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悪魔と独善者
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最初は矮小でただの人間だと思った。最初は……名が無かった人間の小汚い少女。不吉な黒い髪と奴隷のような死んだ暗い目と、苦し紛れの無表情から繰り出される陽気な軽い口調は、余計に彼女の異質さを際立たせるだけだった。ステータスをのぞき見れば少女と具現化という何百年を越える時を生きた自分でさえもわからぬスキル。そのスキルと4歳の頭から繰り出される、国宝級の武器や防具や魔具の数々。
水晶越し一目でわかった異質が数日足らずで肥大化して来る様は、さながら虫のようだった。考えも行動も何もかもが異質過ぎて読めなかった。我が手の平で踊らぬ人間は危険分子と同等……排除しようと何度も、何度も、何度もあらゆる手を尽くした。
彼女の近くで遊ぶ子供を魔法で河原に突き飛ばし、川の流れを速くしてやれば具現化というもので面妖な道具を出して難を逃れた。
ダンジョンに赴く黒の少女の足下に細工をして、S級の厄災の元へ転移させてやっても生還した挙げ句の果てにグラス君の行動まで読めなくさせた。この時点で彼女に深く関われば関わる人物であるほど、行動が読めないということに気がついた。具現化というスキルの仕業なのか……それとも彼女自体に何かがあるのか、わからない。
わからぬ物は怖い、僕が恋を愛を理解出来ぬからこそ彼女を失って魂を封印したように……。わからぬ彼女を放置して行けば今度は国がなくなってしまうかもしれない。僕の手の中からこぼれ落ちるようにポロポロ……ポロポロ……と。
グラス・ペルマネンテとカロフィーネ・リチェルリットを婚約させる算段も黒い少女にぶち壊された。あのときあのまま、グラス・ペルマネンテを捕らえさせてから、反乱軍に制圧させ、グラス・ペルマネンテを国王にのし上げて、カリスティアをこちらで回収してからゆっくりと殺すはずだった。
何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故
ありえない。僕のスキルが我がスキルと知能を持ってして何故操れないなぜミエナイ、ヨメナイ。
「あらぁ? おかしいわねぇん。メリナちゃんはディザちゃんの命令で居ないはずなのに……彼女の執務室に何か御用かしら?」
「ンー失礼しました。帰ってきた彼女にやって貰いたい仕事の詳細の書類を届けに来ただけですよ。お疲れでしょうから、わざわざ取り来させるのは可哀想だと思いまして此処に居るのですよ。そちらこそ、何故?」
社会主義の天使族受け入れの法案の案をのぞき見て、我が国に有利な方面に持って行く計画が早速黒の女の息がかかった奴によって邪魔された。行動を読んでも必ず僕のシナリオに逆らってくるこのふざけたオカマ……ラブマルージュ……元ドワーフ国の第一王子だったものの手によって。
誰かに見つかった時の事を考えて用意していた書類をラブマルージュに見せつけるように、ゆっくりと詳細を書いた手紙とともに彼女の机へと乗せる。乗せて向き直りさきほどの問いに答えて貰うぞと笑んでやると、ラブマルージュが両手の人差し指同士をつんつんとして、背が高すぎて変顔にしかならない顎をこれでもかというくらいに引いて腰を丸めた腹が立つ上目使いで言ってきた。
「だぁぁってぇぇ! お友達のメリナちゃんが帰ってくるのが心配で眠れないんですものー!!! いいじゃぁなーいちょっとくらぁーい。案の定、イイオトコのディザちゅわんが居てくれたし」
「友達思いの貴方様らしい。では失礼します」
「つれないわねぇ~ん。 今回は見逃してやるが次はないことを知れ、悪魔」
「お美しい淑女の期待に添うことが出来ずに恐縮です。それはこちらの台詞でもあることも知れ、独善者」
この場に僕がいることも不味いが、カロフィーネ姫側であるラブマルージュが此処に居ることも問題である。ふざけた口調の化け物道化がメッキの剥がれた顔で笑っている。この男の能力も不自然なまでに高すぎるのと同時に我がスキルを歪な方法で回避する奴のどこが善人だか、奴の面を知る奴らに喧伝してはその感想を聞いてみたいものだ。
(精々、この道化男の通りにアダムスに行きそして死ね……愛しい女王の国の為に。警戒心が高いならばそれを煽ってやればいい……細工は出来なくとも、煽ることは出来るでしょう。精々腐っても国であるアダムスとやり合ってくれ)
・
・
川の魚を捕っている所で、顔を真っ青にしたドロウ君が私のスプーンを持って破顔している、謎の変質者の男が家の中に居ると騒ぎながら来たので、主にグラスが努の文字を背負わんばかりに初回から呪氷の杖を携えて三人家の前まで来た。先頭はグラスと中間ドロウ君と一番後ろは私という順番で扉の前に来た。グラスが最大限に気配を消して扉に手を掛けて空けると……。治癒術を習った時に会ってしまった過ちがそこに居た。
「あぁ!天使、今日もその身に宿します善性と、何者にも染まらぬ漆黒の正義により信者共々、日々を平穏無事にお過ごししております。その艶めかしくこの昼の日射しを纏う髪の錦は、それはそれはしなやかかつ、罪人すらも救う糸のように芯の通った凛々しい御髪。そしてこのスプーンから香る天使様の唾液の香りは天のアルカディアの禁断の果実よりも甘く香り付けされており」
「きゃああああああああああああああああああ!!!! 何でお前居るのよぉぉぉォォォお!!!!」
私は何十年ぶりに無意識に乙女のように両腕を自分の頬に当てて叫んだ。そりゃそうだろう……あの死んだら魔物か幽霊になってもへばりついてきそうな男が、顔を真っ赤にして私の使ってるスプーンを持ちながら早口でトンデモナイ気持ち悪い言葉の羅列を並べてくるのだから。
私は衝撃のあまりにドロウ君をすり抜けて、怒りでプルプル震え始めているグラスの背中にへばりつく。怒りながらも私の頭を落ち着かせるように撫でてくれた……が、顔は怖くて見れません。辛うじてまだ平穏は保っているのだが、この変態が一つでも行動をしたら爆発するだろう。
そう思って居たら、男はぺろりと私のスプーンを舐めた……目の前で。
「失せなさい」
プチリなんて優しいもんじゃない。崩落と言って良いほどにグラスの魔力が荒れ狂い、あの変態に渾身の氷の一撃を放った。ちょっとちょっと、グラスアンタ手加減ナシだよね? 死んでるよねこれ? というくらいに全くの手加減のない一撃が男の顔にクリーンヒットした。甘い系のイケメンの顔にクリティカルを入れたぞ。流石のグラスもしまったと思ったのか、魔力を引っ込めた。
「はぁん! 天使様の旦那様も中々お強く素晴らしいお力をお持ちで、天使様に相応しい白銀の御髪とそれを際立たせる青の眼は、厳しさと平穏を司る海と氷のよう。貴方様のこの下僕目に下さった氷魔法は甘美に頭に響き渡り、まるで天国の開場を知らせる鐘のよう。天使様が天使ならば……貴女は天使様を守護する神聖なる騎士。その威厳が含まれる失せなさい……に感服いたしました」
心配したグラスが、一旦私を置いて奴の様子を見ようと近づいた瞬間に、ニンマリ笑いながら起き上がった。そこから紡がれる言葉は、グラスにも破壊力は抜群なようで、もの凄い勢いでグラスが入り口の私が居るところまで下がってきた。変態の防御力の高さは異世界でも健在なようです……怖いわ!!!
「……どうぞカリスティアです。お手柔らかにお願いします」
「おい、旦那様! 守護する神聖なる騎士!! 私を差し出すな!!!」
下がったと思ったら、グラスが私を持ち上げて変態に差し出して来た。この野郎しばくぞ! ざけんな! と暫くぶりに汚らしい言葉で暴れて抵抗した。一度死んだことがある私が言ってやる、死ぬよりこの変態に差し出される方が嫌だ!!! 体重を込めてグラスの足をゲシゲシ踏んでやるが、グラスの足が頑丈なのか靴の性能がいいのか普通に踏んでる私の足が弾き飛ばされた。
「冗談です。それで……一体なんのご用件で」
差し出した身体を再度持ち上げて、まるで私をぬいぐるみのように抱きしめた。グラスの冗談は貴重なのでそのまま受け流そう。やっぱり冷たくて気持ちいい……夏のような気候になっちゃったこの場では特に。
「冗談ならよし」
「良いのかよ」
思わず突っ込んでしまったドロウ君が頭を抱える。苦労人が板に付いてきたようで安心したよ、このまま順調に不足している突っ込み役になってくれよ! っとばっちぐ~と親指立てて見たら特大ため息つかれた、将来有望なようでさらに安心。
「カロフィーネ姫様からの言伝で、宗教国家ヘレ・ケッテ・カルゲンには近づかないように、その出身の人間も出来れば関係は持たずに避けるようにとのことです。それでは、失礼しました。カロフィーネ姫から天使様の所有物を頂けるとのことですのでスプーンを恐縮ながら頂いていきます。失礼しました」
カロネちゃん会ったとき覚えておきなさい。私のスプーンをホクホクの顔で懐にしまって、私達を通り過ぎて言ってしまう変態をジト目で見て心の中でそう言った。だからなんで言伝は言伝でもコイツに頼むのかがわからない。強いだろうけどね。グラス渾身の氷の一撃を食らってピンピンしてるんだから。
「私も修行が足りませんね」
グラスにここまで言わせる変態恐るべし。
水晶越し一目でわかった異質が数日足らずで肥大化して来る様は、さながら虫のようだった。考えも行動も何もかもが異質過ぎて読めなかった。我が手の平で踊らぬ人間は危険分子と同等……排除しようと何度も、何度も、何度もあらゆる手を尽くした。
彼女の近くで遊ぶ子供を魔法で河原に突き飛ばし、川の流れを速くしてやれば具現化というもので面妖な道具を出して難を逃れた。
ダンジョンに赴く黒の少女の足下に細工をして、S級の厄災の元へ転移させてやっても生還した挙げ句の果てにグラス君の行動まで読めなくさせた。この時点で彼女に深く関われば関わる人物であるほど、行動が読めないということに気がついた。具現化というスキルの仕業なのか……それとも彼女自体に何かがあるのか、わからない。
わからぬ物は怖い、僕が恋を愛を理解出来ぬからこそ彼女を失って魂を封印したように……。わからぬ彼女を放置して行けば今度は国がなくなってしまうかもしれない。僕の手の中からこぼれ落ちるようにポロポロ……ポロポロ……と。
グラス・ペルマネンテとカロフィーネ・リチェルリットを婚約させる算段も黒い少女にぶち壊された。あのときあのまま、グラス・ペルマネンテを捕らえさせてから、反乱軍に制圧させ、グラス・ペルマネンテを国王にのし上げて、カリスティアをこちらで回収してからゆっくりと殺すはずだった。
何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故
ありえない。僕のスキルが我がスキルと知能を持ってして何故操れないなぜミエナイ、ヨメナイ。
「あらぁ? おかしいわねぇん。メリナちゃんはディザちゃんの命令で居ないはずなのに……彼女の執務室に何か御用かしら?」
「ンー失礼しました。帰ってきた彼女にやって貰いたい仕事の詳細の書類を届けに来ただけですよ。お疲れでしょうから、わざわざ取り来させるのは可哀想だと思いまして此処に居るのですよ。そちらこそ、何故?」
社会主義の天使族受け入れの法案の案をのぞき見て、我が国に有利な方面に持って行く計画が早速黒の女の息がかかった奴によって邪魔された。行動を読んでも必ず僕のシナリオに逆らってくるこのふざけたオカマ……ラブマルージュ……元ドワーフ国の第一王子だったものの手によって。
誰かに見つかった時の事を考えて用意していた書類をラブマルージュに見せつけるように、ゆっくりと詳細を書いた手紙とともに彼女の机へと乗せる。乗せて向き直りさきほどの問いに答えて貰うぞと笑んでやると、ラブマルージュが両手の人差し指同士をつんつんとして、背が高すぎて変顔にしかならない顎をこれでもかというくらいに引いて腰を丸めた腹が立つ上目使いで言ってきた。
「だぁぁってぇぇ! お友達のメリナちゃんが帰ってくるのが心配で眠れないんですものー!!! いいじゃぁなーいちょっとくらぁーい。案の定、イイオトコのディザちゅわんが居てくれたし」
「友達思いの貴方様らしい。では失礼します」
「つれないわねぇ~ん。 今回は見逃してやるが次はないことを知れ、悪魔」
「お美しい淑女の期待に添うことが出来ずに恐縮です。それはこちらの台詞でもあることも知れ、独善者」
この場に僕がいることも不味いが、カロフィーネ姫側であるラブマルージュが此処に居ることも問題である。ふざけた口調の化け物道化がメッキの剥がれた顔で笑っている。この男の能力も不自然なまでに高すぎるのと同時に我がスキルを歪な方法で回避する奴のどこが善人だか、奴の面を知る奴らに喧伝してはその感想を聞いてみたいものだ。
(精々、この道化男の通りにアダムスに行きそして死ね……愛しい女王の国の為に。警戒心が高いならばそれを煽ってやればいい……細工は出来なくとも、煽ることは出来るでしょう。精々腐っても国であるアダムスとやり合ってくれ)
・
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川の魚を捕っている所で、顔を真っ青にしたドロウ君が私のスプーンを持って破顔している、謎の変質者の男が家の中に居ると騒ぎながら来たので、主にグラスが努の文字を背負わんばかりに初回から呪氷の杖を携えて三人家の前まで来た。先頭はグラスと中間ドロウ君と一番後ろは私という順番で扉の前に来た。グラスが最大限に気配を消して扉に手を掛けて空けると……。治癒術を習った時に会ってしまった過ちがそこに居た。
「あぁ!天使、今日もその身に宿します善性と、何者にも染まらぬ漆黒の正義により信者共々、日々を平穏無事にお過ごししております。その艶めかしくこの昼の日射しを纏う髪の錦は、それはそれはしなやかかつ、罪人すらも救う糸のように芯の通った凛々しい御髪。そしてこのスプーンから香る天使様の唾液の香りは天のアルカディアの禁断の果実よりも甘く香り付けされており」
「きゃああああああああああああああああああ!!!! 何でお前居るのよぉぉぉォォォお!!!!」
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私は衝撃のあまりにドロウ君をすり抜けて、怒りでプルプル震え始めているグラスの背中にへばりつく。怒りながらも私の頭を落ち着かせるように撫でてくれた……が、顔は怖くて見れません。辛うじてまだ平穏は保っているのだが、この変態が一つでも行動をしたら爆発するだろう。
そう思って居たら、男はぺろりと私のスプーンを舐めた……目の前で。
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心配したグラスが、一旦私を置いて奴の様子を見ようと近づいた瞬間に、ニンマリ笑いながら起き上がった。そこから紡がれる言葉は、グラスにも破壊力は抜群なようで、もの凄い勢いでグラスが入り口の私が居るところまで下がってきた。変態の防御力の高さは異世界でも健在なようです……怖いわ!!!
「……どうぞカリスティアです。お手柔らかにお願いします」
「おい、旦那様! 守護する神聖なる騎士!! 私を差し出すな!!!」
下がったと思ったら、グラスが私を持ち上げて変態に差し出して来た。この野郎しばくぞ! ざけんな! と暫くぶりに汚らしい言葉で暴れて抵抗した。一度死んだことがある私が言ってやる、死ぬよりこの変態に差し出される方が嫌だ!!! 体重を込めてグラスの足をゲシゲシ踏んでやるが、グラスの足が頑丈なのか靴の性能がいいのか普通に踏んでる私の足が弾き飛ばされた。
「冗談です。それで……一体なんのご用件で」
差し出した身体を再度持ち上げて、まるで私をぬいぐるみのように抱きしめた。グラスの冗談は貴重なのでそのまま受け流そう。やっぱり冷たくて気持ちいい……夏のような気候になっちゃったこの場では特に。
「冗談ならよし」
「良いのかよ」
思わず突っ込んでしまったドロウ君が頭を抱える。苦労人が板に付いてきたようで安心したよ、このまま順調に不足している突っ込み役になってくれよ! っとばっちぐ~と親指立てて見たら特大ため息つかれた、将来有望なようでさらに安心。
「カロフィーネ姫様からの言伝で、宗教国家ヘレ・ケッテ・カルゲンには近づかないように、その出身の人間も出来れば関係は持たずに避けるようにとのことです。それでは、失礼しました。カロフィーネ姫から天使様の所有物を頂けるとのことですのでスプーンを恐縮ながら頂いていきます。失礼しました」
カロネちゃん会ったとき覚えておきなさい。私のスプーンをホクホクの顔で懐にしまって、私達を通り過ぎて言ってしまう変態をジト目で見て心の中でそう言った。だからなんで言伝は言伝でもコイツに頼むのかがわからない。強いだろうけどね。グラス渾身の氷の一撃を食らってピンピンしてるんだから。
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