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過去編1
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ボクにはパパがいなかった。
でもママがいるからさびしくなかった。
ママはボクのためにがんばってはたらいてくれた。
それから、やすみのひはゆうえんちにつれていってくれた。おたんじょうびにケーキをつくってくれた。
ボクはママがだいすきだった。
ママもボクがせかいでいちばんすきだよっていっていた。
ボクらはふたりでだいじょうぶだった。
でも、あるひボクのまえにパパがあらわれた。
みあげるとくびがいたくなるくらい、おおきなおおきなパパだった。
「これから、よろしくね」
パパはボクのあたまをなでてくれた。
ぐりぐりさせて、あたまのてっぺんがあつくなった。
ボクはママがいればそれでよかった。
だけど、パパができて、うれしかった。
でもママがいるからさびしくなかった。
ママはボクのためにがんばってはたらいてくれた。
それから、やすみのひはゆうえんちにつれていってくれた。おたんじょうびにケーキをつくってくれた。
ボクはママがだいすきだった。
ママもボクがせかいでいちばんすきだよっていっていた。
ボクらはふたりでだいじょうぶだった。
でも、あるひボクのまえにパパがあらわれた。
みあげるとくびがいたくなるくらい、おおきなおおきなパパだった。
「これから、よろしくね」
パパはボクのあたまをなでてくれた。
ぐりぐりさせて、あたまのてっぺんがあつくなった。
ボクはママがいればそれでよかった。
だけど、パパができて、うれしかった。
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