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あいつの家で……
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「じゃあまずお風呂入ってー。いつも何分ででる感じ?」
「え、ありがとう……40分くらいかな…でも急ぐ!!」
「いや、急がなくていいよ~?じゃあ俺下で寝る時の大内の服買ってくるよ。サイズMでいいよな?柄とか気に入らなかったらごめんだけど」
「え、うん…全然気にしないよ!何から何までごめんね?」
「大丈夫。ゆっくりつかってね」
彼の気遣いに感謝しながらお風呂にはいる。
それにしてもこのマンション絶対有名人とか住むとこだよ!かなりの高層マンションに住む近江って何者なの……
出ると洗面所に私用の下着やパジャマなどのセットが置いてあった。
本当に申し訳ないな…何から何までやらせちゃってる。
いくらつらい思いをしたからって人を使って言い訳じゃない。
私もできることしたいな……料理とか意外と得意だし、振舞っちゃおうかな
「近江着替えありがとね。それでなんだけどさ…尽くされてばっかりだともうしわけないから近江さえよければ私夜ご飯つくるよ?」
「え!ごめん!俺夜ご飯の材料も買ってきちゃったんだよね。大内にはゆっくりしてほしくてさ…」
「え、でも……手伝うよ!」
「ん~じゃあ一緒に作ろ!」
2人でたっても余裕がある広々としたキッチンだった。
私の家の台所と比べたら2倍の広さはありそうだ。なんでこんなすごいとこ住んでるんだろう…。
「今広っ!って思っただろ?」
彼が笑いながら私の思っていたことをそのままあててきたからびっくりした。
「そ、それは思ったよ。こんな高級マンションに住めるお給料もらえるのかなぁって……」
私と給料違ったりして…
と笑ってみたが理由は違ったようだ。
「俺父親が社長なんだよね。だから」
「え!そうだったの!?知らなかった…通りでこの高級マンションに…」
「まぁ、親が社長だなんて誰にも言ってないからな。それと親父が持ってたマンションなんだけど部屋余ってるから住めってさ、普通に家賃とかも払ってるぞ?まぁ格安だけどな」
彼は笑いながらそう言ってたけど、私は親の力でいい生活をしてんのね。と妬んでるように見えなかったのだろうか…
彼がただでここに住んでるみたいに言ってしまって話を聞いて少し後悔した。
そうこうしている間に料理は出来上がった。
「美味しそうなカレーだね」
「そうだな。俺1人で作った時こんないい匂いなんてしないな」
「なにそれ~!ふふ」
「良かったやっと笑ってくれた」
「?」
「ここきてから全然笑ってなかったし本当は1人でいたいのかなって思っちゃって…」
「そ、そんなことないよ!こんなに尽くして貰って逆に感謝しかないよ!ありがとね」
それから2人でお皿を出してカレーとご飯をよそっていく。
私はカレーと白いご飯は分けて盛るタイプだけど近江はご飯にかけるタイプだった。
お互い盛り方違うよー!って話になって「あぁー近江といると楽しいな」って改めて思った。
私は今まで近江をライバルとして見過ぎてたのかもしれない。
近江だって感情は持ってるのに…好きって言われてからは近江は謎になったけど…
反省と同時に近江の事がもっと知りたいと思った。
「私近江の事もっと知りたいなって思った。今日はありがと…ううんいつもありがとう心配してくれて」
ご飯も食べ終わり2人で食器を片付けてくつろいでいたのでいうタイミングは今だ!と思っていってみた。
だけど近江には予想外の言葉だったらしく、
「な、なにそれ…こちらこそだよ…」
すごく顔が真っ赤になって笑っていて、近江は意外と照れ屋さんなんだなぁーと知れた。
「可愛いっ。ふふふ」
あの完璧な近江が耳まで真っ赤で顔を逸らしているだなんて信じられない…
営業成績では勝てた事なんてないけど照れている近江には勝てた気がして笑いが止まらなかった。
「え、ありがとう……40分くらいかな…でも急ぐ!!」
「いや、急がなくていいよ~?じゃあ俺下で寝る時の大内の服買ってくるよ。サイズMでいいよな?柄とか気に入らなかったらごめんだけど」
「え、うん…全然気にしないよ!何から何までごめんね?」
「大丈夫。ゆっくりつかってね」
彼の気遣いに感謝しながらお風呂にはいる。
それにしてもこのマンション絶対有名人とか住むとこだよ!かなりの高層マンションに住む近江って何者なの……
出ると洗面所に私用の下着やパジャマなどのセットが置いてあった。
本当に申し訳ないな…何から何までやらせちゃってる。
いくらつらい思いをしたからって人を使って言い訳じゃない。
私もできることしたいな……料理とか意外と得意だし、振舞っちゃおうかな
「近江着替えありがとね。それでなんだけどさ…尽くされてばっかりだともうしわけないから近江さえよければ私夜ご飯つくるよ?」
「え!ごめん!俺夜ご飯の材料も買ってきちゃったんだよね。大内にはゆっくりしてほしくてさ…」
「え、でも……手伝うよ!」
「ん~じゃあ一緒に作ろ!」
2人でたっても余裕がある広々としたキッチンだった。
私の家の台所と比べたら2倍の広さはありそうだ。なんでこんなすごいとこ住んでるんだろう…。
「今広っ!って思っただろ?」
彼が笑いながら私の思っていたことをそのままあててきたからびっくりした。
「そ、それは思ったよ。こんな高級マンションに住めるお給料もらえるのかなぁって……」
私と給料違ったりして…
と笑ってみたが理由は違ったようだ。
「俺父親が社長なんだよね。だから」
「え!そうだったの!?知らなかった…通りでこの高級マンションに…」
「まぁ、親が社長だなんて誰にも言ってないからな。それと親父が持ってたマンションなんだけど部屋余ってるから住めってさ、普通に家賃とかも払ってるぞ?まぁ格安だけどな」
彼は笑いながらそう言ってたけど、私は親の力でいい生活をしてんのね。と妬んでるように見えなかったのだろうか…
彼がただでここに住んでるみたいに言ってしまって話を聞いて少し後悔した。
そうこうしている間に料理は出来上がった。
「美味しそうなカレーだね」
「そうだな。俺1人で作った時こんないい匂いなんてしないな」
「なにそれ~!ふふ」
「良かったやっと笑ってくれた」
「?」
「ここきてから全然笑ってなかったし本当は1人でいたいのかなって思っちゃって…」
「そ、そんなことないよ!こんなに尽くして貰って逆に感謝しかないよ!ありがとね」
それから2人でお皿を出してカレーとご飯をよそっていく。
私はカレーと白いご飯は分けて盛るタイプだけど近江はご飯にかけるタイプだった。
お互い盛り方違うよー!って話になって「あぁー近江といると楽しいな」って改めて思った。
私は今まで近江をライバルとして見過ぎてたのかもしれない。
近江だって感情は持ってるのに…好きって言われてからは近江は謎になったけど…
反省と同時に近江の事がもっと知りたいと思った。
「私近江の事もっと知りたいなって思った。今日はありがと…ううんいつもありがとう心配してくれて」
ご飯も食べ終わり2人で食器を片付けてくつろいでいたのでいうタイミングは今だ!と思っていってみた。
だけど近江には予想外の言葉だったらしく、
「な、なにそれ…こちらこそだよ…」
すごく顔が真っ赤になって笑っていて、近江は意外と照れ屋さんなんだなぁーと知れた。
「可愛いっ。ふふふ」
あの完璧な近江が耳まで真っ赤で顔を逸らしているだなんて信じられない…
営業成績では勝てた事なんてないけど照れている近江には勝てた気がして笑いが止まらなかった。
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