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5巻
5-1
しおりを挟む第一章
エルセリア王国の王都の冒険者ギルド【月夜の猫】に所属していた俺――ブライ・ユースティアは、ギルドが行っていた不正な経理を公然と指摘したことから、ギルドを追放された。
それをきっかけに俺は、毎日溜まっていく魔力を、様々な特典に変換する【ログインボーナス】という奇妙なスキルを宿す。そしてそのスキルの導きで、王国の北にあるエイレーンという村に流れ着き、そこに定住することとなった。
エイレーン村を襲う魔人ガルデウス、村の近くのノーザンライトという街を騒がす殺人鬼、かつての仲間と仲違いする原因となった禁術士ペレアスといった面々が引き起こす事態に対処しながら、俺は村を発展させていく。
しかし、村やその周辺を襲う脅威は収まらず、先日は巨大な繭のような物体がノーザンライトに来襲。魔人と魔族が彼らの巣窟である暗黒大陸から大勢で転移してきて、街は滅亡の危機に陥ったのだが、俺たちは村の地下に眠っていた飛行艦の力を使い、なんとかこれを撃退した。
その後、俺はエルセリア王国の国王エドモンド――エドと聖教国で教皇を務めるリーゼロッテ様の依頼で、飛行艦で天雲郷と呼ばれる、大陸の上空に浮かぶ島を訪れる。ノーザンライトを襲った繭のような兵器への対抗手段を探るためだ。
雲に覆われた秘境の内部に隠されていたのは、かつて仲間のエストが暮らしていたエルドゥアル魔術学院だった。
俺たちは魔術学院に隠された謎を探るべく、探索を続けるのだった。
*
俺たちは今、エルドゥアル魔術学院よりも上空にある黒い宙――宇宙に築かれた建造物の中にいる。
そして腕の中には、教会のシスターで俺の妹分でもあるアリシアさん……改め、エイルがいた。
俺たちの足元ではエストが生きていた時代の人々が、魂を抜かれた状態で収容されている。
かつて、宇宙の外からやってきた〝神〟と呼ばれる存在たちは、理想の『究極の生命体』――遥か昔にこの地で文明を築いた有翼種を蘇らせようとしていた。
そのために行ったことは、俺の仲間であるレヴェナントの暮らしていた当時の文明を滅ぼし、新たに人類を誕生させることであった。
そのリセット後に生まれた新しい人類――エストたち第二人類もまた、彼らのお眼鏡に適わなかった。
しかし、一部の第二人類は滅びを免れるため、〝神〟と共に天雲郷で実験を行い、自らの手で有翼種を産み出そうとした。
エイルは有翼種を再誕させる実験の唯一の成功例で、第二人類たちは彼女を参考に様々な実験を行ってきたそうだ。
しかし、有翼種一人を産み出すには、第二人類百万人ぶんの魂が必要だと判明。
すると〝神〟は天雲郷以外の、地上に住む第二人類全員の魂を奪い、有翼種の器に入れようとした。
その寸前で、〝神〟の一人であるエイレーンが、人々を救うために実験を中断させた。
だが結果として、エイレーンは他の〝神〟の怒りを買ってしまった。
そしてその罰として、天雲郷の第二人類……エストの家族たちの魂は奪われ、この宇宙のどこかで管理されているそうだ。身体はここにあっても、魂がないという状態だ。
エイルはこの星の魂の総量に空きを作るため、自ら命を断とうとし――そのことを受け入れられない俺が止めたところだった。
「エイル、落ち着いたか?」
「っ……はい……」
さっきまで泣いていたエイルが、そっと涙を拭う。
目の周りがすっかり赤くなっており、その細身の体も、今にも折れそうなほど弱々しかった。
「頼む。エイル、もうあんな真似はしないでくれ……本当に胸が苦しかった」
全ての犠牲をエイル一人に押しつけるなんて耐えられない。
俺の言葉に、エストも頷いた。
「そうだよ、エイルさん。そんなことしてもらっても、私、全然嬉しくない」
「ごめんなさい。ブライさん、エストさん。私が軽率でした……」
「別の方法を探そう。誰かが犠牲になるような形じゃなくて、みんなが納得出来るような、そんな解決策を見つけるんだ」
そんなものが存在するかは分からない。
だけど、エイルを失うなんて耐えられない。
だが、なんらかの方策を見つけようにも、俺たちには情報が足りない。
「一つだけ確認したいんだが、この世界の魂の総量に上限があるってどういうことなんだ?」
エイルは先ほど、そんなことを口にしていた。
俺が尋ねると、エイルはゆっくりと事情を明かす。
「私たちが住むこの世界において、魂の流れは女神によって管理されています」
「聖典にも書いてあることだな。俺たちは死んだ後、女神の元へと魂が運ばれ、新たな生を受ける」
「でも、ちょっと待って。〝神〟を名乗る人たちって、たくさんいるんだよね?」
エストが首を捻っていると、レオナがまとめる。
「私たちが一般的に知る神は女神グリューネ……聖教会で信奉されている存在ね。でも、実際に〝神〟を自称しているのは、エストたちの文明を滅ぼした異なる宇宙から来た人たちよね。そうなると、グリューネは架空の存在ってことになるのかしら……」
「どうだろうな。聖典に載っている話が全くの嘘というわけではないようだし」
〝神〟とやらが俺たちの生殺与奪の権を握っているのであれば、レオナが疑うように、聖教会や聖典、女神の存在も、彼らによって仕組まれていたとも考えられる。
しかし、教皇のリーゼロッテ様によれば、教会に伝わる部外秘の外典に、〝神〟を名乗る存在に対する警告が記されているという話だった。
俺がそのことをみんなに改めて話すと、それを聞いてエイルが補足をする。
「私とエストさんがいた時代にも、かつて世界を作った神の存在が伝わっています。ですが、その詳細や名前は伝えられていません。唯一分かっていたことは、エルフたちが住む世界樹は女神によって作られたこと。その世界樹には、人の魂を管理して輪廻させる力があることです」
「世界樹に?」
以前、エルフの一団がエイレーンに移住してきたが、それと時を前後して、世界樹と呼ばれる巨大な樹が村に出現した。
あの樹に備わっていた機能は、周囲の地形や気候といった、環境を調整するものだったが、魂の管理……そんな機能もあるのだろうか。
「私とエストさんのいた時代では、今よりもずっと詳しく世界樹について研究されていたようです。世界樹の根は、地下を走る霊脈と結びつき、世界中の魂の通り道となっていたようです」
霊脈というのは、魔力の通り道だと思っていたが……そんな機能もあったのか。
「へぇ~、そんなすごい樹だったんですね」
ラピスが何やら感心しているが、ハーフエルフの彼女はそういった情報は知らなかったのだろうか?
俺の視線に何かを察したのか、ラピスが口を開く。
「あ、言っておきますけど、私がモノを知らないってわけじゃないですからね! 私が世界樹を見たのは、この前が初めてでしたし、エルフの集落から離れていた私には知りようなんてないですから!!」
別に何も言ってはいないのだが、ラピスは懸命に弁明する。
そんな様子を見て、エイルが補足する。
「実際、この研究は学院の中でも秘匿性の高い部署で行われていたようです。恐らく、エストさんも知らなかったのでは?」
「うーん、確かに初めて聞く情報かも。そもそも世界樹も見たのも、エイレーンが初めてだったなあ」
以前、世界樹が出現した時にラピスの叔母であるメリアさんから聞いた話だが、世界樹というのはこの大陸でも数本しか存在しないそうだ。
それぞれの樹は、エルフたちの住処となっており、外部から見られないように結界術で覆い隠すのが常らしい。
「とりあえず世界樹の役割は分かったが、それと魂の総量の話とどう繋がるんだ?」
「死者の魂は死後、世界樹に回収され、地下を通る霊脈によって大陸の中央へと運ばれます」
「大陸の中央……もしかして聖教国のことか?」
世界で信仰されているグリューネ聖教会、その総本山であるグリューネ聖教国は大陸の中央にある。
国土の一部を天山と呼ばれる険しい山々が占めており、聖教の中心機関であるオランピア大聖堂がその頂上にある。
信仰に篤い者たちはその山道を三ヶ月もかけて登り、巡礼するんだとか。
だが……
「あそこに世界樹みたいな大きな樹があるって話は聞いたことないけど」
「ええ。その存在は秘されていますから。大聖堂の地下にある天山の大洞窟には、神樹と呼ばれる特別な樹が存在します。神樹は世界中の霊脈と繋がっていて、大陸各地から魂が集まります。その神樹が世界樹なのです」
エイルはそこで言葉を切り、俺たちの顔を見る。
「ですが、神樹に保管される魂の数には限度があるのです。そして、エストさんのご家族とご友人の魂は、〝神〟によって全く別の場所に保管されています。今、この地上には三番目の人類の魂が満ちていますから、彼らの魂を、神樹は受け入れることが出来ないのです」
「神樹に空きがないと、この星に戻れなくなるってことなのか……クソッ」
〝神〟とやらの身勝手な所業には怒りが湧いてくる。
「でも正直、どうすればいいんだろ……」
エストが途方に暮れる。
輪廻とか魂の上限とか、正直に言って俺たちの手に負える話じゃない。
だが、一方で〝神〟は、魂を管理するという、俺たちの想像の及ばないことが出来るようだ。
今はどこにあるのかは分からないが、エストの家族と友人の魂を救い、エイルを守る……そのために俺たちは何が出来るのだろうか。
「兄さん、ここにいたのか。ようやく見つけた」
途方に暮れていると、元パーティメンバーで俺の義弟でもあるライト、元恋人のセラ、メンバー随一の力自慢であるガルシアの三人が転移してきた。
彼らは俺たちとは別に、俺の元仲間の一人で、現在はノーザンライトの市長代理であるレヴェナントと共に、学院にある塔を探索していたはずだ。
結局、昨晩は拠点にしているブライ号には戻ってこなかったが……いつの間にかこっちに来ていたようだ。
「よくここに辿り着けたね? ここまでの地下ルートは結構入り組んでたと思うけど」
元々、学院の地下はエストの案内がないと迷うとの理由で、この分担になった。
俺の言葉に、ライトは肩をすくめた。
「兄さんたちの痕跡を辿れたからな。それよりも、お互いの情報を一度整理してみないか? レヴェナントも先に船に戻っているからさ」
ライトの提案で、俺たちはブライ号の会議室に戻り、情報を交換することにした。
「あ、待ってくれ」
みんながブライ号に向かう中、俺はエイルを引き留める。
「えっと、どうしましたか?」
「いや、その……」
うまく言葉が紡げない。俺なんかの言葉で彼女を元気づけられるか自信がない。
「俺にはエイルの苦悩は、どんなに頑張っても想像すら出来ないんだろうけど……」
エイルは有翼種の生き残りではなく、本当は学院での実験で、数多の犠牲の下に生まれた存在だそうだ。
最初、その事情を明かさなかったのは、彼女が己の出自に強い罪悪感を抱いているからだと思う。
「それでも、俺はエイルのことを大切な人だと思ってる。これから先、何が起こってもエイルには生きてて笑っててほしい」
今のエイルは、俺が見たことないほどに思い詰めた表情をしている。
せめて、彼女の肩にのしかかる責任とか罪悪感とかが、一ミリでも取り除いてあげられればいいんだけど……
「…………ありがとうございます。ブライさんの、その言葉だけで、救われた気分です」
そう言って、エイルは少しだけ笑みを浮かべてくれた。
ブライ号でレヴェナントと合流したところで、エイルが自分を犠牲にしようとしたことは伏せ、昨日からの調査で分かったことを共有していく。
この世界は、宇宙からやってきた〝神〟とやらに支配されていること。〝神〟は『究極の生命体』とやらを産み出すことを目的として、文明のリセットを繰り返しており、魔人のいた時代、エストのいた時代もその被害にあったこと。エストの時代には、大昔に滅んだ有翼種を蘇らせる人体実験を行っており、エストたち第二人類の魂を代価に有翼種を復活させようとしたこと。
結局、エイレーンよってその計画は失敗したが、報復としてエストの時代の人間は魂を抜かれて復活出来ない状態にされたことなど。
「チッ……一体何様のつもりなんだ。奴らは黒い空からやってきた外様のくせに、ここで好き勝手してきたっていうのか」
ライトが苦々しげに言う。
黒い宙……宇宙とも表現される空間を超えて、彼らはやってきた。
有翼種を蘇らせようとしていたが、一体、そこにはどんな目的があるのだろうか?
「ともかく、こっちの情報としてはこんな感じだが、ライトの方はどうなんだ?」
俺が尋ねると、ライトはいくつかの書類を渡してきた。
一番上の資料には、『暗黒大陸における緑地化の可能性』と書かれている。
「エストの時代は暗黒大陸の研究もしてたのか」
暗黒大陸というのは、魔人たちが拠点にしている土地のことだ。
以前、暗黒大陸に乗り込んだことがあったが、探索したのはほんの一部で、じっくりと調べることはなかった。
「兄さん、内容よりも著者の方を見てくれ」
「著者の方?」
ライトに促されて、俺は視線を下に降ろす。
そこに記されているのは……
「フェリシア・ユースティア」
「ブライの知っている人ですか?」
「ていうか、ユースティアって確か……」
ラピスとレオナが顔を見合わせると、エイルが答える。
「私たちのお師匠様の名前です」
「お師匠様って、ブライとエイルさんとライトさんを拾った人だよね?」
「その通りだ、エスト。俺たちはずっと師匠に連れられて旅をしてきたんだが、数年前、師匠は姿を消したんだ」
「数年前ってもしかして……」
エストの視線がチラリとライトの方を向くと、ライトがゆっくりと口を開く。
「ああ、そうだ。俺が、愚かにもエイルを襲った事件の後だ。あの後、俺は兄さんと一緒に冒険者として日々を送ることになった。自分が犯した罪のことも忘れてな」
「そんな言い方をするな。あれはペレアスの卑劣な行いのせいで、記憶を消したのは師匠だ」
俺がそう返すと、それきりライトは黙り込む。
「ともかく、あの事件の後、師匠はライトの記憶を消した。それからエイルを連れてどこかに消えたんだが……」
その後の師匠の消息は不明だ。
便りもないし、俺たちの前に一度も姿を現していない。
「どういうことなのかしら? どうして、ブライのお師匠さんの名前がここに? あなたのお師匠さんは長命種なの?」
俺はライトとエイルと顔を見合わせてから、首を横に振った。
「師匠のことはよく分からないんだ。どんな生まれで、俺たちを拾う前に何をしてたのか、俺たちには語らなかったからな」
「一度、気になって聞いてみましたけど、はぐらかされましたよね」
俺はエイルの言葉に頷く。
「ああ。そんなこともあったな。ライトが、昔何をしてたんだって聞いたんだが、『レディーの過去を無闇に詮索するでない!』って感じで結局教えてくれなかったんだ」
「え、ちょっと待って? お師匠様って女の人なの?」
エストが酷く驚いたように尋ねてくる。
「あれ? 言ってなかったか?」
これまでも、師匠については何度か話したはずだが……
「ええ、初めて聞きました」
エイルもそう言って目を丸くしている。
「兄さん、なんでそんな大事な話をしてないんだ!」
ライトが呆れたように言ってくるが、言うほど大事だろうか?
「とりあえず、話を続けましょうか。どういうわけか、お師匠様の研究資料がここにありました。そうなるとあの方は、長命種あるいは、なんらかの方法で長く生きる手段を得ていて、私たちがそれを知らなかっただけ……ということでしょう。ですが重要なのは、この資料の中身の方かもしれません」
真剣な眼差しで、エイルが資料をめくっていく。
どうやら何か、重要な情報を見つけたようだ。
「お師匠様は、どうやら滅びの瞬間に立ち会ったそうです」
「滅びの瞬間って……私たちの世界がなくなった日のこと?」
エストが首を傾げる。
「はい。まずエストさんと私がいた時代の人間は、エイレーンと名乗る〝神〟の一人が死力を尽くして、他の〝神〟たちに挑み、企みを阻止しました。私はそのことを地下の資料から知りましたが、お師匠様の資料にはより詳しい話が記されています」
なるほど、エイルがなぜそのことを知っているのかと思っていたが、資料を見つけたからだったのか。
「ということは、師匠は一度文明が滅んで以降も、ここに出入りしてたってことか?」
「恐らくは……」
エイルは早速、資料を読み上げる。
そこにはこれまで謎に包まれていた師匠の過去が記されているはずだ。
果たして、どんな内容なのだろう。
「えっと……私の名はフェリシア・ユースティア。稀代の大魔術士にして、至高の剣術使いであり、そして……そして、誰もが羨む美少女でもある……わ、私が言ってるわけではないですからね。書いてある通りに読んだだけです!」
エイルが気恥ずかしそうにしながら読み上げる。
なに書いてんだあの人は……
ともかく、エイルと共に、その先を確認していく。
*
今より千年以上前のことだ。
私――フェリシア・ユースティアは世界の終焉に立ち会った。
エルドゥアル魔術学院の上空に広がる宇宙、そこには祭祀場と呼ばれる特別な場所がある。
学院最高峰の頭脳を持つ者が集う組織、賢人会議のメンバーだけが踏み入れることの出来る特別な場所だ。
しかし、彼らには妙な噂があった。
――賢人という呼び名は名ばかりで、その実態は、〝神〟を名乗る一団に言われるがまま従う、傀儡に過ぎない……というものだ。
そんな突拍子もない噂が真実だと知ったのは、末席ながら賢人会議に加わったその日であった。
賢人たちの前に立つ〝神〟たちは、見た目こそ我々と変わらぬ人の姿をしていたが、存在の次元が異なるとでも形容すべきか……息を呑むほどの威圧感を放っていた。
そしてその日、彼らが告げたのは、今の人類を見限り、もう一度世界をやり直すというものだった。
状況が呑み込めないでいる私をよそに、一人の賢人が反対の意を示した。
しかし直後、その賢人は生命活動の一切を止めてしまった。
一体、どういう原理か。
不可解な力を見せ付けた〝神〟を前に、賢人たちは服従の意を示し、世界の滅びが確定した。
この通り、我々の知っている世界の根底には、得体の知れない何者かの存在がある。
賢人たちはその後、二つの派閥に分かれた。
一つは〝神〟たちに恭順の意を示し、自分たちだけでも新世界に連れて行ってもらおうと画策する者。
ほとんどの賢人はそこに属しており、〝神〟の許しを得ようと懇願を続けた。
そしてもう一方こそが、〝神〟の意思に抗い、人類の存続を願う者たちだ。
彼らには心強い味方がいた。それは、仲間たちに反旗を翻して決別した、エイレーンを名乗る〝神〟の一柱だ。
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お読みいただいてありがとうございます!
拙作の四巻が発売予定&コミックス一巻が発売中です!!
えめらね先生とわさ先生がエストたちをとても魅力的に活き活きと描いてくださっているので、お手にとってくださると嬉しいです!!
拙作の四巻が発売予定&コミックス一巻が発売中です!!
えめらね先生とわさ先生がエストたちをとても魅力的に活き活きと描いてくださっているので、お手にとってくださると嬉しいです!!


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