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4:施設の皆
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私は自分用に作られて部屋に閉じこもっていた
そして
自分の力を扱い空気の球を作る
コロコロと転がすと綺麗な音がなった
私は少し笑いしゃがみ込む
この寂しさをどう乗り越えようかと
泣きそうだった
けど
泣けない
私は
可笑しいのだろうか?
「春並だよ」
「…」
不意に声が掛けられる
私は少し考えた後扉を開けた
春並が私の顔を見る
私はそっぽを向く
「泣きたくても泣けない」
「!?」
私の考えを見抜く春並を睨んでいると春並は呟いた
「君が睨むと言うことはそうなんだね?」
何を分かってる
何を知っている
お前なんかに
お前ごときに
私の何を!
様々な戸惑い
怒り
悲しみ
寂しさを
私は知らないうちに力を使った
窓ガラスが全て割れる
ギリリと言うくらい拳を握った
「神楽ちゃん」
「ッ」
抱き締められていると分かったのは数分後のこと
私は我に返り窓ガラスを全て元に戻す
「君は一人じゃない」
「ッ…れ」
泣きそうになった
「黙れ!お前なんかに何が分かる!」
怒りに身をまかせる
寂しかった
悲しかった
苦しかった
情けなかった
家族を守ることができなくて!
家族といられないと分かって!
自分が何もできなくて!
自分のせいでいなくなったことに対して!
ぼたぼたと流れる涙を拭いて私は春並を睨む
「君のすべてはわからないよ」
「だけど」
「君の家族になることは出来る」
その言葉は
その真剣な目は
私の心に響いた
私のことを強く抱き締め震えているこの人の背中に私は知らないうちに自分の腕を回していた
「よく頑張ったね」
と
頭を撫でられる
「ん」
私は素直になれずそれだけ呟いて目を閉じる
この温もりがずっとあればいいのに
と
願って
「なぁ院長」
「ん?何だい?」
「そいつ仲良くしていいの?」
「うん,勿論だけど今は難しいかもしれないけど仲良くしてあげて?」
「そいつの家族になりたいからなる 」
「私も!」
「俺も!」
「僕も!!!!」
「ありがとうだけど今は静かにね?」
「「「「はーい」」」」
春並学院は今日から奮闘する!
と
皆で決めた
そんなことを知らない
神楽はスヤスヤと眠りに落ちていた
そして
自分の力を扱い空気の球を作る
コロコロと転がすと綺麗な音がなった
私は少し笑いしゃがみ込む
この寂しさをどう乗り越えようかと
泣きそうだった
けど
泣けない
私は
可笑しいのだろうか?
「春並だよ」
「…」
不意に声が掛けられる
私は少し考えた後扉を開けた
春並が私の顔を見る
私はそっぽを向く
「泣きたくても泣けない」
「!?」
私の考えを見抜く春並を睨んでいると春並は呟いた
「君が睨むと言うことはそうなんだね?」
何を分かってる
何を知っている
お前なんかに
お前ごときに
私の何を!
様々な戸惑い
怒り
悲しみ
寂しさを
私は知らないうちに力を使った
窓ガラスが全て割れる
ギリリと言うくらい拳を握った
「神楽ちゃん」
「ッ」
抱き締められていると分かったのは数分後のこと
私は我に返り窓ガラスを全て元に戻す
「君は一人じゃない」
「ッ…れ」
泣きそうになった
「黙れ!お前なんかに何が分かる!」
怒りに身をまかせる
寂しかった
悲しかった
苦しかった
情けなかった
家族を守ることができなくて!
家族といられないと分かって!
自分が何もできなくて!
自分のせいでいなくなったことに対して!
ぼたぼたと流れる涙を拭いて私は春並を睨む
「君のすべてはわからないよ」
「だけど」
「君の家族になることは出来る」
その言葉は
その真剣な目は
私の心に響いた
私のことを強く抱き締め震えているこの人の背中に私は知らないうちに自分の腕を回していた
「よく頑張ったね」
と
頭を撫でられる
「ん」
私は素直になれずそれだけ呟いて目を閉じる
この温もりがずっとあればいいのに
と
願って
「なぁ院長」
「ん?何だい?」
「そいつ仲良くしていいの?」
「うん,勿論だけど今は難しいかもしれないけど仲良くしてあげて?」
「そいつの家族になりたいからなる 」
「私も!」
「俺も!」
「僕も!!!!」
「ありがとうだけど今は静かにね?」
「「「「はーい」」」」
春並学院は今日から奮闘する!
と
皆で決めた
そんなことを知らない
神楽はスヤスヤと眠りに落ちていた
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