結婚する事に決めたから

KONAN

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竹田さんの息子

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8時前には竹田さんからLINEが来た。


竹田「今、準備してるから9時ぐらいに、家を出れると思います。」


私「わかりましたー!」


そして9時になり竹田さんは、予定通り家を出発。


晴れているのに雨が降っている。


竹田さんは、傘を忘れたらしい。


そのまま私の家へ。


私の家に傘があるので、大丈夫だ。


そして竹田さんとあっきーが家に到着。


あっきーと私は初対面。


私は子供の扱いに慣れている。


なぜなら元妻にも3人の連れ子がいたからだ。


あっきーが車を降りて来たので、近づいた。


私「おはよう」


あっきー「おはよ」


私「お名前は?」


あっきー「たけだ あきひこです。」


私「俺の名前は、はたの なお だよ。なおくん、言ってみな」


あっきー「なおくん」


私「そう、なおくん。じゃあ行こっか」


竹田さんの車に乗り出発。


チラチラあっきーは私の方を見ていた。


私「どうしたー?」


あっきーは照れて、目を逸らした。


私「なんだ?なんだ?恥ずかしいのか?」


竹田「あっきー恥ずかしい?」


あっきー「うん」


カーズのDVDが流れていた。


私「あっきーこれ誰~?」


あっきー「カーズ」


私「これはー?」


あっきー「メーター」


私「ほぉ、よく知っとるな」


しばらくこれはー?これはー?と聞いて説明を聞いていた。


竹田「カーズ見たことありますか?」


私「いやぁー、全然見たことないのよ。」


あっきー「なんくん、ベルヌーイ」


私「ベルヌーイはF1みたいでカッコいいやつだな」


あっきーが持ってきたミニカーも見せてもらった。


男の子はいつの時代もミニカーを持ってるもんだ。


本日最初の遊び場所は、水族館へ行くことにした。


運転手は竹田さん。


私の家から20キロくらい離れている。


DVD見ながらなら、ちょうどいい。


水族館に無事到着。


魚が好きみたいで、あっきーは竹田さんと手をつなぎながら歩いていた。


亀や小さい魚とか、でかい魚があちこちにいる。


私「おい、あっきー!こっちこっち」


あっきー「んー?」


走って寄ってきた。


私「ここ見てみろ、オオサンショウウオだ」


あっきー「おっき~」


私「でっかいだろー?天然記念物だぞ」


竹田「わからない、わからない。笑」


子供と早く打ち解けるには、話しかけるのが一番だ。


ここ見てみろ!すごいぞ!デカいぞ!ってこっちのっちって呼ぶと、だんだんあっきー自身から話しかけてくるようになってきた。


あっきー「なんくん、あっちでっかいじょー」


私「なんくん?!なおくんだで」


あっきー「なおくん」


私「そう、なおくん」


あっきー「なんくん、行こー」


私「まぁ、いっか。なんくんでも。」


って手を繋いで引っ張り始めた。


ふれあいコーナーで、ザリガニを持てるところがあった。


私「おい、あっきーここー、ホレホレ、ザリガニ~」


あっきー「怖い~」


私「大丈夫だ。このハサミに挟まれると痛いから気をつけろ」


あっきー「怖い~かっこいい~」


カエルも展示してある。


私「あっきーここケロケロケロッピがおるぞ」


あっきー「ほいくえんにねー、カエルいるーカメもいる~」


私「保育園で育ててるのか?」


あっきー「うん」


イベントがやってて、クイズに答えるとシールがもらえる。


全問正解して魚のシールをもらった。


私「ほれ」


あっきー「わぁー、やったやったー」


あっきー、無邪気でかわいいやつだ!


私の好きなアオリイカは展示してなかった。


水族館を見終えた。


私「今度は飛行機を見に行きますか」


竹田「タイミングよく着陸が見れるかもしれません」


私「いってみよう」


近くに飛行場があるので、見たついでに空港でランチを食べることにした。


空港に到着するとトイレに行きたくなり、「ちょっと行ってくるー」と言ってトイレが済むとあっきーと竹田さんは外で待っていた。


そこで「あっきーおいで~」って手を広げると、ニコッと笑いながらどんどんこっちに駆け寄ってきた。


そして抱っこが出来た。


私「おー、いい子だ。いい子だ。よく来たなぁ」


抱っこしたままエスカレーターを上がっていき、展望デッキへ。


ここでアクシデントが。


私が抱っこしていて竹田さんがiphoneを触っていると、あっきーの手が当たりiphoneが落ちてガシャーン!


竹田「あ!ヒビが~~~」


私「なんてこったい」


画面が割れてしまった。


竹田「まだ買って数週間なのに~」


私「かわいそす、かわいそすー」


フィルム貼っていたけどひどく割れて、竹田さんは悲しそうにしているとあっきーもシュンとしていた。


私「まぁ、ドンマイドンマイ、スマホならそんな事もあるんです」


竹田「ショック~」


飛行機が着陸体制に。


ブルーな気持ちになりつつ、飛行機が着陸するところを見て、ランチの店へ。


注文してからしばらく待っていると、だんだんあっきーはチョロチョロ動きだしていた。


竹田「あっきー落ち着いて」


私「まかせて~」


大人しく待てないみたいで、何か気を引く作戦をと考えたら、オシボリで鳥を作ることにした。


私「あっきーこれ見とけ」


あっきー「なにー?」


そしたら、少しおとなしくなった。


こうやって作るんだぞって見せつつ。


私「ほーら、ひよこだ」


渡すと壊れてもどってくる。


また作り直して渡す。


その間は、静かにしている。


3歳の子供なんてそんなもんだ。


注文したメニューが来た。


お食事タイム。


あっきーはうどんが大好きらしい。


やはり、施設の弁当で竹田さんはカップ麺が多かったから、子供もラーメンなどの麺類が好きな私の予想は当たっていた。


昼食を食べ終えた。


そしてまたデッキへ。


だんだん眠たくなってきたようで、あっきーは竹田さんに抱っこされつつ寝そうな勢いだった。


昼寝の時間もあるらしい。


飛行機の離陸を見て、飛行場を出ることにした。


私の運転で今度はうまいソフトクリームを食べに、高原へ向かった。


数十キロ離れた高原に到着すると、天気は良好。


あっきーは大自然の中、駆け巡っていた。


走って走って、くたびれまくればいい。


ソフトクリームは甘くてうまい!でもすぐに溶けて手がべちょべちょになった。


あっきーの顔はクリームで真っ白。


笑わしてくれる。


ちゃんと「おいでー」って言うと、あっきーは抱っこしてもらいにくるようになった。


すっかり慣れたようだな。


竹田さんがあっきーに「おいでー」と言ったときに、私も「おいでー」って言ってどっちにくるかと試した。


私の方にやってきた。


私「はい、竹田さん、ざんねーん」


竹田「ええええええー!」


竹田さんは悔しそうな顔をしていた。


笑えた。


傾斜のある芝生のところを走っているのでこけないか心配したが、とくにこけて怪我とかなくてよかった。


観光客もたくさんいて、にぎやかな草原だった。


そして、ある程度遊んで、家に帰る時間がやってきた。


無事に家に到着し、この日のデートは終了。


あっきーともバイバイして帰っていった。


1日でいろんな所へいき、あっきーとも慣れ親しむことができたことだろう。


私の名前を覚えてくれているのかどうかは謎だが。


また来週にでも遊びに行く機会が出来ると思うから、もっと慣れてもらうとしよう。


竹田さんの iPhoneの画面が割れたのがショックな出来事だったが、修理に出して早めに直すしかない。


まだ買って1ヶ月経ってないのに割れるなんて悲惨。


画面保護のシートもあんま意味がなかった。


竹田「初めて画面割れたー、ちょーショック~」と言っていた。

初めてあっきーと遊んで家に帰ると、竹田さんからあっきーが「まだ遊びたかったー」と言っているとLINEが来た。


気に入ってもらえたようだ。


また遊びに行くがいい。
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