チートですが何か?

蒼葉縁

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彼らの力

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昨日聞くはずだった力について
俺は自分から声をかけようと迷っていた
「り」
「ん?」
「凛!皆を集めてくれないか」
凛が目をキラキラと輝かせ嬉しそうに微笑む
そして
「うむ!良いだろう!」
と返事してくれた
皆が集まり俺は早速本題を出す
「皆にも力があるのか?」

皆は顔を互いに見せ合い頷いた
俺が聞こうとすると
「なーん」
ふわりとした感触が手に感じる
そちらを見ると猫がいた
「………迷子か?」
そっと抱き上げる
猫は綺麗な目をしていた
皆はそれをじっと真剣に見る
俺は其れを気づかないままだったが
「君がこの学院の王か」
猫は目を見開く
そして
にこりと笑った
「合格」

俺の頬に擦り寄り猫は膝に乗る
そして
「驚かないのは珍しいね」
そりゃ俺だって力を持っているし,学院の王が普通の人間だとしたらそれはそれでおかしい
「別に」
そっと皆の方へ行き座る
「おや,警戒してるのだね」
「‥」
そっぽを向く

猫に向かって俺は聞く
「皆の力を教えてください」

猫は綺麗な目をキラキラと輝かせ
「知りたいのかい?」
と聞いた
俺は頷く
猫は俺の方へ来てそっと頬にすり寄った
「では説明するから君はこちらへ来なさい」
「はい」
立ち上がり向かう途中ナイフが後ろから飛んできた
俺はそれを掴み止める
ぼたぼたと血が零れ落ちた
俺は平然と見つめる
猫は慌てているが気にしない
「貴方は操作するのが得意なんだな」
俺は猫を見る
猫は慌てていたのをやめて
「そうだよ」
と言いまた慌てた
「手当てしないと!」
「大丈夫です,治れ」
そう言うと傷はまるでなかったかのように治る
俺は手をひらひらと振り猫を抱き上げた
「さぁ,説明を」
「ごめんね,うん分かったよ」
それから力の説明が始まる
俺は静かにそれを聞いた


炎,炎であれば何でもできる
例えるなら炎で攻撃ができるなど
恋・愛
二人は動物と話したりようは動物使い
動物のことであれば何でもできる

氷・水であれば何でもできる
例えるなら凍らせることなどができるなど
月羽
翼を生やし飛ぶことができる上その翼は硬く丈夫なため武器になる
ジャック
銃やナイフなどを使う接戦が得意
武器造りが得意
レイン
俺が治してしまったが傷を癒したり治すことができる
もちろん体術が得意な方
「理解したかな?難しい?」
猫は不安そうに微笑む
それに対し俺は平然と
「理解した」
と答える
「君についても話してくれる?」
俺について?
「力か?それとも過去か?」
俺の問いに猫は真剣な顔で
「力かな」
と言った
俺は自分の説明を始める
「俺は絶対命令と自然操作そして」
片方の髪の毛を上げ目を開く
「感情によって色が変わる目を持つ」
全員がその目を見つめる
忌まわしい
汚らわしいと思うか
俺は不安だったが信じている奴らだ
猫以外
「綺麗だ」
猫は俺の目を見て呟いた
綺麗?
この目が?
「ふ,ありがとう」
俺は微笑み髪の毛を下ろした
猫は照れているのかほんのり頬が赤い
俺は首を傾げ
「何故赤くなる?熱か?」
皆が困ったように笑う
本当に
何故?
「君は鈍感だね………」
は?
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