結婚する事に決めたから

KONAN

文字の大きさ
20 / 124

タレがぶっ飛んだ

しおりを挟む
翌日になり、朝からアラレが降りつつ職場へ向かった。


今日、私自身はリハビリの送迎がある為、デイサービスの送迎がないので、親分はデイサービスのために車の準備をする。


親分「車をデイサービスセンター側に回しておいてくれないか?」


私「あぁ、わかった!」


鍵を持って、親分の送迎車両をデイサービスセンター側へ持っていった。


迎えに行く人の車椅子もサービスで乗せておいた。


私「親分もってっといたでー」


親分「サンキュ」


そして8時25分に朝礼があるので、朝礼場所へ向かった。


竹田さんの近くに立っていた。


竹田「昨日、何時に取りに行ったんですか?」


私「夜9時ごろに取りに行きました。」


竹田「あははは」


笑う姿もかわいい。


私「忘れて今日持って帰って、食べれないともったいないですし、見つかったら親分に怒られるー。笑」


竹田「ですよねぇー」


朝礼後、仕事開始。


昨日、渡したホワイトデーのお返しのお菓子袋を開けて、喜びながらムシャムシャとお菓子を食べていた。


竹田「いろいろたくさん入っていて、いいですね!」


この1日、竹田さんとともさんはお返しのお菓子を食べまくっていた。



今日は昼食後によっしー課長が選挙の期日前投票の何かの会に行ってその後に、有名なお菓子屋のみたらし団子を買ってきてくれた。


よっしー課長「これよかったらみんな食べてー」


竹田「おいしそう、取り分けますねー」


竹田さんは、そのみたらし団子をお茶のお椀に入れて、皆に配るけれども、タレを団子にスプーンでつけようと思った時に、タレがはねて親分の送迎する車の鍵を入れるボックスにタレが飛び散った。


彼女「うわ!しまった!」


って言って竹田さんは私を見た。


私もその鍵を入れるボックスにタレが飛び散る瞬間を見てしまい、すぐ竹田さんの顔を見てしまった。


竹田さんの顔を見た瞬間、竹田さんがこっちを見た。


ほんの一瞬目が合った瞬間に、私は静かに視線をよそにずらした。


竹田「見ました?」


私「いえ、見てないです」


竹田「絶対見てましたよね?見られてしまった。」


と笑っていた。


可愛い!


私が見てたのを知ってるのに「見てないです」って答えたから、竹田さんのツボにハマったようで笑っていた。



楽しそうに笑っていてくれれば、それでいいんです。


毎日こんな感じで竹田さんと同じ職場で、長々と働いていけたらきっと楽しいことでしょう。


この日はそんな感じで1日を終えた。


今夜のInstagramは何を投稿しようかなぁ。


竹田さんは美人なので、車イスのおじさんとかが、受付前をよくウロウロしている。


お目当ては可愛い竹田さんの姿を見たり話したりすることだ。


そのおじさんはヘルパーさんの部屋に行って、話に行ったりとかもしていたようだ。


竹田さんは受付の入り口近くに座っているので、姿を見たくて受付前でコーヒー牛乳を飲んだりしている人がよくいる。


今日はそんな竹田さんに飴をあげていたおじさんがいた。


そのおじさんも竹田さんの事が好きなのでしょう。


素直に好いているのをアピールしている分、たいしたもんだと思うこともある。


しかし、そのおじさんには奥さんがいるわけだが。


なぜか、竹田さんには人を寄せ付ける魅力があるようで、高校時代の担任?の先生までも、竹田さんにお菓子とかを持って事務所に来ることがある。


初めて見たときは、このおじさんは誰なんだ?!って思ったら、ともさんが竹田さんの高校時代の高校の先生だよって教えてくれた。



利用者とかその家族だけでもなく、昔の高校の先生まで竹田さんを訪ねてやってくるなんてすごいことだ。


明日もどうなるやら、って思いながらあっという間に翌日を迎えた。


この日は介護何とかの監査指導とか言うのがあって、ほとんどの職員が事務課を離れる。


だから私は、電話や受付業務をすることになるので、修繕業務に支障が出る。



業者対応もまったく出来ていない。


竹田さんは監査の準備をしていたが、監査指導を受けるのだろうか?


もし、受けないなら、一緒に受付業務ができるかも?!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ワイルド・プロポーズ

藤谷 郁
恋愛
北見瑤子。もうすぐ30歳。 総合ショッピングセンター『ウイステリア』財務部経理課主任。 生真面目で細かくて、その上、女の魅力ゼロ。男いらずの独身主義者と噂される枯れ女に、ある日突然見合い話が舞い込んだ。 私は決して独身主義者ではない。ただ、怖いだけ―― 見合い写真を開くと、理想どおりの男性が微笑んでいた。 ドキドキしながら、紳士で穏やかで優しそうな彼、嶺倉京史に会いに行くが…

雪の日に

藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。 親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。 大学卒業を控えた冬。 私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ―― ※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。

恋とキスは背伸びして

葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員 成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長 年齢差 9歳 身長差 22㎝ 役職 雲泥の差 この違い、恋愛には大きな壁? そして同期の卓の存在 異性の親友は成立する? 数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの 二人の恋の物語

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

今さらやり直しは出来ません

mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。 落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。 そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

処理中です...