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家出王子捜索隊
2話 エース
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「リンクエースてなんだよ」と言い全身を強い閃光によって包まれた瞬間から始まる。
機械的な音声がナビゲートは必要でしょうか?必要ならYESと念じて下さい。不要ならばYESと30秒間念じないで下さい。
(この状況を打開できるのならYES)
少しの沈黙後ではナビゲート機能により貴方をサポートします。現在の状況は戦闘として判断していいでしょうか?
(YES、ああその通りだ。だが俺は戦ったことなんてないぞ)
今度は即答で、では守剣に武装を切り替えモードをLifeからBattleへと切り替えます。エースによる剣の展開が可能です。相手は多数なのでこちらで最適化し攻撃をしてもよろしいでしょうか?
(ああ、だが自分の後ろに居る女性は敵ではないので攻撃はしないでくれ)
こんなやりとりをしていたらエールは生身の人間では出せないであろう俊足でいつのまにか握っていた二つのゲームとかでしか見ないような大きさの斧で攻撃をしてくる。
どうすればと考え始めた瞬間、勝手に手が動いたというか剣が動いて二つの斧を金属音を発して弾き打ち上げる。
エールの斧を弾いた剣はレイピアと呼ばれる剣とよく似た形をしている。
斧と撃ち合ったら確実に折れ曲がりそうなのにも関わらず同時に振り下ろされた二つの斧を弾いた事に疑問を持っていると。
神器守剣を使い双斧グレールに攻撃しました。
(いや、どう考えたってこの薄さであれを受け止めてなんで折れないの?)
神器なので余程のことがない限り折れませんよ。
(説明になってねえよ)
と心の中で思っていると何かかは分からないが幾つかの影が頭上を過ぎたと感じた。
次の瞬間にエールを除く山賊達が一斉に四肢、特にももを飛んできた剣によって刺され倒れる。
致命傷を避けてガーディアンを除き全て無力化しました。
(カッケー。よし、名付けてソードバレットにしよう)
エースです。
(え?)
エースです。
(いやソードバレットの方がかっこい)
エースです。
(はい…)
ナビゲートとのやりとりを終えて直ぐにしばらく周りの声が何を言っているのか理解できるようになり、山賊達の翻訳しなくても分かる痛いと叫んでいるのが、痛いと聞こえるようになった。
エールが雄叫びを上げながら突っ込んでくるのがわかった。
「死ねーーー」
何度か金属音を立てながら守剣と呼ばれた剣の力により上段からの切り下げ、中段からの薙ぎ払い、下段からの切り上げなどなどの攻撃をこの剣はフェイントに引っ掛からないで迎撃する。
この剣に守られながらどうにかして切り抜ける方法を尋ねる。
(勝つにはどうしたら良い?)
剣に破壊属性を付与した後スティングもしくはスラッシュを使い攻撃をする事により切り抜けられると提案します。
(そのスティングとスラッシュはどうすれば良い?)
準備はこちらでするので完了後に突きの動作をすればスティング、払いの動作をすればスラッシュに切り替えるので
(分かった。準備が整うまでこのまま攻撃を防いでいれば良いのか。)
チャージ
と宣言すると準備を開始したのかナビゲートに剣を見るように勧められる。
剣を見ると剣身が赤色に輝きだす。
「させるか。お前達」
エールが山賊達に呼びかけるとモモを刺され、浮遊する剣によって身動きが取れなくなった山賊達が突然大きな声を出して応援する。
「「エール、エール、オレ達のエール」」
オーラが濃くなりそれが青系統の色だとはっきり分かる様になるとより斧と剣がぶつかる時の金属音がより重いものになる。
チャージ
2回目のチャージを宣言し終えると赤紫色に変わると同時にナビゲートが、
準備が完了しました。ブレイク・スラッシュ使用可能です。
赤紫に輝く守剣で上段からの攻撃を下段から迎撃をし、斧を弾き、そのまま兜の頂点を見据えて振り下ろす。
「ブレイク・スラッシュ」
この鎧の力か、自分が全力で振っても出せない一振りで赤紫色に輝く守剣が後ろに飛ぶ相手の胴を捉える。
当たった感覚が…ない!?
避けられたかと思い当たったであろう場所を注視する。
「「え?」」
エールと同時に声を上げたがお互いに別の驚きであった。
エールは余りにも簡単に自分の鎧を壊された事を、智は大きく抉れた鎧の隙間から見えるのは空洞であった事に。
お互いに余りの衝撃で呆けてしまう中。
第二撃目の準備を開始してください。
チャージ。
言われるがまま再び剣が赤色に輝き出す。エールは戻ったのか距離を取る。
(どういう事だ!中の人は?)
質問に対してナビゲートは答える。
ガーディアンの鎧を纏うと中の人は守界に送られ黒子と呼ばれる神様を筆頭に神様達と守界の天使達によって肉体や待機中のガーディアンの鎧は管理されます。
チャージ。
赤紫色の輝きとなり再びブレイクスラッシュの準備が完了する。
それを見たエールは自身の持つ対人最強の切り札を切る。
「ここで仕留める。ツイングラント・デス」
双斧グレールが青紫色に発光する。続いて。
「ジェット」
エールが先程とは比にならない速度で間合いを詰める。
「デス・ツインスラッシュ」
エールが青紫色に光る一対の斧を人の目では決して認識できない速さで振り下ろすとそれを上回る神速を持って剣と斧が触れ再び弾く。
最大の力での攻撃をそれを上回る神速と力で弾かれ上に打ちあがってしまった所をエール程ではないが人の足では出せないような速度で間合いを詰める。
「ブレイク・スラッシュ」
丁度落ちてきた向きが背でそのままエールの鎧は真っ二つになると鎧を纏った時の様にカッと光るとエールと名乗った男が出て来た。
「降参だ」
そう言うと両手を挙げて仲間の方に歩き、仲間を囲む剣の中に入ると仰向けに倒れた。
「ありがとうございます。」
襲われていたブサイクな女性が話掛けて来た。
「ああ、大丈夫そうで何よりです。この者達をどうにかしたいのですが人数が人数なので…」
女性は青いビー玉のような物とクマ避けの鈴によく似た物を取り出して。
「逃げている事はこの魔道具ワカルを通じて村の人に通じて知っているので同じく魔道具のトドクを鳴らせば大まかな位置が分かるので誰か来ます」
変な名前のファンタジーアイテムを使用しようとするのを
→止めない。
→止める。
魔道具の事が気になり山賊が他にもいるかもしれない中、エースとナビゲートに頼ればなんとかなるだろうと考え自分の興味を優先する事にした。
「ああ、お願いします」
見たよりもかなり大きい音が響くと少し時間を置いてもう片手に持っていたワカルから立体映像が出る。
線だけで立体をカクカクに表現しただけの簡素すぎて役に立たそうな地図に三つの点が表示された。
「思ったよりも近くに来てくれているみたいです」
なぜ距離があれから距離が分かったのかはわからないがとりあえず。
「それは良かったですね」
と返しとく。余りにも無知だと怪しく思われて何も教えてくれなくなってしまうのではと思いそう返す。
すると彼女はもじもじしながら。
「そのお鎧はなんと言うのでしょうか?」
(え?よろ)エースです。
「あーと、こいつはエースと言うんだ。」
(思考の途中でも間髪入れずに答えるとは目立ちたがり屋さんか?)
ガーディアンの多くは、鎧の名前と同じなので名前を知るために聞いたのだと思います。
(無知ですみません)
ナビゲートさんに反撃を食らっていると。
「エース。良い名前ですね。最弱の鎧と呼ばれているのに本当はお強い鎧なのですね。」
「え?」
(弱いの?ナビゲ)他のガーディアンの鎧とは違い。使い方は私が伝えないと自力で見つけるしかない。
なので、私を有効化する為の質疑がこの世界に生まれ出て直ぐなので誰も私の助力を受けられなかった。その上で知能の高くない人物ばかりであったためです。
(おっおう)
「ごめんなさい。気分を害してしまいましたか?」
ナビゲートさんとやり取りで裏方の不満を聞かされ少し引いていると彼女が勘違いしたのかそんなことを聞いてきた。
「いいえ貴方が害したわけではないので」
「?」
何度かナビゲートさんに助けられながらやり取りをしていると村人達と合流。感動の再会とこの山賊達を運ぶには荷車が必要と村に一旦彼女と村人何人かは帰る事になる。残った村人は連絡係として残る事になり戻って来るまで色々と話した。
分かった事は国名はフリー王国。彼等が住む村は王都から丁度北に真っ直ぐの地点にありフォーと言う帝国との国境となっているアルプス山脈みたいな山の麓にあるらしい。
山賊達を運びきるのに日は沈んでしまった。
山賊達はエールが神術と呼ばれるゲームの魔法みたいなものを使えるらしくそれでナビゲートさんに何度もチャージをせかされながら治療してすると村人達によって運ばれていった。
結構有名人らしく、村人達がその鎧があるのになんで山賊なんてやっているんだと言っている位だからそれなりに実力があるのだろう。
「すみません。何からなんでも。」
村の中央で縛った山賊達を見張る男達のうちのリーダーらしき人物から声をかけられる。
「大丈夫ですよ。自分疲れないので」
その通り疲れないのだ。
エースを使っている時ら全く疲労を感じなく、エースを外した時に疲労が襲ってくるわけでもなく本当に疲れていない。
ガッチガチに拘束しないと危なくないかと思ったのだが、魔法を封じる手枷とエールが現在ブレイク状態なので大丈夫だそうだ。
ガーディアンの鎧が破壊された状態をブレイクと言う。
そのブレイク状態になっているとは言え、いつガーディアンの鎧を纏えるかが分からないので見てくれと言う事で現在何人かの村人達と一緒に見張りをしている。
ブレイク状態は場合にもよるが半日から一月くらいの時間をかけて再びガーディアンを纏える様になるらしい。
ガーディアンの鎧は何時間運用できるのかは、ナビゲートさんによるとLife時のエースは戦闘行為をしなければ、一月は鎧の姿でいられるらしい。
普通のガーディアンの鎧は持って二週間、平均で10日間ほどらしい。
「本当にすごいなガーディアンはこの人数、しかも同じガーディアンがいる敵を一人で相手にして」
「相手と相性が良かっただけです。もっとガーディアンとの戦いに慣れていたのならばきっと自分は殺されていたでしょう」
エールがガーディアンとの戦いに慣れていないのは本当だ。
エンチャント・デスはナビゲート曰くガーディアンの鎧を相手にするには即死属性を付与しても単純なエネルギーとしての威力増加のみで追加効果である即死は発動しないとの事だ。
あの時エールがデスでは無くブレイク、フル、ブーストなどの即死ではなく能力に対するバフデバフであればエースの耐久力の問題でいくら守剣でも腕がもげて突破されていたらしい。
「いやいや、あなたはすごいよ。最弱の鎧と呼ばれるエースの名の付く鎧でエールを倒してしまう上に明日は町まで山賊達を運ぶのに協力してくれるなんて本当にすごい。」
「本当にたまたまなんですよ。」
ふと、このエースがどれくらい弱いのだろうと思いナビゲートさんを不快にしないように質問をする。
(ナビゲートさんエールはどれくらい強いんだ?)
相性次第ですが、指標として階級について説明します。
基本的には九つの階級と階級毎の長に分かれています。九つの階級は下から順に天使、大天使、権天使、能天使、力天使、主天使、座天使、智天使、熾天使でこの内、熾天使は例外と考えてください。
熾天使は神に気に入られた各神につき4人まで選ばれる鎧です。ゆえに、元が天使でも熾天使とかが起こりえるので。
強さとしては大きく変わるのは長と三つごと、上位三隊、中位三隊、下位三隊で熾天使は除く、ワンランク程の差が発生します。エールは座天使、エースは大天使長になります。
(え?てことは)
はい、長とは言え下から二番目つまり下位三隊ですが、長は同じ階級の鎧よりも強く、一つ上の三隊に匹敵する性能があります。つまりエースは中位三隊相当の性能があります。
エールは上から二番目の階級なので上位三隊で性能差が大きいです。現在契約済み鎧の内エースを除いて全て大天使階級です。
(え?他の契約している鎧とは?)
現在契約しているガーディアンの鎧はエース、レッドエース、ダークエースの三つです。
機械的な音声がナビゲートは必要でしょうか?必要ならYESと念じて下さい。不要ならばYESと30秒間念じないで下さい。
(この状況を打開できるのならYES)
少しの沈黙後ではナビゲート機能により貴方をサポートします。現在の状況は戦闘として判断していいでしょうか?
(YES、ああその通りだ。だが俺は戦ったことなんてないぞ)
今度は即答で、では守剣に武装を切り替えモードをLifeからBattleへと切り替えます。エースによる剣の展開が可能です。相手は多数なのでこちらで最適化し攻撃をしてもよろしいでしょうか?
(ああ、だが自分の後ろに居る女性は敵ではないので攻撃はしないでくれ)
こんなやりとりをしていたらエールは生身の人間では出せないであろう俊足でいつのまにか握っていた二つのゲームとかでしか見ないような大きさの斧で攻撃をしてくる。
どうすればと考え始めた瞬間、勝手に手が動いたというか剣が動いて二つの斧を金属音を発して弾き打ち上げる。
エールの斧を弾いた剣はレイピアと呼ばれる剣とよく似た形をしている。
斧と撃ち合ったら確実に折れ曲がりそうなのにも関わらず同時に振り下ろされた二つの斧を弾いた事に疑問を持っていると。
神器守剣を使い双斧グレールに攻撃しました。
(いや、どう考えたってこの薄さであれを受け止めてなんで折れないの?)
神器なので余程のことがない限り折れませんよ。
(説明になってねえよ)
と心の中で思っていると何かかは分からないが幾つかの影が頭上を過ぎたと感じた。
次の瞬間にエールを除く山賊達が一斉に四肢、特にももを飛んできた剣によって刺され倒れる。
致命傷を避けてガーディアンを除き全て無力化しました。
(カッケー。よし、名付けてソードバレットにしよう)
エースです。
(え?)
エースです。
(いやソードバレットの方がかっこい)
エースです。
(はい…)
ナビゲートとのやりとりを終えて直ぐにしばらく周りの声が何を言っているのか理解できるようになり、山賊達の翻訳しなくても分かる痛いと叫んでいるのが、痛いと聞こえるようになった。
エールが雄叫びを上げながら突っ込んでくるのがわかった。
「死ねーーー」
何度か金属音を立てながら守剣と呼ばれた剣の力により上段からの切り下げ、中段からの薙ぎ払い、下段からの切り上げなどなどの攻撃をこの剣はフェイントに引っ掛からないで迎撃する。
この剣に守られながらどうにかして切り抜ける方法を尋ねる。
(勝つにはどうしたら良い?)
剣に破壊属性を付与した後スティングもしくはスラッシュを使い攻撃をする事により切り抜けられると提案します。
(そのスティングとスラッシュはどうすれば良い?)
準備はこちらでするので完了後に突きの動作をすればスティング、払いの動作をすればスラッシュに切り替えるので
(分かった。準備が整うまでこのまま攻撃を防いでいれば良いのか。)
チャージ
と宣言すると準備を開始したのかナビゲートに剣を見るように勧められる。
剣を見ると剣身が赤色に輝きだす。
「させるか。お前達」
エールが山賊達に呼びかけるとモモを刺され、浮遊する剣によって身動きが取れなくなった山賊達が突然大きな声を出して応援する。
「「エール、エール、オレ達のエール」」
オーラが濃くなりそれが青系統の色だとはっきり分かる様になるとより斧と剣がぶつかる時の金属音がより重いものになる。
チャージ
2回目のチャージを宣言し終えると赤紫色に変わると同時にナビゲートが、
準備が完了しました。ブレイク・スラッシュ使用可能です。
赤紫に輝く守剣で上段からの攻撃を下段から迎撃をし、斧を弾き、そのまま兜の頂点を見据えて振り下ろす。
「ブレイク・スラッシュ」
この鎧の力か、自分が全力で振っても出せない一振りで赤紫色に輝く守剣が後ろに飛ぶ相手の胴を捉える。
当たった感覚が…ない!?
避けられたかと思い当たったであろう場所を注視する。
「「え?」」
エールと同時に声を上げたがお互いに別の驚きであった。
エールは余りにも簡単に自分の鎧を壊された事を、智は大きく抉れた鎧の隙間から見えるのは空洞であった事に。
お互いに余りの衝撃で呆けてしまう中。
第二撃目の準備を開始してください。
チャージ。
言われるがまま再び剣が赤色に輝き出す。エールは戻ったのか距離を取る。
(どういう事だ!中の人は?)
質問に対してナビゲートは答える。
ガーディアンの鎧を纏うと中の人は守界に送られ黒子と呼ばれる神様を筆頭に神様達と守界の天使達によって肉体や待機中のガーディアンの鎧は管理されます。
チャージ。
赤紫色の輝きとなり再びブレイクスラッシュの準備が完了する。
それを見たエールは自身の持つ対人最強の切り札を切る。
「ここで仕留める。ツイングラント・デス」
双斧グレールが青紫色に発光する。続いて。
「ジェット」
エールが先程とは比にならない速度で間合いを詰める。
「デス・ツインスラッシュ」
エールが青紫色に光る一対の斧を人の目では決して認識できない速さで振り下ろすとそれを上回る神速を持って剣と斧が触れ再び弾く。
最大の力での攻撃をそれを上回る神速と力で弾かれ上に打ちあがってしまった所をエール程ではないが人の足では出せないような速度で間合いを詰める。
「ブレイク・スラッシュ」
丁度落ちてきた向きが背でそのままエールの鎧は真っ二つになると鎧を纏った時の様にカッと光るとエールと名乗った男が出て来た。
「降参だ」
そう言うと両手を挙げて仲間の方に歩き、仲間を囲む剣の中に入ると仰向けに倒れた。
「ありがとうございます。」
襲われていたブサイクな女性が話掛けて来た。
「ああ、大丈夫そうで何よりです。この者達をどうにかしたいのですが人数が人数なので…」
女性は青いビー玉のような物とクマ避けの鈴によく似た物を取り出して。
「逃げている事はこの魔道具ワカルを通じて村の人に通じて知っているので同じく魔道具のトドクを鳴らせば大まかな位置が分かるので誰か来ます」
変な名前のファンタジーアイテムを使用しようとするのを
→止めない。
→止める。
魔道具の事が気になり山賊が他にもいるかもしれない中、エースとナビゲートに頼ればなんとかなるだろうと考え自分の興味を優先する事にした。
「ああ、お願いします」
見たよりもかなり大きい音が響くと少し時間を置いてもう片手に持っていたワカルから立体映像が出る。
線だけで立体をカクカクに表現しただけの簡素すぎて役に立たそうな地図に三つの点が表示された。
「思ったよりも近くに来てくれているみたいです」
なぜ距離があれから距離が分かったのかはわからないがとりあえず。
「それは良かったですね」
と返しとく。余りにも無知だと怪しく思われて何も教えてくれなくなってしまうのではと思いそう返す。
すると彼女はもじもじしながら。
「そのお鎧はなんと言うのでしょうか?」
(え?よろ)エースです。
「あーと、こいつはエースと言うんだ。」
(思考の途中でも間髪入れずに答えるとは目立ちたがり屋さんか?)
ガーディアンの多くは、鎧の名前と同じなので名前を知るために聞いたのだと思います。
(無知ですみません)
ナビゲートさんに反撃を食らっていると。
「エース。良い名前ですね。最弱の鎧と呼ばれているのに本当はお強い鎧なのですね。」
「え?」
(弱いの?ナビゲ)他のガーディアンの鎧とは違い。使い方は私が伝えないと自力で見つけるしかない。
なので、私を有効化する為の質疑がこの世界に生まれ出て直ぐなので誰も私の助力を受けられなかった。その上で知能の高くない人物ばかりであったためです。
(おっおう)
「ごめんなさい。気分を害してしまいましたか?」
ナビゲートさんとやり取りで裏方の不満を聞かされ少し引いていると彼女が勘違いしたのかそんなことを聞いてきた。
「いいえ貴方が害したわけではないので」
「?」
何度かナビゲートさんに助けられながらやり取りをしていると村人達と合流。感動の再会とこの山賊達を運ぶには荷車が必要と村に一旦彼女と村人何人かは帰る事になる。残った村人は連絡係として残る事になり戻って来るまで色々と話した。
分かった事は国名はフリー王国。彼等が住む村は王都から丁度北に真っ直ぐの地点にありフォーと言う帝国との国境となっているアルプス山脈みたいな山の麓にあるらしい。
山賊達を運びきるのに日は沈んでしまった。
山賊達はエールが神術と呼ばれるゲームの魔法みたいなものを使えるらしくそれでナビゲートさんに何度もチャージをせかされながら治療してすると村人達によって運ばれていった。
結構有名人らしく、村人達がその鎧があるのになんで山賊なんてやっているんだと言っている位だからそれなりに実力があるのだろう。
「すみません。何からなんでも。」
村の中央で縛った山賊達を見張る男達のうちのリーダーらしき人物から声をかけられる。
「大丈夫ですよ。自分疲れないので」
その通り疲れないのだ。
エースを使っている時ら全く疲労を感じなく、エースを外した時に疲労が襲ってくるわけでもなく本当に疲れていない。
ガッチガチに拘束しないと危なくないかと思ったのだが、魔法を封じる手枷とエールが現在ブレイク状態なので大丈夫だそうだ。
ガーディアンの鎧が破壊された状態をブレイクと言う。
そのブレイク状態になっているとは言え、いつガーディアンの鎧を纏えるかが分からないので見てくれと言う事で現在何人かの村人達と一緒に見張りをしている。
ブレイク状態は場合にもよるが半日から一月くらいの時間をかけて再びガーディアンを纏える様になるらしい。
ガーディアンの鎧は何時間運用できるのかは、ナビゲートさんによるとLife時のエースは戦闘行為をしなければ、一月は鎧の姿でいられるらしい。
普通のガーディアンの鎧は持って二週間、平均で10日間ほどらしい。
「本当にすごいなガーディアンはこの人数、しかも同じガーディアンがいる敵を一人で相手にして」
「相手と相性が良かっただけです。もっとガーディアンとの戦いに慣れていたのならばきっと自分は殺されていたでしょう」
エールがガーディアンとの戦いに慣れていないのは本当だ。
エンチャント・デスはナビゲート曰くガーディアンの鎧を相手にするには即死属性を付与しても単純なエネルギーとしての威力増加のみで追加効果である即死は発動しないとの事だ。
あの時エールがデスでは無くブレイク、フル、ブーストなどの即死ではなく能力に対するバフデバフであればエースの耐久力の問題でいくら守剣でも腕がもげて突破されていたらしい。
「いやいや、あなたはすごいよ。最弱の鎧と呼ばれるエースの名の付く鎧でエールを倒してしまう上に明日は町まで山賊達を運ぶのに協力してくれるなんて本当にすごい。」
「本当にたまたまなんですよ。」
ふと、このエースがどれくらい弱いのだろうと思いナビゲートさんを不快にしないように質問をする。
(ナビゲートさんエールはどれくらい強いんだ?)
相性次第ですが、指標として階級について説明します。
基本的には九つの階級と階級毎の長に分かれています。九つの階級は下から順に天使、大天使、権天使、能天使、力天使、主天使、座天使、智天使、熾天使でこの内、熾天使は例外と考えてください。
熾天使は神に気に入られた各神につき4人まで選ばれる鎧です。ゆえに、元が天使でも熾天使とかが起こりえるので。
強さとしては大きく変わるのは長と三つごと、上位三隊、中位三隊、下位三隊で熾天使は除く、ワンランク程の差が発生します。エールは座天使、エースは大天使長になります。
(え?てことは)
はい、長とは言え下から二番目つまり下位三隊ですが、長は同じ階級の鎧よりも強く、一つ上の三隊に匹敵する性能があります。つまりエースは中位三隊相当の性能があります。
エールは上から二番目の階級なので上位三隊で性能差が大きいです。現在契約済み鎧の内エースを除いて全て大天使階級です。
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