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出会い
綾人目線
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今日から新しい学校か~可愛い子いるかな♡
俺は綾人。自分で言うのもアレだけど、俺ってけっこうイケメンだと思う。しかも、モテる。
親の都合で引越しすることになったけどラッキー ここの学校けっこうレベル高くね?俺のハッピーライフまってろー! ドシャッ
え?転けた?えっ、前の子転けたんだけど うわぁーいたそー ここでいっちょイケメンアピールしとくか
「大丈夫ですか?」
「あっ…はいっ。大丈夫ですっ。ありがとうございますっ。し、失礼しますっ!」バビューン
ポカーン 「あ、ははは変わった子だな。おもしれー」
ってか、何あの子。すっごい可愛いかったんだけど!え、下手したらそこら辺の女達より可愛い♡前髪長くて隠れてたけど、目もぱっちりでまつ毛長かったし、肌白かった、しかも顔真っ赤だったな。エロいわー。気になる…
………………
えーっと俺は…あった4組か。
ガラガラ 〘2年4組 〙
っ!あの子じゃん!やった!ボーッとしてる姿も可愛い♡
モブ♂︎「おっ君転校生?かっこいいね~俺○○、よろしくな!」
「俺は綾人。よろしく。ところで、あの子知ってる?」
「ん?あぁ、如月か。如月朔、1年の時も一緒のクラスだったけど話したことないんだよね。いつもボーッとしてるよ。如月がどうかしたの?」
「いいや、なんでもない。それよりさー」
へぇー朔くんかぁ。話しかけてみようかなー
………………
あっ!前に朔くんがいる!
「ねぇねぇ、そこのキミ」
「えっ?」
自然に、自然に、落ち着け俺、やべぇ心臓バクバクだなんでこんな緊張してんだ?
「あっ!やっぱり今朝の子だ。転けてた子。同じクラスなんだね!俺はね橘綾人今年からこっちに引越して来たんだ~ってことで俺のこと教えてあげる!………………それで、それでってあれ?あの子は?」
やべぇやっちゃった。いきなりすぎたかな。嫌われた?どこいったんだろう
モブ♂︎「如月なら左の方行ったよー にしても、お前よく喋るな~ 」
「ありがとうっ!」
体が勝手に動いてた…なんで?でも今は如月を追いかけたい。謝りたい。そんで…
………………
…っクソッどこいったんだ。みつかんねー
ガラガラ「…………○○#@&’」
ん?こっちの方から話し声?こっちには確かあまり使われない第2資料室があったはずだけど…
っ!如月っ!と、誰だ?あの男。クソ、あいつもなかなかのイケメンだな、女まで連れてやがる。うん?如月、困ってんじゃねーか。
考えるより先に体が動いた
「っあ!いたいた!朔ー!」
さくぅー!?何呼び捨てしてんだよ俺!落ち着け~
「っ!橘くん!」
ぐっ!ぎゃんかわ♡
おぉー男の俺をみる視線が怖い。どうしてだ?もしかしてコイツ…如月も困ってるみたいだし逃げよ
「行こ!朔」
「う、うん」
………………
〘2年4組 〙
えっ、ちょっと待って。どさくさに紛れて如月の手握っちゃったぁぁぁぁ 小さくて、細くて、力入れたらポッキリいきそうなくらい
あぁぁぁ可愛い~♡
おっと、落ち着け俺
「で、朔、何があったの?」
あ、やべ。朔呼びがなおんない。嫌かな?なれなれしい?
「…え?名前なんで知ってるんですか?」
今気づいたの?うぅぅ可愛い♡
「クラスの子に聞いたの。俺のことは綾人って呼んで!名前呼んでみてよ。綾人って」
はぁ!?何言ってんだ俺!正気か!?
「…あ、綾人…くん」
ズッキュン あ、ささった、今の胸にささった、きたわこれ、ズッキュンってきたわ
「で、何があったの?」
「えっ…と…」
は?誰だよ。朔にこんな顔させるやつ、泣かせんなよ。あの男か。朔、あいつとどういう関係なんだ?もしかして、あいつのことが好きなのか?許せねぇ、俺なら朔にこんな悲しい思いさせないのに…
…ちょっと待て。俺、何言ってんだ。何にこんなイライラしてんだ?朔を悲しませたから?なんで?すき、なのか?俺が、朔を?いや、ちが…くないっ!俺は朔のことが好きだ。今日会ったばっかだけど、朔のことを守りたい、一番そばにいたい、笑顔がみていたい。
けど、今この気持ちを朔に伝えたら、きっと朔は困った顔するんだろうな。朔はきっと優しいから、俺が傷つかないように。
この気持ちはしまっておこう。その時がくるまで、その時まで朔に他の悪い虫は寄せ付けないようにしないと!朔ってば、無意識に可愛い振りまいてるからな。
自分じゃ気づかないかもしれないけど、今日1日みてて、朔を狙ってるやつ男女ともにけっこういたぞ。
あのクソ男も、多分だけど朔のこと好きだよな。でもなんで女といたんだ?
あぁーもうっ!とりあえず今は朔の話を聞いてやろう。
「ゆっくりでいいから話してみな?」
俺は綾人。自分で言うのもアレだけど、俺ってけっこうイケメンだと思う。しかも、モテる。
親の都合で引越しすることになったけどラッキー ここの学校けっこうレベル高くね?俺のハッピーライフまってろー! ドシャッ
え?転けた?えっ、前の子転けたんだけど うわぁーいたそー ここでいっちょイケメンアピールしとくか
「大丈夫ですか?」
「あっ…はいっ。大丈夫ですっ。ありがとうございますっ。し、失礼しますっ!」バビューン
ポカーン 「あ、ははは変わった子だな。おもしれー」
ってか、何あの子。すっごい可愛いかったんだけど!え、下手したらそこら辺の女達より可愛い♡前髪長くて隠れてたけど、目もぱっちりでまつ毛長かったし、肌白かった、しかも顔真っ赤だったな。エロいわー。気になる…
………………
えーっと俺は…あった4組か。
ガラガラ 〘2年4組 〙
っ!あの子じゃん!やった!ボーッとしてる姿も可愛い♡
モブ♂︎「おっ君転校生?かっこいいね~俺○○、よろしくな!」
「俺は綾人。よろしく。ところで、あの子知ってる?」
「ん?あぁ、如月か。如月朔、1年の時も一緒のクラスだったけど話したことないんだよね。いつもボーッとしてるよ。如月がどうかしたの?」
「いいや、なんでもない。それよりさー」
へぇー朔くんかぁ。話しかけてみようかなー
………………
あっ!前に朔くんがいる!
「ねぇねぇ、そこのキミ」
「えっ?」
自然に、自然に、落ち着け俺、やべぇ心臓バクバクだなんでこんな緊張してんだ?
「あっ!やっぱり今朝の子だ。転けてた子。同じクラスなんだね!俺はね橘綾人今年からこっちに引越して来たんだ~ってことで俺のこと教えてあげる!………………それで、それでってあれ?あの子は?」
やべぇやっちゃった。いきなりすぎたかな。嫌われた?どこいったんだろう
モブ♂︎「如月なら左の方行ったよー にしても、お前よく喋るな~ 」
「ありがとうっ!」
体が勝手に動いてた…なんで?でも今は如月を追いかけたい。謝りたい。そんで…
………………
…っクソッどこいったんだ。みつかんねー
ガラガラ「…………○○#@&’」
ん?こっちの方から話し声?こっちには確かあまり使われない第2資料室があったはずだけど…
っ!如月っ!と、誰だ?あの男。クソ、あいつもなかなかのイケメンだな、女まで連れてやがる。うん?如月、困ってんじゃねーか。
考えるより先に体が動いた
「っあ!いたいた!朔ー!」
さくぅー!?何呼び捨てしてんだよ俺!落ち着け~
「っ!橘くん!」
ぐっ!ぎゃんかわ♡
おぉー男の俺をみる視線が怖い。どうしてだ?もしかしてコイツ…如月も困ってるみたいだし逃げよ
「行こ!朔」
「う、うん」
………………
〘2年4組 〙
えっ、ちょっと待って。どさくさに紛れて如月の手握っちゃったぁぁぁぁ 小さくて、細くて、力入れたらポッキリいきそうなくらい
あぁぁぁ可愛い~♡
おっと、落ち着け俺
「で、朔、何があったの?」
あ、やべ。朔呼びがなおんない。嫌かな?なれなれしい?
「…え?名前なんで知ってるんですか?」
今気づいたの?うぅぅ可愛い♡
「クラスの子に聞いたの。俺のことは綾人って呼んで!名前呼んでみてよ。綾人って」
はぁ!?何言ってんだ俺!正気か!?
「…あ、綾人…くん」
ズッキュン あ、ささった、今の胸にささった、きたわこれ、ズッキュンってきたわ
「で、何があったの?」
「えっ…と…」
は?誰だよ。朔にこんな顔させるやつ、泣かせんなよ。あの男か。朔、あいつとどういう関係なんだ?もしかして、あいつのことが好きなのか?許せねぇ、俺なら朔にこんな悲しい思いさせないのに…
…ちょっと待て。俺、何言ってんだ。何にこんなイライラしてんだ?朔を悲しませたから?なんで?すき、なのか?俺が、朔を?いや、ちが…くないっ!俺は朔のことが好きだ。今日会ったばっかだけど、朔のことを守りたい、一番そばにいたい、笑顔がみていたい。
けど、今この気持ちを朔に伝えたら、きっと朔は困った顔するんだろうな。朔はきっと優しいから、俺が傷つかないように。
この気持ちはしまっておこう。その時がくるまで、その時まで朔に他の悪い虫は寄せ付けないようにしないと!朔ってば、無意識に可愛い振りまいてるからな。
自分じゃ気づかないかもしれないけど、今日1日みてて、朔を狙ってるやつ男女ともにけっこういたぞ。
あのクソ男も、多分だけど朔のこと好きだよな。でもなんで女といたんだ?
あぁーもうっ!とりあえず今は朔の話を聞いてやろう。
「ゆっくりでいいから話してみな?」
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