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9月
1.
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9月、千晶の記憶が正しければ――彼の言葉に嘘が無ければ――あの日、秋生まれのアキだと言ったら、彼も同じ9月だと言った。
何か――でも形に残らないものにしよう。
迷った末に千晶は金平糖を入れたボンボニエールと慎一郎の乗る車と同じおもちゃのプルバックカーを用意した。
女性からのプレゼントには見えないだろうし、おもちゃだからいつの間にか失くしたり壊れたりするだろう、廃盤だったのをネットで買ったのは内緒だ。金平糖だって春までには食べ切るだろう。
そもそも帰ってくるのか、卒業に必要な単位は取れたと言っていたし、なんて思っていたら連絡が来た。9月の授業が始まって一週間、いつものペースが戻りつつある、そんな土曜日。
「ただいま」
「おかえり、涼しかった?」
「普通に暑かったよ、焼けてないね、海は行かなかったの」
「行ったよ、サマソニ♪」
それは海じゃないとか、慎一郎も日焼けしてないとか、こんな所でも帰ってくると落ち着くとか言いながら、慎一郎が渡してきたのはフラワーモチーフのピアスだった。
「お土産だよ」
「ありがとう」
どこかに引っ掛けて無くすことも多いピアス。ネックレスや指輪のように重さを感じさせるものではないけれど、こんな時だけ女性らしいものを贈られても。シルクサテンとベルベットの巾着型のジュエリーポーチを広げたまま、これ以上何といえばいいのかわからない。
「俺が付けていい?」
千晶の返事を待たずに慎一郎の手が明るめのストレートの髪を避けて、ちいさなルビーのスタッドピアスを外す。
「こわいな」恐る恐る触れる指が千晶にはくすぐったい。
もう片方の耳も付け替えて、巾着には赤とプラチナが残された。
見ておいでよ、と促され一人、バスルームへ。
(綺麗)
右 左と角度を変えて見る。大振りなのに派手過ぎず、地金のゴールドも目立たない。五弁の花びらはマルチカラーでカジュアルからフォーマルまで何にでも合わせ易そうだ。
ちょっと戸惑った気持ちは鏡の前で蒸散した。
「素敵、ありがとう」
「似合ってるよ」
後に気配を感じて伝えると、相手と鏡伝いに目が合う。黒い瞳はどこまでも黒。千晶の瞳は角度と光によってブラウンにほんのり深い赤味ががったようにも見える。
照れ臭くなって視線を逸らそうとした千晶の視界に何かが動いた。
「あと、これも」
「かわい――くはない、何それ」
鏡越しに肩からのぞく緑色が千晶の肩に乗る。
MLBのユニフォーム姿のカエルっぽい何か、おまけに口からボールが飛び出すようになっている。対象年齢4歳~、中国製。
「ウォー〇ー、グリーンモンスターだよ」
「……中国から…カエルちゃんもメジャーリーグで活躍するつもりだったろうに、また海を戻って日本へ連れられて来て大変だったねぇ」
「このお姉さんが縞々ユニフォーム着せてくれるってよ、新天地でも頑張ってな」
千晶の薄っぺらいボストン知識は先月からなにも更新されていない。大学群と海の幸――食べ物で真っ先に思い浮かぶのは赤いロブスター。いや、ロブスターグッズもいらないけど。そして金細工で有名――でもなかったはず。
鏡越しにグリーンなんとかと耳とを見比べる。
「それはイタリアかな」
「……どこのボストンへ行って来たって?」
お土産が現地で作られていないのは仕方ないとしてせめてカナダとかメキシコまでにして欲しい。
「あと、これこれ、一番大事なの」
ダイニングに戻り、慎一郎は広げたスーツケースからもうひとつ取り出す。
靴下の中から新聞紙に包まれ出てきたのはキュウリのピクルス。
「……瓶が割れて他の荷物を汚さなくてよかったね。そこまでして持って帰ってくれたんだから現地でしか手に入らない――ドイツ製…?」
(ちょっとしたスーパーに売ってるよね。日本の)
「カッパちゃんの身体のためにね、オーガニックだよ」
「アリガトウ」
「どういたしまして」
遠回しに(わざわざ買って来やがって)ってのは伝わってるはずなのに、鉄面皮は歪まない。
「私も。たいしたものじゃないけど」
千晶もバッグの底から無造作にハトロン紙でくるんだだけの包みを渡す。
「何? 開けていい?」
「ドウゾ」
「お、日本製だ」
慎一郎は四角い包みのおもちゃには目の奥を光らせ、その下のまるい包みを開けて金平糖をひとつ口へ。
「ありがとう、でもなんで?」
「なんとなく」
千晶がなんでもなさそうに答えると、慎一郎はいたずらそうに微笑んで車を走らせた。
車はすーっと走っていってガラス窓で止まった。
*
「素麺と稲庭うどんと、どっちがいい?」
「どっちでもいいよ」
「うどんにするね」
慎一郎は食べ物に拘りが無い、どうしてもこれが食べたいという欲もないらしい、かといって粗末にすることもないので千晶に不満はない。作れとも作るなとも言われない、千晶が外食するほどでもないと思って何か持ち込めば、黙って食べるだけだ。今日は部屋にあった乾麺と、ローストビーフのサラダに冷奴にぬか漬け。
「アキはどうだったの、夏休み」
「バイトにはじまりバイトに終わったよ。ホテルより時給が高いから覚悟して行ったのに楽ちんで複雑な気分だったな、若いうちに楽して稼ぐのは精神的にマズいね。
合間に遊んで、ああ、川に友達と行ったよ。奥多摩のね水が冷たくて綺麗だったよ」
千晶の大学の休みは5週間、慎一郎はその前後一週も休み。平日は大学で紹介してもらったバイトに、週末はホテル、と少々の遊び。千晶は短い夏休みを語った。
「ホワイトカラーのカッパちゃんか」
「キュウリも食べてないし流されてもいないから。カッパカッパって、人間は深さ5センチの水でも溺れるって、ねぇ。泳ぎの得意なトドくんはどうだったの?」
デザートの梨をフォークでぶっすりと串刺しにして見せながら、千晶は尋ねる。
「聞いてたのより若いのが多くてね。ビジネスコースだから――」
慎一郎はいたいけな梨を供養するように頬張ってから語り始めた。大学内外の勉強会交流会にも積極的に出かけたが、やっぱり話題の中心は海の向こう。
とめどなく話は、街の様子に、大学のことや言葉の違いに、先立って渡された課題すら嬉しそうだ。
「そうやって勉強の話になると楽しそうだね、生き生きしてる」
「そうかな、まぁやっただけ還ってくるからね。ボーディング時代の友人もいるんだ」
「ふふ、それは楽しみだね」
何か――でも形に残らないものにしよう。
迷った末に千晶は金平糖を入れたボンボニエールと慎一郎の乗る車と同じおもちゃのプルバックカーを用意した。
女性からのプレゼントには見えないだろうし、おもちゃだからいつの間にか失くしたり壊れたりするだろう、廃盤だったのをネットで買ったのは内緒だ。金平糖だって春までには食べ切るだろう。
そもそも帰ってくるのか、卒業に必要な単位は取れたと言っていたし、なんて思っていたら連絡が来た。9月の授業が始まって一週間、いつものペースが戻りつつある、そんな土曜日。
「ただいま」
「おかえり、涼しかった?」
「普通に暑かったよ、焼けてないね、海は行かなかったの」
「行ったよ、サマソニ♪」
それは海じゃないとか、慎一郎も日焼けしてないとか、こんな所でも帰ってくると落ち着くとか言いながら、慎一郎が渡してきたのはフラワーモチーフのピアスだった。
「お土産だよ」
「ありがとう」
どこかに引っ掛けて無くすことも多いピアス。ネックレスや指輪のように重さを感じさせるものではないけれど、こんな時だけ女性らしいものを贈られても。シルクサテンとベルベットの巾着型のジュエリーポーチを広げたまま、これ以上何といえばいいのかわからない。
「俺が付けていい?」
千晶の返事を待たずに慎一郎の手が明るめのストレートの髪を避けて、ちいさなルビーのスタッドピアスを外す。
「こわいな」恐る恐る触れる指が千晶にはくすぐったい。
もう片方の耳も付け替えて、巾着には赤とプラチナが残された。
見ておいでよ、と促され一人、バスルームへ。
(綺麗)
右 左と角度を変えて見る。大振りなのに派手過ぎず、地金のゴールドも目立たない。五弁の花びらはマルチカラーでカジュアルからフォーマルまで何にでも合わせ易そうだ。
ちょっと戸惑った気持ちは鏡の前で蒸散した。
「素敵、ありがとう」
「似合ってるよ」
後に気配を感じて伝えると、相手と鏡伝いに目が合う。黒い瞳はどこまでも黒。千晶の瞳は角度と光によってブラウンにほんのり深い赤味ががったようにも見える。
照れ臭くなって視線を逸らそうとした千晶の視界に何かが動いた。
「あと、これも」
「かわい――くはない、何それ」
鏡越しに肩からのぞく緑色が千晶の肩に乗る。
MLBのユニフォーム姿のカエルっぽい何か、おまけに口からボールが飛び出すようになっている。対象年齢4歳~、中国製。
「ウォー〇ー、グリーンモンスターだよ」
「……中国から…カエルちゃんもメジャーリーグで活躍するつもりだったろうに、また海を戻って日本へ連れられて来て大変だったねぇ」
「このお姉さんが縞々ユニフォーム着せてくれるってよ、新天地でも頑張ってな」
千晶の薄っぺらいボストン知識は先月からなにも更新されていない。大学群と海の幸――食べ物で真っ先に思い浮かぶのは赤いロブスター。いや、ロブスターグッズもいらないけど。そして金細工で有名――でもなかったはず。
鏡越しにグリーンなんとかと耳とを見比べる。
「それはイタリアかな」
「……どこのボストンへ行って来たって?」
お土産が現地で作られていないのは仕方ないとしてせめてカナダとかメキシコまでにして欲しい。
「あと、これこれ、一番大事なの」
ダイニングに戻り、慎一郎は広げたスーツケースからもうひとつ取り出す。
靴下の中から新聞紙に包まれ出てきたのはキュウリのピクルス。
「……瓶が割れて他の荷物を汚さなくてよかったね。そこまでして持って帰ってくれたんだから現地でしか手に入らない――ドイツ製…?」
(ちょっとしたスーパーに売ってるよね。日本の)
「カッパちゃんの身体のためにね、オーガニックだよ」
「アリガトウ」
「どういたしまして」
遠回しに(わざわざ買って来やがって)ってのは伝わってるはずなのに、鉄面皮は歪まない。
「私も。たいしたものじゃないけど」
千晶もバッグの底から無造作にハトロン紙でくるんだだけの包みを渡す。
「何? 開けていい?」
「ドウゾ」
「お、日本製だ」
慎一郎は四角い包みのおもちゃには目の奥を光らせ、その下のまるい包みを開けて金平糖をひとつ口へ。
「ありがとう、でもなんで?」
「なんとなく」
千晶がなんでもなさそうに答えると、慎一郎はいたずらそうに微笑んで車を走らせた。
車はすーっと走っていってガラス窓で止まった。
*
「素麺と稲庭うどんと、どっちがいい?」
「どっちでもいいよ」
「うどんにするね」
慎一郎は食べ物に拘りが無い、どうしてもこれが食べたいという欲もないらしい、かといって粗末にすることもないので千晶に不満はない。作れとも作るなとも言われない、千晶が外食するほどでもないと思って何か持ち込めば、黙って食べるだけだ。今日は部屋にあった乾麺と、ローストビーフのサラダに冷奴にぬか漬け。
「アキはどうだったの、夏休み」
「バイトにはじまりバイトに終わったよ。ホテルより時給が高いから覚悟して行ったのに楽ちんで複雑な気分だったな、若いうちに楽して稼ぐのは精神的にマズいね。
合間に遊んで、ああ、川に友達と行ったよ。奥多摩のね水が冷たくて綺麗だったよ」
千晶の大学の休みは5週間、慎一郎はその前後一週も休み。平日は大学で紹介してもらったバイトに、週末はホテル、と少々の遊び。千晶は短い夏休みを語った。
「ホワイトカラーのカッパちゃんか」
「キュウリも食べてないし流されてもいないから。カッパカッパって、人間は深さ5センチの水でも溺れるって、ねぇ。泳ぎの得意なトドくんはどうだったの?」
デザートの梨をフォークでぶっすりと串刺しにして見せながら、千晶は尋ねる。
「聞いてたのより若いのが多くてね。ビジネスコースだから――」
慎一郎はいたいけな梨を供養するように頬張ってから語り始めた。大学内外の勉強会交流会にも積極的に出かけたが、やっぱり話題の中心は海の向こう。
とめどなく話は、街の様子に、大学のことや言葉の違いに、先立って渡された課題すら嬉しそうだ。
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