55 / 68
間話 掟と話し合いと…集合?
5
しおりを挟む
…なんて居心地の悪い空間なんだろう…まるで喉に綿を詰められたかのような息苦しさを感じ、耐えきれなくなったアテナは立ち上がった。
「あのっ……私、お茶、淹れます」
硬い笑顔を見せてから、小走りにその場を離れようとした──が
「きゃっ」
「…おっと」
少しだけ進んだ所で誰かにぶつかりかけた。
「ごめんなさ…」
謝罪の為、慌てて青年を見上げた瞬間、アテナは言葉を失った。
──昔読んだ絵本に出ていた天使様みたい…
絹糸のようにサラサラと風に揺れる白銀の髪に、空よりも海よりも透き通った青の瞳…女性のような長い睫毛が一段と儚さを引き立て、服もそこらの貴族が着ているような代物ではなく、白を基調とした上品で質の高い高級品だと一目で分かる。
そんな、現実離れした美しい人物がアテナの肩に手を添えていた。
「…君が『アテナ』?」
「え、あ、は、はい」
「ふーん」
青年は少し顔を傾け、アテナの顔を覗き込む。白銀の髪が揺れるとふわりと魅惑的な香りが鼻をくすぐり、アテナの胸は高鳴った。
青年から目が離せない。青い瞳が高い空のように惹かれさせ、深い海のように心を引きずり込む。目の前に星屑が散る様に眩暈を感じてしまう。
「はわ…はわ…」
「……」
目をチカチカさせてしまっているアテナを黙って見つめていた青年は、おもむろにアテナの顔に手を添えると何の躊躇もなく、頬にキスを落とした。
「え、あ…ふきゃあぁあ!!」
「アテナ!!」
あまりに唐突で一瞬何をされたか理解できなかったが、頬へのキスをされたと分かるとアテナは眩暈を感じて倒れかけてしまった。慌てて駆け寄ってきたザードがそれを支え、アテナの顔を覗き込むと、顔は真っ赤で目を白黒させている。
「しっかりしろアテナ!!返事しろ!!くそっ…おい、なにしやがるアレフ?!」
「この椅子、酷いね」
『アレフ』と呼ばれた白銀の青年はザードの怒号を無視し、何食わぬ顔で椅子に腰掛けた。
アテナはザードに頬を乱暴にゴシゴシと拭かれたおかげ?で意識を取り戻した。今朝、工国で処刑されかけたり、ザードと告白し合ったりと比べると、絶世の美男子から頬にキスされたなんて刺激は少なめだ。逆にそんな体験をしていなければ失神してそのまま死んでいたかもしれない。
アテナは改めてアレフと呼ばれた青年を見つつ、聞いてみた。
「あの…ザード様、あの白銀の方は…」
「あ?そいつはアレフ。『とんでもねぇ奴』って前に言っただろが!もう近付くなよ、ろくな事にならねぇ!」
『とんでもない奴』──そのセリフ聞いた時がある。否、とても印象的でよく覚えている。何故なら、ザードの過去を聞かせてもらったあの花畑で言っていたからだ。
アテナがハッとする前に、白銀の青年は微笑んだ。
「俺は創の国ティファレトの王子、アレフ……覚えてね、花畑で誰かさんとイチャイチャしていた、アテナちゃん」
アレフは銀の髪をフワリと揺らし、静かに答えた。
「創国ティファレトの王子様……!」
「はぁ?何言って…」
「最近のオペラグラスは性能が良くてね…ザードが彼女とあんなことやこんなことしてる姿がよぉく見えたよ…ふふっ」
確かにあの時、ザードの過去を聞かされた花畑は創の城の近くだったが…見られていたとは思わなかった。
…いや、ザードの昔話はなかなか長かった。自分の城の裏にある花畑に長時間人が立っていたら気になって見てしまうのは当然と言えば当然だ。しかも声は流石に聞こえないので、事情を知らなければ真剣な顔で向かい合った男女が唐突に抱き合ったという状況である。
ジトリと睨んでくるフェルナンドと若干引いているヒサギに言い訳の余地もない。
「……その事に関しては後々詳しく理由説明を聞く。今はアテナ嬢の処遇についてを話し合う場だ。保留とする」
大きな溜息を吐き、眉間の皺を深くしたフェルナンドは目を伏せた。
──その通りだ。
アレフの突拍子もない行動で忘れかけていたが、今、ここに五つの国の王位継承者が四人集まっている理由はアテナの処遇…ザードとアテナの婚約をどうするか?という話し合いをする為である。
それで、場の雰囲気がギスギスし始めたのがいたたまれなくなり、離れようとしたのだ。
自分がいなくなれば全て良くなる──だから
「アテナ」
俯いたアテナが顔を上げる前に、その体はすっぽり抱き締められていた。
「ザード様…」
「お前、また馬鹿な事考えてるな?」
「ば…ばかな事じゃ…」
「俺はお前の事が好きだ。絶対に離さない」
ザードは静かに、そして優しい声色で呟くとアテナの頭を撫でた。
アテナは目が熱くなった。込み上がる想いと涙が零れそうになるのを我慢し、ザードの胸に顔を埋める。
自分も同じ思いだ。ザードの事が好きだ。誰に何と言われようと、否定されても、この想いは変わらない。
アテナはザードの胸の中で改めて自分の揺ぎ無い気持ちを再確認した。
「あのっ……私、お茶、淹れます」
硬い笑顔を見せてから、小走りにその場を離れようとした──が
「きゃっ」
「…おっと」
少しだけ進んだ所で誰かにぶつかりかけた。
「ごめんなさ…」
謝罪の為、慌てて青年を見上げた瞬間、アテナは言葉を失った。
──昔読んだ絵本に出ていた天使様みたい…
絹糸のようにサラサラと風に揺れる白銀の髪に、空よりも海よりも透き通った青の瞳…女性のような長い睫毛が一段と儚さを引き立て、服もそこらの貴族が着ているような代物ではなく、白を基調とした上品で質の高い高級品だと一目で分かる。
そんな、現実離れした美しい人物がアテナの肩に手を添えていた。
「…君が『アテナ』?」
「え、あ、は、はい」
「ふーん」
青年は少し顔を傾け、アテナの顔を覗き込む。白銀の髪が揺れるとふわりと魅惑的な香りが鼻をくすぐり、アテナの胸は高鳴った。
青年から目が離せない。青い瞳が高い空のように惹かれさせ、深い海のように心を引きずり込む。目の前に星屑が散る様に眩暈を感じてしまう。
「はわ…はわ…」
「……」
目をチカチカさせてしまっているアテナを黙って見つめていた青年は、おもむろにアテナの顔に手を添えると何の躊躇もなく、頬にキスを落とした。
「え、あ…ふきゃあぁあ!!」
「アテナ!!」
あまりに唐突で一瞬何をされたか理解できなかったが、頬へのキスをされたと分かるとアテナは眩暈を感じて倒れかけてしまった。慌てて駆け寄ってきたザードがそれを支え、アテナの顔を覗き込むと、顔は真っ赤で目を白黒させている。
「しっかりしろアテナ!!返事しろ!!くそっ…おい、なにしやがるアレフ?!」
「この椅子、酷いね」
『アレフ』と呼ばれた白銀の青年はザードの怒号を無視し、何食わぬ顔で椅子に腰掛けた。
アテナはザードに頬を乱暴にゴシゴシと拭かれたおかげ?で意識を取り戻した。今朝、工国で処刑されかけたり、ザードと告白し合ったりと比べると、絶世の美男子から頬にキスされたなんて刺激は少なめだ。逆にそんな体験をしていなければ失神してそのまま死んでいたかもしれない。
アテナは改めてアレフと呼ばれた青年を見つつ、聞いてみた。
「あの…ザード様、あの白銀の方は…」
「あ?そいつはアレフ。『とんでもねぇ奴』って前に言っただろが!もう近付くなよ、ろくな事にならねぇ!」
『とんでもない奴』──そのセリフ聞いた時がある。否、とても印象的でよく覚えている。何故なら、ザードの過去を聞かせてもらったあの花畑で言っていたからだ。
アテナがハッとする前に、白銀の青年は微笑んだ。
「俺は創の国ティファレトの王子、アレフ……覚えてね、花畑で誰かさんとイチャイチャしていた、アテナちゃん」
アレフは銀の髪をフワリと揺らし、静かに答えた。
「創国ティファレトの王子様……!」
「はぁ?何言って…」
「最近のオペラグラスは性能が良くてね…ザードが彼女とあんなことやこんなことしてる姿がよぉく見えたよ…ふふっ」
確かにあの時、ザードの過去を聞かされた花畑は創の城の近くだったが…見られていたとは思わなかった。
…いや、ザードの昔話はなかなか長かった。自分の城の裏にある花畑に長時間人が立っていたら気になって見てしまうのは当然と言えば当然だ。しかも声は流石に聞こえないので、事情を知らなければ真剣な顔で向かい合った男女が唐突に抱き合ったという状況である。
ジトリと睨んでくるフェルナンドと若干引いているヒサギに言い訳の余地もない。
「……その事に関しては後々詳しく理由説明を聞く。今はアテナ嬢の処遇についてを話し合う場だ。保留とする」
大きな溜息を吐き、眉間の皺を深くしたフェルナンドは目を伏せた。
──その通りだ。
アレフの突拍子もない行動で忘れかけていたが、今、ここに五つの国の王位継承者が四人集まっている理由はアテナの処遇…ザードとアテナの婚約をどうするか?という話し合いをする為である。
それで、場の雰囲気がギスギスし始めたのがいたたまれなくなり、離れようとしたのだ。
自分がいなくなれば全て良くなる──だから
「アテナ」
俯いたアテナが顔を上げる前に、その体はすっぽり抱き締められていた。
「ザード様…」
「お前、また馬鹿な事考えてるな?」
「ば…ばかな事じゃ…」
「俺はお前の事が好きだ。絶対に離さない」
ザードは静かに、そして優しい声色で呟くとアテナの頭を撫でた。
アテナは目が熱くなった。込み上がる想いと涙が零れそうになるのを我慢し、ザードの胸に顔を埋める。
自分も同じ思いだ。ザードの事が好きだ。誰に何と言われようと、否定されても、この想いは変わらない。
アテナはザードの胸の中で改めて自分の揺ぎ無い気持ちを再確認した。
0
あなたにおすすめの小説
婚活嫌いのパイロットは約束妻に恋をする
円山ひより
恋愛
湯沢蕗(ユザワ フキ) 28歳
スターブルー・ライト航空株式会社 グランドスタッフ
×
向琉生(ムカイ ルイ) 32歳
スターブルー航空株式会社 副操縦士
「ーーじゃあ、俺と結婚しようか」
さらりと言われた言葉。
躊躇いのないプロポーズが私の心を乱す。
「大切にすると約束する」
指先に落とされた、彼の薄い唇の感触に胸が詰まった。
私は祖母の遺言に則って実家のカフェを守るため、あなたは広報動画出演の影響による数々の迷惑行為対策と縁談よけに。
お互いの利益のための契約結婚。
『――もう十分がんばっているでしょう』
名前も知らない、三年前に偶然出会った男性。
孤独と不安、さみしさ、負の感情に押しつぶされそうになっていた私を救ってくれたーーきっと、訓練生。
あの男性があなたであるはずがないのに。
どうして、同じ言葉を口にするの?
名前を呼ぶ声に。
触れる指先に。
伝わる体温に。
心が壊れそうな音を立てる。
……この想いを、どう表現していいのかわからない。
☆★☆★☆★☆
こちらの作品は他サイト様でも投稿しております。
皇宮女官小蘭(シャオラン)は溺愛され過ぎて頭を抱えているようです!?
akechi
恋愛
建国して三百年の歴史がある陽蘭(ヤンラン)国。
今年16歳になる小蘭(シャオラン)はとある目的の為、皇宮の女官になる事を決めた。
家族に置き手紙を残して、いざ魑魅魍魎の世界へ足を踏み入れた。
だが、この小蘭という少女には信じられない秘密が隠されていた!?
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された皇后を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
悪役令嬢、心理学無双で氷の騎士様の心を溶してみせます
希羽
恋愛
公爵令嬢セラフィナは、ある日、自分が前世でハマっていた乙女ゲームの「悪役令嬢」に転生したことを思い出す。目の前に迫るは、皇太子からの婚約破棄と、その先にある破滅の運命。
しかし、彼女は絶望しなかった。むしろ、歓喜に打ち震える。
なぜなら、婚約破棄は、ゲームで最推しだった「氷の騎士団長ケイン」に自由にアプローチできる最高のチャンスだから!
元・心理科学者だった彼女は、その知識を総動員し、推しの心を科学的に攻略するという、前代未聞の壮大な「実験」を開始する。
「単純接触効果」でストーカーと誤解され、「類似性の法則」で付け焼き刃がバレ、「吊り橋効果」は不発に終わる…。数々の実験は空回りするばかり。しかし、その奇妙で予測不能な行動は、鉄壁だったはずの氷の騎士の心を、少しずつ、そして確実に揺さぶり始めていた。
これは、最強の頭脳を持つ悪役令嬢が、恋という名の最大の謎に挑み、自らの手で最高のハッピーエンドを証明する、痛快な逆転ラブコメディ。
皇帝陛下の寵愛は、身に余りすぎて重すぎる
若松だんご
恋愛
――喜べ、エナ! お前にも縁談が来たぞ!
数年前の戦で父を、病で母を亡くしたエナ。
跡継ぎである幼い弟と二人、後見人(と言う名の乗っ取り)の叔父によりずっと塔に幽閉されていたエナ。
両親の不在、後見人の暴虐。弟を守らねばと、一生懸命だったあまりに、婚期を逃していたエナに、叔父が(お金目当ての)縁談を持ちかけてくるけれど。
――すまないが、その縁談は無効にさせてもらう!
エナを救ってくれたのは、幼馴染のリアハルト皇子……ではなく、今は皇帝となったリアハルト陛下。
彼は先帝の第一皇子だったけれど、父帝とその愛妾により、都から放逐され、エナの父のもとに身を寄せ、エナとともに育った人物。
――結婚の約束、しただろう?
昔と違って、堂々と王者らしい風格を備えたリアハルト。驚くエナに妻になってくれと結婚を申し込むけれど。
(わたし、いつの間に、結婚の約束なんてしてたのっ!?)
記憶がない。記憶にない。
姉弟のように育ったけど。彼との別れに彼の無事を願ってハンカチを渡したけれど! それだけしかしてない!
都会の洗練された娘でもない。ずっと幽閉されてきた身。
若くもない、リアハルトより三つも年上。婚期を逃した身。
後ろ盾となる両親もいない。幼い弟を守らなきゃいけない身。
(そんなわたしが? リアハルト陛下の妻? 皇后?)
ずっとエナを慕っていたというリアハルト。弟の後見人にもなってくれるというリアハルト。
エナの父は、彼が即位するため起こした戦争で亡くなっている。
だから。
この求婚は、その罪滅ぼし? 昔世話になった者への恩返し?
弟の後見になってくれるのはうれしいけれど。なんの取り柄もないわたしに求婚する理由はなに?
ずっと好きだった彼女を手に入れたかったリアハルトと、彼の熱愛に、ありがたいけれど戸惑いしかないエナの物語。
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる