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7:初めての命令
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今日はいつもの通りオヤツを運んでいる時
メイド達が慌てて来る
「炎舞さん!」
「何でしょう?」
ー紫苑様が!
カランと音を立ててスプーンが落ちた
そして
その瞬間私はその場から消える
「紫苑様!!」
扉を静かに開けるが声は大きい
私の目に映ったのは
窓が開いてペンと靴が落ちている
紫苑様のいない部屋
私は青筋を立ててメイド達に命令をする
「岸部さん達は屋敷を頼みます」
「御意」
私は自然の力で紫苑様の場所を木々達に教えてもらう
一つ分かるのはハルト様の仕業だとだけ
「やったぜ!これでハルト様から金が貰える!」
一人の男はお金のマークを指で作り車に乗っている
「捕まえろってさ笑える………!?」
一人の男は笑っていたことを引きつらせていた
「どし…ヒィ」
もう一人の男の方も恐れている
それは
私が車の後ろに乗っていたからだ
「失礼,紫苑様はどこへ?」
パキッ
「ヒ,ヒィ」
「し,知らねぇ!」
車が音を立てて凹む
私はそれでもにこりと笑い
「何処へ?」
と
言う
男達は殴ろうとしてきたがこんなもの弱くてつまらない
なんて冗談でこんな弱い拳に私が負けるわけがないでしょう?
私は彼らの腕を折り問う
「あの屋敷!」
「ハルト様が!」
「なるほど」
ふむふむと顎に手を添える
私は彼らから手を離し振り返った
「ありがとうございました」
「「な!?」」
自然の力で私は彼らの腕を治す
私は彼らからお礼をされ私は首を振った
紫苑様,どうかご無事で!
ー紫苑
「あの人まだかなー♬」
僕は気が付くとハルトがニコニコと笑っている
「離してよ!」
僕は怒りながら叫ぶ
「やーだー」
ハルトはいたずらっ子の顔をしている
僕のせいで
あの時
炎舞がいたからって油断して
僕は…
「紫苑様ーーーー!」
不意に聞こえる炎舞の声
気付いてくれたの?
僕の為に
炎舞…
僕は強くなりたい
「炎舞ーーーーー!!!!」
ー
私が叫ぶと屋敷のとある一つの部屋から紫苑様が私の名前を叫んでくれた
私は塀から飛び乗り窓ガラスを割る
バリンパリンと音が鳴る中
私はギロリとハルト様を睨む
紫苑様の方を見ると少し怪我をしている
まるで殴られた様な
私の青筋がまた増える
「紫苑様,ご命令を」
「え?」
私の言葉に紫苑様は戸惑う
「貴方が言ってくれないと私は動けません」
紫苑様にだけゆっくり微笑む
「…ハルトを倒して!」
その言葉に私は頷き
「御意」
と
言った刹那
ハルト様は指を鳴らす
「僕を倒したいならこいつらをやってからね」
わらわらと鼠のように群がる執事達
執事達は私を見て固まる
私はギロリとひと睨みしただけだが
「掛かって来なさい」
「おおおお!!!!」
威勢だけは良い
そう思いつつ倒していく
急所を狙い動けなくする
「さぁ残りは貴方貴方だけですよ?」
「ハルト様」
「ッ…」
泣きそうなハルト様に私は睨みを効かせる
「言いましたよね」
「紫苑様に手を出してみなさい」
「問答無用で潰しますよ」
と
ハルト様は泣き出して紫苑様に近付く
だけど
紫苑様は泣いてはいたけどハルト様を受け止める
「ごめんね」
「良いよ」
ハルト様は寂しかったのかもしれない
「ごめんね」
一人ぼっちで屋敷の人たちからも何も言われない
「良いよ」
だから
紫苑様は受け止めたのかもしれない
「ハルト様」
私を見て頭を下げるハルト様
私は首を振りひざまづく
「ハルト様,怒ってしまい申し訳ございません」
ですが
「紫苑様は私の大切な主人,傷付けてほしくないのです」
ハルト様は頷いた
「僕もう紫苑はいじめないよ」
「そうで「でも」」
私の頬にあたる柔な感触
「あんたは欲しいよ」
紫苑様は私に抱きつき
「駄目!」
紫苑様には新しいお友達ができました!
メイド達が慌てて来る
「炎舞さん!」
「何でしょう?」
ー紫苑様が!
カランと音を立ててスプーンが落ちた
そして
その瞬間私はその場から消える
「紫苑様!!」
扉を静かに開けるが声は大きい
私の目に映ったのは
窓が開いてペンと靴が落ちている
紫苑様のいない部屋
私は青筋を立ててメイド達に命令をする
「岸部さん達は屋敷を頼みます」
「御意」
私は自然の力で紫苑様の場所を木々達に教えてもらう
一つ分かるのはハルト様の仕業だとだけ
「やったぜ!これでハルト様から金が貰える!」
一人の男はお金のマークを指で作り車に乗っている
「捕まえろってさ笑える………!?」
一人の男は笑っていたことを引きつらせていた
「どし…ヒィ」
もう一人の男の方も恐れている
それは
私が車の後ろに乗っていたからだ
「失礼,紫苑様はどこへ?」
パキッ
「ヒ,ヒィ」
「し,知らねぇ!」
車が音を立てて凹む
私はそれでもにこりと笑い
「何処へ?」
と
言う
男達は殴ろうとしてきたがこんなもの弱くてつまらない
なんて冗談でこんな弱い拳に私が負けるわけがないでしょう?
私は彼らの腕を折り問う
「あの屋敷!」
「ハルト様が!」
「なるほど」
ふむふむと顎に手を添える
私は彼らから手を離し振り返った
「ありがとうございました」
「「な!?」」
自然の力で私は彼らの腕を治す
私は彼らからお礼をされ私は首を振った
紫苑様,どうかご無事で!
ー紫苑
「あの人まだかなー♬」
僕は気が付くとハルトがニコニコと笑っている
「離してよ!」
僕は怒りながら叫ぶ
「やーだー」
ハルトはいたずらっ子の顔をしている
僕のせいで
あの時
炎舞がいたからって油断して
僕は…
「紫苑様ーーーー!」
不意に聞こえる炎舞の声
気付いてくれたの?
僕の為に
炎舞…
僕は強くなりたい
「炎舞ーーーーー!!!!」
ー
私が叫ぶと屋敷のとある一つの部屋から紫苑様が私の名前を叫んでくれた
私は塀から飛び乗り窓ガラスを割る
バリンパリンと音が鳴る中
私はギロリとハルト様を睨む
紫苑様の方を見ると少し怪我をしている
まるで殴られた様な
私の青筋がまた増える
「紫苑様,ご命令を」
「え?」
私の言葉に紫苑様は戸惑う
「貴方が言ってくれないと私は動けません」
紫苑様にだけゆっくり微笑む
「…ハルトを倒して!」
その言葉に私は頷き
「御意」
と
言った刹那
ハルト様は指を鳴らす
「僕を倒したいならこいつらをやってからね」
わらわらと鼠のように群がる執事達
執事達は私を見て固まる
私はギロリとひと睨みしただけだが
「掛かって来なさい」
「おおおお!!!!」
威勢だけは良い
そう思いつつ倒していく
急所を狙い動けなくする
「さぁ残りは貴方貴方だけですよ?」
「ハルト様」
「ッ…」
泣きそうなハルト様に私は睨みを効かせる
「言いましたよね」
「紫苑様に手を出してみなさい」
「問答無用で潰しますよ」
と
ハルト様は泣き出して紫苑様に近付く
だけど
紫苑様は泣いてはいたけどハルト様を受け止める
「ごめんね」
「良いよ」
ハルト様は寂しかったのかもしれない
「ごめんね」
一人ぼっちで屋敷の人たちからも何も言われない
「良いよ」
だから
紫苑様は受け止めたのかもしれない
「ハルト様」
私を見て頭を下げるハルト様
私は首を振りひざまづく
「ハルト様,怒ってしまい申し訳ございません」
ですが
「紫苑様は私の大切な主人,傷付けてほしくないのです」
ハルト様は頷いた
「僕もう紫苑はいじめないよ」
「そうで「でも」」
私の頬にあたる柔な感触
「あんたは欲しいよ」
紫苑様は私に抱きつき
「駄目!」
紫苑様には新しいお友達ができました!
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