが、恥ずべきことだ。男ならピーピー泣いたなら、泣いてやった文句あるのかくらい、言ったらどうだい?」
「ピーピーうるせぇ!!! 繊細な俺がそんなこと言えるかッ!!!」
「そうだったねぇ……。内弁慶ってやつだったね。歳なもんで忘れてたよ」
「覚えてて言ってるだろ」
ずいぶん見ない間に口が大分達者になっているお袋を、ジットリとみてから見せつけるようにため息をついた。意に介さないように「茶」っと言うお袋に、そうだったそうだった、あの厳格な親父を尻に敷くくらいは気がつよーござんしたねっと、懐かしさと相変わらずさを表すために、これでもかってくらいに紅茶に蜂蜜をたっぷり入れて飲ませる。お袋の左眉が明らかにつり上がっても俺は無視した。
「夜分遅くにすみませーん! カリスティアです。緊急の用事があってきました」
親子にらみ合いの応戦を集結させるように、通りのいい澄んだ声が扉から聞こえてくる。今回お袋を連れてくださったカリスティアちゃんだ。緊急とは一体どうしたのだろうと、妙な胸騒ぎの中でお袋の為にわざわざ洗って入れ直した蜂蜜たっぷり木のコップをこぼさない程度に素早く置いて、玄関に駆け寄る。
「はい」
ドアを開けて見ると、「夜分遅くに申し訳ありません」っと申し訳なさそうなグラスさんと同じく「夜分遅く~」っと続いたカリスティアちゃんと、その二人の後ろには顔を隠すように深いローブを被った男が軽くお辞儀をした。見慣れない男と……、緊急の用事の二つで、自身の眉間に皺がよる。
「いえ、狭いですけど……中に」
取りあえず恩人の緊急を聞かなければと、ローブの男が心配だが三人を我が家に迎え入れた。
それがまた、大きく俺の運命を変えてしまうとは知らずに。
俺は腕のないお袋の為に隣に座っていつでも、お袋が飲みたいときに飲み物が飲めるように待機していた。倒れにくく量の入る木のコップには、お袋が昔好んで飲んでいた紅茶に僅かに蜂蜜を入れたもの、今回の為に少し分発して買った蜂蜜は、お袋の口に合ったようで「高かったろうに、ありがとう」と、記憶よりも大分しわしわになった顔で精一杯笑ってくれた。
簡素で狭い室内の中で、お袋と親父のことについて話すお袋の声が響いて、気のせいだと思うが頭が二十に事実を切りつけてくるようで、まるで説明してくれる孤独なお袋の横に……親父も一緒のような気がしてきた。なんとなくお袋の隣を見ると、お袋が付けていたピアスがお袋の耳に、首には……親父のネックレスがお袋の呼吸に合わせてキラリとランプの光を反射していた。
「コレがお前の母親の罪であり……お前に知られたくなかったことさ」
ピアスとネックレスを見つめながら聞いていると、いつの間にか話しが終わっていた。一つの大作を聞いているようでいて、矢の過ぎるような短さのような気がした。どこかぼんやりした様子の俺を心配したのかお袋は、俺が風邪で寝込んだ時のように心配した目をしていて。大丈夫……っと笑う余裕はなかったが、もたれかかったイスから背を浮かせてお袋の目を見た。
「……ああ、話してくれて嬉しいけど、聞かせてくれ……本当に親父と一緒に……逝くのか」
「あぁ……、聞き返されようと、説得されようと……あたしゃあの人と逝くよ。お前を置いてね」
お袋を家に招いてからずっと分かっていた。話しを聞いているときも、ずっと、ずっと……結局、お袋はそんな選択をして、潔白かつ高潔な精神をもつお袋だからこそ、俺を置いて逝くと……口に出してくれて言ってくれたのだ。このこの数十年、30歳にもなって口が震えて、目が、視界が滲んでくる。滲んだ視界の向こうにはちゃんと、お袋が俺の言いたいことを言うまで待っていると言うように、別たれる前の母の顔で笑っていた。
「わかッ……、わかった。お袋……母さん」
「なんだい?」
嗚咽が、涙と積年の悲しみが邪魔をしているようにつっかえてしまった。いい年こいてこんな情けない俺に優しく聞き返してくれる。腕はないのに、言葉で子供の頃のように頭を撫でてくれているような気がして、俺の涙は余計こみ上げてくる。言わなければならない、もし、お袋と会うことがあればッ! もし、暮らすことはできなくてもこれだけは言いたかった言葉を言わなければ。
「今まで俺を育ててくれてありがとうございました!!!」
やっと言えた。やっと、何十年も何年も……これを俺は言いたかったんだ。親父が居なくなって、お袋と別離してからずっとこれだけは言いたかった。一緒に料理を作って、一緒に散歩しては、俺に護身術をと教えてくれた父と母の日常の感謝が、あの日のかけがえのない日々に……ありがとうとさよならを。
「俺がこうして、今を料理人として過ごせるのは母さんと、父さんが、おれ、俺を産んで育てて、美味しい美味しいって俺の料理食べてくれて、俺の為に高い肉や、野生でしか取れない木の実とかを取ってきてくれて………。いまぁ……こうして、カフェの料理人に成れました!!! 十数年だけでも……こうして、母さんと父さんが俺の為に……色々やってきてくれたおかげです……本当にあり、がとう……ございまし、たぁ……」
我が儘を言えるならば、腕なんて無くていい、親父が魔物でもいい、死なないで欲しい。俺を置いて逝かないで欲しい。俺が一番料理を食べて欲しい二人と一緒に居たい……。絶対に叶わない願いが、心から涙へと流れ出して自分の足に落ちてシミとなる。
顔も隠さずに泣き出す俺に呆れたように、お袋が笑いながら泣き出す俺の顔に近づいてコツンと額を重ねて来た。お袋は昔のように花のような香りではなく、どこか煤けた加齢臭になっていたけれど……この少し高めの温度はお袋のものだった。未だに嗚咽も漏らし続けている俺に至近距離でまた笑いながらお袋は言った。
「……一度しか言わないよ。ドロウ……、ありがとう。私も、あの人もお前をずっと、愛してる……。愛しい我が子、立派な子だ」
あやすように言うお袋も、泣いていた。無様な俺とは違い一滴落とすだけの静かなものだけれど……確かに俺の肌にお袋の涙が一粒落ちてきた。お袋はすぐに俺から離れてイスに座り治した、俺も一段落して泣きはらしたあとに顔が熱くなる。このいい歳した……子供からみたら大体おっさんの自分が泣いたあげくに親に慰めて貰うなんて……。
あぁぁぁぁぁ!!! 嬉しいけど恥ずかしい。親離れ出来ていない子供そのものの行動をしてしまったが故に、今度は呻きながら、当てつけのように空になった木のコップを掴みあげ、これでもかっというくらいに綺麗に洗う。
「いい歳こいてピーピー泣いたのを恥ずかしがるほうが、恥ずべきことだ。男ならピーピー泣いたなら、泣いてやった文句あるのかくらい、言ったらどうだい?」
「ピーピーうるせぇ!!! 繊細な俺がそんなこと言えるかッ!!!」
「そうだったねぇ……。内弁慶ってやつだったね。歳なもんで忘れてたよ」
「覚えてて言ってるだろ」
ずいぶん見ない間に口が大分達者になっているお袋を、ジットリとみてから見せつけるようにため息をついた。意に介さないように「茶」っと言うお袋に、そうだったそうだった、あの厳格な親父を尻に敷くくらいは気がつよーござんしたねっと、懐かしさと相変わらずさを表すために、これでもかってくらいに紅茶に蜂蜜をたっぷり入れて飲ませる。お袋の左眉が明らかにつり上がっても俺は無視した。
「夜分遅くにすみませーん! カリスティアです。緊急の用事があってきました」
親子にらみ合いの応戦を集結させるように、通りのいい澄んだ声が扉から聞こえてくる。今回お袋を連れてくださったカリスティアちゃんだ。緊急とは一体どうしたのだろうと、妙な胸騒ぎの中でお袋の為にわざわざ洗って入れ直した蜂蜜たっぷり木のコップをこぼさない程度に素早く置いて、玄関に駆け寄る。
「はい」
ドアを開けて見ると、「夜分遅くに申し訳ありません」っと申し訳なさそうなグラスさんと同じく「夜分遅く~」っと続いたカリスティアちゃんと、その二人の後ろには顔を隠すように深いローブを被った男が軽くお辞儀をした。見慣れない男と……、緊急の用事の二つで、自身の眉間に皺がよる。
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